キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』

キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』

715円 (税込)

3pt

名著、現代に復活! 世界を滅ぼす一神教の恐怖!!――世界を戦火に巻き込むキリスト教原理主義者=ブッシュ、アメリカの危険を100年前に喝破!!

●松原隆一郎氏「西洋の価値体系を徹底批判」

●被告・キリスト教は有罪です。私はキリスト教に対して、これまで告訴人が口にしたすべての告訴のうちで、もっとも恐るべき告訴をします。どんな腐敗でも、キリスト教以上に腐っているものはないからです。キリスト教は、周囲のあらゆるものを腐らせます。あらゆる価値から無価値を、あらゆる真理からウソを、あらゆる正直さから卑怯な心をでっちあげます。それでもまだ、キリスト教会の「人道主義的」な祝福について語りたいなら、もう勝手にしろとしか言えません。キリスト教会は、人々の弱みにつけこんで、生き長らえてきました。それどころか、自分たちの組織を永遠化するために、不幸を作ってきたのです。

●キリスト教が世界をダメにする
●仏教の素晴らしいところ
●イエスは単なるアナーキスト
●イエスとキリスト教は無関係
●オカルト本『新約聖書』の暴言集
●キリスト教が戦争を招く理由
●キリスト教は女をバカにしている
●キリスト教が破壊したローマ帝国
●十字軍は海賊
●ルネサンスは反キリスト教運動

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キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ★感想/考察
    ・私が思うに本書には「神は死んだ」の深掘りというか、その言葉の意味が集約されているように思える。そして、界隈でオススメされた鋭いニーチェ本ということもあり、やはり適菜氏の訳は読んでいて爽快だ。まるでニーチェと対話しているような感じであっという間に読破した。ニーチェの話しかけるような訳の

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    天才ニーチェによるキリスト教への挑戦。その名もまんまの『反キリスト教(Der Antichrist)』。
    キリスト教の誕生まで歴史を遡り、仏教やイスラム教と比較し、数々の哲学者の言を引き…、徹底的に新約聖書の世界をこき下ろす!「キリスト教が世界をダメにする」「敵はキリスト教なり」が、最大の要点である

    0
    2014年03月22日

    Posted by ブクログ

    ニーチェの晩年の著作「アンチクリスト」を現代語にしたもの。
    難しい哲学書かと思いきや、とても分かりやすく、また非常に引き込まれるスリリングな文体であった。

    いわゆるニーチェの「キリスト教」批判であり、その矢は西洋の文明を作ってきた現実世界にはない「イデア」や「物自体」という概念を立てたプラトンやカ

    0
    2013年08月09日

    Posted by ブクログ

    こんなもん、明らかに命懸けで書いているのが分かるので、星の数はニーチェの勇敢さと知性、品性につけたようなものです。

    ニーチェが発狂して亡くなる約10年前、最後に書いた本。

    孤独であったろうと思う。

    しかし、あまりにも素晴らしい明晰な頭脳。知性。理性。観察眼。
    そして勇気だ。
    とにかく勇気だ。

    0
    2011年02月24日

    Posted by ブクログ

    ニーチェが狂人となる前の最後の著作で、ある意味集大成ともいえる『アンチクリスト』の現代語訳版。「現代語訳」という発想もさることながら、その訳のクオリティも素晴らしい。ニーチェを新書感覚で読めるなんて時代も変わった。ニーチェのアフォリズムをここまで噛み砕き、(おそらくではあるが)原文と意味を違えないと

    0
    2012年01月09日

    Posted by ブクログ

    キリスト教に対して抱いていた矛盾をニーチェが明解に解き明かしてくれた。キリスト教=病気など、思い切った言い方にびっくりした。キリスト教に矛盾を感じている人に一読を勧める。

    0
    2018年11月12日

    Posted by ブクログ

    ニーチェの反キリスト者を、適菜収が「現代語訳」したものです。ニーチェの思想は、よく行間も読んでみる必要がありますね。

    0
    2014年03月27日

    Posted by ブクログ

    少々過激で極端な部分のある文ではあるが、読み易く、内容が非常にわかりやすい。日本人だから、客観的に受け止められるのでしょうか。

    “殉教者とは、自分が信じている宗教のために、自分の命を捨てる人のこと。何かのために命を捨てたとしても、その対象になるものの価値が変化するわけではない。”

    0
    2013年11月08日

    Posted by ブクログ

    『アンチクリスト』の現代語訳版。

    非常に読みやすかった。
    過激な文体をとってはいるが、
    納得できる指摘がたくさんある。

    今度は、『アンチクリスト』を厳密な邦訳でも読んでみたい。

    0
    2013年01月03日

    Posted by ブクログ

    ぎるてぃ!。痛快なキリスト教批評。たぶん訳語調により読みやすい流れがあるためそう思う。世界3大宗教、一神教、という側面をもつ反面、イスラム教徒の違いは報復をしないこと、万人に対するアイデアルと教えられてきた。しかし、実際には、愛のためにか他教の攻撃には、反撃を行うことは証明された(本書の表紙の絵から

    0
    2012年11月27日

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