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  • 罪人に手向ける花
    4.4
    癒し系女性検事・黒木二千花、登場! ゆったりめのワンピースに、ふわふわと波打つ長い髪。笑顔を絶やさず被疑者に向かい合う彼女には、元検事だった父の影響からか絶対に悪を赦さないという強い信念があった。その彼女が担当する殺人事件の被疑者は、かつて二千花の父が起訴を見送った男だった。その男は今度も無罪なのか、それとも……。法廷ミステリーの旗手として注目を集める著者による新たなる検事小説。
  • 罪深い肖像画
    3.0
    ■天にも昇る心地でプロポーズを受けた。それが地獄の始まりだった。■エミリーは家族から愛をそそがれずに育ったため、内気で自分に自信を持てず、容姿にも劣等感をいだいていた。だからポルトガルの名門モンテイロ家所有の屋敷で働いていたとき、銀行家である当主のデュアルテから求婚されたときは心から驚いた。予想に反し結婚式はごく簡素で、自分が二人目の妻だったことも判明する。ポルトガルの本邸に移り住んだエミリーを待っていたのは、屋敷じゅうに飾られた前妻の肖像画と前妻の母の反感に満ちた目だった。孤独と惨めさに打ちのめされていたある日、エミリーは夫から、あらぬ不倫の疑いを受ける。彼は離婚を望んでおり、子供が生まれたら引き離されると聞いて、エミリーは妊娠中の身をおしてイギリスに逃げ帰る。もう二度とポルトガルには戻らず、故国で暮らすつもりだった。
  • 罪深いプリンセス
    3.5
    パオロ・カレッティとの身分違いの恋にピリオドを打って十年。地中海の小国サン・ピエドロのプリンセス、イザベルは、ようやくプリンセスとしての責任を全うする覚悟を決めた。厳しい経済状態にあるサン・ピエドロの国益に貢献できる富豪と結婚し、子供をもうけること。愛などないほうがむしろ好都合なのだ。オーストリア貴族のマグナスなら、これらを満たしてくれる。遠からず、正式に婚約を発表するつもりだった。その矢先、王位継承者である九歳の甥が誘拐された。甥を無事救い出せるのは、闇の世界にも通じているパオロしかいない。イザベルは意を決し、パオロに会いに行った。
  • 罪深きウエディング
    3.7
    3年前、ジュリアの兄は信託財産を横領した罪に問われ、狩猟小屋で謎の死を遂げた。だがジュリアは今もなお、兄の無実を信じていた。真犯人は、兄を告発したストーンヘヴン卿デヴェレル・グレイに違いない。真相を暴くため使用人に彼を誘拐させようとしたがうまくいかず、ジュリアは大胆な計画を思いつく。みずから彼に接近し、色仕掛けで口を割らせるのだ。高貴な身分を隠して賭博場に潜入し、デヴェレルと間近で向き合ったジュリアは、誘惑のゲームを開始した――あまりにもハンサムな敵の姿に、驚きと戸惑いをおぼえながら。
  • 罪深き海辺 上
    4.0
    東京からほど遠くない場所に位置する山岬市、母が捨てた故郷にアメリカ育ちの干場功一(ほしば・こういち)は帰ってきた。お殿さまと呼ばれた大地主の伯父、干場伝衛門は全財産を市に寄付して六年前に亡くなっており、お陰で財政破綻寸前の港町は立ち直ったという。そこへ突如、遺産相続人が現れたことで、かつて利権に群がった政治家や企業は色めき立ち――。閉塞感漂う田舎町で疑心暗鬼の人間ドラマが幕を開ける。
  • 罪深き結婚
    3.0
    ガブリエラは義理の兄ルーファスに恋をしていた――母がルーファスの父と再婚したその日から。だが、彼はそんなガブリエラの心を踏みにじり、金目当ての誘惑はやめろと冷たく言い放った。以来ガブリエラは彼を憎み続けてきた。六年後、ルーファスの父が亡くなり、意外な遺言が明らかになる。ガブリエラとルーファスが遺産を相続するためには、二人が夫婦となり、半年間一緒に暮らす必要があるのだ。憎悪をたぎらせたルーファスのプロポーズに、ガブリエラはイエスと答えるしかなかった。★すべての感情を互いに封印したはずの契約結婚。ところが挙式後すぐにその関係は崩れ去り……。愛しながらも口に出せない花嫁の切なさを、C.モーティマーが見事に描きます。★
  • 罪深き婚礼
    4.0
    十二世紀、王位継承の争いを避けて修道院で暮らすセシリーは、四人の兄弟を内戦で失い、突然誰もが欲しがる花嫁候補となった。彼女を娶れば、広大なブランサムの所領は夫のものになる。それを見越して、かねてからの求婚者フルクが実家に戻ったセシリーを無理やり奪いに兵を引き連れてきた。死ぬほど嫌いなフルクの妻になるなら、女王に命じられたとおり、会ったこともないローアン・ドゥコートニーに嫁ぐほうがいい。彼の城に行って、この身の純潔とひきかえに助けを求めよう。セシリーは隙を見て城を抜け出し、格好の旅の相手を見つけた。修道院の菜園で出会い、生まれて初めて惹かれた男性に再会したのだ。彼こそローアンその人だったが、ローアンは偽りの名をかたった。ひと目見て忘れられなくなった女性が彼の許嫁だとは知らずに……。
  • 罪深き純潔
    3.5
    弁護士のジョーイは義兄が経営する会社で、1カ月のあいだ個人秘書として働くことになった。上司となるのはギデオン・セントクレア――以前、彼女が手がける案件に有無を言わさず介入してきて、まるで自分の仕事かのようにさっさと解決してしまった傲慢な男。だしぬかれたのは今でも腹立たしいけれど、理知的でセクシーな魅力を意識せずにはいられなかった。そして初日、彼がジョーイと同僚弁護士のあらぬ恋の噂に触れたとき、彼女はむきになって否定しながら詰めよった。するとギデオンは横柄に見下ろしながら、冷徹な言葉を吐いた。「はっきり言っておくが、ぼくは君の恋愛にはまったく興味がない」■華麗なる公爵家3兄弟の物語もいよいよ最終話。セントクレア一族最後の独身貴族である次男ギデオンが、才気煥発なジョーイをどのように手なずけるのか、あるいは手なずけられるのか。ロマンスの話巧者C・モーティマーが綴る、愛憎入り乱れるラブストーリー!
  • 罪深き花嫁
    3.0
    キャシーは舞踏室から、ミューアの腕の中から逃げ出した。いったい何を考えていたの? 出張中に男の人と親しくなるなんて。「あちこち捜したよ。こんなところで何をしているんだ?」ミューアの声にびくりとしながらも、全身が激しく反応した。タキシードに包まれた長身の体、グレーの目に浮かぶけだるい笑み。1週間前に出会ったときから、キャシーは彼に魅了されていた。でも、私には大切な幼なじみのスティーブンがいる。ミューアのように心をかき乱されないとはいえ、彼のことは裏切れない。今夜こそ真実を打ち明けて、恋はできないとミューアに告げなければ。キャシーはなんとか重い口を開いた。「わたしは婚約しているの」■すべてを捨てて、彼の胸に飛びこむことができたなら……。初めて知った抑えきれない恋心と道義心のはざまで苦悩するヒロインと、どこまでも強引で情熱的なヒーローの激しい愛の物語。往年の名作家シャーロット・ラムの貴重な初邦訳作品です。
  • 罪深き娘
    1.0
    レイチェルは自分が美しく完璧に見えるよう、念入りに装った。ファルネステ産業を率いるヴィートを魅了しなければならない。レイチェルの母は、彼の父親の愛人だった。そのせいで、母もレイチェルもヴィートから蔑まれてきた。彼はレイチェルを巧みに誘惑し、純潔を奪いさえしたのだ。今ヴィートは、母が手に入れたファルネステ家の由緒あるエメラルドを何がなんでも取り戻そうとしている。「エメラルドが欲しいなら、わたしと結婚して」彼のオフィスに乗り込んだレイチェルは、果敢に取り引きを持ちかけた。でも、自分から結婚を迫った理由は、口が裂けても言えないわ。★2004年に鮮烈な日本デビューを飾ってから、ますます筆の冴えるジュリア・ジェイムズの新作をお届けします。レイチェルのプロポーズの裏には、悲しい事情がありました。★
  • 罪滅ぼし 風烈廻り与力・青柳剣一郎[62] 風烈廻り与力・青柳剣一郎
    5.0
    人助けか、死に場所を求めていたのか―― 付け火で燃え盛る家に飛び込んだ男が、命と引き換えに守りたかったものとは? 剣一郎、己の無力さに懊悩する! 女の絶叫が昼間の露月町に響き渡った。燃え盛る家に赤子が取り残されていたのだ。青柳剣一郎が駆けつけると、火中へ飛び込む男が。鋳掛屋の長次だ。 その勇気に感心した剣一郎は、出火の原因とともに長次の素性を調べると、過去にも子どもの命を救っていたことがわかる。 なぜ危険を顧みず行動できたのか? さらに付け火と判明し、剣一郎はある推測に苦悶する!
