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見届け人・秋月伊織は、笛の音で女を誘い出そうとする男と、それを阻む老夫の修羅場を目撃した。例幣使(れいへいし)に関わるという笛の男を、父の敵として追っている足袋屋に会った伊織は、許されざる町人の敵討ちを見届けることになるのか? 凍えた心をやさしく溶かす人の情けの温もりに触れる、話題集中の文庫書下ろしシリーズ第3弾。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ 2020年01月25日
シリーズ第三弾。 第一話「父の一分」、第三話「暖鳥」は共に、善良な人が性根の腐ったクズに人生を狂わされ、お気の毒すぎて悶々としてしまいます。 とはいえ、「だるま屋」の面々の手助けもあり、とりあえず救いのあるラストでホッと一息です。
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