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Posted by ブクログ
最初軍人の彼の強制的な物言いにちょっと引き気味だったけれど、読んでいくと案外面倒見がよくて、猫大好きなのに嫌われる体質というギャップも出てきて、「え、きみ可愛いやつやん」と手のひら返し。
モノノ怪も問答無用で斬らなくなったし。
これも主人公の彼のお蔭かな。
主人公の彼が人間不信と言いつつもいい人間で(いや「人間」と言っていいのか)周りの人も、モノノ怪が出てきても引くどころか、ちゃっと受け入れるいい人たちが多くて優しい世界だった。
もっと怖がって拒絶する人も出てきてもよかっただろうにと思うくらい、みんな人がいい。
オリバー先生は、あの場面を見たら主人公を遠ざけるかもとも思っていたのに、ただただいい先生で、本当に本当によかった。
(そして浮き彫りになる自分の癖った見方、腐った人格)
外道だったのは、寧ろ軍人の彼のご先祖様か。
主人公の彼にも関わる過去の真実からの、現代の彼らの出す答えは。
ほっこりできて、ちょっと笑えるラストに胸が温かくなりました。
そうか、その呪い(?)は解けないのか。
結局優しいお二人と、彼らを見守る毒舌(だけどこの子も本当にいい子な)メイドさんに、素敵な仲間たち。
あやかしものながら優しい物語、堪能しました。
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小説・文芸
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