共感する作品一覧
-
5.0
-
5.0★著者は激動の金融界に身を置いて55年。 本書では、歴代日本銀行総裁に仕えた著者が、世界の金融の流れと日本の金融界に起きた様々なことを述懐。 森永貞一郎総裁が国際通貨基金(IMF)やアジア開発銀行の総会出席には香港駐在した著者が随行。また金融政策を担当する調査役時代の上司は後の福井俊彦総裁。 第2次オイルショックでインフレ懸念が深まり公定歩合の引き上げがテーマとなり、前川春雄総裁が国会に参考人として呼ばれる。その際に随行し、目前でそのやり取りを体験した。その後の三重野康総裁時代など、それぞれの総裁とのやり取りが描かれている。 ★バブルの予兆も早くから感じ、バブルの崩壊の渦中に身を置いた。アジア通貨危機、三洋証券、北海道拓殖銀行、山一証券と立て続けに破綻し、日本の金融危機が訪れる。日銀理事を退任する意向を福井俊彦総裁に伝えると、目の前に迫っている日本長期信用銀行の経営危機を担当する信用機構担当にと依頼される。この処理を担当すべく私心をすてて頭取に就任することになる。 自助努力だけでは困難と判断し、売却先を探し、決定となる。それらのことも記載されている。 ★長銀の処理を終え頭取退任後、縁あってイトーヨーカ堂がATM銀行を新設する計画に誘われることになる。新銀行のアイワイバンク銀行誕生となり、社長就任。ビジネスが軌道に乗る見通しが厳しいながらも徐々に提携先銀行も増加する。社名を変えセブン銀行となり、10年後、東証に上場を果たす。後継者も決まり、一応の区切りとした著者からは、イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊氏とコンビニATM事業の生みの親ともいえる鈴木敏文氏のことも語られている。 ★一般外部に発表されていない原稿も収録。FRBのポール・ボルガー氏とのやり取りも描かれ、著者の人となりが垣間見える。 ★新規に「教育が開く日本の未来」についてインタビューしたものを収録。
-
4.0右でも左でもなく前へ。私が確信を持ってそう言えた背景には、中島さんの言葉がありました。ー 枝野幸男(立憲民主党代表) 枝野幸男 立憲民主党代表との対談を収録。 保守こそリベラル。なぜ立憲主義なのか。「リベラル保守」を掲げる政治思想家が示す、右対左ではない、改憲か護憲かではない、二元論を乗り越える新しい世の中の見取り図。これからの私たちの生き方。 柳田国男、柳宗悦、河上徹太郎、小林秀雄、竹内好、福田恆存、鶴見俊輔、吉本隆明らの思想=態度を受け継ぐ。 【著者プロフィール】 1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大仏次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。 著書に『ナショナリズムと宗教』、『インドの時代』、『パール判事』、『朝日平吾の憂鬱』、『保守のヒント』、『秋葉原事件』、『「リベラル保守」宣言』、『血盟団事件』、『岩波茂雄』、『アジア主義』、『下中彌三郎』、『保守と立憲』、『親鸞と日本主義』、『保守と大東亜戦争』、『自民党 価値とリスクのマトリクス』などがある。
-
3.0生活情報誌「レタスクラブ」から、こども編が誕生! お部屋、時間、お金、心の整理術まで、学校では教えてくれない、親も上手に教えられない「整理整とん」がこの1冊を読めば身につきます! マンガやイラスト、実例写真をちりばめて、楽しく読み進められる構成。
-
3.0
-
4.4
-
3.9
-
4.22018年6月、「多くのひとは辞める練習が足りてない」というツイートが数万回もリツイートされ話題になった。その反響が浮き彫りにしたのは、「日本にはやめられなくて苦しんでいる人がたくさんいる」ということ。いじめ、自殺、ハラスメント……日本のこれらの問題は「やめられない」「逃げ場がない」ことが深刻化の原因だ。一方、このツイートをした著者の住むマレーシアは「仕事や学校が嫌ならすぐやめる」人も多く、それでも社会は回っている。多様性にあふれ、怒る人が少ない寛容な“ゆるい”国に今、日本から移住・留学する人が増えている。そのマレーシア人の考え方、驚きの教育制度など、日本とは別の世界を紹介する。 ≪著者がマレーシアで出会った驚きの常識≫●クラスメートの年齢がまちまち。5歳と8歳が1年生 ●試験は厳しく落第あり。逆に飛び級できる学校も ●学校に行かずホームスクールで好きなことだけ勉強する子も ●同じクラブ活動を続けてはいけない学校がある ●信号機が壊れていたら、譲り合ってテキトーに行く ●飛行機が何時間遅れても怒らず、近くの人と名刺交換&談笑 ●小学生が政治について議論する(本書より要約して抜粋)
-
4.0「“正義”っていったいなんだろう?」「“自由”ってどういうこと?」「友達と恋人の“好き”は同じ?」「本当の“幸せ”とは?」――日常生活で、誰もがこうした素朴な疑問にぶつかります。そんなとき、一人で黙々と考え込むよりも、みんなで集まって考えてみると、意外な“答え”が見えてくることがあります。対戦プレイでなく、協力プレイで、哲学的なテーマについて考えを深めていく。そんな「対話型の哲学」が世界で注目され、日本でもこの約10年ほどの間に、急速に広まっています。じつはフランスやアメリカでは、幼稚園に通う3歳児でも、この対話型の哲学を実践しているのです!本書では、世界各国でおこなわれている対話型の哲学(「子どもの哲学」や「哲学対話」と呼ばれる)の授業を導入にして、いろんな「哲学対話」の手法や場を紹介します。AI時代に求められる、まっとうな思考力・対話力が身につく!「哲学対話」入門。
-
4.0
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 注目の三ツ星シェフに、和食を教わりませんか?そう聞くと敷居が高そうですが、教わるのは肉じゃが、魚の煮つけ、炊き込みご飯など。いつもの家庭のおかずが、奥田料理長が教えてくれるコツさえマスターすれば、驚くほどおいしくなるんです。「だし」のとり方も、20分ほど煮出すだけ。この画期的な方法で、どなたにも香り豊か、旨みたっぷりのおいしいだしがとれます。プロセス写真もたくさん入って、初心者に分かりやすく、ベテランも納得の和食レシピ保存版です。
-
4.0▼「ウェブ電通報」の話題コラム、待望の電子書籍化! ▼「会社員の男性」から見えた育休のリアル 政府が男性の育休取得率を「2020年までに13%」という目標を掲げるなか、 第1子誕生とともに6カ月間の育休を取ったコピーライター。 身近に経験者がいない“未知の領域”へ、どう立ち向かったのか? 1時間かけてランチは、なんて優雅。 仕事帰りに映画は、もはや貴族。 余暇など、宇宙の彼方に消えてしまった。 けれども、仕事の醍醐味に匹敵する、 「黄金の瞬間」が待っている。 不安・奮闘・面白さに満ちた「6カ月の育休+その後」 ▼男性が育休を取る前に読んでおきたい、ガイドブックを超えた“シミュレーションブック” 「男が育休とって、何するの?」 「年収下がりそうだし、お金が心配」 「キャリアに響くんじゃ……」 男性がいざ育休を取ろうと考えても、 漠然とした不安や素朴な疑問をどこで聞けばいいのか? 本書は取得への道のり、職場復帰など、 一度はぶつかる問題を余すことなく伝える一冊。 ▼「働き方改革」の先にある、新しい家族像のヒント 育休中にできることは、乳児の世話だけではない。 第30希望まで出せる壮絶な「保活」。 ルーティン化する育児で、マンネリに陥る毎日。 女性の職場復帰に伴う、時短勤務の現実。 それらは、夫婦二人が同時に体験することで、ようやく共有できるもの。 「夫婦で子育てしながら働く」とは、どういうことだろうか? 夫婦でいること、家族でいること、そして、働くということ。 それらを改めて見つめ直す、新世代のための本。
-
4.8伊予道後で大成功を収めた遊女屋の主人が、書き記した秘伝の書『おさめかまいじょう』――この性愛指南書には、遊女の健康管理に始まり、男を籠絡する術、放縦な要求への対処法、どのように「天悦」に至らしめるかなど、あらゆる性のテクニックが網羅されている。当時の図版を掲載しながら、豊かで過激な性愛文化を明らかにする。
-
4.0
-
3.5
-
3.8いまが、楽しくなかったら、ちょっと試してみてほしい。自分の心に問いかけてみることを。「どうして、誰かに強制されたわけじゃないのに、楽しくないことに毎日の時間を使っているんだろう」って――。『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』他、ベストセラー著者が満を持して贈る“人生を好きなことだらけにしていく極意"!
-
3.9
-
4.1
-
4.01ドル65円、NYダウ8701ドルの衝撃! 大不況の入口に立ついま、2023~24年の大底までに、何にどう投資したら勝ち残れるのか? リーマンショックは21世紀大恐慌の本番ではなく、2019年7月から米国、中国、EU、日本で同時に始まる世界同時「大不況」こそが本当の大恐慌=パーフェクトストームである、と相場予測のゴッドハンド・若林栄四が喝破します。 すなわち、 ・奇跡の成長がついに終わって共産党が抑え続けてきたリスクが示現する〈中国〉 ・新自由主義40年の宴の終幕にトランプが登場してバブルの最終局面を迎えている〈米国〉 ・低金利政策と株式ETF購入という世紀の愚行で円ショート爆弾を世界にばらまく〈日本〉 ・倒産株価以下で推移するドイツ銀行リスクがユーロ崩壊の引き金を引くことになる〈欧州〉 という要因が黄金律の日柄で同調するのが2019年から2024~25年です。 本書では、それぞれの国の状況を歴史的大局観を織り交ぜつつロジカルに分析するとともに、オランダのチューリップ・バブル以来、これまで経済史上で繰り返された恐慌の歴史に遡り、いままさに迫りくる世界同時「大不況」の実像について、その時期と相場の水準を具体的に描きます!
