無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
警視庁「特殺」。猟奇殺人等、通常とは一線を画す「特殊殺人」が集まる、
捜査一課来生班の略称だ。
中でも佐倉智孝は、強引な捜査手法で物議を醸す若手刑事。
元同僚で犯罪ジャーナリストの有働佳祐は、危うげな彼が心配で仕方ない。
ある日、手首を鎖で繋がれた焼死体が発見される。
続く被害者の背中には、「使徒」を意味する焼印が押されていて……。
孤高の刑事と犯罪ジャーナリストが難事件に挑む、
警察小説と本格ミステリのハイブリッド!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
警察小説と本格ミステリのハイブリッド、とのこと。確かに、途中でいきなり館トリックめいたものが出てきて、本格ミステリっぽくはあったのだけど、トリックがちょっと強引かな。それに、最初の警察捜査で見逃されることもないような気がするし。この作者の他の本でもそうだけど、警察捜査を無能にし過ぎではないかな、とちょっと引っ掛かってしまう。
刑事と元刑事の犯罪ジャーナリストのコンビ感は良かった。今回、身内がもろに関わる事件だったので暴走気味ではあったけど、このコンビならまた別の事件で読んでみたい気も。ただ、特殺を扱う班として、猟奇殺人なりを取り上げるのはいいのだが、猟奇殺人なのか、トリック殺人なのか、詰め込み過ぎて動機がお粗末になっているのはいかがなものかと思ってしまった。
Posted by ブクログ
大好きな作家さんの初の警察小説。
出たのを知らなくて、本屋で見つけて、即買い!そして、一気読み。
主人公は捜査一課のエースにして、ジョーカーと呼ばれる佐倉。
佐倉には10年前に行方不明になった妹・悦美がいた。
悦美の生死を気にしながら、日々を送る佐倉が担当した連続焼殺事件の中で、悦美が行方不明になった時に乗っていた車に残されていたDNAと一致する被害者がいた。身元は分からないながらも、関係者と見なされた佐倉は捜査を外される。
そんな佐倉は、元刑事でジャーナリストの有働と組んで、独自の捜査を始める。
連続焼殺事件の話かと思いきや、中盤、突然大手企業の別荘で起きるオーナーの殺害現場の状況が描かれたり、脈絡のない展開に少し引く場面も。
最後のトリックを明かす場面も、初期の作品の頃によくあった説明的な文章が多く、2つの事件の結びつきもやや強引。
トリック自体は往年のトリックを多用する推理作家さんを彷彿させる部分もあり、さすが「ばらのまち」出身の作家と思わせる。
いつもながら、突っ込みどころが満載だが、今までのシリーズと違って、文庫書下ろしなのも有難いし、第2弾に期待。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。