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  • 文藝春秋 2026年7月号
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    ■■■高市早苗研究 第2回■■■ ◎高市早苗「書かれざる履歴書」「空白の一年」と外交官試験の謎 甚野博則&本誌取材班 ◎最側近官僚は「公費で不倫出張」常習犯 本誌編集部 【高市政権と皇室典範】 ◎天皇が漏らされた“ご懸念” 本誌編集部 ◎養子案、旧宮家の本音を明かしましょう 久邇朝宏 ◎「拙速改正で日本を分断するな」 御厨貴×林真理子×野田佳彦 ◎高市首相が主導した「性差医療」とは 小宮ひろみ 【特集 かんたん長生き体操】 ◎「心が辛いときこそ整えます」 岩下志麻85歳のマイ体操 ◎体操で「筋肉」と「柔軟性」を守る! 中村徹 ◎あつまれ!「ご当地体操」47都道府県ベスト3決定! 佐藤弘道×武井正子×鳥飼秀彦 【新連載スタート】 ◎国税が暴いた関西“闇”マネー第1回 川崎重工に寄生した海上自衛隊 市田隆 ◎忘れ得ぬ「昭和人」第2回 後藤田正晴の逡巡(中編)保阪正康 ◎同級生対談 中小企業を救え! 岸田文雄×関根正裕 ◎みんな忘れちゃいないか、バッター長嶋茂雄の凄さを 権藤博×外木場義郎×平松政次 ◎物語は台所で生まれる 原田ひ香×嶋津輝 ◎ホンダ三部社長降ろし全内幕 井上久男 ◎株主資本主義の末路 H.U.最高責任者が全員辞任! 大西康之 ◎京都男児殺害事件 現場記者が書けなかったこと 村岡正浩 ◎“世界を壊す男”ネタニヤフの正体 曽我太一 ◎嵐・大野くんは命の恩人です 蝉谷めぐ実 ◎細木数子、私たちの“地獄体験” 宇都宮直子 ◎郷ひろみ 「母の叱咤が僕を作った」 ◎佐藤愛子先生とのスペイン旅行 佐伯泰英 ◎日本の顔インタビュー 家康型“第二の人生”を目指します 本郷和人 ◎第57回 大宅壮一ノンフィクション賞発表&選評 【連載】 ◎〔新連載 第3回〕ラファエルの羅針 柚月裕子 ◎「戦後」の正体4 辻田真佐憲 ◎古風堂々86 藤原正彦 ◎日本人へ273 塩野七生 ◎ベストセラーで読む日本の近現代史154 佐藤優 ◎言霊のもちぐされ21 山田詠美 ◎ゴルフ春秋17 ◎地図を持たない旅人27 大栗博司 ◎有働由美子対談 90 川田翔子(八幡市長)/高島崚輔(芦屋市長) 「市長が一番社会を変えられる」  ……ほか

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  • なごみ 2026年6月号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集は「絵でみる喫茶史」。絵巻や屏風の多くには、お茶を楽しむ人々の姿が描かれています。社会階層ごとにさまざまな方法で親しまれてきたお茶の魅力、そして時代とともに変遷する茶の湯のかたちを絵画を通して学びます。好評、SixTONES京本大我さんの連載は、「能に触れる」。〝修復〟に携わる人々を取材するルポ「繕う人々」、「冷泉家ごよみ」など連載中。 《Chanoyu magazine “NAGOMI” June issue/Chado/The way of tea》
  • バカの壁
    3.9
    あの大ベストセラーがついに電子化! 「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。その「バカの壁」とは何か……? いつの間にか私たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世の中が見えてくる!
  • 読楽2026年1月号
    続巻入荷
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    【豪華執筆陣!】坂井希久子 門田泰明 梶尾真治 伊岡瞬 【新連載】 坂井希久子 夜鷹狩り 髪結いお照は元掏摸で12歳の雨吉を弟子にする。面倒を見てやるつもりが─ 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 臭いに敏感な忠雅、御母様の座敷の障子を開けさせるとそこには─ 【読み切り】  梶尾真治 さざなみショア 普段は我慢できるはずが誘惑に襲われ、師朗はあの冷たい海水に足をつける 伊岡 瞬 消えた凶行 後篇 真壁は感じていたのか─でかい事件かもしれないと 【第9回 大藪春彦新人賞発表】 津村正俊 『幽霊を殴った男』 受賞のことば 寺田勢司 『穴を穿(うが)つ』 受賞のことば 選評 今野 敏 馳 星周 野間裕樹(徳間書店文芸編集部編集長) 大藪春彦新人賞 映像化奨励賞 春名洋服 『潜水艦カブト』 受賞のことば 選評 白石和彌(映画監督) 【第28回 大藪春彦賞候補作発表】 【第9回大藪春彦新人賞受賞作】  津村正俊  幽霊を殴った男 寺田勢司 穴を穿つ 【大藪春彦新人賞 映像化奨励賞受賞作】 春名洋服 潜水艦カブト 【連載小説 社会派サスペンス】 城山真一 溶かし屋 【連載小説 警察&ミステリー】 中山七里 正義の銃弾 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【連載小説 歴史&時代】 あさのあつこ おもみいたします 参 【連載小説 風味絶佳】 寺地はるな 水は血よりも 吉田篤弘 月とコーヒー 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻
  • 不良老人の文学論(新潮文庫)
    5.0
    大江健三郎との絆、井上ひさしの忘れ得ぬ言葉、丸谷才一の凄み、星新一の威厳、小松左京の功績、桂米朝の教養、手塚治虫のもう一つの世界。漱石、芥川、谷崎文学の解読。『モナドの領域』『ダンシング・ヴァニティ』『聖痕』『大いなる助走』等の創作秘話。追悼、書評、解説、選評、インタビュー等から立ち上がってくる現代文学の核。そして筒井文学の秘密。文学愛好者、作家志望者必読のエッセイ集。(解説・上田岳弘)
  • 残像に口紅を
    3.3
    「あ」が消えると、「愛」も「あなた」もなくなった。ひとつ、またひとつと言葉が失われてゆく世界で、執筆し、飲食し、交情する小説家。筒井康隆、究極の実験的長篇。
  • 笑いの力
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    5.0
    狂言,川柳,落語など笑いの伝統は数多くあるのに,なぜ現代の日本人は笑いの力を忘れてしまったのか.不況下でますます「笑い」が失われつつあるなか,稀代の心理学者,解剖学者,作家がそれぞれの専門分野から「笑い」の効用について真剣かつユーモアたっぷりに論じた講演とシンポジウムの記録.養老孟司氏の新稿を付す.

