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Posted by ブクログ
初読みの作家。この手を作品は好き。猟奇死体の描写は苦手だが芸術という孤高の世界に見え隠れする狂気。人間の中に潜む鬼はきっと誰しもが持ち合わせているのではないだろうか。最後まで興味の尽きない一品でした。
あらすじ(背表紙より)
目を背けたくなるほど悍ましい幽霊画。その「作者を探してほしい」という依頼をうけた探偵の槇野康平は島根県へ向かう。作者・秋田と会えたが、なぜか怒りを買い追い返されてしまう。それから一年後、秋田は神奈川県で自殺。疑問を持った槇野は調査に乗り出すが、連続猟奇殺人事件に巻き込まれ…恐怖の本格ミステリー!(『可視える』を改題・改稿)
Posted by ブクログ
吉田恭教『凶眼の魔女』実業之日本社文庫。
『可視える』の改題文庫化。初読み作家ではあるが、作家の存在は知っていた。この作家の作品では初の文庫化ではなかろうか。猟奇連続殺人事件を描いた探偵ミステリー小説。無駄に残虐描写が多いだけで、ドッと疲れる作品だった。
なかなか面白そうな感じで物語が幕開けしたのだが、登場人物の設定や物語構成の無茶苦茶さ、無理矢理過ぎる犯人設定、終盤での犯人の有り得ない饒舌さ、挙げ句にサイコパスへの作家の理解不足とトンデモな作品だった。
以前、この作家にTwitterでフォローされたことがきっかけで、ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の受賞作家であることを知っており、作品には興味を持っていた。しかし、Twitterでのこの作家の上から目線の何様発言に異論を唱えたら、酷い言われようだったのでフォローを外し、作品を読むのを控えていた。この1作を読んだら、何となく作風や文章力が解ったので、後は読まなくても良いなと思った。
Posted by ブクログ
それほど想像力が逞しくなくてもこの幽霊画は怖い。それにも増して「殺されるときの目」をしている肖像画が怖い。
性同一性障害を周囲には隠している凄腕の女刑事。借金で首が回らなくなり、警察を裏切って結局クビになった元刑事の探偵。双方が同じ事件をそれぞれ調べる途中で出会い、お互い相手を信頼できないまま情報を出し合うことにします。
こんなにむごい殺し方ができるものだろうかと思うほど凄惨な描写なので、深く考えなくて済むように飲酒しながら読みました。そうしたら、登場人物が多くて関係も入り組んでいるせいで混乱。頁を行きつ戻りつしないためには素面で読むことを推奨します。
シリーズ化できそうですねと書こうとしたら、なんだ、とっくにシリーズ化されて何冊も出ているではありませんか。読みたい。
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