  • 罪までもいとしく
    4.0
    リーヴァはインテリアデザイナーとしての初の大仕事に興奮していた。依頼主は直接彼女を指名してきたという。きっと私のデザインを認めてくれた人に違いない。しかし、待っていたのは記憶にあるとおりの美しいダミアーノ――5年前の過去を思い出させる男性だった。思いがけない再会なのに、彼に驚きの色がないのはなぜ?情熱的な思い出とともに、途方もない屈辱がよみがえる。あのころの私は幼くてなにも知らず、あまりにも愚かだった。だから、ダミアーノが仕掛けた罠を愛だと誤解したのだ。彼と出会ってさえいなければ、母は死ぬことなどなかったのに。
  • 罪・万華鏡
    4.0
    正子は友人・魔作子を殺してしまう。異常心理による犯行と判断され吹原医師が分析を進めるが、そこから意外な事実が浮かび上がった……。「異常心理」「嫉妬」「被害妄想」「予知」と4作を収録。犯罪心理を意欲的に描いたオムニバス。

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  • 爪痕 警視庁捜査一課刑事・小々森八郎
    3.0
    麻薬取締官が九州で内偵中の大麻密売情報を、厚労省の若手キャリアが警視庁捜査一課管理官にリークした。同窓のキャリア同士とはいえ、「裏」があると感じた管理官は、迷宮入り事件担当の特命捜査対策室四係刑事・小々森八郎を指名し、別件捜査で現地へ送り込んだのだが……。捜査一課最悪の刑事がここに登場!
  • 冷たい家
    3.7
    ロンドンの住宅街に建てられた奇妙なまでにシンプルな家。新進気鋭の建築家が手がけた、この一切の無駄が廃された家に住む女性たちには、なぜか不幸が訪れるのだった――。この家にはどんな秘密が隠されているのか? 様々な語りが交錯する、全米ベストセラー。
  • つめたいオゾン
    4.3
    お互いの感覚を共有してしまう奇病を患った脩一と花絵。病を通じて彼らは出会い、やがて惹かれ合っていく。それはどちらの感情だったのか。心の融解を感じながら、二人が辿り着く未来とは。つめたく儚い人々の物語。
  • 冷たい檻
    3.8
    北陸地方にある村の駐在所から、警官が失踪した。県警本部から派遣された調査官・樋口藤吾は、後任の駐在・島崎巡査部長と共に失踪の謎を追う。そして、過去に発生した事件や事故が、村に存在する大型複合医療施設に関係していることに気づいた。だが、さらに凄惨で、不可解な殺人事件が発生してしまう……。慟哭の警察小説。〈解説〉大矢博子
  • 冷たい恋と雪の密室
    3.3
    1巻1,925円 (税込)
    2018年1月、新潟県三条市でJR信越線が大雪で立ち往生。電車に閉じこめられ、15時間“密室”となった車内で、熱い恋が動き出す……! センター試験を2日後に控えた高校生たちが乗った大混雑の電車内で、地元の友人、静時と再会した博人は、彼が博人の思いを寄せる幼馴染・千春からメッセージを受け取るのを見てしまい――? 実際の事件を基に、ラストのどんでん返しまで鮮やかに描き切る、著者待望の恋愛ミステリ。
  • 冷たい手
    3.5
    雨の音が聞こえる。冷たい手が伸びる――。アパレル店員として働く朱里には、隠し続ける「あの日」の過去があった。「あの日」が近づき、同じ過去を共有する典子が婚約の報告に訪れた。しかしその一か月後、典子は何者かに殺害されてしまう! 典子を殺したのは誰か。「あの日」に何があったのか。複雑に絡み合う真実の末に潜むのは、衝撃のラスト――!
  • つめたい転校生
    3.7
    私が恋したスーツ姿の彼は、殺し屋? 学校の倉庫から突然消えた転校生は、幽霊? 人と人でないものが恋をしたその瞬間、謎が生まれた。意外性たっぷりの驚きのトリックが冴えるファンタジックミステリー。 ※本書は二〇一三年六月に小社より刊行された単行本『人外境ロマンス』を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 冷たい独身貴族
    3.0
    弁護士のケリーは、仕事を終えて郡庁舎から出てきたとたん、車中にキーをつけたまま、ドアをロックしていたのに気づいた。急ぎ、守衛に処理してもらおうとなかに引き返すが、守衛の姿はどこにもない。この風雨で、どうしたらいいのだろう?途方にくれて建物のなかをさまよっていると、やり手の判事のグレイ・コルトンと鉢合わせした。法廷で彼にいつも冷ややかな視線を向けられているため、ケリーは居心地の悪さを覚えずにはいられなかった。だが天候はどんどん悪化していき、やむをえず二人は庁舎で過ごすことに……。★シルエット・コルトンズは本作で大団円を迎えます。ラストシーンでは一族が勢揃い。後日談もお楽しみいただけます。★
  • 冷たいプレイボーイ
    3.0
    伯爵の所有するポロクラブで厩務員として働くレイチェルは、仕事のかたわら障害馬術のオリンピック代表入りをめざしていた。ところがある日、ジャンプの練習中に落馬し、たまたま居合わせたディエゴ・オルテガに介抱される。彼は世界的なポロ選手で、プレイボーイとしても名高い。出会った直後からレイチェルはディエゴに惹かれ、ついに彼の誘惑に負けて一夜をともにしてしまう。レイチェルはめくるめくような夏の日々を送った。ほどなくディエゴの子供を身ごもったまま、姿を消すはめになるとは予期もせずに。■ハーレクイン・ロマンスで活躍中の作家シャンテル・ショーが、アルゼンチン生まれの傲慢なプレイボーイにもてあそばれるヒロインを描きました。激しい愛の行方にご期待ください。
  • 冷たい骨に化粧
    3.8
    1巻1,881円 (税込)
    このラスト、中毒必須。 いまもっともアツいBL小説界から一般文芸界へ、新たな才能が花開く! ――残酷な世界を生き延びるため、彼女は唇に嘘を纏った。 夕暮れ時に訪ねてきたのは夫の不倫相手だった。(あやか) 「おじいちゃんを殺した」。母と娘の逃避行ともう一つの秘密。(真夜中のドライブ) 愛する妻に殺されたい。男が挑んだのは命を賭けた悪女の証明。(愛妻家) 作り話が得意なミユは、今日もクラスの人気者。(楽しい話をしてあげる) バス停で出会った不思議な女。その声はどこか懐かしかった。(赤い傘) ほか、全9編を収録。 隠し通すと決めた秘密、守るために握った刃、騙し抜いてほしかった甘い言葉。 その正体に気付くとき、9つの衝撃があなたを射貫く。 衝撃の結末を、心してご堪能ください。
  • 冷たい誘惑
    4.3
    一丁の拳銃が人々の人生を変えていく! 名手が描く練達の連作短編集。 私は拳銃を構える。 恐怖にひきつった顔を思い描くだけで、胸のもやもやが晴れていく――。 久しぶりの同窓会で六本木から新宿・歌舞伎町に流れてきたものの、 泥酔して友人たちとはぐれた主婦・織江。家出少女から一万円と引き換えに 渡された包みの中身は一丁の拳銃だった!  主婦も家出少女も、カラスに悩まされる新入社員や 妻に逃げられた元警察官も――。 平凡な日常に倦んだ人々を魅了し狂わせるコルトの魔力とは? ※この電子書籍は、1998年4月に文藝春秋刊の単行本『引金の履歴』を、 2001年4月に『冷たい誘惑』と改題、文庫化された作品の 新装版を底本としています。
  • 冷たさと情熱と
    4.0