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  • 旅のラゴス(新潮文庫)
    4.1
    北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か? 異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。
  • 最終講義 学究の極み
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    日本の知の礎を築いたのは、飽くなき探求心を持ちつづけた学者たちだった。土居健郎は言う、「まず「わかる」とはどういうことかということをわかる必要があるでしょう」。禅の本質を説く鈴木大拙、インド思想史に人類史的な普遍性を見た中村元、心理療法の目的を自身の物語の発見に見いだした河合隼雄、人間と自然の関係の変化が歴史学に課題をもたらしたと指摘する網野善彦……。日本を代表する「知の巨人」たち、その学問の総決算ともいえる最終講義を精選したアンソロジー。「学究の極み」篇では、日本の知の礎を築いた学者たちが生涯をかけて追究した研究テーマ、その集大成を披露した講義を収録。冒頭に各講義の要約を付し、難解な講義も概要をつかみやすくした。推薦・若松英輔
  • 筒井康隆、自作を語る
    4.3
    日本SFの黎明期における同人誌〈NULL〉の創刊と、その掲載作「お助け」が江戸川乱歩に発見されての商業デビュー。『時をかける少女』などのヒットや「浸透と拡散の時代」を経て、エンタメ小説黄金期における大活躍と断筆宣言。そして日本文学界の大家となり「最後の長篇」の執筆に至るまで――半世紀を超える作家生活を自ら語り明かして第50回星雲賞を受賞した豪華インタビュー集、新規対談を加えて待望の文庫化。
  • 人生の壁(新潮新書)
    完結
    4.3
    生きていくうえで壁にぶつからない人はいない。それをどう乗り越えるか。どう上手にかわすか。「子どもは大人の予備軍ではない」「嫌なことをやってわかることがある」「人の気持ちは論理だけでは変わらない」「居心地の良い場所を見つけることが大切」「生きる意味を過剰に考えすぎてはいけない」――自身の幼年期から今日までを振り返りつつ、誰にとっても厄介な「人生の壁」を越える知恵を正面から語る。
  • AIの壁 人間の知性を問いなおす
    3.8
    人工知能(AI)技術の飛躍的発展により、近年「AIが人間の知能を超える」と言われるようになった。しかし、そもそもAIは本当に役に立つのか? AIと人間の知性の違いはどこにあるのか? 常々「脳」と「意識」について考えてきた解剖学者・養老孟司が、各界のトップランナーと縦横無尽に議論を交わす。 ■AIの発展がめざましい棋界に身を置く棋士・羽生善治 ■経済学者であり、AI技術にも精通する井上智洋 ■著書でテクノロジーと人間のあり方を考察してきた哲学者・岡本裕一朗 ■人工頭脳プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を進めてきた数学者・新井紀子 4人の叡智との対話から見えてきたのは、AIの限界と可能性。AIはいわば「高級な文房具」、AI化がむしろ「人間本来の暮らし」に戻れる余白を作ってくれる……AIの限界と日本の未来を語り合う、知的興奮に溢れる4つの議論。
  • 「自分」の壁
    3.7
    「自分探し」なんてムダなこと。「本当の自分」を探すよりも、「本物の自信」を育てたほうがいい。脳、人生、医療、死、情報、仕事など、あらゆるテーマについて、頭の中にある「壁」を超えたときに、新たな思考の次元が見えてくる。「自分とは地図の中の矢印である」「自分以外の存在を意識せよ」「仕事とは厄介な状況ごと背負うこと」――『バカの壁』から十一年、最初から最後まで目からウロコの指摘が詰まった一冊。
  • 短篇小説講義  増補版
    3.9
    「短篇小説を書こうとする者は、自分の中に浸みこんでいる古臭い、常識的な作法をむしろ意識して捨てなければならない」。その言葉どおりに数かずの話題作を生み出してきた作家が、ディケンズら先駆者の名作を読み解き、黎明期の短篇に宿る形式と技法の極意を探る。自身の小説で試みた実験的手法も新たに解説する増補版。

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  • 生命の意味論
    -
    伝染病も老化も死も、官僚制も企業も大学も、「免疫」からはこう見える! 『免疫の意味論』(大佛次郎賞)を凌駕する圧倒的スケールで描かれる、稀代の免疫学者による「超」生命論。(解説:養老孟司) 「私はこの本で、生命の持つあいまいさや多重性、しかしそれ故に成り立つ「超(スーパー)システム」の可能性について考えた。そこには「不気味さ」と「美しさ」が紙一重で同居している」――「まえがき」より [目次] まえがき 第一章 あいまいな私の成り立ち 第二章 思想としてのDNA 第三章 伝染病という生態学(エコロジー) 第四章 死の生物学 第五章 性とはなにか 第六章 言語の遺伝子または遺伝子の言語 第七章 見られる自己と見る自己 第八章 老化――超(スーパー)システムの崩壊 第九章 あいまいさの原理 第十章 超(スーパー)システムとしての人間 参考文献 あとがき 解説 多田富雄さんと私 養老孟司
  • 虚航船団(新潮文庫)
    4.5
    1巻1,045円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鼬族の惑星クォールの刑紀999年6月3日、国籍不明の2基の核弾頭ミサイルによって国際都市ククモが攻撃され、翌4日、無数の小型単座戦闘艇に乗ったオオカマキリを従えた文房具の殺戮部隊が天空から飛来した。それはジャコウネコのスリカタ姉妹の大予言どおりの出来事だった――。宇宙と歴史のすべてを呑み込んだ超虚構の黙示録的世界。鬼才が放つ世紀末への戦慄のメッセージ。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 読むこと考えること
    3.0
    養老孟司が折々に書き綴った思索の数々を九つのテーマへと編み分け。「読むこと」と「考えること」を往還しながら、物語に遊び、世相を眺め、虫に逃げられ、言葉に驚く──。解剖学者のユーモアと明晰な論理のメスが、物語のむこうに見える社会を鮮やかに切り開く。読むほどに、世界が前より少しだけややこしく、そして面白くなる一冊。
  • ウィークエンド・シャッフル
    4.0
    硫黄島の回顧談が白熱した銀座のクラブは戦場と化し(「『蝶』の硫黄島」)。子供が誘拐され、主人が行方不明になった家に入った泥棒が、主人の役を演じ始め(「ウィークエンド・シャッフル」)。全13編。
  • 定本 バブリング創世記
    3.8
    筒井康隆の世紀の奇書が 〈定本〉として三十七年ぶりに復刊! 筒井康隆の毒と笑いをご堪能あれ。 〈ドンドンはドンドコの父なり。ドンドンの子ドンドコ、ドンドコドンを生み……〉 ジャズ・スキャットで使われるバブリングを駆使し、 奇想天外なパロディ聖書として読書界を驚倒させた表題作ほか、 初刊文庫で未収録だった実験作品「上下左右」 (イラストは雑誌掲載時の真鍋博)を収録した完全版。 書下しの自作解説を併録。全十篇。 (解説 井上ひさし) 〈目次〉 バブリング創世記 死にかた 発明後のパターン 案内人 裏小倉 鍵 上下左右 廃塾令 ヒノマル酒場 三人娘 自作解説 筒井康隆 解説 井上ひさし
  • くさり ホラー短篇集
    3.3
    地下にある父親の実験室をめざす盲目の少女。ライフルを手に錯乱した肥満の女流作家。銀座のクラブに集った硫黄島での戦闘経験者。シリアスからドタバタまで、おぞましくて痛そうで不気味な恐怖体験が炸裂。
  • アフリカの爆弾
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    妻の様子がおかしい。息子もスパイ組織に入れられてしまった。それぞれが違う組織のスパイとわかった家族の末路は(「台所にいたスパイ」)。とあるアフリカの新興国。5ギガトンの核弾頭を買うことになってしまった日本人サラリーマンは……(「アフリカの爆弾」)。ほか、「脱出」「露出性文明」「メンズ・マガジン一九七七」「月へ飛ぶ思い」「活性アポロイド」「東京諜報地図」「ヒストレスヴィラからの脱出」「環状線」「窓の外の戦争」「寒い星から帰ってこないスパイ」の12編を収録。
