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格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。だが、統計によれば、20代の75%が現在の生活に「満足」している!これまでの若者論を覆す現実を前に、本書の立場はシンプルだ。――悲観論にも感情論にも意味はない。いまメディアを席巻する若き論客が、徹底的に現場を取材し考えた「代表作」! 解説・中森明夫「古市憲寿とは何者か? 佐藤健との対談収録!
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Posted by ブクログ
古市さんが大好きだからではなく、本当におもしろく興味深い一冊。 「若者」という言葉は日々耳にするけれど、それがいつ出来た言葉なのか、そもそも「若者」って何なのか考えたこともなかった。 脚注のスタイルも斬新。 単行本当時26歳だった古市さんが、文庫化された時は30歳で、ご自身で「答え合わせ」をされて...続きを読むる点も非常におもしろい。 生年月日が同じなので(自慢)、時代も振り返りやすく楽しめました。 読む年齢で感じ方が変わりそうなので、また時間を置いて読みたいと思います。
話題作なことは分かっていたがようやく読破 こんなに面白いとは思わなかった、もっと早くに読めば良かった 「若者」とは何かという調査結果で内容がしっかりしている+とても共感出来る内容だった 古市さんが若者代表としてTVに引っ張りだこになる理由もわかる 佐藤健との対談もとてもいい
新鋭の社会学者(執筆当時26歳!!!)が書いた、現代の若者論的な本。 軽く読めるようになのか元々の文体なのか、ちょっとふざけた現代的な笑いもはさみつつ、ちょっとシニカルな視点で若者について考察して行きます。 勿論書いてある事すべてに納得できた訳ではないけれど、読み物として面白かったし笑える部分も...続きを読むあって楽しめました。 今後の活躍が楽しみな方です。
出版当時26歳だった気鋭の若手社会学者である著者が既存の若者論を更新した名著の文庫版です。脚注部分など2015年時点で新たに追加されている部分もあり若者論のテキストの最新改訂版としても読み応えがあります。若者論を歴史的かつ体系的に述べた第一章はそれだけでも価値が高いものだと私は思います。 本書の中で...続きを読む我々が「一億総若者化時代」を生きている、と著者が述べているのが特に印象に残りました。 世代ごとの意識の差が減少し続け、今後ますます多くの若者が「正社員」や「主婦」という既存の社会が前提とした「大人」になれないのだとしたら、若者は年齢に関係なく「若者」でありつづけるしかない。著者の指摘は鋭く着眼点がすごいです。 不安定が若者らしさであるとしていつまでも不安定なままの大人になれない若者ではない若者が増え続けるならば我々の社会はどうなるのだろうか? 著者の今後の活動がますます楽しみです。
就職難、所得低下、非正規雇用、 そして人口減少、少子高齢化… 今の世の中、よい話題をみつけるのは 難しい気がする。 でも、その一方、 世の若者達は、自分達の生活に ある程度満足しているという統計がある。 地元の友達と遊び、 スマートフォンで知りたいことを すぐ調べられ、親のもとにいれば、 生活...続きを読むも困窮しない。 そんな若者達は何を目指し、 どこにいくのか?
当時話題になっただけあり、面白かった。若者による若者論。読みやすく、仮説も興味深い。同意部分も多い。年寄りの意見を生暖かく見る姿勢も良い。 居場所や友達がいるからデモに参加する。自分とまわりさえ幸せなら幸せ。将来は考えず、とりあえず今が幸せならそれで良い。世の中で大きなことはできなくても、友達と1泊...続きを読む2日で千葉にバーベキューしに行けることが大事。世代間格差はなくなり、ほとんどが若者。
古市オタクとしてどうしても読みたかった本。「若者」がそもそも何なのかから考えることができた。古市節もよかった。「解毒」されましたね、はい。
『絶対に挫折しない日本史』で古市さんのこの本が気になったので。 若者の思考について終始共感しました。 最終章に言いたいことが詰め込まれていて、伝えたい熱意を感じる文章。引き込まれました。 全部読むとタイトルの皮肉にちょっと笑ってしまう。
大きな流れで見ると、昭和から平成、令和と時代が変わっていくなかで経済成長の時代はすでに終わりを告げ、経済成長の時代を生きたおじさん世代の若者批判の論調はなんの説得力もない。 そして「昔は良かった」「最近の若者は...」という議論がいかに意味のないものかがよくわかる。 それを踏まえた上で若者論とは社...続きを読む会問題のネガみたいなものという。 最も印象に残ったのは、日本という国は民主主義という制度の構築に失敗したのかもしれないという点(P352)。「明治維新が参考にした西欧諸国は産業革命の真っ只中にあり、これを参考にしたため経済成長が至上命題になった(民主主義よりも)。そしてそれがうまくいってきた。昭和はじめまでは戦争に勝ち、太平洋戦争で敗戦しても様々なラッキーが重なり経済成長できた。それがいま、経済成長が止まった。民主主義を犠牲にしてきた国で、僕たちは今たちすくんでいるように見える」 なるほど。確かに局所的に本当の意味で民主主義を追求する活動はあったが、日本の近代史は済成長・自由主義の流れの中にいたというほうが的を得ているのかも。
ずっと気になっていた古市さんの本。やっと読めました。 若者論の歴史から入って、現代(執筆は2011年)の若者の状況を統計やインタビューから淡々と描き出していく。いいなぁ、この対象からの距離感が社会学なんだよな、と何やら嬉しくなる。 少子高齢化、財政赤字に加え、近年は国際的なビジネスでの競争でも分が悪...続きを読むい日本。長期的には徐々に沈んでいくことは避けられないかも。でもここまで築き上げた社会インフラはやはり相当なもので、短期的には無理せずとも安全でそこそこ楽しく暮らしていける。まあ、茹でガエル状態といわれればそれまでなんだけど、だからといって個人の力でこの状況を変えることはやはり困難だし。 こんな若者の生活を、ユーモアも交えながら淡々と描き出している。やはりなかなかの作品ですね。
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絶望の国の幸福な若者たち
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古市憲寿
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