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結末まで決して油断しないでください――娘の同級生を、放課後に預かることになった久恵。だが、母親同様ずうずうしい小学生・ゆかりには、盗癖があった。結婚指輪までが消えた日、包丁を手に、久恵はついにキレてしまう。「ゆかりが帰ってこない」、その夜、鳴り続ける母親からの電話。どこまでも執拗に……。日常の恐怖に彩られた、叙述ミステリーの傑作10編!
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Posted by ブクログ
他の方のレビューにもあるように、私も折原一には短編の方が合っているように思う。 人間の狂気を書かせたら天下一品。
うまいんだよなー。 こうかな?こうかな?と思わせてぎりぎりまで引っ張って、 思い切りその予想の斜め上を行くのがこの人。 タイトルにもなっている作品もそう。 もうそれしかないでしょう?っていう思わせぶりな描写に、 いやきっと何か別に?と読み進み、 見事に技ありになるカイカン! 長編もいいけど本...続きを読む当に短編も、贅沢に堪能しました。 これも本棚に残し、決定。捨てられないや。
都市伝説のような、怪談のような話もあり、ミステリーのようなホラーのような話もあり。 短篇だから気楽に読めて面白かった。 全ての話の中で少なくとも一人は死んだり殺されてたりしているから、単純に面白いと言ってしまうのは語弊があるかもしれないが。
「Mの犯罪」みたいな実在の事件と絡めて書く内容が好き。 折原さんの作品は、いつもつい最初から叙述トリックだとかかって読むから、犯人も別角度から出てくるのではとひねって読んでしまう…
表題の耳すます部屋と、真夏の誘拐者が叙述系でおもしろかった。 あとはなんだこれみたいなのもあった。 眠れない夜のためには半分ギャグ漫画みたいなところもあった。 短いページの中に書かないといけないんでどうしてもそうなるでしょうけどね。 短編集なのでちょっと時間の空いたときに読むのに適してるかな。
日常の恐怖を描いた10の短編集。その中でも表題作「耳すます部屋」が秀逸。小学生の娘の友達を放課後に預かることになったが、その子が慣れるに連れて疎ましくなり、やがて盗み癖があることが判り、だんだんと殺意へと繋がっていく・・。また「眠れない夜のために」では、隣人の騒音問題を取り上げて、両者の言い分が食い...続きを読む違うことによる更なる争いが生まれること。そしてエンディングには予想外のどんでん返しが。
◆耳すます部屋 ◆五重像 ◆のぞいた顔 ◆真夏の誘拐者 ◆肝だめし ◆眠れない夜のために ◆Mの犯罪 ◆誤解 ◆鬼 ◆目撃者 以上10篇の短篇を収録。 ホラー色強め、そして叙述トリック満載。1つ1つの話が短いわりに、すごく濃い感じ。
叙述トリックの本。すなわち、最後になるほどと思わせたり、どんでん返しがあったりする本。この本は短編を集めたオムニバス形式だったが、ほとんどオチが読めてしまったので少々物足りなかった。
折原氏独特の読んでいると薄ら寒くなってくるような、底の見えない不気味さ、みたいなものが短編ながらしっかり感じられました。トリックとしてはちょっと、、、てのもありましたけど、折原テイストはがっちり押さえられていたので満足。個人的には最後の「目撃者」が一番好きかな。
久しぶりに読んだ析原一さんの作品だけど、これは叙述ミステリーの短編ばかり10作品。そのひとつひとつは、短編で、最後の1行でどんでん返しを狙うために、どうしてもショートショートのような印象を受けます。しかし、どの作品もさすがに析原ワールドと言った世界観を出しています。2003.4.13
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