    美貌を武器に次々と恋人を作っては、容赦なく捨てる悪女。モデルのヘザーには、いつもそんな評判がつきまとっていた。それが深く傷ついた初恋のせいだと知っているのは、従姉だけだった。だが今回ヘザーに言い寄ってきたレイスは、いつもの相手とは違った。危険なまでの魅力をたたえ、彼女への熱い関心を隠さない。レイスはモデルの仕事にかこつけてヘザーをオフィスに呼び出し、愛人になることを条件に大きな契約の話さえ持ち出してきた。「僕はきみが欲しい。きみも僕を求めるようにさせてみせる」レイスの言葉の激しさに恐れをなし、ヘザーは家に逃げ帰ったが……。■ペニー・ジョーダンの追悼特集としてお贈りする未邦訳作品。今月は1984年の作品をお届けします。波乱に富んだストーリー展開に、作家の実力の高さが随所にうかがえる傑作です。次回は12月、彼女の遺作がついに刊行されます。ご期待ください。
  • 艶お庭番 尾張の蜜謀
    5.0
    徳川吉宗治世の江戸、市中では火事が頻発していた。しかもそれは、ほとんどが火付によるものと思われた。そんな折、町火消の梅次は炎の中に裸で飛び込み、逃げ遅れた幼女を助けだした謎の女と出会う。女は幕府の御庭番・凜。吉宗の密命を受け、火付の首謀者を探っていたのだ。凜は梅次とともに火事の現場にいた怪しい浪人を尾け、ついに尾張藩邸に繋がりがあることをつかむ。事件の背景にいるのは吉宗の政道に批判的な尾張藩主・徳川宗春。敵に迫る凜と梅次だが、その矢先、宗春配下の隠密集団・土居下衆によって、彼らはとらわれの身に……。はたして吉宗は、宗春の陰謀を暴くことができるのか。書下ろし長編時代エンターテインメント。
  • 津山三十人殺し 七十六年目の真実 空前絶後の惨劇と抹殺された記録
    4.3
    1938年5月21日、岡山県の寒村で一人の青年が一晩で30人もの村人を惨殺した「津山三十人殺し」。70年以上前に起きた惨劇の足跡を追った筆者は、知られざる事実と真相にたどり着いた。惨劇の真実と真相を明らかにするノンフィクション・ルポ。
  • 艶めき
    3.0
    舅にできた女友達を通して昔の恋人に再会した和香子。女癖が悪く甲斐性のない別れた夫を思い切れない千絵子。ふと知り合った男と梅の古木を見にいく律子……。平穏な日常のなかで、女の心にはひそやかに蕾が育まれ、躰(からだ)の奥では小さな焔(ほのお)が燃え続ける。
  • 梅雨将軍信長
    4.1
    織田信長は、土砂降りの桶狭間を急襲して今川義元を倒し、雨の晴れ間を狙って長篠に武田勝頼を破った。大勝するのはいつも雨の時季。その陰には「気」を見る男がいた――。表題作の他、算法に惹きつけられた侍たちの悲劇を描いた「算士秘伝」、言い争いから富士登山に挑むことになった大奥下女の物語「女人禁制」など、自らも科学、技術、山岳の人であった著者の異色歴史小説全9編。

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  • つゆのあとさき・カッフェー一夕話(新潮文庫)
    4.5
    銀座の有名カッフェー「ドンフワン」でトップを張る女給君江は、うぶで素人のような雰囲気ながら二股三股も平気な女。そんな彼女の身辺でストーカーのような出来事が起きるが、君江は相も変わらず天性のあざとさで男たちを悩殺し、翻弄していく。しかし、にわかにもつれ始めた男女関係は思わぬ展開を呼び……(「つゆのあとさき」)。荷風が女給の身の上話を聞き取った小品も収録。(解説・川端康成、谷崎潤一郎)
  • つゆのひぬま
    3.9
    深川の小さな娼家に働く女“おぶん”の、欺かれることを恐れぬ一途なまごころに、年上の“おひろ”の虐げられてきたがゆえの不信の心が打負かされる姿を感動的に描いた人間賛歌「つゆのひぬま」。そのほか、江戸時代を舞台にした作品7篇に、平安朝に取材し現代への痛烈な批判をこめた「大納言狐」、現代ものの傑作「陽気な客」を加え、山本周五郎のさまざまな魅力を1冊に収めた短篇集。

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  • 強いおばさん 弱いおじさん 二の腕の太さにはワケがある
    3.0
    「踊る年金男子」ことオジサン(夫)との定年後の日々を赤裸々に綴った前著から2年。オジサンも定年生活15年目に突入し、社交ダンスを楽しむ日々だったが、検診で前立腺がんが見つかって……。 女性の平均寿命が85歳を超えた今、老いを受け入れながらもいずれおとずれる「おひとりさま」生活への心構えや「サラリーマン」引退後の伴侶との生活を快適に過ごすための知恵が満載。寄る年波に抗いながらもたくましく生きるシニア世代のリアルが描かれる。老老介護、振込め詐欺など身に迫る危機への対処法やシニアの恋活事情、妻の本音、夫の本音全開!「ゆーるゆる〈下着編〉」「筆談夫婦」「熟女ざかり」など前回よりパワーアップした爆笑エッセイ約50編収録。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • つらい別れ【ハーレクイン文庫版】
    2.0
    やむにやまれぬ事情から別れたウィルこと、リンガード伯爵が住む屋敷へ、フランセスカは車を走らせていた。半年前から、正体不明の不気味なストーカーにつきまとわれて、怯えを感じた彼女が頼れる先は、元夫のウィルしかなかったのだ。5年ぶりに見る皮肉めいた彼の表情は、相変わらず魅力的で、胸に封印していた恋心をたやすく揺さぶり起こす。だが、恋愛絡みの相談と誤解され、突き放されたうえに、ウィルには既に再婚話まで持ちあがっているという。彼の幸せを祈り、フランセスカは気持ちを押し隠して去るが……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ツリーハウス
    4.3
    じいさんが死んだ夏のある日、孫の良嗣(よしつぐ)は、初めて家族のルーツに興味を持った。出入り自由の寄り合い所帯、親戚もいなければ、墓の在り処もわからない。一体うちってなんなんだ? この際、祖父母が出会ったという満州へ行ってみようか──。かくして、ばあさんとひきこもりの叔父さんを連れた珍道中が始まる。満州、そして新宿。熱く胸に迫る、小さな中華料理屋「翡翠飯店」三代記。伊藤整文学賞受賞作。
  • つるかめ助産院
    3.9
    夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。家族の愛を知らずに育った彼女は新しい命を身ごもったことに戸惑うが、助産院で働くベトナム人のパクチー嬢や産婆のエミリー、旅人のサミーや妊婦の艶子さんなど、島の個性豊かな仲間と美しい海に囲まれ、少しずつ孤独だった過去と向き合うようになり――。命の誕生と再生の物語。
  • 剱岳 線の記 平安時代の初登頂ミステリーに挑む
    4.0
    岩場が険しく明治まで未踏峰と思われていた剱岳。その山頂で見つかった古代の仏具を置いたのは誰か。登山道具もない時代にどのルートから登れたのか。そしてその目的は? 探検家の髙橋大輔が、その答えにたどりつくまでの冒険ミステリー。
  • 剣の花嫁 山妖奇伝
    3.9
    亡き兄の罪を背負わされ、虐げられてきた少女マユリ。村長から〈妖魔の民〉の里へ行けと命じられた彼女は迎えの中に兄を殺した者を見つけ……第4回CN大賞受賞後第一作、登場!