  • 笑うな(新潮文庫)
    3.9
    タイム・マシンを発明して、直前に起った出来事を眺めるというユニークな発想の『笑うな』。夫の目前で妻を強姦する制服警官のニューロイックな心理『傷ついたのは誰の心』。空飛ぶ円盤と遭遇したSF作家の狼狽ぶりをシニカルに捉えた『ベムたちの消えた夜』。ほかに『赤いライオン』『猫と真珠湾』『血みどろウサギ』など、スラップスティックでブラックな味のショート・ショート34編。
  • 筒井康隆劇場 スイート・ホームズ探偵
    -
    1巻583円 (税込)
    閑静な住宅街で発生した連続幼女殺人事件! 幸せな家庭の美しく優しい母親の前歴は? そして変質者でいっぱいの登場人物たちのうち、いったい誰が犯人なのか? 謎と笑いに満ちた傑作推理劇の表題作。時空を飛び越え、人類永遠のテーマ母子相姦を描く怪作「俊徳丸の逆襲」。ほかに「ひとり」「部長刑事―刑事たちのロンド」「若くなるまで待って」をおさめるバラエティー編。

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  • 宇宙衞生博覽會
    -
    ツツイヤスタカ宇宙でしか見られない難病奇病珍現象を一堂に集めた世にも奇怪な博覧会。クレール蟹の甲羅の味噌を食べたために、頬が甲羅に変形する『蟹甲癬』。シャラク星でドド豆を煮るのに失敗した時に起る恐怖の『顔面崩壊』。マザング人との地獄のコミュニケーション法『関節話法』。ほかに『こぶ天才』『問題外科』『ポルノ惑星のサルモネラ人間』など、狂気と毒気にみちた8編。
  • 養老先生、病院へ行く(新潮文庫)
    4.3
    病院嫌いの養老先生が、26年ぶりに東大病院を受診!? 医療と距離を置いてきた養老先生だったが、今回の不調は今までとは様子が違った。教え子である中川先生に診察を頼むと、なんと心筋梗塞が見つかる。治療を通し、養老先生の医療観に変化は起きたのか? そして退院後には、愛猫・まるとの別れが待っていて……。4年後に養老先生に見つかったがんについて語った「文庫化特別対談」も収録。
  • おれに関する噂
    3.0
    テレビのニュース・アナが、だしぬけにおれのことを喋りはじめた――「森下ツトムさんは今日、タイピストをお茶に誘いましたが、ことわられてしまいました」。続いて、新聞が、週刊誌が、おれの噂を書きたてる。なぜ、平凡なサラリーマンであるおれのことを、マスコミはさわぎたてるのか? 黒い笑いと恐怖にみちた表題作、ほか『怪奇たたみ男』など、あなたを狂気の世界に誘う11編。
  • 「他人」の壁
    3.9
    ●「話せばわかる」は、やはり大ウソ! 「自分」と「自分以外の存在」を正しく認識できれば 世間や物事の見方は180度変わりだす! なぜ、相手は自分をなかなか理解してくれないと思ってしまうのか? なぜ、いつもあの人には話が通じないと思ってしまうのか? なぜ、悩みや不安はいつまでたっても消えないのか? なぜ、都合の悪いことは無意識でシャットアウトしてしまうのか? なぜ、「本当の自分」があると思い込んでしまうのか…… 「自分」にとらわれることで他人や環境を正しく理解できず、 かえって自分の認識をも妨げ、 物事の本質の理解から遠のいているのが根底にあるのである。 いわば理解の「壁」が存在し邪魔しているのである。 かつて『バカの壁』(400万部)で一世を風靡した脳科学者の養老孟司氏と、 心理学の専門家でありタレントとしても注目されている名越康文氏が、 人生、脳、仕事、世間、老若男女、死、宗教、AI、脱グローバリズムなどのテーマから 「自分」を超え、相手や周囲に「気づく」ことで物事の本質を極め 読者の方が思考の新たな次元が見えてくるようになるユニークな対談本。
  • 家族関係を考える
    値引きあり
    4.5
    家族における人間関係は一様なものではない。一人の異性を選択することによって成立する夫婦というヨコの関係、血のつながりで運命づけられた親子というタテの関係、さらに兄弟姉妹、親戚、こうした複雑さから、思いがけない対立や葛藤が生じてくる。家庭内暴力、離婚……。家族のあり方は、われわれの生きていく基盤として今、根本から問いなおされなければならない。(講談社現代新書)
  • 時をかける少女 TOKIKAKE
    3.7
    高校2年の紺野真琴は踏切事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を手に入れた!? あの名作が新たなヒロインで再びよみがえる。劇場公開作完全コミカライズ。
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)
    3.9
    幼いとき犬にかまれ、左腕が不自由な小学六年生の少女・月岡愛。母を亡くして居場所を失った彼女は、仲良しの大型犬デンを連れて行方不明の父を探す旅に出た。暴力が支配する無法の世界で次々と事件に巻き込まれながら、不思議なご隠居さんや出会った仲間に助けられて危機を乗り越えていく愛。近未来の日本を舞台に、勇気と希望を失わずに生きる少女の成長を描く傑作ジュヴナイル。
  • 赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!
    3.7
    『天才バカボン』『おそ松くん』などのギャグ漫画で知られる赤塚不二夫。その生誕80年を記念して、バカボンのパパの母校である「バカ田大学」の講義を、なんと東京大学で開講! 美術家、ミュージシャン、学者、作家、演出家、本物の東大教授などなど、豪華12組の講師による「赤塚不二夫スピリット」がビンビン伝わる熱い講義を一冊に。 読んでリッパなバカになるのだ! シェー! 講義内容 泉麻人「シェーとは何か?」/みうらじゅん「人生論」/久住昌之「旅はよそ見と道草でいいのだ」/会田誠「僕のバカアート」/鴻上尚史「コミュニケイションの達人になれるといいのだ」/坂田明「役立たずの在り方とミジンコについて」/茂木健一郎「創造性のバカちから~天才の方程式」/三上寛×宇川直宏「飢えた子供の前でコニャニャチハは有効か?」 養老孟司「バカと天才の壁」/喰始「バカの力!」/浅葉克己「デザインを血肉化する」/河口洋一郎×原島博「漫画とデジタルコンテンツ」/赤塚りえ子「おわりに~『リッパなバカ』になるために」
  • 朝のガスパール
    -
    コンピューター・ゲーム『まぼろしの遊撃隊』に熱中する金剛商事常務貴野原の美貌の妻聡子は株の投資に失敗し、夫の全財産を抵当に、巨額の負債を作っていた。窮地の聡子を救うため、なんと“まぼろしの遊撃隊”がやってきた! かくして債務取立代行のヤクザ達と兵士達の銃撃戦が始まる。虚構の壁を超越し、無限の物語空間を達成し得たメタ・フィクションの金字塔。日本SF大賞受賞。

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  • 新しい教育と文化の探求 カウンセラーの提言
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 教育に関するカウンセラーからの提言、日本の社会・文化の深層を探る試み、カウンセリングの現場からの発言、著者の歩んできた道をふりかえり思い出や旅を語るエッセイ集。
  • アニメーション映画で学ぶ英語 『時をかける少女』
    -
    「未来で待ってる」は英語で何て言う? 2025年11月21日『果てしなきスカーレット』ロードショーで話題! 細田守監督の不朽の名作『時をかける少女』で英語を学べる!  フルカラーのイラストとセリフの日英対訳で、 映画の世界観を楽しみながら日英のニュアンスの違いを味えます。 「Time waits for no one.」 「ずっと3人でいられる気がしてたんだよねー」 「……オレ、未来から来たって言ったら、笑う?」 「待ち合わせに遅れて来た人がいたら、走って迎えに行くのがあなたでしょ?」 「未来で待ってる」 あの数々の名言の英語も、解説いたします! <<本書の特長>> 1.豊富なフルカラーの場面写真で、映画の世界観を楽しめる 2.映画本編のセリフをそのまま掲載。日英の対訳で英語を読める 3.著書累計3.7万部!英会話コーチ・そーた氏による充実したフレーズ解説 <<あらすじ>> 待ってられない未来がある。 ある日タイムリープという能力を手にした少女は、「人生のかけがえのない時間」の意味を見つけ出していくーー。 あの瑞々しい青春を英語でも味わいましょう!