-
4.0「目標は立てるけど、いつも途中であきらめてしまう」 「上から目標を言われても、どうせ無理だと考えてしまう」 そんな経験はありませんか? その一方で、目標をきちんと達成している人がいます。いったい、その人たちはどのような手法を用いているのでしょうか。 本書では、8社を新規上場に導いた弁護士が、多くの成功した経営者や起業家、ビジネスパーソンを見てきてわかった、成功するためのコツをメソッド化。 達成すると嬉しい目標の決め方から、緻密に計算したアクションプランの立て方、気楽に実行していくメンタルコントロールまでを丁寧に解説します。 ・「できるかどうか」を考えない ・「喜んでくれる人」を書き出す ・達成期限に「曜日」を入れる ・目標を「数値化」して決める ・アクションプランは「2つの逆算」で立てる ・「やらないこと」を決める ・スランプのときは「質より量」 ・情熱は「スピード」で生み出す ・「セルフイメージ」を変える ・達成できなくても恥ずかしくない など、シンプルで誰にでもできる、ゴールを目指すためのあらゆる技術を具体的に紹介します。
-
3.8「フルキャリ」とは…… 暮らしにも子育てにも、仕事にもキャリアにも、意欲的に取り組みたいと考える働き手の総称。キャリア重視の「バリキャリ」でも、私生活重視の「ゆるキャリ」でもない新しい価値観や思考・行動特性を持つ働き手として、野村総合研究所が提唱。 野村総合研究所が実施したアンケート調査から見えてきた “フルキャリ”の「仕事」、「働き方」、「生活」に関する実態、価値観、思考、行動特性を紹介。なぜ、管理職の多くが女性の部下の育成に自信が持てないのか? なぜ、女性の部下のマネジメントが難しいのか? 組織マネジメントの成功例や企業が取り組む実例も数多く紹介。女性の活躍を最大限に引き出したい、現場のリーダーや人事担当者のための実践的教科書。
-
4.008年9月に刊行した「生活学習課題46」の続刊。前作同様、応用行動分析をベースにしたプログラム集であるが、今回は特にニーズの高いコミュニケーション指導にしぼって構成、家庭での指導方法をわかりやすく解説。
-
4.2『書けない』悩みが一気に解消! 仕事の効率をグンと上げるビジネス・ライティング。 7つの法則 × 実践トレーニング = 読み手に届く文章。 目指すのは相手に「読ませない」文章! ビジネス文書で求められるのは、 ●伝達性 (内容が効率よく伝わる) ●論理性 (内容が論理的に構成されている) ●作業性 (文章を速く書ける) つまり“書き手も読み手も「負担がかからない」文章テクニック”です! 基礎編⇒ 理論編⇒ 実践編と順を追って説明する構成で 「書く技術」が飛躍的に向上する一冊です。 ■本書の特徴 「読み手に負担をかけないビジネス文章」を書けるようになるために、 次の文章を有しています。 ・文章やパラグラフの構成に焦点を当てている ・なぜそう書くのかという理屈を丁寧に説明している ・書き手が考慮すべきポイントを7つに絞っている ・多くの例文と演習問題を掲載している ・本書の説明そのものが、7つのポイントを守っている ■本書を読んでほしい人 論理的な文章の書き方を学んだことがある、 ないにかかわらず、全てのビジネスパーソンをターゲットにしています。 ■目次 ・本書の目的 ・本書の読み方 ●基礎編 「書く技術」が身につけば、仕事の効率はもっと上がる! ・基礎1 「読ませない」文章を書こう ・基礎2 文章の良し悪しがビジネスの成否を分ける ・基礎3 「書く技術」は経験では身につかない ・基礎4 文章を構成するには読み手のメンタルモデルに配慮しよう ・基礎5 負担をかける文章とかけない文章、どこに差があるの? ●理論編 「書く技術」が驚くほどアップする ビジネスライティング7つの法則 ・法則1 文章の冒頭には重要な情報をまとめて書く ・法則2 詳細はパラグラフを使って書く ・法則3 パラグラフの冒頭には要約を書く ・法則4 文頭には既に述べた情報を書く ・法則5 並列する情報は同じ構成、同じ表現で書く ・法則6 ひとつの文には、ひとつのポイントだけを書く ・法則7 無駄なく、簡潔に書く ●実践編 パターンと手順を覚えて、実務の文章作りにトライしよう! ・実践1 ビジネス文章は、この型を覚えよう ・実践2 ビジネス文章はこの手順で書き上げよう ・実践3 提案書を作ってみよう ・実践4 調査報告書を作ってみよう ・実践5 技術報告書を作ってみよう ・実践6 回答書を作ってみよう ・実践7 作業指示書を作ってみよう ・あとがき ■著者 倉島保美 1961年東京生まれ。85年東京大学工学部卒業。同年NEC入社。92年よりライティングの指導を開始。 03年NECエレクトロニクスを退職。現在、有限会社ロジカルスキル研究所代表取締役。 英語、日本語のライティング、プレゼンテーション、ディベート、論理的思考法についての指導を 企業や自治体、大学などで年間150回以上行っている。 著書に『論理が伝わる 世界標準の「書く技術」』や『論理が伝わる 世界標準の「プレゼン術」』(ともに講談社)などがある。
-
4.0数字と現場を結びつけて意思決定をすることで、 数字が意味をもち、現場を語るようになり、 さらに予測の数字などにも魂が入ってくるのだ。 仕事の数字の話は経理や財務の人に頼りっきり。 これでは、いけない。 経理・財務が専門家ではない、企画・営業・研究開発・製造などを担当している方々も、経営に関係する数字の活用方法を「ざっくり」理解しておくことが重要だ。 なぜなら、日々のビジネスの現場では、数字を含めたいろいろな視点からの見方を統合して、総合的に意思決定をすることが重要になるからだ。 ただ、会計や財務の専門用語と、ずらりと並ぶ数字に、苦手意識をもっている方も多いと思う。そこで、本書は数字の専門家ではないビジネスパーソン、リーダーが、経営に関係する数字のポイントをわかりやすく学べるように3つの仕掛けがしてある。 1つ目は、数字の専門家ではないビジネスパーソン、リーダー向けに、経営に関係する数字の中でも、重要な点に絞ってまとめている。 2つ目は、財務会計8テーマ、ファイナンス8テーマ、管理会計6テーマの合計22のテーマを取り上げている。学ぶポイントを、ビジネスの現場に即してイメージできるよう、テーマに関係するストーリーとその後日談を掲載。各テーマの文章の中で、特に重要なポイントには下線や点線を引いて、見逃さないような工夫も。各テーマの最後には重要なポイントを箇所書きにし、復習や再確認に役立つ。 3つ目は、内容を理解しイメージしやすくするために、具体例を数多く取り上げている。各テーマの中で様々な企業の事例を取り上げるとともに、テーマごとに1つ、2つほど実際の企業をベースにしたケースを掲載。本書は、具体的な事例を用いて、ビジネスの現場と経営の数字を結びつける実践力を養える。
-
4.3
-
4.5いま、日本社会は停滞の渦中にある。その原因のひとつが「労働環境の硬直化・悪化」だ。長時間労働のわりに生産性が低く、人材の流動性も低く、正社員と非正規労働者のあいだの賃金格差は拡大している。 こうした背景を受け「働き方改革」が唱えられ始めるも、日本社会が歴史的に作り上げてきた「慣習(しくみ)」が私たちを呪縛する。 新卒一括採用、定期人事異動、定年制などの特徴を持つ「社会のしくみ」=「日本型雇用」は、なぜ誕生し、いかなる経緯で他の先進国とは異なる独自のシステムとして社会に根付いたのか? 本書では、日本の雇用、教育、社会保障、政治、アイデンティティ、ライフスタイルまで規定している「社会のしくみ」を、データと歴史を駆使して解明する。【本書の構成】第1章 日本社会の「3つの生き方」第2章 日本の働き方、世界の働き方第3章 歴史のはたらき第4章 「日本型雇用」の起源第5章 慣行の形成第6章 民主化と「社員の平等」第7章 高度成長と「職能資格」第8章 「一億総中流」から「新たな二重構造」へ終章 「社会のしくみ」と「正義」のありか
-
4.0貴婦人のコンパニオンを勤めるフレイヤは、没落した公爵家の娘で、実はイングランドの女性の自由を守る秘密結社〈ワイズ・ウーマン〉のメンバー。ある任務を果たす最中、ハーロウ公爵クリストファーに15年ぶりに再会する。幼い頃フレイアは家族が離散する憂き目に遭ったが、その原因となる事件に関わったのが彼だった。一方クリストファーは、突然馬車に乗り込んできた女性が、なぜ憎しみの目を向けてくるのか不審に思う。その夜以来、気づけば彼女のことばかり考えていた。 二週間後、パーティで顔を合わせた二人。クリストファーの手には、フレイヤの兄がかつて身につけていた指輪が光っている。彼は兄の親友だったのだ。それなのに……真相を知ろうとするうち、いつしか二人は情熱のうずに巻き込まれていく。《ミッドナイト・シークレット》第一弾。
-