  • 鶴八鶴次郎
    3.0
    鶴賀鶴八と鶴次郎は女の三味線弾きに男の太夫と珍しい組み合わせの新内語り。若手ながらイキの合った芸で名人と言われる。内心では愛し合う二人だが、一徹な性格故に喧嘩が多く、晴れて結ばれる直前に別れてしまう。裕福な会席料理屋に嫁いだ鶴八と、人気を失い転落する鶴次郎。三年後再会した二人の行く末を描く表題作に『風流深川唄』など三編収録の傑作集。
  • 橡家の伝説
    4.0
    伯母の家へ向かう途中、涼子と哲文がたどり着いた不思議な洋館。そこにはまだ見ぬ恋人を待ち続ける美しい女主人がいた。伝説の館で繰り返される愛と転生の物語。

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  • 鶴見俊輔伝
    4.5
    後藤新平を祖父に、鶴見祐輔を父に生まれた鶴見俊輔。不良化の末、渡米してハーヴァードに入学。日米交換船で帰国して敗戦を迎える。その後の50年にわたる「思想の科学」の発行、「ベ平連」の活動、「もうろく」を生きる方法まで。あらゆる文献を繙き、著者自身の体験にも照らしつつ、稀代の哲学者の歩みと思想に迫る。
  • 「ツレ」がいるから強くなれる! バディ入門
    3.6
    世界を敵に回してもあいつだけは味方! どんなコンテンツからも二人組を見つけて愛でる私たち。 世界を敵に回してもあいつだけは味方!そんな関係の魅力を解き明かす!
  • つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション
    3.7
    昔馴染みの女性に招かれ、佐々波はある洋館を訪れる。そこは幽霊の仕業と思われる不思議な現象に満ちていた。“編集者”と“ストリーテラー”二人の探偵は、館にまつわる物語を紡ぎ謎を解き明かすことができるのか?
  • きれいな水のつめたい流れ つれづれノート(17)
    3.8
    私は今、見晴らしのいい高台から、私の人生のすべてを振り返ってみる。ほとんどのことをやってきた。でもただひとつ、やり残したことがある。それは一人の男性を愛するということ。だから、次はそれに挑戦したい。
  • 決めないことに決めた つれづれノート(16)
    4.1
    このシリーズも16冊目ともなると、まるで読者の方々と身内のように深い信頼と愛情でつながっているような気がしてきます。なにがあっても離れない。暗号さえも、通じるのでは? 永遠の、友達でいましょう。
  • 今を生きやすく つれづれノート言葉集
    4.5
    長年あつい支持を得る「つれづれノート」シリーズ。その25冊刊行を記念して、著者自らが全巻を振り返り、「今を生きやすく」する言葉をピックアップ! 長年の「つれづれ」ファンにも、初めて読む方にもお奨め!
  • つれない花婿
    3.8
    リリーは医者から妊娠を告げられ、愕然とした。恋人のヴィートになんと伝えたらいいだろう。イタリア人の裕福な実業家ヴィートは、リリーと付き合い始めたときにはっきりと宣言していたのだ。結婚はしないし、子供も必要ない、と。勇気を振り絞り、彼女はヴィートに真実を話したが、結果は最悪だった。彼女は荷物と共に彼の家から叩き出された。六週間後、友人の元に身を寄せていたリリーの前にいきなりヴィートが現れて、傲慢に言い放った。「君には部屋も職も必要ない。すぐに僕と結婚してもらう」■ルーシー・モンローを彷彿とさせる作風で人気の作家、ナタリー・リバースがついに日本デビュー! 傲慢なラテン・ヒーローと一途なヒロインのロマンスは必見です。ぜひご一読ください!
  • 津和野殺人事件~〈日本の旅情×傑作トリック〉セレクション~
    3.8
    浅見光彦(あさみみつひこ)の母が東京・駒込の霊園で殺人事件の第一発見者となった! 被害者は、山陰の小京都・津和野で隠然たる勢力を誇る旧家・朱鷺(とき)一族の長老・勝蔵(かつぞう)だった。事件の真相を追って津和野に向かう光彦は、「赤いトンネル」の記憶に呼び寄せられて津和野を訪れた樋口(ひぐち)母娘とともに、連続殺人事件に巻き込まれてゆく! 歴史を背負った町の光と影を描く旅情推理の傑作!
  • 兵、北の関ヶ原に消ゆ 前田慶次郎と山上道牛
    3.3
    戦国時代に異彩を放つ二人の男がいた。一人は、北条、上杉と戦い、織田信長、豊臣秀吉に仕えた猛将の山上道牛。そして一人は天下の傾き者・前田慶次郎。相反する二人はどのように邂逅したのか──1556年秋、山上城城主の山上氏秀は、関東を席巻する北条軍に城を包囲されていた。近隣諸侯に援軍を求めるも、北条を怖れて二の足を踏む事態に、氏秀は徹底抗戦を余儀なくされる。武勇で鳴らす氏秀の活躍も空しく、城は陥落寸前。重臣たちの説得により降伏を選択した氏秀は、北条氏康により領地追放となる。城を失った城主……己にできることは北条と戦うのみ。出家し、山上道牛となった男は、北条に敵対する佐野家を頼り、新たな戦場を求めるが──。
  • ティアラは世継ぎのために
    4.0
    私は世継ぎを産むための器。それが大公妃のティアラに隠された真実。 地中海の公国の君主ルチアーノと2年ぶりに再会したとき、リサはわが目を疑った。ベッドの相手でしかなかった私に、今さらなんの用が?厚かましくも、ルチアーノはリサをまた誘惑する気でいた。そして怒りを覚えながらも……彼女は一夜をともにしてしまう。しかし関係をやり直す気どころか、彼は許嫁である隣国の王女と結婚する前に、リサと楽しみたかっただけだった。なんて傲慢な人。涙ながらに、リサは彼を追い出す。だが彼女の妊娠を知るなり、ルチアーノはふたたび現れた。■R-3214『富豪が拾ったウエイトレス』の関連作をお届けします。再会した恋人ルチアーノの子供を妊娠したリサ。しかし彼は一国の支配者として、自分の跡を継ぐ存在を求めていました。その結果、リサは愛されぬ妃という、つらい立場に追いやられ……。
  • ティアラよりも輝く日
    3.0
    カラシア国大公ガードの結婚式に、プリンセス・セリーナは参列した。プリンセスとはいえ、かつての王国が祖父の代に共和国となったため、国を追われた、実体のない亡命中の王族だ。かつてはガードの結婚相手と噂されたセリーナだが、彼女の心をとらえたのは、その日の花嫁の兄アレックスだった。富豪のアレックスは、ガーデニングのコラムを書いているセリーナに、自然豊かなニュージーランドへ自分と一緒に来ないかと誘ってきた。急な申し出に驚き、ゴシップのたねになると懸念したものの、セリーナは彼の強引な説得に屈して承諾してしまう。だがそれは、ある陰謀に荷担した疑いのかかる彼女への罠だった!■本作はR-2489『愛を捨てる理由』、R-2545『愛と気づくまで』の関連作品です。華やかな王族のロマンスを得意とするロビン・ドナルドの最新作をご堪能ください!