  • アホの壁(新潮新書)
    3.3
    なぜそんなアホなことをするのか、そしてアホなことを言うのか? 無益な争いに血眼になり、破綻必至の計画を立て、互いに殺しあうに至るのは、いったいなぜなのか? 文化的文明人を自任する現代人が、いとも簡単に飛び越えてしまう「アホの壁」をめぐり、豊富なエピソードと心理学、文学、歴史ないまぜでつづる抱腹絶倒の筒井流人間論、ついに登場!
  • あるいは酒でいっぱいの海
    3.4
    奇想天外なアイデア、ドタバタ、黒い笑い、ロマンチック、そしてアッというオチ。数ページの中に物語の魅力がぎっしり! 初期筒井康隆による幻のショートショート集、復刊。解説:日下三蔵
  • 暗黒世界のオデッセイ
    -
    人口爆発、鉛中毒、人工冬眠──奇才が正確なデータにもとづいて、近未来の日本をクールに描いてみせた『2001年暗黒世界のオデッセイ』。正気と狂気、天才と狂人の間を行きつ戻りつする現代人の深層心理をユニークに分析してみせた『乱闘人間大研究』。それに全漫画、『レオナルド・ダ・ヴィンチの半狂乱の生涯』『星新一論』を加え、筒井康隆の驚異の世界をあますところなく伝える一冊。(新潮文庫版に掲載しておりましたイラストの一部は電子版には収録しておりません。)
  • 生きるとは、自分の物語をつくること
    4.4
    人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者と、静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見……。それぞれの「物語の魂」が温かく響き合う、奇跡のような河合隼雄の最後の対話。
  • 生きるとはどういうことか
    3.8
    人生、言葉にならないことがじつはいちばん面白い。“日本の知性”養老先生が二十年間に執筆した随筆から選りすぐり。ヒトを問いなおす思索の旅。
  • 命と向き合う -老いと日本人とがんの壁-
    値引きあり
    -
    どう生き、どう死ぬかの心のあり方を探る。 東大で緩和ケアに取り組んでいる中川恵一氏、日本人のあり方を常に説いている解剖学者の養老孟司氏、現代人の心のあり方などを説いている精神科医の和田秀樹氏の3人が「老いとは何か」「日本人の死生観」などを考察。 人は永遠に生きられません。 人間の死亡率は100%なのです。 「死ぬこと、生きること」を改めて考えます。 ※【ご注意】この作品はレイアウトの関係で、お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
  • 陰悩録 リビドー短篇集
    3.3
    風呂の排水口に○○タマが吸い込まれたら、自慰行為のたびにテレポートしてしまったら、突然家にやってきた弁天さまにセックスを強要されたら。人間の過剰な「性」を描き、爆笑の後にもの哀しさが漂う悲喜劇。
  • ウソツキクラブ短信
    4.3
    昔は「ウソは泥棒のはじまり」と嫌われたが、最近の心理学の研究では「ウソ」は実に高く評価されている。それを踏まえて、某教育委員会が「ウソのつき方」を教え、生徒たちに週13回以上のウソをつくように指導したところ、生徒たちの精神衛生がぐっとよくなり、いじめも不登校もまったく消滅……という報告もあるという!? そんなウソ哲学からウソ雑学までを満載。河合隼雄を会長に結成された世界が注目の「日本ウソツキクラブ」。八方ふさがりのニッポン人の生き方に突破口をつくる本。
  • 歌と饒舌の戦記
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    1巻660円 (税込)
    冬の納沙布岬で、森下義和以下GRTテレビ「突然おじゃま虫」のスタッフが流氷づたいにアルコールをねだりにくるソ連兵を待ちかまえていると、なんと、ソ連正規軍が上陸を開始。またたくまに北海道は占領されるが、奇怪なことに在日米軍はもぬけのカラ!―思想も、宗教も、国家の目標ひとつない、金満日本の虚妄を戦争シミュレーションと「饒舌」で痛罵したスラプスティック大作。
  • 馬の首風雲録
    -
    地球を遠く離れた暗黒星雲で発見された犬似の知的生物──サチャ・ビ族。 人類の影響で急激な文明進歩を遂げた彼らは、人類の悪癖・戦争にも感化され、お互いに戦争を始めてしまった。 兵隊相手の雑貨商「戦争婆さん」と四人の息子たちも、それぞれの思惑で戦乱に巻き込まれていく。 戦場の滑稽と悲惨を黒い笑いでまとめ上げた筒井文学最初期の重要作。(解説 成田悠輔) トクマの特選! イラスト 信濃八太郎 〈目次〉 1 馬頭型暗黒星雲は戦雲に包まれていた 2 戦争婆さんはビシュバリクに帰ってきた 3 戦争婆さんは二番めの息子を兵隊にとられた 4 戦争婆さんはハラカイの湖を越えた 5 長男ヤムは丘の牧草地で卑民ズンドローと酒を飲む 6 戦争は始まった 第二甲隊はブシュバリクへ進撃する 7 次男マケラは丙長の命令で斥候に出た 8 次男マケラは手柄をたて丁長に昇進した9 長男ヤムは情報を握りトンビナイへ向かった 10 三男トポタンは歌姫ラザーナの危機を救った 11 三男トポタンは歌姫とともに軍隊を脱走した 12 長男ヤムはトンビナイで売込みに狂奔した 13 丁長マケラは心臓の入江で戦闘態勢に入った 14 戦いは終り ズンドローは泣く泣く戦死者の報告をする 15 雪の夕暮れ 戦争婆さんは老いた農婦の歌を聞く 16 トンビナイでは戦争成金たちが夜ごと大宴会を開いていた 17 農民解放軍は暴徒と化しトンビナイに火を放った 18 長男ヤムはサガタのホテルで自殺をはかった 19 隊長マケラの率いる船団は敵船団と宇宙で対決した 20 戦争婆さんはシハードの廃墟で歌うたいにめぐりあった 21 末っ子ユタンタンは計略で地球軍四大隊を全滅させた あとがき 解説 成田悠輔
  • 馬の首風雲録
    4.0
    「馬の首」と呼ばれる暗黒星雲には、犬に似た知的生物が住む星があった。 ところがここで戦乱が勃発、戦闘は急速にエスカレートしていく。 この機に乗じて一儲けをたくらむ行商人「戦争婆さん」もその波に呑まれ、4人の息子たちがひとり、またひとりと戦渦に巻き込まれていく。 彼らの運命は、一大宇宙船の趨勢を決定づけることになるのだが…… 戦果の悲惨さ、滑稽さ、カッコよさ、すべてを内包して疾走する、筒井康隆第2長編SF。 〈解説・日下三蔵〉
  • エディプスの恋人(新潮文庫)
    3.9
    ある日、少年の頭上でボールが割れた。音もなく、粉ごなになって。――それが異常の始まりだった。強い“意志”の力に守られた少年の周囲に次々と不思議が起こる。その謎を解明しようとした美しきテレパス七瀬は、いつしか少年と愛しあっていた。初めての恋に我を忘れた七瀬は、やがて自分も、“意志”の力に導かれていることに気づく。全宇宙を支配する母なる“意志”とは何か? 『家族八景』『七瀬ふたたび』につづく美貌のテレパス・火田七瀬シリーズ三部作の完結編。

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  • 江戸の智恵 「三方良し」で日本は復活する
    4.3
    1巻1,400円 (税込)
    いま、なぜ江戸時代が大事なのか。養老氏・徳川氏いわく、われわれがこの時代の社会に学ぶべきは「人の力」であるという。「世間」に配慮して欲を抑える個人の忍耐や、目上や同僚が仲間を叱咤する習慣の積み重ねが、二百六十年ものあいだ平和と国力を築いた原動力だった。武士も町人も美学をもち、己を律することを知っていた。だからお上の威光は「そこそこ」でよく、行政の実務は町人や農村の顔役に任せた。お触れ(法律)の実施についても、杓子定規ではなく、「目に余る」ときに罰した。法より世間の目が社会秩序を守ることを知っていたからである。翻ってこの十数年、日本では条例・法律や規制の類がやたらと増えている。だが、それで世の中が良くなったかといえば、むしろ悪くなったと感じる方が圧倒的に多いのではないか。風通しの良い社会を築くために、いまこそ江戸の智恵が必要である。グローバル時代に生きるヒントと、日本人の美質を発見する一冊。

