絶望の国の幸福な若者たち

絶望の国の幸福な若者たち

858円 (税込)

4pt

格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。だが、統計によれば、20代の75%が現在の生活に「満足」している!これまでの若者論を覆す現実を前に、本書の立場はシンプルだ。――悲観論にも感情論にも意味はない。いまメディアを席巻する若き論客が、徹底的に現場を取材し考えた「代表作」! 解説・中森明夫「古市憲寿とは何者か? 佐藤健との対談収録!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

絶望の国の幸福な若者たち のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    古市さんが大好きだからではなく、本当におもしろく興味深い一冊。

    「若者」という言葉は日々耳にするけれど、それがいつ出来た言葉なのか、そもそも「若者」って何なのか考えたこともなかった。
    脚注のスタイルも斬新。
    単行本当時26歳だった古市さんが、文庫化された時は30歳で、ご自身で「答え合わせ」をされて

    1
    2018年02月11日

    Posted by ブクログ

    話題作なことは分かっていたがようやく読破

    こんなに面白いとは思わなかった、もっと早くに読めば良かった
    「若者」とは何かという調査結果で内容がしっかりしている+とても共感出来る内容だった
    古市さんが若者代表としてTVに引っ張りだこになる理由もわかる

    佐藤健との対談もとてもいい

    0
    2024年09月06日

    Posted by ブクログ

    新鋭の社会学者(執筆当時26歳!!!)が書いた、現代の若者論的な本。

    軽く読めるようになのか元々の文体なのか、ちょっとふざけた現代的な笑いもはさみつつ、ちょっとシニカルな視点で若者について考察して行きます。

    勿論書いてある事すべてに納得できた訳ではないけれど、読み物として面白かったし笑える部分も

    0
    2020年12月26日

    Posted by ブクログ

    出版当時26歳だった気鋭の若手社会学者である著者が既存の若者論を更新した名著の文庫版です。脚注部分など2015年時点で新たに追加されている部分もあり若者論のテキストの最新改訂版としても読み応えがあります。若者論を歴史的かつ体系的に述べた第一章はそれだけでも価値が高いものだと私は思います。
    本書の中で

    0
    2016年01月04日

    Posted by ブクログ

    就職難、所得低下、非正規雇用、
    そして人口減少、少子高齢化…

    今の世の中、よい話題をみつけるのは
    難しい気がする。

    でも、その一方、
    世の若者達は、自分達の生活に
    ある程度満足しているという統計がある。

    地元の友達と遊び、
    スマートフォンで知りたいことを
    すぐ調べられ、親のもとにいれば、
    生活

    0
    2015年11月23日

    Posted by ブクログ

    当時話題になっただけあり、面白かった。若者による若者論。読みやすく、仮説も興味深い。同意部分も多い。年寄りの意見を生暖かく見る姿勢も良い。
    居場所や友達がいるからデモに参加する。自分とまわりさえ幸せなら幸せ。将来は考えず、とりあえず今が幸せならそれで良い。世の中で大きなことはできなくても、友達と1泊

    0
    2022年12月18日

    Posted by ブクログ

    古市オタクとしてどうしても読みたかった本。「若者」がそもそも何なのかから考えることができた。古市節もよかった。「解毒」されましたね、はい。

    0
    2021年09月15日

    Posted by ブクログ

    『絶対に挫折しない日本史』で古市さんのこの本が気になったので。
    若者の思考について終始共感しました。
    最終章に言いたいことが詰め込まれていて、伝えたい熱意を感じる文章。引き込まれました。
    全部読むとタイトルの皮肉にちょっと笑ってしまう。

    0
    2021年07月27日

    Posted by ブクログ

    大きな流れで見ると、昭和から平成、令和と時代が変わっていくなかで経済成長の時代はすでに終わりを告げ、経済成長の時代を生きたおじさん世代の若者批判の論調はなんの説得力もない。
    そして「昔は良かった」「最近の若者は...」という議論がいかに意味のないものかがよくわかる。

    それを踏まえた上で若者論とは社

    0
    2021年05月04日

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた古市さんの本。やっと読めました。
    若者論の歴史から入って、現代(執筆は2011年)の若者の状況を統計やインタビューから淡々と描き出していく。いいなぁ、この対象からの距離感が社会学なんだよな、と何やら嬉しくなる。
    少子高齢化、財政赤字に加え、近年は国際的なビジネスでの競争でも分が悪

    0
    2020年10月28日

絶望の国の幸福な若者たち の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社+α文庫 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

古市憲寿 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す