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  • ティモシー・アーチャーの転生〔新訳版〕
    4.2
    ジョン・レノンが死んだ日、ラジオからはビートルズの曲がずっと流れていた……。その日、エンジェルは、かつての友人たちを悲しみとともに回想する。死海砂漠で遭難して死んだ義父ティモシー・アーチャー主教。精神の安定を失い自殺した義父の愛人キルスティン。父への劣等感とキルスティンへの欲望に耐え切れず自ら死を選んだ夫のジェフ。絶望の70年代に決別を告げる〈ヴァリス〉三部作完結篇にして鬼才の遺作・新訳版。
  • ティラン・ロ・ブラン 1
    -
    セルバンテスが『ドン・キホーテ』の中で,「世界一の本」と絶讃する,騎士道小説の最高傑作.騎士ティラン・ロ・ブランの地中海を巡る冒険と,絶世の美姫との愛の日々が,絢爛豪華な宮廷生活を背景に驚くほど生き生きと描写される.『ドン・キホーテ』『アーサー王物語』『デカメロン』などと同列と評される,世界文学の大古典.バルガス=リョサによる〈日本語版への序文〉を付す.(全四冊)

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  • ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕
    4.2
    英国情報部〈サーカス〉の中枢に潜むソ連の二重スパイを探せ。引退生活から呼び戻された元情報部員スマイリーは、困難な任務を託された。二重スパイはかつての仇敵、ソ連情報部のカーラが操っているという。スマイリーは膨大な記録を調べ、関係者の証言を集めて核心に迫る。やがて明かされる裏切者の正体は? スマイリーとカーラの宿命の対決を描き、スパイ小説の頂点を極めた三部作の第一弾。著者の序文を付した決定版電子書籍化
  • TRY48
    3.8
    1巻2,200円 (税込)
    若者たちのカリスマにして元祖・マルチクリエイター、そして稀代のスキャンダリスト。寺山修司が今生きていたとしたら――アイドルグループをプロデュースする!? 寺山のもと、少女たちが令和の日本を駆け巡り、停滞した世の中をひっくり返す! 寺山の再発見という知的興奮にも満ち満ちた、著者渾身の痛快エンタメ長編。
  • 帝王、死すべし
    3.5
    中学生の輝久の部屋にあった「てるくはのる」と題名のついた日記。そこには陰湿で執拗ないじめに、ぎりぎりまで追い詰められた息子の姿があった。グループを率いる「帝王」とは? 父・実は学校に乗り込むが実態はつかめない。関係者は夜の公園に呼び出され次々と襲われる。輝久を妹や同級生の美紀が心配するが、日記に綴られた復讐計画の日は迫っていた。二転三転する事態、そして叙述トリックの名手が用意した驚愕の結末とは!?
  • 帝王星
    完結
    4.2
    夜の歌舞伎町を制するのは俺だ!復活した「カリスマ風俗王」藤堂vs「キャバクラ界の若き覇者」立花、「天才キャストと呼ばれるゆりな」vs「伝説のキャスト冬海」の熾烈な闘い、そして帝王の座を巡る最終戦争の意表を突く結末…。連続テレビ化されたベストセラー「黒い太陽」、「女王蘭」に続く風俗産業の闇を迫真の筆致で描いた問題作ここに完結!
  • 低温火傷I たとえすでに誰かのものでも
    3.5
    1~3巻437~477円 (税込)
    音大受験に失敗して生きる意味を見失った音海は、妻子ある男との恋に逃げ道を求めていた。暴力を振るう父、従順な母、死んでしまった兄……家族は誰も助けてくれない。ある日、男との逢瀬から戻った音海は兄の仏壇に供えられた花に気付く。その花には、兄の死と家族に関する秘密が隠されていた。全三話シリーズ第一弾。
  • 帝冠の恋
    3.6
    かつて「日没のない国」と謳(うた)われた神聖ローマ帝国だが、度重なる戦争で領土を失い、衰退しつつあった。オーストリアと名を変えた帝国を治めるハプスブルグ家の第三皇子に嫁いできた美しく聡明な王女ゾフィー。思い描く帝国の復興とは裏腹に、伝統と格式が重く彼女にのしかかる。しかし、ナポレオンの息子フランツとの出会いが……。変革の波が押し寄せる十九世紀の欧州を舞台に描く史劇。【特別インタビュー収録】香寿たつき
  • 定義集
    3.5
    源氏物語、ドストエフスキー、レヴィ=ストロース、井上ひさし。人生のさまざまな場面で出合った忘れがたい言葉を書き写し、読み直し、自前の定義をする。ノーベル賞作家による評論的エッセイの到達点。【巻末エッセイ・落合恵子】
  • 抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心
    3.7
    朝日バッシング=歴史修正主義と全面対決する。緊急出版! 慰安婦報道の「戦犯」と呼ばれた植村隆、市川速水、若宮啓文、本多勝一ら朝日関係者に徹底取材。報道の現場から問題の全真相をルポルタージュし、バッシングの背後にうごめく歴史修正主義をえぐり出す。闘うジャーナリストが、右派の台頭に抗する画期的な一冊!
  • 帝国という名の記憶 上
    3.8
    大使として、銀河を支配する帝国を訪れたマヒート。そこは策謀が渦巻く混沌の極みにあった。ヒューゴー賞に輝いたSF宮廷陰謀劇
  • 帝国の弔砲
    3.5
    ロシアで育った日系人の数奇な運命を描く、圧倒的歴史改変冒険小説! 舞台は日露戦争で日本が敗戦した世界。日系移民2世の登志矢は、革命の嵐に巻き込まれ数奇な運命に翻弄されていく。 解説 杉江松恋 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 帝国の娘 上
    4.2
    女神の僕たる神鳥リシク、その翼から生まれたテナリシカ大陸の西に位置する大帝国・ルトヴィア。辺鄙な山村で平凡に暮らしていた少女カリエは、ある日突然さらわれ、ある高貴な人の身代わりにされた。礼儀作法から武術まで、過酷な訓練の日々、冷徹な教育係エディアルド、宮廷をゆるがす謀略――カリエは持ち前の負けん気と行動力ですべてを乗り越えてゆく。ただひたすら、生きるために――魂ゆさぶる大河少女小説開幕!!