3.3パスタ、うどん、蕎麦、ラーメン……。今や、さまざまな麺を毎日のように口にする、世界中で愛される麺。その秘密を、麺の素材の科学や調理の科学という視点で解き明かす1冊。つるっとした口当たり、もちっとした食感、ソースやたれと絡んで美味しさが引き立つ理由が、材料の性質や麺を作る工程で起こる化学反応からわかります。食品メーカーで研究を積んだ経験と、大学の研究室でさまざまな食品の風味や香り、食感などのデータを蓄積している著者ならではの、麺類をおいしくするコツの提案もたくさんあります。スパゲッティの時短調理、うどんの食感をよくするために身近なあるものを入れる方法、即席麺を高級料理店の味にする驚きの技などを、科学的な裏付けと共に紹介します。第1章では、美味しさを作る素となる、小麦粉や蕎麦粉、片栗粉、タピオカ、米粉といった素材の性質などを科学的に解説します。また、その素材が麺になった歴史的背景などにも触れます。第2章では、パスタ、中華麺、うどん、きしめん、冷や麦、素麺、日本蕎麦、ライスヌードルなど世界の麺について、麺の形状や性質、麺として作られていく過程で起こっている科学について解説します。第3章では、麺のすぐれた栄養バランスについて紹介し、糖質、脂質、タンパク質、および微量栄養素が穀物ごとにどういう特徴があるのかを解説し、その特徴からおすすめの食べ方も提案します。第4章では、科学的特徴と実験データから得られた、麺を美味しく食べるための裏技を紹介します。家庭でもすぐできる、簡単なコツばかりで、それを編み出すために使用した、香り、風味、うまみ、食感などを科学的に測定・分析する最新技術についても触れます。第5章では、おいしさを追求するプロセスに必ずある失敗例を取り上げます。【主な内容】第1章 小麦粉、蕎麦粉、米粉――麺を作る粉の科学 小麦粉/蕎麦粉/米粉/片栗粉/タピオカ第2章 こんなにある! おいしい麺いろいろ 素麺と冷や麦の違いとは?/各地のうどんときしめん/中華麺/パスタ/日本蕎麦/ 冷麺は蕎麦粉から/ライスヌードル第3章 麺の栄養学 三大栄養素と微量栄養素/タンパク質のアレルギー/遺伝子組み換え作物とは第4章 科学の力で麺をおいしく 麺をおいしくゆでる/素麺をおいしく食べる/重曹のかわりを探して――うどんの食感/ かきまぜタイミングで即席麺をおいしく/チルドうどんと電子レンジ/冷凍麺のおいしさの秘密/ スパゲッティをゆでるとき塩を入れますか?/日本蕎麦の香りとのど越し/ ラーメンの脂をまろやかに ほか第5章 麺の科学NG集 うどんだって蒸し調理で時短に?/麺をスープに、スープを麺に? ほか
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アイザック・ニュートンの代表作『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』の全訳を全3巻で復刊。出版当時から難解と言われた原典を、現代の科学者が「内容そのものの解明理解を目的」として翻訳。巻末注には、微積分の定理を使った別証明、原典では省略された証明の内容、現在の視点から見た物理的概念の解説がまとめられている。第2編では、流体力学の諸問題が説かれている。ニュートンはまず、抵抗が速度に比例するものとして、あるいは抵抗が速度の自乗に比例するものとして問題を取り扱った。ついで、重力の作用の下での流体の釣り合いについて論じ、流体内における波動の研究がこれに続き、それから惑星運動の原因とされたデカルトの「渦動論」の検討へと進み、二、三の簡単な命題によってみごとにこれを否定した。【本書の内容】第2編 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動〕 第1章 速度に比例して抵抗を受ける物体の運動 第2章 速度の自乗に比例して抵抗を受ける物体の運動 第3章 一部分は速度の比で,また一部分はその自乗の比で抵抗を受ける物体の運動 第4章 抵抗媒質内における物体の円運動 第5章 流体の密度および圧縮 ; 流体静力学 第6章 振子の運動および抵抗 第7章 流体の運動,および投射体に働く抵抗 第8章 流体内を伝わる運動 第9章 流体の円運動訳者注索引※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
-
3.0今年42歳、友達との話題は『健康』のことばかり。もうしばらく生理がないのも『更年期障害』かな…なんて思ってたのに、妊娠なんて!! 久しぶりすぎて“アレ”…穴が開いてたんだわ(汗)。我が家はすでに受験を控えた中学生2人に小5の3人の子持ちで、おまけに夫はリストラで左遷されたばかりなのにー! …でも思い出しちゃったの…赤ちゃんを抱いた時の柔らかな重さを――。産む決断をした母、しかし、それぞれ問題を抱える夫と子供たちは非協力的で…。団らんなどすっかりなくなってしまったバラバラ家族に巻き起こる嵐と再生をあたたかな筆致で描く表題作『42歳で産みます』。ストーリーテラー宮島葉子の人間愛を優しく織り上げた傑作選!!
-
2.0
-
4.0プレゼンに限らず、ビジネスでのコミュニケーションでは、ロジカル(論理的)であることが広く求められます。しかし相手を理屈で説得しようとしても、往々にして聞き手は、行動を強制されるように感じて動いてくれません。むしろ、自分の行動の選択肢を制限されないよう、貝のようにディフェンスを固めてしまうことさえあります。 プレゼンとは、相手になんらかの行動をしてほしくて行うもの。それには、理屈よりもむしろ聞き手の感情に訴えかけるエモーショナルなアプローチ、つまりは「エモいプレゼン」が有効です。聞き手の感情を動かせば、人は勝手に行動してくれるからです。 そして、ここが逆説的でおもしろいのですが、人の感情というものは極めてロジカルに動かせます。必ずしも高度な話術が求められることはなく、コツさえわかっていれば誰でもエモいプレゼンを実践できるのです。本書は、新進気鋭のプレゼンコーチとして頭角を現している著者が、そのノウハウを詳しく解説した1冊です。
-
3.8
-
4.0授業崩壊が進む「教育困難校」は学力、貧困、教育行政、新自由主義経済などの問題が重層的に絡む、現代日本の縮図だ。教師でもある著者自身の体験、関係者のインタビューを通して、現場の実態をリアルに描き、公教育の再生を探る。
-
3.7利用客の減少・皆無により廃止になる駅。ルート変更により廃止になる駅。駅が廃止になるにはいろいろな事情があり、「その後」の運命も実にさまざま。なんと、かえって観光客が増えた駅も!? 廃止駅は地方の人口希薄地帯だけでなく、都心にもたくさんあります。近年は、それを活用して施設ができたり、見学会があることも。廃止前・廃止後から見えてくるそれぞれの事情を、北海道から沖縄まで一挙掲載。 ・淡路島にも沖縄にも廃止駅がある! ・廃止後のほうがお客さんが増えた!? ・泊まれる駅、レールバイクに乗れる駅 ・「鉄道の駅」から「道の駅」へ ・イベントのためだけに開業・廃止になった駅 ・より便利な路線が開業したその影で…… ・所有者から撤退要求!? ・災害から復旧できず、やむなく…… ・ダムに沈むために消滅した駅 ・旅客は廃止、でも貨物は現役! ほか多数! 主な掲載駅(「廃止」ではない駅も含まれます) ■北海道 おろえん/北進/越川/中標津/中湧別/計呂地/北見相生/明石町/上越/金華/常紋信号場/仁宇布/愛国・幸福/新十津川/増毛/陸別 ■東北 大畑/七戸/十和田市/長安寺/小坂/大荒沢/野蒜/熱塩 ■関東 久慈浜/(臨)偕楽園/神栖・鹿島サッカースタジアム/千葉/成田空港/羽田空港/羽田/博物館動物園/万世橋/新橋/表参道/初台/寛永寺坂/武蔵野競技場前/平沼・六郷橋/武蔵白石/ドリームランド/川原湯温泉/ ■中部 百間町/信濃川田/塩尻/黒部ダム/恋路/輪島/(臨)仁愛グランド前/奥飛騨温泉口/神岡鉱山前/川根唐沢・犬間 ■近畿 保津峡/大仏/片町・湊町/万国博中央口/住吉公園/菊水山/手柄山/三木/西脇/武田尾/金屋口/洲本/餘部 ■中国 吉ヶ原/あき亀山/三段峡/八田原/大社/(臨)清瀧みはらし/石見今福 ■四国・九州 (臨)津島ノ宮/日之影温泉/高千穂/宝泉寺/肥後小国/那覇・与那原
-
4.3
-
3.8社会問題化しつつある「教育虐待」の実態に、教育ジャーナリストが迫る! 「教育虐待」とは、 「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行う いきすぎた「しつけ」や「教育」のこと。 子どもの限度を超えて勉強や習い事をさせるなど、 親が過干渉し、結果が悪いと暴力につながることもある。 「あなたのため」という言葉を武器に追いつめる親と、 「生きづらさ」を感じて自分らしく生きられなくなった子ども。 どこまでの厳しさは許されてどこからが教育虐待なのか、 教育虐待を受けて育つとどうなるのか……。 気鋭の教育ジャーナリストが壮絶な現場に迫り、 その闇を照らす「救済の書」。 【目次】 第1章 「あなたのため」という呪い 第2章 第一志望に合格しても癒えぬ傷 第3章 摂食障害や万引きというSOS 第4章 シェルター保護は女子が圧倒的多数 第5章 スパルタ教育での〝成功〞は美談か? 第6章 理性の皮を被った感情の暴走 第7章 最凶の教育虐待を生む二つの機能不全 第8章 結局のところ、親は無力でいい ※本書は2015年に毎日新聞出版から発売した『追いつめる親』に大幅な加筆修正を加えたものです。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 ラウンドレッスン日本一のプロゴルファーの超辛口レッスン。 「読むラウンドレッスン」でスコアアップ。 プロ、アマチュア問わず年間200ラウンドのラウンドレッスンをこなす小野寺誠プロの「読むラウンドレッスン」。 小野寺プロが「いけいけ君」と「いいわけ君」を仮想ホールを回りながら紙上レッスン。 「長いホールのティショット 10Y を欲張る愚か者」 「乗る気がしないのにその番手で打つの?」 「左がイヤだからって右向けばいいってわけじゃない」など、 いつも辛口アドバイスな小野寺プロの言葉は、 アマチュアゴルファの心の奥にぐっと突き刺さるはず。 第1章 ゴルフには、コースでしか身につかない技術がある 第2章 テーマを決めて、それを一日徹底することが大事 第3章 パーだけ考えてプレーするからスコアがまとまらない 第4章 スコアメイクには徹底して逃げることも必要 第5章 フェアウェイやグリーンに球があることの価値は大きい 第6章 スコアは意識し始めてはじめて価値がある。 小野寺 誠(おのでらまこと):1970年生まれ、東京都出身。 16歳で渡米して最新スイング論を学ぶ。21歳で帰国し、1996年にプロ入り。 トーナメントに出場する一方で、一般アマチュアからトップアマ、ツアープロまで幅広くコーチングを展開。 世界のトッププレーヤーのスイング分析にも定評がある上に、 過去5000人を超すアマチュアを指導した経験などから多くの講演を行ない、ゴルフTV番組にも出演。 著書は『100を2度と叩かないゴルフレッスン』『100を切れない人の読むだけで解決する勘違い62』(主婦の友社)、 『「飛ばす」「狙う」を理解するゴルフ練習メニュー200』(池田書店・2万部)、 『ミスが減り、スコアが伸びる最強のゴルフ練習法』(PHP研究所)など多数。
