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Posted by ブクログ 2016年01月03日
三島由紀夫没後45年にあたるということで、注目された三島特集で目にとまった。帯にB層が図解されており、耳新しい言葉だったが、意外にも腑に落ちるところがあって、読んでみた。内容には比較的共感を覚える。民主主義とは、自由とは、平等とは。これまで金科玉条のように、正しいと疑わなかった言葉を、少し下がって考...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月05日
平和ボケで思考停止した脳に一撃をくれる本。
SNSが浸透して広告が衰退しているのと同様に、政治も政治家主導から国民主導になる時代がきている。今はまだ草茅危言の状態だけど。恐怖心を煽る情報操作は若い世代には通じない。踊らされてるのはミーハーな大人たちってことだろうか。
いずれにせよ、自分たちで政治を考...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月04日
今の政治ってなんかおかしい、と思う人に読んでほしい本。
自分もB層に当てはまるところがあるので、もう少し保守的な面を強くするのも大事かと。これは、個人的に。。
マスコミなど、耳にする「保守」がよくわからない。保守派と言いながら、改革をするなどと矛盾をしているなぁ、となんとなく思っていた。そこに、こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月07日
三島由紀夫は表現者であり小説家、かつ顔も名前も売れていた。その彼が、ひっそり死なず、大衆に晒して割腹し、そこに主張を込めたのだから、その死はパフォーマンス以外の何物でもない。時代の変化に命を賭けたなら結果を見ずには無責任。諦めたという事なら、自らが忌避した小説家の自死と何が違うか。
その三島が憂い...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月31日
B層とは、郵政選挙の際に自民党が広告会社に作成させた企画書において、構造改革への支持とIQの高さの2軸で分け「構造改革に肯定的でIQが低い層」「具体的なことはわからないが、小泉のキャラクターを支持する層」と規定したもの。郵政選挙では、「改革なくして成長なし」「聖域なき構造改革」といったワンフレーズ・...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月27日
近代大衆社会がどのような形で暴走し、どのような形で行き詰るか、その兆候をすばやく察知し、我が国の現状に警告を発したのが、作家の三島由紀夫。三島の言葉を振り返りながら、今の世の中の思考の土壌について考察する。保守とは本来常識人のこと。三島は保守の立場で議会主義を守ろうとした。三島が最大限に警戒したのが...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月12日
作家、哲学者の適菜 収 氏の著書です。
三島由紀夫の言葉を引用しながら、著者の考える「保守」を論じる内容となっています。
本書では冒頭に「保守」の定義、本質として「人間理性に懐疑的である」と述べられていますが、この定義はよく考えられていると思います。腑に落ちました。
そう考えると世の中の保守派は...続きを読む
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