漢文脈と近代日本

漢文脈と近代日本

737円 (税込)

3pt

4.3

漢文は言文一致以降、衰えたのか、日本文化の基盤として生き続けているのか――。古い文体としてではなく、現代に活かす古典の知恵だけでもない、「もう一つのことばの世界」として漢文脈を捉え直す。

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漢文脈と近代日本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    匿名

    購入済み

    非常に面白かった。漢文脈が江戸後期から明治期にかけてどのような位置付けを与えられ、その中から新たな文体としての訓読体がどのように支持を得ていったのか。
    漢文を学ぶということはかつては漢文の読み方を学ぶだけでなくその背後にある中国的な世界観や価値観を学ぶことでもあって、またそれだけが普遍として考えられ

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    以前から読みたくてならなかった本。
    この度文庫での再版となり、めでたく入手。
    今年の読み終わりがこの本でよかった。

    さて、本書は、日本の近代に、漢文的なるものが果たした役割を明晰に描き出している。
    そのアウトラインを、ここで再現してみようか。
    それほど明晰に図式が描けるのだ。

    漢詩漢文に対して、

    1
    2016年12月30日

    Posted by ブクログ

    ・ 明治の所謂文豪に関して何となく思つてゐること、それは漢文の素養があるといふことである。具体的に説明できないまでも、その作品から漠然と漢文の素養と 言つたり思つたりしてきた。私にはまともにそれが説明できないのである。ところが、これを具体的に説明してゐる書があつた。斎藤稀史「漢文脈と近代日本」(角川

    1
    2014年08月31日

    Posted by ブクログ

    文体が思考の枠組みを形作るという視点に立って、近代日本の漢文脈テキストの文体の変容から、時代人の思考の枠組みの変化の関係をとらえようとする本。多少長かったものの、面白かった。

    0
    2015年08月08日

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