-
4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インコと幸福に暮らしていくためには、健康管理に気を配ることはもちろん、相手の気持ちを読み取り、こちらの気持ちや思いを上手に伝えることが重要になってきます。 本書では、心理学や行動学などの最新の研究をもとに、「インコに気持ちや願い」を伝える方法について考えてゆきます。 その際、重要になってくるのがそれぞれの個性。個性にあわせた伝え方が大切になるため、個性の見極め方についても、十分に解説します。 この本は、2011年5月に発売し、好評を博した『インコの心理がわかる本』の続編的な内容になっています。合わせて読んで頂きたい本です。
-
4.0言葉で考える人間が、絵で伝えるものが映画だ。 言葉と映像との葛藤が劇を生み、脚本術こそが映画の核となる。 面白く、劇的な一冊だ。 ──大林宣彦(映画作家) 脚本は映画の地図、作戦計画書、そして魂。 ──犬童一心(映画監督) ハリウッド映画を知るためにまず最初に師事すべきシド・フィールドの、世界で一番読まれている脚本術、待望の邦訳第二弾! あなたのアイデアを傑作に変えるプロセスのすべてを指南する。 脚本術のバイブル『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』の第二弾が登場。シド・フィールドが世界各地で行なったワークショップをベースに執筆された、より実践向きの内容となっている。本書では、脚本を書くまでの準備、そして実際の執筆にあたってのポイントを、順を追って丁寧に説明。アイデアはあるのだが何をしたらいいのかわからない読者に、脚本を書くためのプロセスを教えるwhat-to本である。長編映画でも短編でも、どんな映像の表現形態を制作するにしても必ず役に立つ。各章を読み、練習問題に取り組めばどの段階で何を書かなければならないかが即座にわかり、読み終わったら脚本が一本書けている仕組みだ。 脚本はシステマティックな技術でカバーできる部分が非常に大きいことを忘れずにいてほしい。 あなたは、思い描くようにうまくいかなくても、チャレンジし続けることができるだろうか。どうしようもなく下手くそなものを何ページも書き続ける勇気があるだろうか。怒りや不安に襲われても辛いだろうが、それで書くのを止めてしまったら何も学べない。試行錯誤を恐れず、どれだけ時間がかかっても書けば、必ず脚本を書くための技術やコツが学べる。 ジャン・ルノワールの言葉を読者に贈る。「完璧さは心の中にのみ存在するものだ。現実には存在しない」。最初から完璧を求める必要はない。すべては書くことから始まる。
-
4.0痛みを知るから勁くなれる――令和の新皇后、雅子さま。その皇太子妃としての道のりは決して平坦ではなかった。ご成婚パレードでの笑顔はなぜ失われたのか? お世継ぎ問題、「適応障害」の真相は何だったのか? 長年にわたり雅子さまの実像を追う唯一のジャーナリストが描く、新皇后の素顔とは。半生を網羅した決定版! 【目次より】 序章 幸せの黄色いワンピース 第1章 帰国子女の憂鬱 第2章 「根無し草にはなりたくない」 第3章 新人外交官の悩み お妃候補への戸惑い 第4章 皇太子妃選定「極秘プロジェクト」 第5章 ご成婚──雅子さんのいちばん長い日 第6章 「新皇太子妃」に差す影 第7章 長官が尋ねた「お身体のこと」 第8章 愛子さまご誕生までの全舞台裏 第9章 涙が止まらない 第10章 「人格否定発言」初めて語られる真相 第11章 ようやく治療がはじまった 第12章 悠仁さまご誕生──急転する皇室の運命 第13章 愛子さまが学校に行けなくなった日 第14章 ご成婚二十年──雅子妃はお幸せだったのか 終章 令和の皇后として ※この電子書籍は、2015年1月に文藝春秋より刊行された単行本『ザ・プリンセス 雅子妃物語』を改題、新章を増補した文庫版を底本としています。
-
3.0★電子書籍限定書き下ろしSS付き★ 紋章【ロマン】よ、英雄【バディ】をつなげ! 慎重派勇者と強引すぎる大賢者の一蓮托生ヒロイックファンタジー! 10,000字以上! 書き下ろし番外編収録! 【あらすじ】 紋章を持つ者たちの英雄伝説が語り継がれる世界。 Sランクパーティを追放された青年レンは、強くなる夢も冒険心も失くしていた。 そんな中、天真爛漫な少女リルネスタに出会う。 彼女の持つ「大賢者」の紋章の影響でレンは「勇者」の紋章に覚醒し、絶大な力を手に入れる! すると、伝説に憧れる彼女に「一緒に世界を救いに行こう!」と強引につきまとわれる日々が始まった。 平凡に生きたい彼は、冒険者との一騎打ちに幻の魔獣との死闘と巻き込まれてばかり。 だが、次第にレンは夢に向かう彼女に忘れかけた想いを呼び覚まされていく!! その上、互いに秘められた真の力も発覚し!? 双つの紋章の交差が伝説を凌駕する、一蓮托生ヒロイックファンタジー!
-
4.0◆たとえばアップルの製品のように、アメリカで研究開発され、日本や東南アジアで作られた部品が中国に集められ、組み立てられて全世界に輸出されるといった複雑な国際分業体制があたりまえの時代になりました。その結果、通商問題は中国からアメリカにどれぐらい輸出されているかといった単純な問題ではなくなってきています。 また、単純な部品は途上国、高付加価値品は先進国でつくるといった国際貿易の前提も崩れました。途上国に最新鋭の工場が作られ(しかし、その国に必ずしも富は落ちず)、一方で先進国で失業問題が深刻化するといった複雑な新・南北問題が起きています。 ◆このような複雑な国際生産分業ネットワークがどのように張りめぐらされ、どの段階でどれぐらいの付加価値が付くのかを膨大なデータを駆使して分析する最新の手法がグローバル・バリューチェーン(GVC)分析です。本書では、東アジア経済の一体化や、米中貿易戦争、第4次産業革命の影響といった国際経済の構造とダイナミックな動きを明らかにしていきます。数式はほとんど用いず、ビジュアルを工夫した図表で直観的に理解できるように解説します。 最先端の研究成果をもとにしながら、グローバルに事業を展開している企業のビジネスパーソンにとっても、知的刺激を受けながら読み進められるわかりやすい内容になっています。
-
4.0
-
3.7「あの人はなぜ、感じがいいのだろう?」朝の挨拶で。初対面のときに。食事の席で。別れ際に……。ちょっとしたことに気をつければ、あなたの「品」はもっとよくなる。まずは姿勢をよくして。言葉遣い、所作の一つひとつを丁寧に。●服装、マナー、言葉遣い…… 「TPOをわきまえる」のがすべての基本●「お先に、どうぞ」――この一言がサッと言えますか●「音」に敏感に――物静かな人の魅力●「語先後礼」――美しい挨拶のしかた●相手に気を遣わせない贈り物の極意●いい笑顔のまわりには人の花が咲く……ここに気づいていますか?接遇のプロが教える「自分磨き」のヒント
-
4.0「働きやすさ」や「チームワークの価値」を伝え続けるメディアが 自分たちで実践している、「次世代型チーム作り」の秘訣を伝授。 時間と場所に縛られない「自由な働き方」を実現させる 「オンラインコミュニケーション」の活用方法とは――? 「『ほぼ日』より、ずっと冒険的なんじゃないか。 チームプレイは、おもしろい。このおもしろさは、くせになる」 ――糸井重里さん、推薦! ●「チームワークの会社」でリーダーになった「チームを引っ張れない人」の奮闘劇 「チームワークあふれる社会を創る」という企業理念を掲げるサイボウズ。 その価値観を伝え、同社のブランドイメージ向上に大きく貢献してきたのが オウンドメディア「サイボウズ式」です。 「チームワークの会社」とも呼ばれる同社で編集長(=リーダー)になった 藤村能光氏ですが、編集長になる前の彼はどちらかというと 「独りよがりな仕事ばかりしていた人」(本人談)だったそう。 そんな藤村氏はサイボウズの理念に触れ、「チームで仕事をする」ことの価値を痛感。 リーダーとして数々の失敗も経験しながら 「僕はチームを引っ張るのではなく、仲間が自由に働ける『仕組み』を作ろう」 と奮い立ちます。 ●時間と場所に縛られない「未来の働き方」を実現するチーム 社員が自由に働き方を選べるサイボウズでは、 リモートワーク中心で働いたり、複業をしたり、地方に住んだり、 働き方もチームに対するコミット度合いも、自然とバラバラになります。 そんな「自由な働き方」を守りつつ、「チームを強化する」にはどうしたらいいか――。 藤村氏が出した答えは「オンラインコミュニケーション」を“フル活用” することでした。 「チームの目標をみんなが忘れてしまう」「会議での発言がかたよってしまう」 「新メンバーがなかなか馴染めない」「メンバーからアイデアが出てこない」 どのチームでも陥りがちなそんな悩みを、 藤村氏は「ツールを使った仕事の仕組み化」で解決していきました。 本書はサイボウズという「未来のチームのあり方」を模索する会社の中で 「自由なのにヒットを生むチーム」を作った藤村氏のノウハウを凝縮した本です。 メール中心から、Slackなどチーム内情報共有ツールが多彩になる中で起こる 「どのように円滑な情報共有をするか?」という課題を解決するヒントが溢れています。 「今後はみなさんの会社でも、さまざまな働き方の変化がおとずれるはずです。 そんなとき、僕らが挑戦し続けてきた『未来のチーム』作りの経験が、 何かしらの形で参考になれば嬉しいです」(本書より) 「チームワークの面白さ」と「個人が自立することの大切さ」を、ぜひ感じてみてください。