  • 帝国妖人伝
    3.6
    犯人は誰? 探偵こそ誰? 時は明治、那珂川二坊は文学で名をなさんとす。尾崎紅葉に師事すれど執筆がかなうのは小説どころか三文記事ばかり。この日も簡易食堂に足を運び、ネタを探して与太話に耳を傾けた。 どうやら昨晩、かの徳川公爵邸に盗人が入ったらしい。蓋を開ければ徳川公にも家人にもこれと云った被害はなく、盗人は逃走途中に塀から落ちて死んだという不思議な顛末。酔客らは推論を重ねるが、「そりゃ違いますやろ」という声の主、福田房次郎が語り始めたのは、あっと驚く“真相”だった(「長くなだらかな坂」)。 京都・奈良をつなぐ法螺吹峠、ナチス勃興前夜のポツダム、魔都・上海ほか、那珂川の赴く地に事件あり、妖人あり! “歴史・時代ミステリの星”伊吹亜門が放つ全5話の連作短編集―― 絢爛たる謎解き秘話を通して、 〈あの人〉たちの妖人ぶりにあらためて瞠目した ――有栖川有栖(作家) 著者の本領発揮作と呼ぶに相応しい完成度 ――千街晶之(ミステリ評論家)
  • 帝都鬼恋物語 煤かぶり令嬢の結婚
    3.0
    母を亡くし、男爵家へ身を寄せる没落令嬢・春寧。 使用人のように扱われ、遂には母の形見である紫水晶の簪まで売られてしまった。 春寧は簪を買収した、鬼の美術商と噂の景臣の元を訪れる。取り戻す条件は『政略結婚』。春寧の家柄を稼業に利用するためだった。 「鬼の眼を持つ俺は、呪われた品を管理するためだけの存在だ」と心を閉ざす景臣。けれどその眼は簪の紫水晶のように輝き、春寧を包み込んでくれた。 そこで今度は春寧が、誰にも愛されずにいた彼を救いたいと心から望むが――。 恋と呪いの和風シンデレラ物語。
  • 帝都怪談
    3.0
    失明の危機を脱して、稀代の怪談蒐集家、西浦和也、復活!! 今日も、この男は怪談と共にある。【内容紹介】首都、東京。その昔、帝都と呼ばれた頃から、ここは怪異の大都会でもあった。そして、今日も数多の異形がうごめく……。解体作業中に発見された古い地下通路に現れた柔道着の男、突然、エレベーターから降りてきた黄緑色に輝く謎の男たち。湯島天満宮で授かったお守りにまつわる奇蹟と祟り。果ては、硫黄島から石を持ち出した自衛隊員に振りかかった災難。怪談蒐集家・西浦和也による珠玉の実話怪談50編。
  • 帝都契約結婚2~だんな様とわたしの幸せな未来~
    4.0
    桐小路馨も、とうとう、人間らしくなったということか。 「異能」という枷を捨て互いのために掴んだ、この上なく幸せな恋 わたしにはどういうわけか、人を縁取る光が見えるのです──。桐小路侯爵夫人として、少しずつ馨と夫婦の絆を深めていくたまき。人の生死を見ることができる異能で、馨の「継ぎもの」の手助けをしようと意気込むが、奉公人の少女サチの輪郭の光がある日突然見えなくなり、自分の異能に疑念を抱き離婚を申し出る事態に。さらにサチに関連して貰い子殺し事件に巻き込まれ…。契約結婚で始まった恋が花開く春の物語。 龍本みお・装画
  • 帝都月光伝 Phantom of the Moon
    4.0
    魑魅魍魎の跋扈する帝都・東京。主演に抜擢された女優が次々に行方不明および死亡するという、いわくつきの舞台『宵の歌姫』の上演が決まった。この不吉な作品の裏に“堕ちた月の民”の関与を感じた作家・祀月令徒は、“月神”憑きの自動人形・朔と共に謎の解明に乗り出す。一方、令徒の担当編集・御山さくらは、公園の樹上から不思議な男の歌声が流れてくるのを耳にする。だが声の主の姿は見えず……。戦慄のルナティック・バトル!
  • 帝都メルヒェン探偵録
    3.8
    伝統とモダンが、新たな市民文化を花開かせる帝都。 ドイツ人の母を持つ華族の青年・千崎理人は、職を得ようと訪れたサロンで、謎の美少年と出逢う。 少年は、理人の望み――職と住まいを用意する代わりに、グリム童話に擬えた『名前当て』の賭けを持ち掛け……。 さらに「自分が事件を解決するから、『探偵』として表に立ってほしい」と頼むのだった。 華やかな昭和の初めを舞台に、理人は「少年助手を従えた美貌の探偵」として、様々な事件に巻き込まれていく。
  • 帝都モノノ怪ガタリ
    3.0
    学友に騙され無一文になった幸四郎は、夜の街で雨風をしのげる場所を求めてさまよっていた。 ふと気配を感じて空を見上げると、少女の首が飛んでいた。 それを追いかけていたモノノ怪退治を生業とする『大和文化収集課』所属の軍人・忍とメイドの凜と出会う。 忍はモノノ怪を恐れない幸四郎の反応を買い、自分の仕事を手伝うように半ば脅迫してきて…!? 人間とモノノ怪は共存することはできないのか…大正人情ファンタジー!
  • 定年ちいぱっぱ 二人はツライよ
    3.5
    2007年、日本は団塊世代のサラリーマンが一気にリタイアする大定年時代を迎える。「毎日二人でずっと一緒にいる暮らし」「一生続く連休」……現役時代とはまったく違う定年後を、夫婦でいかに過ごしていけばいいのか?どう助け合えばいいのか? 本書は、そんな定年後の現実に気づき、よりよい二人の暮らしを再スタートするきっかけとなりえるエッセー集。 「サンデー毎日」2003年12月28日号~2005年9月18日号にて連載され、すべて本音、建前一切ナシ!の軽快な語り口で好評を博した。家事をほとんどしたことがなく、おうちにいるのが大好きな癒やし系キャラのオジサン(=夫)。そのお世話係を少しずつ返上し、「ちいちいぱっぱ、ちいぱっぱ」と見えないムチをふるう私(=妻)。果たして、妻の目標である定年後の「自立夫」は育つのか!?摩擦と冷戦とストレスがなくなる日はやってくるのか!? 著者の抱腹絶倒エピソードのほかに、よそのおうちの「事例」も登場。「これってなんだかウチみたい」「こんな夫婦もいるの?」などなど、定年前後の夫、妻ならば、おおいに共感したり、驚いたり……の臨場感あふれるシーンがたくさん登場する。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 底辺女子高生
    4.2
    「本当の私」なんて探してもいません。みっともなくもがいてる日々こそが、振り返れば青春なんです――。「底辺」な生活から脱出するため家出した高校二年の春。盛り下がりまくりの地味な学祭。「下宿内恋愛禁止」の厳粛なる掟。保健室の常連たち。出席時数が足りなくて、皆から遅れた一人きりの卒業式。最注目の作家によるホロ苦青春エッセイ。
  • テキサスの恋 ウィンター・アンコール I
    4.0
    『トム・ウォーカー』―秘書のイリージアは、ボスのトムにずっと憧れていた。ある夜、そのトムに誘われてベッドをともにするが、なぜかそれ以来、彼の態度は残酷なほど冷淡になってしまう。ショックを受けたイリージアは退職し、故郷の町へと戻った。そして数年後、イリージアは町でトムを見かけて凍りつく。彼女には、絶対トムに知られたくない秘密があった。 『情熱のパラダイス』―デリアはカジノで酔った客といさかいになり、浅黒い肌をしたハンサムな男性マーカスに助けられた。億万長者のマーカスは、ギャングだとも噂される人物だったが、その不思議な魅力にとらわれ、デリアは彼と交際を始めることに。家族にも内緒で会い続けるうち、やがて妊娠に気づく。幸せを噛みしめ、彼のもとへ報告しに行ったデリアだが……。2編収録。 *現在、配信中の『トム・ウォーカー』『情熱のパラダイス』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