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  • 絵になる子育てなんかない
    3.7
    育児休業中に「子どもは自然。大人の思いどおりになんかならない。子育ては田んぼの手入れのようなもの」という養老先生の子育て論に感激し、「先生と子育ての本を出したいんです」と、養老先生の自宅に押しかけた小島慶子さん。それから8年が経ち、ついに念願の対談が実現。理想の子育て像に縛られて自分を追い詰めてしまうイマドキのお母さんたちに、モノにもお金にも学歴にも会社にも頼らない、親と子のあたらしい幸せを提案します。
  • 絵本の力
    4.1
    絵本を子どもだけのための書物としてではなく,大人にも深い影響をあたえうる,絵と文字による新しいメディアとしてとらえた,臨床心理学者,研究者,作家による講演と徹底討論.絵本入門としても読め,絵本がどのように現代の人間の生き方に深く関わっているかを考える楽しい本.図版多数.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • エロチック街道
    -
    見知らぬ夜の街で、裸の美女に案内されて奇妙な洞窟の温泉を滑り落ちる……エロチックな夢を映し出す表題作。江戸末期、アメリカより漂着した黒人達と、城をあげてのオールナイト・ジャムセッション……底抜けに楽しい「ジャズ大名」。幻想小説、言語実験、ナンセンス、パロディ、ドタバタ、純文学に至るまで、著者独自の迷宮的世界をみごとに展開する、変幻自在の18編を収録――。
  • 老い方、死に方
    3.8
    入院や愛猫の死を経験した養老孟司が、四人の識者と語り合い、改めて「老い」と死を見つめる。新たなタイプのアンチエイジング薬の開発、人気エッセイストによる認知症の介護の実体験、生活保護費から見えてくる老後の生活の真実、自己を開くことが死の「練習」になる……。幸福な老後を過ごすための、大切な知恵が詰まった一冊。 ●「自己を開くことを繰り返していけば、自ずと死を迎えるための練習にもなるのではないかなという気がするんですね」(南直哉) ●「DNAの修復能力は『寿命の壁』を突破する一つのカギだと考えています」(小林武彦) ●「都会の高齢者ほど、老後の生活に必要なのは『お金』だけだと思い込んでいます。『自然資本』や『人的資本』に目が行かないのですね」(藻谷浩介) ●「(母の)認知症がだいぶ進んでからは、母が頭のなかで思い描く世界に一緒に乗ることにしました。そのほうが介護する側も、される側もおもしろいし、イライラしないし」(阿川佐和子) ●「自分のことなんか、人に理解されなくて当たり前と思ってりゃいい」(養老孟司)
  • 老いてはネコに従え
    3.7
    人生は一切なりゆき、行きがかり―― ネコの虜、85歳と86歳が「自分勝手」の極意を語る 下重 私たちはどうして、これほどまでにネコに惹かれるんでしょうね。 養老 人間と違って、ものをいわないからじゃないですか。ものをいったら憎たらしくなることもあるかもしれない(笑)。 現在80代半ば。 敗戦によって、「世の中の正義」が一夜にしてひっくり返る理不尽・不条理を目の当たりにし、 社会が押しつけてくる「ものさし」を根底から疑うようになった、養老孟司さんと下重暁子さん。 「社会性などまるでないネコのほうが、よほど信頼できる」と養老さんは語ります。 本書は、「90歳の壁」を目の前にしたお二人が、それぞれのネコ愛を基軸に、 老いや病、日本社会が抱える歪(ひず)みなどについて縦横無尽に語る対談企画。 しなやかに生き、素直に死んでいくネコたちの後ろ姿から、 「生き物として、ラクなあり方」のヒントを素描する一冊です。 【目次】 まえがきにかえて 養老孟司 第一章 ネコと暮らせば 養老さん、危機一髪 「独立した人格」をもっていた、まる 気がつけばそこにまるがいた 「鳥」になった最愛の猫・ロミ ものいわぬ猫たち、それゆえの魅力 媚び猫なんてみたくない 「血統書つき」には信用を置かない モグラが部屋を走り回っていた朝 猫は体の声を聞く 生き物としてお粗末な人間 八五歳を過ぎて、まるの気持ちがよくわかるように 無駄な抵抗はしない 第二章 ヒトという病 「ともあろうものが」という呪縛 小言や説教を聞き流す力 北朝鮮のマスゲームをみると今でもゾッとする 飲兵衛は本音で喋るからいい 邪魔にならない相手と一緒にいるだけ 放っておけば子は育つ 死に集中すると生を見失う 「産めよ殖やせよ」なんて余計なお世話 原理研の学生が抱えていた心の闇 日本型の秩序は必ず「暴力支配」になる オレオレ詐欺、恐るるに足らず 日本は自然災害でしか変われない 「意味を求める病」とは まるみたいに、成り行き任せが一番いい 第三章 90歳の壁 「まだ生きていたんですね!」 予定調和で死を迎えたくない ICUのベッドで「お地蔵さんのお迎え」 散り際には、きれいな眼をした猫を抱いて 亡くなった人たちの背後霊が乗っている 故人への「思い」を出すから「思い出」 目下の心配は「標本の壁」を越えられるかどうか 死への歩みも「インシャ・アッラー」 一夜にして世界のみえ方が一変した 縛られていたほうが楽である 社会を無視して生きていくことはできない 敗戦時、母に渡された白い薬包 社会は「と思ってる、と思ってる」の連鎖で出来ている 養老先生、大学を去る 象牙の塔、その終わりの始まり ポリコレ合戦に堕した学生運動 ネットフリックスで「ニュー・トリックス」を楽しむ 英国式ユーモアを培った、陰鬱な自然環境 一生懸命遊ぶために仕事をしている 第四章 まるに始まり、まるに終わる 教育が子どもの「好き」を削ぐ 唯一の友達は蜘蛛だった 養老さんが嫌いな虫 ヨーロッパの連中はろくなことを考えない 一番のSDGsは人を減らすこと 「地震待ち」の理由とは 腐臭漂う、日本の「残りかすの残りかす」 「アメリカ世」から「中国世」へ 時代が悪くなることで人が輝く 日本人の感性の根っこにあるのは「自然の強さ」 「日本人は清潔病です」 自然の側が虚を突かれた 一夜にして消えたタケノコ 犬をつないでおくという不自然 子どもは一日にして慣れる 生きる力を取り戻せ まるのようになれたら あとがきにかえて 下重暁子
  • 「老いる」とはどういうことか
    3.9
    老人は何もしないから素晴らしい、「終わり」を考えるより「はじめ」の練習を、等々、これまでの老年観を一新させ、これからの生き方を示唆することばに満ちた1冊。※本作品は1991年9月、読売新聞社から刊行された『老いのみち』を文庫収録にあたり改題、再編集したものです。
  • 大いなる助走
    4.5
    筒井康隆が文学賞への“怨念”をこめて文壇を震撼させた問題作! 文壇予備軍・同人誌作家がブンガク賞をめざして抱く大いなる野望と陰謀──選考委員、編集者、文壇バーに象徴される作家集団の恐るべき内情。地方で繰り広げられる文学談義の虚構。行間にみっしり詰め込まれた破壊力でタブーとされた“文壇”とその周辺の人間群像をパロディ化し、文壇の俗物性を痛烈に嘲笑。単行本刊行と同時にカンカンガクガクの話題をまいた猛毒性長篇小説。
  • 大宮エリーの東大ふたり同窓会
    3.7
    東大卒を隠して生きてきた大宮エリーさんが同窓生と語り合った「AERA」の連載「大宮エリーの東大ふたり同窓会」を単行本に。養老孟司さん、小沢健二さん、膳場貴子さん、角野隼斗さん、成田悠輔さん、小川 哲さんら20人の東大時代の秘話や合格法など必見の一冊。
  • 男女の壁
    3.3
    養老孟司×阿川佐和子 対談集! 男と女の「壁」はどこから来るのか? 生物学・脳科学の視点で本質を解き明かす! 解剖学者・養老孟司と作家・阿川佐和子が、太古からの命題である「男と女の違い」に、生物学的・論理的なメスを入れた異色の対談集。 「恋愛は病気、結婚は契約?」「なぜ女は男より強くてたくましいのか」「男はどうしてデリケートで口下手なのか」 「ヒトがポルノグラフィーに興奮する理由」など、誰もが抱える疑問や、日常の違和感をテーマに、養老氏の知識と思考、阿川氏の鋭い感性がぶつかり合います。 「愛」とは何か? 「個性」とは何か? 「平和」とは何か? 身近な「男女の壁」から、現代社会、そして人類の根源的な問題まで、縦横無尽に語り尽くした対話の記録。 養老孟司と阿川佐和子の知的探検にご参加ください!