-
4.3仕事が楽しくなるビジネスマンの新バイブル。 ネットやSNSの普及によって、ビジネスパーソンなら誰もがトラブルに対応する危機管理能力が求められる時代になっています。特に「謝罪」という行為は個人だけでなく企業の行く末を左右するほど、重要なビジネススキルのひとつです。では、ただ単に謝ってその場を収めればいいのでしょうか? それは大きな間違いで「謝罪」こそが、次につながる最大のビジネスチャンスなのです。マイクロソフトという大企業で品質担当の業務執行役員を務めた経験を持つ筆者が、過去の自身の経験を元に、より実践的かつ戦略的な謝罪術をわかりやすく解説。新入社員から幹部社員まで、本当に役立つ謝罪の極意を指南します。
-
4.0天才に変わる暗記メソッド! 累計15万部突破! 大人気、石井貴士先生の「やってはいけないシリーズ」に、暗記術が加わりました! 「暗記が苦手なのは、生まれつき才能がないから仕方ない……」そう思ってはいませんか? 石井先生は、暗記の才能は生まれつきではなく、「暗記術を身につけているかどうか」だといいます。暗記は、正しい方法を知っていれば、誰でも達人になれるのです。そして、正しい暗記の方法を知るには、まずやってはいけない方法を知るのが最も効率的です。本書では、やってはいけない暗記術/天才の暗記術を53ご紹介! あなたも天才の暗記術をマスターして、最速で結果を手に入れませんか? 【やってはいけない!】→いっぺんに覚える 【これで天才に!】→分けて覚える 【やってはいけない!】→椅子に座って覚える 【これで天才に!】→歩きながら覚える 【やってはいけない!】→言葉でイメージ記憶をする 【これで天才に!】→感情でイメージ記憶をする 【やってはいけない!】→いつか復習しようと思っている 【これで天才に!】→20分~1時間後に復習する 【やってはいけない!】→覚えるべきノートをためていく 【これで天才に!】→4色のクリアファイルに分ける……etc
-
3.5ミスがなくなれば、職場はこんなに変わる! 残業がなかなか減らない……意思疎通がうまくいかない……小さなミスが頻発する……そんな「なんだかうまくいかない職場」には“ミス”と“モチベーション”の負のスパイラルが起きています。ミスが多発すればモチベーションが下がる。モチベーションが下がればミスが起こる。そこで大切なのは「ミスを撲滅する」こと。ミスを減らすことを目的とし、適切に処理すればモチベーションも上がっていくのです。200以上の職場を改善し、そのすべてを成功させてきた著者は、あらゆるミスの原因を7つに分類し、その対処法を体系化しました。すべてのミスは、ちょっとしたコツと、仕組みで100%防げる。読んだその日から実践できて、すぐに効果を発揮する職場改善策を1冊にまとめました。
-
4.0本書は、徳島県のナット製造販売「西精工」の経営を紹介したビジネス書。 西精工は、高品質で高精度、極小の「ファインパーツ」を製造販売するメーカーで、「日本経営品質賞」「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」「ホワイト企業大賞」など、数々の経営賞も受賞している超優良企業です。 本書は、この会社を率いる西泰宏社長のマネジメント「大家族主義」の秘密に迫った初めての著書です。 この「大家族主義経営」について、「基礎編」として、元ソニーの上席常務で経営塾を主宰されている天外伺朗氏が、かつてソニーを筆頭に盛隆を極めた日本型経営から、西精工の家族主義につながる系譜について、今話題の「ティール型組織」を交えて解説します。 後半は、「実践編」として、西精工を率いる西泰宏社長が、幼少の頃から現在に至るまで、飛躍を遂げる西精工の家族主義経営について、あますところなく語り尽くしています。 ビジネス環境が目まぐるしく変わっていく中、何を大切にし、何を目指していけばいいのか、混迷の時代を生き残る経営のヒントが、数多く詰まっている書籍です。
-
5.0武将の家訓としては最古と言われる、鎌倉時代の北条重時の教えが現代によみがえる! 今からおよそ800年前に活躍した鎌倉時代の武将、北条重時は、鎌倉時代とは思えない、今にも通用する処世術を家訓に残していた。 飲み会での作法、上司との付き合い方、部下のマネジメント法、女性たちとの付き合い方など、 武家の長として、円滑に組織を運営していくための方法や、武士としての仕事との向き合い方や、いかに生きるか、といった人生訓としても、現代に活かせるものばかりだ。そんな重時の家訓から48の項目を抜粋。 ベストセラー『女子の武士道』の著者による、独自な切り口で意訳した、現代によみがえる武士の生きる知恵の数々。 実践に活かせる「活学」としての武士道を説いたビジネス書です。
-
5.0は じ め に イバラの道を選ぶ男 田坂和昭 ―――― 「一年で2チームを降格させた監督」と呼ばれて/運命的な福島ユナイテッドでの監督就任/あの日、カープの帽子を脱いで/福島でついに「密集」解禁、開幕4連勝/試行錯誤の末にたどり着いた〝偽サイドバック〟/リスク管理も備えた攻撃的システム/他の選手の成長を促したニウドの存在/〝魔改造〟は選手の能力を引き出せるのか?/1年目の基礎、2年目の展開/栄冠をつかんだ奇想天外の1バック/明確な指針を設けてタイミングを合わせる/アルディレス監督に「してやられた」話/できてしまうがゆえに小手先の工夫にハマる/〝戦闘服〟としてのタサカコトバ/専門知識に裏付けられてアプローチを強化/サッカーを〝ただの競技〟では終わらせない/イバラの道を選ぶ男 あふれ出る男 片野坂知宏 ――― パスするたびに悲鳴が上がるスタジアム/それはまるで降臨した救世主のようだった/世界大会で一試合限定の指揮/新風は慎重に吹きはじめた/長いトンネルを抜けて初陣は白星/リーグ日本人初ゴールをアシストした男/ポジションコンバートは極力しない/スペクタクルな攻撃重視にして守備放棄/ライバル・栃木が首位を独走しはじめた/メンバーを大幅に入れ替えた夏/眠っていた部分を起こす3バックシステム/ベーシックを守りつつ壁を破ることも必要だ/言葉によるアシストは極力抑えられている/J3優勝へ、怒涛のラストスパート/バンディエラに後押しされてミッション完遂/〝ミシャ式〟から〝片野坂流〟へ/戦術の要は数的優位を作ること/さらに柔軟性を加えて次のフェーズへ/〝片野坂流〟を封印して得た勝利もある/相手が来れば来るほど真骨頂/昇格を逃したとて鼻血が出ることもある/継続性を重視して3年目がはじまった/シーズン序盤から上位をキープ/ウイングバックの〝縛り〟をほどく/〝片野坂流〟に対抗する可変システム返し/最終完成形にたどりつくまで 失敗しない男 北野誠 ―――― 練習するグラウンドがない!/繰り返される過酷な残留争い/拠点となるクラブハウスもない/〝残留力〟が呼んだ2017年の奇跡/〝共通言語〟をアレンジする最低限の施策/スターのお膳立てに走り回った現役時代/相手の長所を消す〝消去法のサッカー〟/ 〝クソゲー〟に持ち込めばこっちのもの/練習メニューのルーツは帝京高校/大門未知子ばりの〝失敗しない男〟/「俺だって本当はスペクタクルなサッカーがやりたい」/「うちの選手はバカばっかり(笑)」/失敗しない最大のコツ/いまは守るとき、いまは攻めるとき/サッカー文化が育たないホームタウン/天変地異からおみくじまで/逆境に追い込まれれば追い込まれるほど/またも狙いはハマっていたのに/2018年も指揮官の頭痛は続く 見えない力を求める男 高木琢也 ―――― 劇的勝利は渾身の仕事を信じるところから生まれた/正直で誠実なヘビー級パワーワード/ピッチ外の問題を払拭していった明るい力強さ/繊細な舵取りで「ゼイワン」へと向かう/5年目に置いたクラブ史のマイルストーン/データ分析がファンマとの出会いを導いた/〝アジアの大砲〟と呼ばれるまで/ワイドのプレーヤーを1トップで起用/〝戦術・古部〟の裏にあったもの/前半終了間際の選手交代とコイントスと/相手の奇襲を覆す力技に至るまで/監督デビューのシーズンにもJ1昇格を達成/遂げてもらいたい二つのリベンジ/戦力のやりくりに腐心する過密日程での連戦/選手交代は劇的変化をもたらすものであるべし/後半立ち上がりのパワープレーは失敗したが/ サッカーは本質をたどっていけるかどうか/指揮官がまとっていく〝見えない力〟 狭間で生きる男 吉武博文 ―――― 9人の長谷部と1人のバロテッリ/グアルディオラと別々に辿った同じ道筋/ 数多のプロ選手を育成した大分時代/日本代表から地域リーグのクラブチームへ 役割をイメージさせる独自のネーミング/人選から見える〝日本人プロトタイプ〟の輪郭 成長のプロセス、松本昌也の場合/型は便宜上のものに過ぎない ジレンマだらけの世界のどこに立つか お わ り に
-
4.1アメリカで最も有名でパワフルで影響力のあるコーチ、アンソニー・ロビンズの代表作にして、全世界で1000万部突破した大ベストセラー!「本書の本質を一言で言い表わすとすれば『結果を出せ!』ということ」----この本はその言葉どおり、「自分の可能性を100%発揮して、望む結果を出す」ためのノウハウがつまった成功バイブルです!