  • テキサスの夏
    3.3
    暴力的な夫からようやくのことで手に入れた離婚。娘の莫大な信託財産を狙っておこされた親権訴訟。最愛の娘を奪われるかもしれないという不安――。25歳のマギーは次々におこる事態に心身共に疲れきっていた。そんな折、街で偶然に再会した旧友の母親に誘われるまま、彼女はコールマン牧場へと向かう。そこで昔憧れていたゲイブ・コールマンと再会し、美しいテキサスの夏の風景を目にしたマギーの心に、忘れかけていた熱い思いがよみがえってきた。人生に傷ついたマギーと、人間不信にとらわれていたゲイブは、互いにおずおずとだが惹かれ合っていく。

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  • 敵手
    4.2
    馬の脚が切断されるという残忍な事件が続発。元ジョッキイの調査員シッド・ハレーは、飼い馬を傷つけられた白血病の少女に反人さがしを依頼される。やがて容疑者として浮かんだのは、ジョッキイ時代の好敵手で、今では国民的タレントとなった親友エリスだった。シッドはやむなく彼を告発するが、逆にエリスを擁護するマスコミから執拗な攻撃を受けて……。
  • 敵対的買収
    3.0
    中堅の精密機械メーカー・協和精工の株が、密かに買収されていた。同族会社の経営陣は、事態の重大さに気づかない。彼らの前に立ちはだかるのは、〃買収王〃の異名をとるM&Aの旗手である。相手の真意は、乗っ取りなのか、株の高値買い戻し(キャピタルゲイン)なのか。東京支社の北池隆史は独自の調査をはじめるが……!? 経営者の無念さと心の動揺。迫力の描写。清水一行の独壇場。
  • 敵は海賊・海賊課の一日
    4.2
    きょうはアプロの六六六歳の誕生日。ラテルはいやな予感がした。あんのじょうチーフからアプロともども苦情処理係勤務を命じられた。ところが苦情映話を受信しはじめたディスプレイの上に、時を超えてラテルの叔父が現れた。ラテルの家族の宇宙キャラバンを襲撃した真犯人を捜して欲しいというのだったが……。
  • てくてくインド
    3.8
    1巻1,058円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 三十路独身女、涙の開運ツアー。神々の地・インドで彼女に幸せはやってくるのか? ガイドブックには載っていない旅のヒントがここにある! もちろんグルメ&ショッピングなど役立つ情報ももりだくさん!! 幸せになれるスピリチュアルスポット案内付き♪
  • 大邱の夜、ソウルの夜
    4.2
    ソウルで奔放に育ったはずのホンヨン。家父長制が根強く残る大邱(テグ)からの脱出を試みるコンジュ。ふたりの女の乾いた涙の跡にうつしだされる「友情」の物語。 人気漫画家ソン・アラムの代表作を『韓国が嫌いで』の訳者、吉良佳奈江が全訳。 東京・下北沢でグラフィックノベル専門書店「BSEアーカイブ」を主宰する町山広美のコラムを収録。

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  • 鉄舟の剣
    3.3
    山岡鉄舟、勝海舟、高橋泥舟――幕末の三舟の船出(たびだち)! 「最後のサムライ」たちの闘いに胸熱くなる傑作時代エンターテイメント! 飛騨の代官の息子・小野鉄太郎(後の山岡鉄舟)は父の死を機に、弟らとともに江戸に向うが、他家に養子になるための持参金三千両を狙った賊に襲撃を受ける。江戸では旧知の勝麟太郎(後の勝海舟)、山岡謙三郎(後の高橋泥舟)と再会、剣や槍の修行に励むが、謎の集団「コクトウグミ」と死闘を繰り広げることに。幕末三舟の若き日を描く時代活劇!
  • テッパン
    4.0
    80年代 東京――僕と不良のひと夏の物語。 中学卒業と同時に渡米し、長らく日本を留守にしていた吉田倫。吉田は旧友である寿司屋の主からの誘いに応じて、中学の同窓会に赴いた。 同窓会のメインイベントは当時作ったタイムカプセルを皆で開けること。タイムカプセルの中に入っていたのは、アイドルのブロマイドに『明星』や『平凡』といった芸能雑誌、『なめ猫』の缶ペンケースなどなど。三十年以上前に流行した懐かしいグッズの数々に、同級生たちの会話が盛り上がる。 そんな中、吉田の紙袋から出てきたのは『ビニ本』に『警棒』、そして小さく折りたたまれた『おみくじ』だった。 それらは吉田が中学三年の夏休みに出会った、中学生ながら屋台を営む町一番の不良、東屋との思い出の品で――。 平凡な「僕」と不良の「あいつ」、正反対の二人が出会った、ひと夏の切ない物語。
  • 鉄砲無頼伝
    2.0
    1543年、鉄砲伝来。紀州根来の津田監物は種子島領主、時堯より譲り受けた鉄砲を量産するとともに日本最初の鉄砲集団を形成した。その数、三千。精鋭たちの弾丸は、轟音とともに他を凌駕する。機を見るに敏、主をかえ、金銀財宝をほしいままにしつつ、凄絶な戦いの日々を生きた傭兵たち。群雄割拠の乱世に圧倒的な軍事力を持ちつつ、天下統一の野心よりも、思いのままに生きることを選んだ男たちの、自由奔放な生きざまを描く渾身の歴史小説。
  • てつおとよしえ
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マイペースで機械オタクな父・てつおと、倹約家で心配性な母・よしえ。末っ子で心配ばかりかけている「私」。寝たふりをしておんぶされた父の背中、つい辛くあたった思春期、そして、いつの間にか増えた母の手のシワ……。「いつか」が来る前に、私は何ができるだろう? 感動作『岡崎に捧ぐ』の著者が贈る、あの頃といまの家族の話。※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 哲学散歩
    4.0
    徹底した皮肉屋ソクラテス、衣装に凝り過ぎてプラトンの眉を顰めさせたアリストテレス、著者が惹かれてやまない性格最悪のハイデガー……古代ギリシャ哲学から20世紀現代思想迄の代表的な哲学者の思想とエピソードを、自身の哲学体験を交えながら分かりやすく紹介。インテリジェンスがにじみ出る名エッセイ。解説・保坂和志
  • 哲学者の密室
    4.4
    三つの事件を経て、矢吹駆に対する自分の感情を持て余していたナディア。そこに起こった新たな事件は、頭部を殴打され、背中に刺傷を負った死体が、誰も入ることのできぬはずの三重密室の中で発見される、という衝撃的なものであった。さらに、その謎を追う彼女の前に、第二次大戦中、コフカ収容所で起こった密室殺人事件が浮かび上がってくる。二つの事件の思想的背景には、二十世紀最大の哲学者のある謎が存在した。ナディアに請われ、得意の本質直観による推理で事件に立ち向かう矢吹駆の前には宿敵イリイチの影が……!? 現代本格探偵小説を生み出した大量死の謎をも解き明かす、シリーズ最高傑作の呼び声高い第4作。/解説=田中博
  • 哲学探偵
    3.0
    大富豪の若い妻が、興奮剤による心臓麻痺で死亡した。自殺なのか殺人なのか。難事件を専門に扱う特捜班に所属する高島(たかしま)警視と久保(くぼ)主任の意見は対立する。行き詰まった2人がたまたま訪れた競馬場で出会ったのは、哲学好きで短歌趣味の馬券師。哲学的視点を三十一文字(みそひともじ)にこめて馬券師が披露する驚愕の推理とは!?(「世界は水からできている」)。鯨ミステリーの真骨頂!