  • 男たちのかいた絵(新潮文庫)
    3.5
    おくびょうで意気地なしでも、拳銃片手に怖いものなし――チンピラやくざの、カッコいい兄貴分へのあこがれが、屈折した心情に映し出される時、オナニズム、同性愛、エディプス・コンプレックス、多重人格などの持主を主人公にした、筒井康隆の強烈な世界が展開される。『夜も昼も』『星屑』『二人でお茶を』など、ジャズのスタンダード・ナンバーにのせておくる奇妙な味の連作小説集。
  • 男の見方 女の見方
    3.3
    男と女の問題は際限がない。そもそも、なぜ男と女は存在するのか。種をのこすためという常識的な答えがあるが、では性別がなく分裂して増える細菌はどうなのか。あるいは、なぜ「抑圧されている」とされる女性のほうが、男性より長生きするのか。本書は、現代の知の最先端をいく二人が、男と女をめぐる疑問や謎を「身体」という視点を中心に論じ合う、異色の顔合わせによるリレーエッセイ。

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  • 大人の友情
    4.0
    あなたは友人の出世を喜べますか? 人はなぜ裏切るのでしょう? 夫婦、男女、そして上司と部下の友情とは? 人生を深く温かく支える「友情」を、臨床心理学の第一人者が豊富な経験と古今東西の文学作品からときほぐす、大人のための画期的な友情論(目次より「友だちが欲しい」「男女間に友情は成立するか」「友人の死」「“つきあい”は難しい」「友情と同性愛」「茶呑み友だち」「友情と贈りもの」など)。
  • おはなし おはなし
    4.0
    「ウソツキクラブ」会長にして、稀代のおはなし名人。心理療法の第一人者が綴る四方山ばなし。人間の心の深層と向き合う日々の中から生まれる、鋭い洞察とユーモア。「うちの話」「物語と殺人」「韓国の白雪姫」など“おはなし”の不思議な力を発見する魅力のエッセイ集。

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  • おれの血は他人の血
    4.5
    いつもは小心なサラリーマンの俺だが、いったん怒りだすと意識がなくなり、怪力を発揮してあばれだす。しまいには、人を殺してしまうかもしれない……俺はそれが怖い。三人のヤクザをいっぺんに叩きつけた俺のスゴさを見込んで、対立するヤクザの幹部が用心棒になってくれと頼んできた。それが、小さな都市を壊滅させる大抗争の発端だった。ハードボイルド・タッチの痛快長編小説。第6回星雲賞受賞作。
  • 解剖学個人授業
    4.5
    病気の9割は自然治癒力で治る!?目玉にも筋肉があるってホント?脳はどうやって考えてるの?耳の機能はむちゃくちゃ不思議!そもそも、人間はなぜ解剖をするの?…解剖の歴史、日本人と身体、死の決定、ヒトのからだの神秘的なメカニズムから世界の見かたまで、オモシロわかりやすく学べる名講義録!
  • カウンセリングを語る
    4.0
    対人関係の困難から「心の問題」が取り沙汰される今、ケアを求める声は大きい。心の問題を抱えた相手とどのように接したらいいのか。日本でカウンセリングを切り開いた第一人者が語る、ロングセラーの名著。
  • カウンセリングを語る(上)
    4.3
    1~2巻858~924円 (税込)
    大人も子どもも心にさまざまな重圧がかかっているいま、カウンセリングや心理療法に心のケアを求める声が大きくなってきている。本書は、カウンセリングとはどういうものかから、いかに悩みや苦しみを受けとめ、対処していくかまでを根本から語っている。(本作品は一九八五年四月、創元社から刊行されたものを、文庫収録にあたり再編集したものです)
  • カウンセリングを語る(上)
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カウンセリング研修講座での講演をまとめたもの。カウンセリングの実際とはどのようなものか、どんな点に注意すべきか、その日本的特性とは?宗教とのかかわりなど。
  • 科学のカタチ
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    ケムシとチョウ、ウジムシとハエが 同じ生き物だというのはヘンではないですか? ―養老孟司 生命のしくみを突き詰めれば突き詰めるほど 全体が見えなくなってくる ―養老孟司 五量体は実は「六量体」だった! 奇跡としか思えない。 神様が設計したとしたら、相当マメな神様だ ―宮崎徹 新しい薬をつくるには、固定観念の壁を打ち破らなければならない。 ―宮崎徹 ネコやヒトを救うAIMを発見し、創薬に向けた研究を加速している宮崎徹氏が、鎌倉に住む恩師・養老孟司氏を訪問する中で語り合われる「科学のカタチ」。
  • 影の現象学
    4.2
    影はすべての人間にあり、ときに大きく、ときに小さく濃淡の度合を変化させながら付き従ってくる。それは「もう一人の私」ともいうべき意識下の自分と見ることができる。影である無意識は、しばしば意識を裏切る。自我の意図する方向とは逆に作用し自我との厳しい対決をせまる。心の影の自覚は自分自身にとってのみならず、人間関係においてもきわめて重要である。刺激に満ちた万人必携の名著。
  • 家族八景 上巻
    4.0
    火田七瀬は、精神感応能力を持つ18歳の少女。心の中の“掛け金”をはずすことによって、個人が心の中で思ったこと が、声に出しているかのように流れ込んでくる。その能力を周囲の人間に知られないために、家政婦としてさまざまな家庭を転々とする暮らしをしなければならない。
  • 家族八景(新潮文庫)
    4.1
    幸か不幸か生まれながらのテレパシーをもって、目の前の人の心をすべて読みとってしまう可愛いお手伝いさんの七瀬――彼女は転々として移り住む八軒の住人の心にふと忍び寄ってマイホームの虚偽を抉り出す。人間心理の深層に容赦なく光を当て、平凡な日常生活を営む小市民の猥雑な心の裏面を、コミカルな筆致で、ペーソスにまで昇華させた、恐ろしくも哀しい短編集。

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  • 家族場面
    3.5
    気がつけば、おれは石川五右衛門だった…。神出鬼没に時空を飛ぶ作家一家。読者を物語のブラックホールに突き落とし、ねじれた迷宮へと誘う表題作。被害者の遺族が死刑囚の刑を執行するという狂気の設定で、獄中で執筆し続けた囚人作家の断末魔を描く『天の一角』。長年の忍従に暴発した作家夫人の怒濤の糾弾を活写する法廷劇『妻の惑星』等、表現への熱い慟哭が刻まれた傑作7編。
  • 形を読む 生物の形態をめぐって
    3.8
    「この本では、生物の形態を、一般にヒトがどう考え、どう取り扱うかについて、私の考えを述べた。いままで、形態そのものを扱った本は多いが、こういう視点の本はないと思う。」 生物の形に含まれる「意味」とはなにか? 形を読むことは、人間の思考パターンを読むことである。解剖学、生理学、哲学から日常まで、古今の人間の知見を豊富に使って繰り広げられる、スリリングな形態学総論。ものの見方を変える一冊!