-
3.3「毎日やるべきことに追われて時間がない」 「仕事でもプライベートでも心休まるヒマがない」 「十分に寝る時間がない」 こうした時間についての悩みを抱える人は、気づかないうちに「他人のペース」に振り回されて、「自分のペース」を見失ってしまっているのかもしれません。 最適な「自分のペース」を見つけ、自由な時間を手に入れるためには「ムダを捨てる」ことが必要です。 そこで本書では、仕事、お金、人間関係、片づけ、家事、育児などのテーマ別に、時間のムダにつながる行動を指摘します。 「他人がうらやむ成功を目指さない」 「残業代で生活しない」 「SNSを見ない」 「エナジーバンパイアとつきあわない」 「家事を夫婦だけでやらない」 など70のちょっとしたコツで、「時間のミニマル化」が実践でき、心も体もラクになります。 ムダを手放せば、自由な時間が手に入る!
-
4.0「60歳からは、やったもん勝ち! 好きなことをやらなかったら、100年生きたって意味がない!」 「あさイチ」などでおなじみのシニアの星、86歳現役料理研究家の痛快人生レシピ。 俺のモットーはよく食べ、楽しく飲んで、大きな声で笑うこと。 そして、好きなことを我慢せずにやること。 定年までの俺の人生は順風満帆とはいえなかった。 樺太で生まれ、子どものころは戦争で生死をさまよい、北海道で炭鉱に就職。 結婚したけど離婚、シングルファーザーになって男手一つで子どもを育てた。 うまくいかないことだらけでやけくそになったこともある。 大酒がたたり、大病も患った。 だけど70歳のとき、くすぶっていた俺の人生が一変した。 それは、人助けのつもりで発した「俺が手伝おうか?」の一言がきっかけだった。 そこから、ワクワク、ドキドキの毎日がぼたもちのように転がってきたんだ。 それからは「人生、いまがいちばん楽しい」と思うようになった。 年だからできない、やらないは、年寄りの大病だ。 そんな考えは早く捨てたほうがいい。 年だからやる! 先がないんだから! 【この本の特徴】 ・家族、お金、健康、生活習慣、恋愛など、老後を豊かに過ごす30のコツを痛快なエッセイとともに紹介 ・60歳から無理なくライフシフトするためのヒント、定年後を笑顔満開で過ごすヒントが満載! ・定年後から人生が花開いた著者ならではの、納得感ある言葉の数々がしみる ・前半は笑って泣ける物語、後半は生きるのヒントが満載の2部構成 第1部:60歳まで波瀾万丈な「まさるの人生劇場」 第2部:まさる流「老後を楽しく味わう30のコツ」
-
4.0
-
3.6※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1章…親子で考えよう!「お金の基本とおこづかいのルール」 2章…お金の本当の価値が見えてくる!「商売のしくみ」 3章…現代っ子に不可欠!電子マネーなど「見えないお金」との付き合い 4章…広い視点で日本がわかる!「世界のお金」と為替の話 5章…子どもの未来を豊かにする「子どもライフプランと将来の夢」 本書は、子どもの将来を左右する「お金」、大事なことなのに、なかなか親も教えられないのが現状です。子どもの身近なお金から、お金が世の中でどのように循環し、将来の夢や幸せについてつながっていくのか…、特に幼少期から小学校高学年くらいまでに身につけて欲しい大事なことをまとめた1冊。
-
2.0
-
4.0「人間にしかできない」力を高めよ! KYなAI 対 普通の人間 AI時代、どう働き、学び、生きるか? AI専門家だからこそ伝えられるノウハウ満載! 著者は語る―― 「AIでトリプル・ハッピー! リッチに、便利で快適、人生豊かに。」 仕事の生産性を上げる、単純労働から解放され知的に楽しく仕事をする、衣食住・介護などすべての生活シーンがより便利に――。 AIをよく理解し、使いこなし、社会の豊かさを実現するための考え方を提示する。 ■AI時代に重要になるのは読解力だけではない。人間らしい思考力と感性、コミュニケーション能力を発揮すれば、AIを使って幸福に働いていくことができる! AIをよく知り、知能と感性を鍛えよう! ■「なぜ?」を問える人間は残る! 働き方は「知識労働」から「知能労働」に変わる。重要なのは「知識」よりも「知能」≒「論理的思考力」、そして「コミュニケーションする力」「自分を知ってAIや他者の状態を推論する力」「やり抜く力」だ。人間らしい力をアップして、さらに「AI流の論理力」も磨いてしまおう。 ■新しい仕事は続々と生まれてくる! 人間の仕事はなくならない。人文科学、芸術専攻の諸君は胸を張ろう。発想、経験、感性がこれまで以上に重要になるからだ。 ■第2次AIブーム期から研究開発に関わり、ビジネスにも精通する「AIのインサイダー」が、「科学的に正しい」観点から「AIに負けないための方法論」を伝える。
-
5.0「信なくんば立たず」と教える孔子に対し、「人を信ずれば人に制せらる」と説いた中国古代の思想家・韓非子。覚めた人間観察と現実主義に貫かれ、厳格な法の支配と信賞必罰を主張する彼の思想は、孔子の儒家に対して法家と呼ばれる。秦の始皇帝が『韓非子』を読み、「私は本書の著者と会い、交わりをもつことができたら死んでも恨まない」といったというのは有名な話だ。まさに「帝王学の書」といえる『韓非子』。だが、イソップ寓話さながらのたとえ話を用いて人間の本質や為政者の心得を鋭く説く言葉の数々は、現代に生きる私たちにも多くの教訓や示唆を与えずにはおかない。「矛盾」「逆鱗に触れる」などの熟語・成句の出典であり、組織のトップやそこに働く人たちが学ぶべき珠玉の名言に彩られた『韓非子』。本書は、難解な原典のエッセンスを現代的な視点でやさしく解説しながら、思想家・韓非子の実像、生きた時代の背景にも言及した格好の入門書である。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世の中は「単位」や「数値」であふれています。しかし、それらが一体どのくらいの量や長さを示すのか、いまひとつよくわからないもの、わかりづらいものも少なくありません。たとえば、車で10分の距離は、歩くと何分かかるのか? ごはん1膳分のエネルギーを消費する運動量は? 1平方キロメートル」は何平方メートルか?それらの「単位」や「数値」を取り上げ、イラストなども駆使しながら、実用的・体感的にわかるようにまとめたのが本書です。
-
3.0山を思索の場とし、研ぎ澄まされた感性を集めた山の文芸誌「アルプ」。 創刊当初から編集に深く関わってきた山口耀久が、次代へ語り継ぐため、渾身の力をこめて「時代」を綴る。 昭和33(1958)年、『アルプ』という雑誌が刊行された。 山の文芸誌として格調の高い文章を厳選して掲載し、多くの読者を獲得した。 当時、マナスルが初登頂され、1958年には『氷壁』がブームになり、『岩と雪』が刊行されている。 第2次登山ブームと言われる登山界の好調期が訪れていた。 こうした時代的背景をふまえつつ、著者と読者に支持され25年間刊行が続いた『アルプ』という雑誌に焦点を当てた評論である。 高度経済成長を経験した昭和の時代の豊かさをひとつの山の雑誌を通して俯瞰した読みもの。 『山と溪谷』に15回にわたって連載された内容に、大幅に加筆・訂正し、ほとんど書き下ろしとと同様の評伝となった。 草野心平、山本太郎、鳥見迅彦などの『歴程』の詩人たち、 武田久吉、田部重治、冠松次郎、尾崎喜八などの明治期の多彩な執筆者たち、 辻まこと、近藤信行などの大正・昭和の新しい執筆者たちなどの人物論や、 山の紀行文における虚と実などの文学論、 「アルプの夕べ」や「アルプ選書」などの催しを詳細に記述。 「アルプ」の誕生から終刊までの背景となった時代や、 「アルプ」に関連した人物、書籍など、 多角的な内容、組み立てとなっている。
-
3.5
-
4.7
-
3.4「僕と結婚しませんか?」今は小児科医の仕事が楽しく、その上とあるコンプレックスによって恋愛に臆病になってしまった梨代子は、嫌々参加した婚活パーティーで知り合った弁護士の準哉に“契約結婚”を持ちかけられ、戸惑いつつも受けることに。スマートで頼りになる準哉との利害関係だけの生活は心地よく、だけどどこか寂しく感じ始めていた矢先――「我慢が効かない。あなたが悪いんですよ」。無害に見えた準哉から獰猛な獣のような欲を向けられ、抗うことはできなくて……? エリートカップルの秘密の甘い結婚生活★ ※こちらは単話1~5話のセット版です。重複購入にご注意ください。
-
4.2企画書・プレゼン・交渉あらゆるシーンでもう困らない! 表現のプロが、5日間で“言葉にする力”が身につく25のメソッドを初公開します。 *語彙のボキャブラリーが増えて、会話に詰まらない *「どうしてそうしたの?」に慌てず正確に答えられる *急な質問が飛んできても、説得力のある話ができる *1つの答えに固執しないで、あらゆる角度から考えられる *相手の頭の中に、情景が浮かびあがるような説明ができる etc.……ひきたよしあき 博報堂スピーチライター・クリエイティブプロデューサー。学生時代より『早稲田文学』学生編集委員を務める。博報堂に入社後、CMプランナー、クリエイティブプロデューサーとして活躍。現在は、政治、行政、大手企業などのスピーチライターとして活動し、ズバ抜けた文才に多くのエグゼクティブからの指名が殺到。明治大学では講師を務めるなど、コミュニケーションの重要性をあらゆる方向からアプローチし、伝えている。
-
3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2018年に料理レシピ本大賞で、料理部門の特別選考委員賞を受賞した旅するシェフ・本山尚義さんの初のおつまみ本ができました。 日本でフレンチを学んだあと、世界中を旅しながら現地の人に料理を教えてもらってきた本山さん。 帰国してからも、日本にいる外国人や大使館の方から料理を学び、世界の料理を日本で紹介しています。 本書では、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、アフリカ、アジアと、エリア毎に分け、世界各地の地域色豊かなおつまみレシピを100以上も紹介。 各エリアのおつまみに合うカクテルやビアカクテルも30レシピを掲載しています。 ★本書の特長★ ・時間がかからずできる“すぐでき”レシピや、材料を切って入れて煮込むだけという手間がかからないレシピなどを厳選。 ・スーパーなど近くにあるお店で揃う材料を使い、自宅で再現できる簡単レシピ。手に入れにくい材料は、代用できるものを提案しています。 ・調理や味付けのポイントなど、ひとことアドバイスも! 例えば、こんな料理が ・世界のお手軽カナッペ&ディップ4種(アメリカ、スペイン、ルーマニア、イギリス) ・黄みがとろ~り アフリカン大ギョウザ(チュニジア) ・ライム&パクチーで爽やかな風味 セビーチェ(ペルー) ・話題の伸び~るチーズマッシュポテト アリゴ(フランス) ・つぶつぶ食感が楽しい クスクスのサラダ(フランス) ・なすと濃厚ソースが絶品 ムサカ(ギリシャ) ・優しい甘みがしみる キャベッジ&ベーコン(南アフリカ) ・苦味と香りがくせになる 大根の漬け物(ネパール) ・みんな大好き世界のコロッケ ・シメにどうぞ! 世界の麺類やご飯もの 自宅でスポーツ観戦をしながら対戦国の料理を食べたり、海外旅行気分で友だちとうち飲みをしたり。 本書があれば、ふだんの生活がさらに豊かに楽しめます!