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  • 哲司、あんたのような人間を世の中ではクズと呼ぶんやで
    3.0
    1巻1,705円 (税込)
    オトンは逃げて、オカンは死んだ、兄妹は行方知れず。廃墟のラブホテルから綴られる不幸なダメ男のろくでもない人生は、人々の愛で満ちていた――涙と笑いと感動の物語。
  • 鉄道少年
    4.0
    1巻613円 (税込)
    切なくて温かい人と鉄道の「絆」の物語。国鉄が健在だった1981年、北海道から東京までひとりで旅をする不思議な男の子がいた。室蘭本線、中央線、東海道線、相模線……男の子の存在は出会った人々の記憶に深く刻まれる。彼はなぜひとりで旅しているのだろう。成長した「わたし」は、思いがけない形で自らの過去を知ることになるが――家族・青春小説の名手が贈る、謎と希望に満ちた感動の物語(「鉄童の旅」改題)! 梯久美子氏の解説より一部抜粋「本書には佐川さんの小説にはめずらしくミステリーの要素があり、またファンタジックな側面もあるが、一方でいつもの佐川さんらしく、地に足の着いたリアリティと生活感があり、成長小説、職業小説としても読むことができる。そこに鉄道が大きくかかわってくるのが私のような鉄道ファンにはたまらないのだが、とくに鉄道好きというわけではない人にとっても、主人公とともに電車に乗って旅をしながら謎を解いていく過程は、ワクワクしたり、しんみりしたり、涙したりしながら、やがては自分自身の過去と未来に思いをはせる、特別な読書体験となるに違いない」
  • 鉄の枷
    4.2
    資産家の老婦人、マチルダ・ギレスピーは、血で濁った浴槽の中で死んでいた。睡眠薬を服用した上で手首を切るというのは、よくある自殺の手口である。だが、現場の異様な光景が、その解釈に疑問を投げかけていた。野菊や刺草で飾られた禍々しい中世の鉄の拘束具が、死者の頭に被せられていたのだ。これは何を意味するのだろうか? 事件を背景に語られていくのは、秘められたギレスピー家の物語とマチルダの知られざる生涯。デビューと同時に絶賛を集めたウォルターズが、更なる飛躍を遂げた第三長編。英国推理作家協会ゴールドダガー賞受賞作。
  • 鉄腕アトムの歌が聞こえる ~手塚治虫とその時代~
    完結
    3.0
    日本が世界に誇れるPOPカルチャー、クールジャパンの先頭を走る「漫画・マンガ・コミック」。  これを隆盛たらしめたのが、天才漫画家・手塚治虫(1928~1989)である。 日本で初めてTVアニメを作り、漫画界のみならず、あらゆるジャンルに挑み、亡くなる直前まで現役作家であり続けた手塚治虫の創作秘話と、その周辺の驚きのエピソード…。  それら日本の漫画業界、青年漫画の勃興期における真実・現実・本音を、現場の最前線で闘い、生きて来た一人の出版人・橋本一郎氏が熱く活写した渾身のクロニクル。  激動と感動と、再認識新発見がいっぱいの実録昭和文化史のほか、オモテにも出ない赤裸々な事実とホンネも満載!! 著者の橋本一郎氏は、元・朝日ソノラマで出版プロデューサーをつとめ、TVアニメ「鉄腕アトム」のテーマソングを音楽ソノシートブックにして120万部の超ベストセラーにした。 その後、少年画報社に移り、手塚治虫先生担当の漫画編集者を勤め上げました。
  • テティスの逆鱗
    4.0
    1巻641円 (税込)
    華やかな美貌で売る女優、出産前の身体に戻りたい主婦、完璧な男との結婚をねらうキャバ嬢、そして、独自の美を求め続ける資産家令嬢。美容整形に通い詰める4人は、どんどんエスカレートし、やがて「禁断の領域」にまで達する――。終わりなき欲望を解き放った女たちが踏み込んだ、美容整形という天国と地獄。その戦慄の風景、女の心模様に震撼する、美と恐怖の異色作!
  • teddy bear
    4.0
    高校生の晴奈は本当の恋も知らずに、自分の居場所にも疑問を持ち、次第に不登校になる。そんな時、偶然出会った成也によって、生きる希望を少しずつ持てるようになった晴奈。しかし、次第に成也の束縛はきつくなっていった。そんな状況に別れを選択する晴奈だったが―。2人には悲しい運命が静かに迫っていた。
  • 手と目と声と
    4.2
    「長いあいだ、ぼくは抵抗してきたよ。長い抵抗だった」――在日朝鮮人水泳選手のきびしい生きざまが、中学生たちの心を熱く揺さぶる「水の話」。沖縄を旅する少女の心情を細やかに綴った「手」。インドネシアで出会った子どもたちの澄みきった瞳が印象的な「目」。そして、障害を持つ子どもたちが内に秘めた豊かな世界を生き生きと描き出す「声」。さまざまな人生、さまざまないのちを真摯に見つめ、読む人の心に豊かな光をやどらせる、宝石のような四編の小品。
  • 手なずけられた花嫁
    4.0
    「2倍払うわ。今夜中にアスペンに着きたいの」マディーに頼まれ、セスナ機への同乗を許したリンクは、彼女の高飛車な態度に苛立ちを隠せずにいた。富と美貌に恵まれた、わがままなお嬢さんの典型だ。かかわらずにいようとしたとき、セスナ機が墜落し、二人きりで森に放り出されたリンクはすぐさま気づいた。マディーの痛々しいほどの強がりは、両親に捨てられ、愛されずに育った人生と傷つきやすい心を隠すためのものだと。 *本書は、初版ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 手なずけられた花嫁
    3.0
    セスナ機が墜落したロッキー山麓。あの森で私は生まれ変わった……。■「シートベルトをつけて、しっかりつかまっているんだ!」セスナ機の助手席で、浅い眠りから覚めたマディーは、操縦桿を握るリンクの緊迫した声に、身をこわばらせた。窓の外には鬱蒼とした森林がすぐそこまで迫っている。何が起きたのだろう? 墜落するのだろうか?母に会うため、アスペンへと向かっていたマディーは、リンクのセスナ機に無理を言って同乗させてもらっていた。どうしても母に会いたいのに……。不意に機体が大きく揺れる。マディーは、懸命に操縦を続けるリンクに目をやった。私はここで、このリンカン・コリエルと死ぬのだろうか?機体が急降下し草地が目に入ったのを最後に、彼女は意識を失った。
  • 手習重兵衛 祝い酒
    4.0
    甲州街道で何者かに狙撃された重兵衛。実家の興津家では、重兵衛の葬儀が行われる。遺体の損傷を理由に、中を改められずに埋葬された棺桶。なぜ、重兵衛は狙われたのか。重兵衛の手習所に住み着いた謎の薬売り・日月斎との関係は?そして、重兵衛の生死は?「手習重兵衛」シリーズ全12作、ついに完結。
  • 手のひらアストラル
    3.6
    高校二年生の夏、私は自身の進むべき道が決められず悩んでいた。将来を見定め進路を決める友人たちの姿にますます焦る私の前に、次々と謎が現れる。三年生の生徒手帳を持ち歩く同級生。追試でもないのに一人だけ試験を受ける先輩。少年の言う「全部黄色い駅」とは? 真相に辿り着けない私が相談するのは、ひょんなことから知り合ったQ大大学院生の飛木さんだ。彼はその知識と論理的思考でどんな謎も解き明かしてみせる不思議な人だ。やがて夏が終わり、秋になる頃、私が見つけた進路の答えは――。福岡を舞台に贈る、透明感溢れる青春ミステリ。
  • 掌から伝わる【好き】について。
    4.0
    高校1年生の足立萌香は人には言えない特殊な能力を持っていた。それは、両手で触れた相手の「好きな人の顔」が見えるというもの。望んで手に入れたわけではないこの力で友達の恋愛相談にのることも。しかし、他人と交わらず、授業中も寝てばかりのクラスメイト• 関谷琉己に触れると、なぜか何も見えなくて……!? 過去のトラウマから人を好きになることをやめた萌香は周囲の「好き」や「恋」に振り回されながら、自分らしく生きるために必要なことに気付いていく。後悔と葛藤を繰り返して「人を好きになること」の意味を知る涙と感動の青春成長ストーリー。
  • 手のひらの音符
    4.4
    デザイナーの水樹は、自社が服飾業から撤退することを知らされる。45歳独身、何より愛してきた仕事なのに……。途方に暮れる水樹のもとに中高の同級生・憲吾から、恩師の入院を知らせる電話が。お見舞いへと帰省する最中、懐かしい記憶が甦る。幼馴染の三兄弟、とりわけ、思い合っていた信也のこと。〈あの頃〉が、水樹に新たな力を与えてくれる――。人生に迷うすべての人に贈る物語!
  • 手のひらの幻獣
    3.0
    心の中に作り出した動物のイメージをあやつる異能力を持つ「表出者」の日野原柚月。十万人に一人といわれる彼らが集まる企業に勤めて早くも十年。孤独を感じながらも安定した日々を送っていた。そんなある日、できたばかりの新研究所を警備する業務を任される。しかしそこには表出者のパワーを増幅する禁断の存在が隠されていて……。日常化した非日常を緻密に描く“三崎ワールド”全開!

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