  • 活劇映画と家族
    3.5
    巨匠筒井康隆が書き下ろす『活劇映画と家族』は文化と人間性を考察する意欲作である。 筒井氏が長い時間をかけて見続けてきた活劇映画には、ロマンと家族愛とアクションが織り込まれ、究極の娯楽であり、また人間模様が明確に打ち出されていると氏は断言する。 本書は新書の枠を超えて、混乱の第2次世界大戦前夜から復興の時を迎えた映画全盛期につくり出された活劇映画の魅力と溢れるヒューマニティを痛快に描きつくす氏の集大成となる作品である。 ハンフリー・ボガードやジョン・ウエイン、ジェームズ・キャグニーなどの主演男優、キャサリン・ヘップバーン、ローレン・バコールら主演女優のみならず脇役陣の多彩な魅力にも触れつつ、ハワード・ホークス、ジョン・ヒューストンなど監督の魅力にも迫る視点も独特で、まさに巨匠の傑作である。
  • おおかみこどもの雨と雪 角川アニメ絵本
    4.7
    1~6巻1,760~1,870円 (税込)
    おおかみこどもとして生まれてきた「雨」と「雪」。人間でもあり、狼でもある姉弟は、いろいろな事件に遭遇し、それぞれの想いを胸に成長していく。人間として生きるのか? それとも…。そして、そのとき母は…。
  • からだを読む
    3.7
    自分のものなのに、人はからだのことを知らない。からだの中を見るなんて、とんでもないと思っている。そのくせ「人体はよくできていますね」などと言う。よくできているのなら、なぜ喉にモチを詰まらせて死んだりするのか。生きるために必要な食べるという行為によって、これまた不可欠の呼吸を妨げて死ぬ。そんなバカなことがあるものか……。口からはじまって肛門まで、知っているようで知らない人体内部のディテールを多彩な図版とともに綴った医学エッセイ。養老流解剖学入門。
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES
    4.0
    解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家のC・Wニコル氏が、都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、子どもたちのこと、食べるということ、極地での気づきなどさまざまな問題に切り込んだ対談集。  アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。便利になりすぎた都市生活によって、あまりに身体を使わない世の中になっていないだろうか。そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。そんな問題意識から、話は広がっていきます。 【1章 森と川と海のこと】 荒れた森を再生する/日本の杉は苦しがっている/馬に木を運ばせる/木の力、森の力/森と川、そして海のつながり/川は「流域」で考えよう 【2章 食べること、住まうこと】 田舎の力/都会の罠/虫は貴重なタンパク源だった/何でも食べられるのは「貴族」/木を生かす適材適所/原発事故のあとに残された難問/人間関係を保険で補償する時代/経済成長とはエネルギーを使うこと 【3章 子どもたちと教育のこと】 「ほったらかし」が一番/二人の子ども時代/母親の世界から飛び出せ/ゲームより実体験/自然が足りないと世界は半分になる/新しいエリートをつくる/体験を通すと生きた知識が身に付く/森で授業を/小さいときに触れるべきもの 【4章 虫のこと、動物のこと】 生き物の分類は分ける人によって変わる/ゾウムシは中央構造線を知っている?/オスは時々いればいい/ハチに刺されて死ぬのはなぜか/クモに名前をつける/いなくなった赤とんぼ/生き物は複雑なシステム/キリンの首はなぜ長い/熊との付き合い方 【5章 五感と意識のこと】 ハエも用心するクサヤのにおい/顔色をうかがうための進化/意識はコントロールできない/人が失った絶対音感/山の声が聞こえる/銃を撃つ前に逃げるカモ/夢と意識/時間と空間/「意識の時代」と「身体の時代」 【6章 聞くこと、話すこと】 英語を強制されたトラウマ/気持ちと結びつく日本語/訓読みは難しい/主語の有無は文化の違い/自我の目覚めが遅い日本人/日本語と感覚/片言の中国語/「暗いところ」がなくなった/言葉がなくなると存在もなくなる 【7章 これからの日本のこと】 子供も、大人も外で遊べ/若者に責任を持たせよ/日本人に覚悟はあるか/言い訳の多い日本人/もう一つ先を考える/人間は「状況の産物」である/日本人よ、自分を取り戻せ
  • 河合隼雄セレクション カウンセリングと人間性
    -
    日本社会にカウンセリングおよび臨床心理学を根付かせた第一人者として知られる著者が、初期の頃に書いた論説や講演をまとめた同名書籍の文庫版を電子化したもの。カウンセリングを型にはまったものとしてではなく「人間性」という視点から、柔軟に多面的に捉えた内容で、専門家だけでなく一般読者もおもしろく読める。黎明期にすでにカウンセリングの本質的な問題点が的確に指摘されている点は注目に値する。文庫版巻末解説は、著者の弟子で京都大学大学院教授、桑原知子氏。
  • 河合隼雄セレクション カウンセリングを考える (上)
    -
    四天王寺カウンセリング講座での講義録をまとめた同名タイトルの書籍の文庫版を電子化したもの。家族の問題、いじめや不登校、カウンセラーの責任と資格、「生きる」ということ等、現代社会を生きる上で出会うさまざまな問題を通してカウンセリングとは何かを考える。巻末解説は、スクールカウンセラーをはじめとして、現場で日々、多くの思春期の子どもたちを相手に臨床を行っている臨床心理学者の岩宮恵子氏。
  • 河合隼雄セレクション こころと人生
    4.5
    子ども時代、青年期、中年期、老年期と、こころにはそれぞれの時期に特有の問題がある。鋭い目で人生の真実を見抜くのびやかな子ども時代、心の底深くに得体のしれぬものを抱えて苦しむ青年期、最も安定しているはずの時期に最も大きなこころの危機を迎える中年期、生きるということの意味を再び問いなおす老年期──と、人生のそれぞれの時期のこころの問題を、臨床家としての目がこまやかにとらえた同名タイトル講演集の文庫版を電子化したもの。巻末解説は、心理占星術・神話研究者の鏡リュウジ氏。
  • 河合隼雄セレクション 「出会い」の不思議
    4.0
    雑誌「中央公論」に3年間連載し好評を博した「巻頭言」36本に加えて、これまで新聞・雑誌に発表し、単行本に未収録のエッセイを集め、あらたに編集しなおした同名書籍の文庫版を電子化したもの。言葉との出会い、人との出会い、本との出会い、子どものこころとの出会い、新しい家族との出会い、こころの不思議との出会いと、6つのテーマを「出会い」というキーワードでつなぐ。文庫版巻末解説は、長男で臨床心理学者の河合俊雄氏。
  • 河合隼雄セレクション より道 わき道 散歩道
    4.0
    毎日新聞に毎月1回、2年間にわたって連載された「より道わき道散歩道」シリーズに、これまで新聞・雑誌・官報などに書いた文章をあわせて、1冊に編集しなおした同名のエッセイ集の文庫版を電子化したもの。子ども、人間関係、人生、本、音楽、文化・社会、道草の拾いもの、と7つのテーマに分けて、より道したり、わき道にはいったり、適当に道草をかさねながら、思索の散歩を楽しむための格好の1冊。文庫版巻末解説は、作家・編集者の松家仁之氏。