-
3.6
-
3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひと目でわかるイラスト図解《講談社 健康ライブラリーイラスト版》【生きづらさはトラウマのせいかもしれない】トラウマとは「心的外傷」のこと。なんらかの体験により、心が本来の役割を果たせなくなった状態を指します。災害、犯罪被害、性暴力など、非日常的な恐怖体験がトラウマになることはよく知られていますが、虐待やネグレクト、子どもの面前でくり返されるDV、言葉の暴力など、日常的にくり返される出来事が心に傷を残し、より複雑な影響を与えることがあります。非常につらい、危険な体験をしたことでできた心の傷は、心身にさまざまな影響を及ぼし、生きづらさのもとになることがあります。本書はトラウマのでき方や症状の現れ方、トラウマの影響が長引く原因を解くとともに、最新の専門的治療法や多様な取り組み方を紹介します。生きづらさを抱える人たちには、回復のための第一歩を踏み出すきっかけになる、また、ご家族やご友人、専門職の方には支援の手助けになる一冊です。【本書の内容構成】◆第1章 生きづらさをまねくトラウマの症状◆第2章 トラウマの影響はなぜ長引くのか?◆第3章 これからの目標と道のりを見定める◆第4章 「今」への影響を変える心理療法◆第5章 回復しやすい体をつくる毎日のケア※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
-
4.1手話通訳士・荒井尚人は、結婚後も主夫業のかたわら通訳の仕事を続けていた。そんなある日、ろうの妊婦から産婦人科での通訳を依頼される。荒井の通訳は依頼者夫婦の信頼を得られたようだったが、翌日に緊急のSOSが入り――(「慟哭は聴こえない」)。旧知のNPO法人から、荒井に民事裁判の法廷通訳をしてほしいという依頼が舞い込んだ。原告はろう者の女性で、勤め先を「雇用差別」で訴えているという。かつて似たような立場を経験した荒井の脳裏に、当時の苦い記憶が蘇る。法廷ではあくまで冷静に自分の務めを果たそうとするのだが――(「法廷のさざめき」)。コーダである手話通訳士・荒井尚人が関わる四つの事件を描く、温かいまなざしに満ちた連作ミステリ。『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』に連なるシリーズ最新作。
-
4.3【大ヒット入門書が改訂! Gitの活用法が短時間で身につきます】 バージョン管理システム「Git」の初心者向け入門書の改訂版。コマンド操作が不要なGUIツール「Sourcetree」と、Gitのホスティングサービス「Bitbucket」を使った活用方法を解説しています。 本書の特長は、Gitの広範な機能のうち「これだけは押さえておきたい基本」に絞り込んで解説している点。前半では、GitおよびSourcetreeのインストールから、リポジトリの作成方法、コミット、プッシュとプルといった基本的な使い方をマスターします。後半では、Gitを活用すると便利な状況にフォーカスしながら、GitとSourcetreeの実践的な活用法を紹介しています。 初心者の方がGitやSourcetreeの活用シーンをイメージしやすいよう、イラストや図、実際の操作画面を豊富に掲載しており、実制作や業務の中に手軽にGitを取り入れ、生産性を向上したい方に最適です。 ※本書で使用しているSourcetreeのバージョンはWindowsで3.1.3、macOSで3.1.2です。GitのバージョンはWindowsでは2.21.0、macOSでは2.20.1を使用しています。 〈本書の内容〉 Chapter 1 バージョン管理の基本 Chapter 2 Gitの基本的な使い方 Chapter 3 複数メンバーでの運用 Chapter 4 Gitを使った実践開発
-
4.5元横浜DeNAベイスターズ投手、初の「ビジネス書」刊行! 2017年に横浜DeNAベイスターズから戦力外通告を受けた元投手・小杉陽太氏は、現役時代から熱望していた「起業」を選び、ビジネスの世界に飛び込んだ。ベイスターズ人気を爆発的に高めたのは、親会社DeNA経営陣の手腕だ。その球団運営を間近で見て学んだ小杉氏は、自身の会社「株式会社l’unique(リュニック)」の経営にそれを生かし、見事、軌道に乗せることに成功した。その小杉氏が自身と同じ境遇からポジティブな転身・転職を成功させている元プロ野球選手のビジネスパーソンを訪ねる。大手外資系企業、公認会計士、店舗経営……野球という枠を超える大胆な人生のシフトチェンジの背景には何があったのか?シビアな競争にさらされてきたプロフェッショナルアスリートたちがたどり着いた「働くこと」の意味とは? 新たな挑戦をためらうな。 動きながら次を考えろ。 失敗は未来の武器になる――。 転職に踏み切れないビジネスパーソン、組織における自分のポジションに惑う人にこそ読んでほしい。あなたのライフシフトへの決断と覚悟の力をつける一冊! 僕の転職はゼロからの起業だった――ちょっと長めのまえがき 第1章 下園辰哉(横浜DeNAベイスターズ→株式会社ディアラ) 「当たって砕けろってタイプでね。できなかったら『すいません』って謝ればいいだけじゃない?」 第2章 奥村武博(阪神タイガース→公認会計士) 「合格までの9年の雌伏の時間を過ごしたことは僕の強みであり、ある種のブランド力になった。土深く潜っていたわけですからね(笑)」 第3章 柴田章吾(読売ジャイアンツ→アクセンチュア株式会社) 「プロ野球選手を辞めて最初に感じたこと「これからは自由に生きることができる」。難病になって以来、責任感で野球をやっていたところもあった」 第4章 松下一郎 (横浜DeNAベイスターズ→株式会社セールスフォース・ドットコム) 「ブルペンキャッチャーとしてチーム全体を見るのは楽しかったけれど、限界はある。もう一度「評価される世界」に行きたかった」 第5章 藤江均(横浜DeNAベイスターズ→ 東北楽天ゴールデンイーグルス→米独立リーグ→焼肉39ごりら) 「夢を語る、口に出すことで行動がついてくる。一番ダメなのは、こうなりたいと思うだけで、それに向かって何もやらないことやね」 終章 対談を終えて 僕たちは一度クビを言い渡されている。わかりやすく失敗した過去があるからこそ、新たな失敗を恐れずに立ち向かうことができるのだと思う。 あとがき
-
4.1佐渡島庸平さん(株式会社コルク代表取締役)推薦! 「汝自身を知れ。自分自身を理解できない存在だと考え、理解しようと努め続けている人こそがプロフェッショナルだ」 成功と失敗を左右する、最も重要なのに最も見逃されている要素、「自分を知る力」 仕事での成果や良好な人間関係、そのカギは「自己認識」にある。 しかし、多くの人は思い込みにとらわれ、自分の可能性を狭めてしまっている。 ビジネス界でも活躍する組織心理学者が膨大な先行研究と自身の研究・実践から、 自己認識の構造を理論的に解明し、 思い込みを乗り越え、より深く自分を知るための方法を伝える。 複数の賞を受賞! Strategy+Business誌ベストビジネスブック2017選出 Business Insider誌ベストビジネスブック2017選出 各界のプロフェッショナルも大絶賛!! 「自己認識、内省、および自分と向き合う方法に対する世間の考えは、 基本的に間違っていて役に立たない。 そうした情報を信じて、私生活でも仕事でも好ましくない行動を続けてしまう人が多い。 自身の経験と膨大なリサーチをもとに、ユーリックは真のインサイトにいたる方法、 つまり自分自身を変え、仕事で関わる周りとの関係を変革する方法を明らかにする」 エド・キャットムル(ピクサー・アニメーション・スタジオ共同創設者、『ピクサー流 創造するちから』著者) 「自分が駆け出しの頃に欲しかった一冊であり、 人格や職業上での成功の基盤となる自己認識を高めたいと願うすべての人びとにお勧めしたい一冊だ。 まさしくインサイトに満ちている!」 アラン・ムラーリー(フォード・モーター・カンパニーの元CEO) 「単なる一過性のスキル・ノウハウ本ではない。 根底から自己認識の大切さを紐解き、誰もが一生をかけて、 本気で向き合っていかなければならい自己を知るためのガイドラインとなっている」 中竹竜二(本書監訳者、株式会社チームボックス代表取締役、日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター) 目次 第1章 二一世紀のメタスキル <第1部 基礎と障壁> 第2章 自己認識の解剖学―インサイトを支える七つの柱 第3章 ブラインドスポット―インサイトを妨げる目に見えない心のなかの障壁 第4章 自分教というカルト―インサイトを阻む恐ろしい社会的障壁 <第2部 内的自己認識―迷信と真実> 第5章 「考える」=「知る」ではない―内省をめぐる四つの間違った考え 第6章 本当に活用可能な内的自己認識ツール <第3部 外的自己認識―迷信と真実> 第7章 めったに耳にしない真実―鏡からプリズムへ 第8章 予想外の厳しいフィードバックを受け止め、向き合い、行動に移す <第4部 より広い視点> 第9章 リーダーがチームと組織の自己認識を高める方法 第10章 思い込みにとらわれた世界で生き抜き成長する 巻末資料 謝辞 原注 監訳者あとがき(中竹竜二)
-
4.0技術の結集から生まれる日本の鉄道。 人々の目は、鉄道会社と車両メーカーに留まりがちだが、 鉄道を取り巻く技術の裾野は限りなく広い。 専門分野における世界トップレベルの技術なくしては 新幹線、在来線の運行、安全、快適性が機能しないのも事実である。 車両関連の部品から、駅、線路にかかわる施設など、 それぞれの「匠」を極めるメーカーのものづくりの現場を 一つひとつ訪ね歩いて綴った筆者渾身のルポ。 ■著者紹介 青田 孝(あおた たかし) 日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両を学び、卒業研究として1年間、国鉄鉄道技術研究所に通う。卒業後、毎日新聞社入社。メディア関連を担当する編集委員などを歴任し、現在は日本記者クラブ会員としてフリーランスで執筆活動中。著書に『ゼロ戦から夢の超特急』『箱根の山に挑んだ鉄路』『蒸気機関車の動態保存』『ここが凄い! 日本の鉄道』(以上、交通新聞社新書)。
-
3.8約550万人のパレスチナ難民を支援するUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)。医療・教育・社会福祉をおこない、活動範囲はヨルダン・レバノン・シリア、さらに東エルサレムを含むヨルダン川西岸とガザのパレスチナ暫定自治区に及ぶ。2018年、米国が在イスラエル大使館をエルサレムに移転、その後のUNRWAへの拠出金を打ち切ったというニュースは記憶に新しいが、ガザはこの10年で三度の戦争を経験しており、現在も「天井のない監獄」と世界で評される。UNRWA保健局長としての日々の活動から、そこに生きる市井の人々の声を届ける。
-
4.1収容者数100万人といわれ、米国務省がいま世界的な人権問題として警鐘を鳴らすウイグル人の強制収容。中国はなぜ彼らを恐れるのか? 中国共産党に忠実で、清く正しい人々。ゴミ一つ落ちておらず、スリもいない完璧な町。だが、この地のウイグル人たちをよく観察してみると、何かがおかしい。若い男性は相対的に少なく、老人たちに笑顔が見られない。観光客に接する女性たちの表情は妙に硬い。いまSF小説の世界にも似た暗黒社会が、日本と海を隔てた隣国の果てにあることを誰が想像しただろうか。さらに共産党による弾圧の魔手は、いまや在日ウイグル人にまで及んでいるという。現地ルポとウイグル人へのインタビューから浮かび上がる「21世紀最悪の監獄社会」の異様な全貌。「一帯一路」という大国の欲望に翻弄された弱小民族の悲哀が浮かび上がる。 ●序章 カシュガル探訪――21世紀で最も残酷な監獄社会 ●第一章 「再教育施設」の悪夢――犯罪者にされる人々 ●第二章 民族迫害の起源 ●第三章 世界の大変局時代における鍵――米中そして日本
-
3.5人口約五五〇万人、小国ながらもPISA(一五歳児童の学習到達度国際比較)で、多分野において一位を獲得、近年は幸福度も世界一となったフィンランド。その教育を我が子に受けさせてみたら、入学式も、運動会も、テストも、制服も、部活も、偏差値もなかった。小学校から大学まで無償、シンプルで合理的な制度、人生観を育む独特の授業……AI時代に対応した理想的な教育の姿を示す。
-
4.8
-
-歴代王朝が、次々と王朝の栄光を記し、作らせた正史は、3000年間で実に4000巻を越え、何人も読破不可能だ。だが、この壮大な中国史も考えようでは、あるパターンのくり返しだった。パターンを学ぶことにより、長大な帝国史を手軽に理解できるはず……との大胆な発想で書下ろされた、空前絶後の中国史早わかり。(全3冊)
-
4.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お笑いコンビ・オードリーによる、ニッポン放送の人気番組「オードリーのオールナイトニッポン」が10周年!! 2019年3月2日に開催された伝説のライブイベントの模様を完全収録した番組本が発売! 「リトルトゥース」はもちろん、オードリーファンなら必見の一冊。 ●グラビア&ドキュメント「オードリーと、日本武道館」前日からライブ終了後の生放送までを追った30ページ●「オードリーのオールナイトニッポン」番組クロニクル(日本武道館編)●若林正恭書きおろしエッセイ「武道館」●春日俊彰「KASUGART」●オードリーエピソードイラスト 漫画家・松本零士/漫画家・所十三●対談「作家・朝井リョウ×ミュージシャン・DJ松永(Creepy Nuts)」●「特別インタビュー」TVディレクター・舟橋政宏●「スペシャルエッセイ」作家・能町みね子
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 針の持ち方、糸の選び方から始まり、基本的な編み方5種でコサージュやヘアゴムを編み、マフラー、トートバッグなど編みながらステップアップしていく内容。最終的にはショールやスヌードと言った大物にも挑戦。作例は15以上で、さらに色替えなどのバリエーションも豊富。「編み目記号事典」も充実しているので、困ったときにすぐ引ける編集。かぎ針編みをはじめたい人、少しやっている人のための教則本です。
-
4.0元号が「令和」になり、日本は新しい時代を迎えた。いったい、令和の日本はどんな国になっていくのだろうか。結論から言えば、それは、「今後、安倍政権がどこまで続くか、そのうえで、安倍政権がどのような政策を打つのか」によって大きく異なってくるだろう。 野党も左巻きマスコミも、好悪、感情で安倍政権を批判してきた。その好例がモリカケ問題であり、最近の統計問題でもある。2018年暮れ、厚生労働省が、「毎月勤労統計調査」において、全数調査すべきところを一部抽出調査するなどの不適切な調査を続けていたことが発覚すると、年明けの国会では野党が盛んに安倍政権を攻め立て、新聞・テレビも「統計調査に不正があった。けしからん! アベノミクスの実態も、政府が言ってきたことが正しいかどうかわからない」などと批判的な報道を繰り返した。 しかし、この問題がいったいどういうものなのかをきちんと理解し、指摘した政治家もメディアもほとんどいなかった。筆者は情緒を廃止して、厳格な数字データをもとに、安倍政権を徹底的に査定すると同時に、「反安倍勢力」の化けの皮を剥いでいく。
-
3.0人生後半で結婚に踏み切り、ライフスタイルを大きく変える決断をした13組の結婚のリアルを収録。仕事、価値観の違い、老親との関係……etc.に改めて向き合った上での新しい扉の開き方とは? AERA dot.の人気連載を書籍化。
-
4.0AI(人工知能)、AR(拡張現実)、ブロックチェーン、3Dプリンティング、ドローン……最先端テクノロジーの動向と、その経営戦略への活用について、ハーバード大学のマイケル・ポーター、マルコ・イアンシティ、カリム・ラカニー、『フリー』や『MAKERS』の著者クリス・アンダーソンなど注目の識者が分析する。
-
3.8
-
4.3
-
4.3
-
4.0
-
5.0
-
3.6あなたが「しあわせ」を感じられないのは、罪悪感のせいかもしれない 自分をゆるせれば、生きることがラクになる 反響続々! 「読んでいて涙が止まらなかった」 「誰かのために自分を変えるのではなく、自分のしあわせのために自分をゆるそうと思った」 「罪悪感まみれの人生だったけど、愛ゆえにこんなにも苦しんでたんですね」 「自分の歩んできた人生が書かれているような気がしました」 「自分自身が自分を一番傷つけて許せていなかったんですね……」 「自分の心の世界に光が当たるような一冊。この本を相棒に、少しずつ罪悪感から解放されていきたい」 つぎのようなことに、思いあたる節はありませんか? □他人の期待に過剰に応えようとしてしまう □自分と仲良くしてくれる人に、どこか申し訳なく思う □過去に自分がしたことで後悔していることがある □仕事や恋愛を頑張っているのに、報われない □うまくいかない恋愛ばかり選んでしまう □子どもを深く愛しているのに、やたら怒ってしまう □自分の子育てに自信が持てない □なにかと自分を責めて「ダメ出し」してしまう □つい責任転嫁してしまう これらの気持ちの裏にはすべて、「罪悪感」という感情があります。 もし、今「自分はしあわせではない」と思うなら、そこに罪悪感が存在している可能性があります。 「罪悪感」とは、ひとことで言うと、「自分が悪い」「自分のせいだ」と感じる感情のこと。 そして、多かれ少なかれ、人は誰でもこの罪悪感を感じながら生きています。 本書は、約20年にわたって1万5千件以上のカウンセリングを実践し、 年間100本の講座やセミナーを実施している人気心理カウンセラー・根本裕幸氏が、 長年にわたって着目してきた「罪悪感」という感情の発生のしくみとつき合い方について、ていねいにひもといてく本です。 罪悪感という感情の最大の特徴は、自分がしあわせになることを許さないように導くことです。 あえて自分を傷つけ、苦しめ、しあわせではない状況を引き寄せます。 しかし、明らかにだれかを傷つけてしまったというような、わかりやすい罪悪感ならば自覚できるけれど、 たいていの場合は、自分に罪悪感があるということに気づいていないケースがとても多い、と著者は言います。 本書では、自分のかかえている罪悪感に気づき、なぜその罪悪感が発生しているかを解き明かし、最終的には自分で自分をゆるし、癒すことを目指していきます。
-
4.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「コーチング」は、人を力づけるコミュニケーション。そして、「できない」を「できる」に変えるコミュニケーション。「コーチング」を試してみたけどよくわからなかった方に、期待したほど効果がなかったと感じた方に、結局まだ何だかよくわからないと思っている方に、真の「コーチング」の効果と醍醐味をお伝えします。あなたも、「デキる上司」になってみませんか?