  • 河合隼雄と子どもの目 〈うさぎ穴〉からの発信
    4.3
    児童文学を自らの生きる指針として読み、こよなく愛した心理臨床家の一人である著者が、子どもが主人公の物語を繊細かつ緻密な臨床家の視点で読み解く一冊。本書は1990年にマガジンハウス社から刊行された『〈うさぎ穴〉からの発信』の復刊。カニグズバーグをはじめ、エンデやケストナー、ギャリコ、また宮澤賢治や今江祥智、長新太、佐野洋子など、人生に多くの気づきや示唆を与える素晴らしいファンタジー作品の数々。
  • 河合隼雄のカウンセリング教室
    4.3
    一度きりの個別の出会いのなかに普遍的な本質を見る。「時間」「人間理解」「倫理」「家族」「友情」の五つのテーマに分けて語る豊かなカウンセリングの知恵。
  • 河合隼雄のカウンセリング講座
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初歩的なことこそ、むずかしい。つまずいたとき、悩んだとき、初心にかえりたいとき、勇気と知恵を与えてくれる本。本書はカウンセリングやそれにかかわる心の問題について、いろいろな角度から述べている。
  • 河合隼雄のカウンセリング入門 実技指導をとおして
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんなとき、どうしたらいいのか?カウンセリングにおけるさまざまな問題に、河合隼雄が答える。
  • 河合隼雄の幸福論
    3.9
    「心にしみこむ話がたくさん載っています。読まなきゃ損です」養老孟司氏、推薦! 人間関係について、悲しみについて、成功について、人生について――。本書では、臨床心理学の第一人者による、幸せに生きるための60のヒントを紹介。ちょっと見方を変えることによって、幸福が身近になることを説いた、生き方エッセイ。幸せについての珠玉のエピソードが満載の1冊です。 (主な内容)●「なぜ、私だけが不幸なのか」という問いは、個性発見への切り口を提供している。神から与えられた不平等と、人間の平等への努力がぶち当たって、散った火花のなかに、その人だけと言える個性が輝くのではないだろうか。 ●幸福の絶頂にあるようなときでも、それに対して深い悲しみ、という支えがなかったら、それは浅薄なものになってしまう。etc. 「深く考えはじめると難しくなるが、ちょっと眼鏡をかけ変えることによって、異なるものが見えるように、少し見方を変えることによって、幸福が身近になる、ということがありそうである」(本書「はじめに」より抜粋)
  • 河合隼雄の幸福論
    4.0
    ※本書は一九九八年に海鳴社から刊行された『しあわせ眼鏡』を復刊し、改題したものを電子化したタイトルです。養老孟司氏推薦!「心の奥底にしみこむ話がたくさん載っています。読まなきゃ損です。」人間関係について、悲しみについて、成功について、人生について――。臨床心理学の第一人者である著者による、生き方のヒントとなる59のエッセイ。本書のはじめにより:「深く考えはじめると難しくなるが、そんなのではなく、ちょっと眼鏡をかけ変えることによって、異なるものが見えるように、少し見方を変えることによって、幸福が身近になる、ということがありそうである。」「全体的な構成のある本ではないので、読者はどこでも自分の好きなところを読んでくださるとよい。そのなかのどれかが読者の幸福という点で少しでもお役に立つことがあれば、真に幸いである」。

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  • 河合隼雄のスクールカウンセリング講演録
    5.0
    日本臨床心理士会が創立されてから20年、また平成7年から派遣の始まったスクールカウンセラー事業は今年で13年目を迎える。閉鎖的だと言われた学校現場に、はじめて外部から専門家を導入したこの事業は「平成の黒船」とまで言われた。本書は、混迷をきわめる学校現場に派遣され、教師と苦楽を共にしながら活躍する学校臨床心理士に向けて、毎年、全国研修会の場で著者が行った全11回の基調講演のうち8回分を収めた貴重な記録集である。
  • 考える読書
    3.8
    物語のむこうに社会が見える! 解剖学者のユーモアと明晰な論理のメスが、小説の読み方を一変させる“目からウロコ”の痛快エッセイ集。
  • 環境を知るとはどういうことか 流域思考のすすめ
    4.0
    生物学者・岸由二は三浦半島の小網代や、都市河川である鶴見川の環境保全活動に尽力し確かな成果を挙げてきた。小網代とは、源流から海までまるごと自然のままで残っている、全国的にも稀有な流域である。岸と解剖学者養老孟司は、本書で共に小網代を訪れた後、「流域思考」を提唱する。大地は大小の流域によってジグソーパズルのように構成されている。自分の暮らす流域のかたちを把握することができれば、他の流域についての理解も可能になり、ひいては地球環境に対するリアルな認識が生まれる。また、葉のつき方、木の並び方などの自然のありさまは、種の生存にまつわる問題の「解」をあらわすものだ。流域を歩き、「解」を見つめよ。そうすれば、地球の中に暮らす人間が持つ「まともな感覚」が得られるはずだ――。後半では元国土交通省河川局長の竹村公太郎も参加。行政者の視点と志を述べる。

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  • カーテンコール
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    著者曰く「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」(編集者「信じていません!」)。筒井文学の主要登場人物が打ち揃う「プレイバック」をはじめ、巨匠がこれまで蓄積した技倆と思索の全てを注いだ、痙攣的笑い、恐怖とドタバタ、胸えぐる感涙、いつかの夢のごとき抒情などが横溢する圧倒的傑作掌篇小説集爆誕!
  • 骸骨巡礼―イタリア・ポルトガル・フランス編―(新潮文庫)
    4.0
    ローマの教会やリスボンの墓地、パリの大聖堂。南欧の明るい日差しの下、理性的なはずの欧州に、骸骨で部屋を飾りつけた納骨堂や日本では見かけないような奇妙な墓がある。日本人とヨーロッパ人との身体感の相違に着目し、自然と社会における森羅万象に思いを馳せる。意識と感覚の関係を考察し、無言の死体と格闘する「修行」を通じて辿りついた悟りともいえる新境地! 『骸骨考』改題。(解説・髙橋秀実)
  • がんから始まる生き方
    4.0
    血液がんにかかり、危うく見落とされそうになった柏木氏。その治療をサポートしたあと自分のがんを発見し、手術を受けた中川氏。2人を仲介し、「自分もがんの2つや3つはある」という養老氏──この3人が再会し、患者・治療者・助言者というそれぞれの立場から、医者と患者の未熟さ、統計的思考の危うさ、日本人の死生観までを大談義。がんのタブー視をやめ、患者の生き方を大胆に提案する、今までにない「がん体験指南書」!
  • 狂気の沙汰も金次第
    -
    確固とした日常に支えられたこの地平を超えて遙か向うを眺めれば、果てしなく自由で華麗なる狂気の世界が拡がる―著者は、あたかもささやかな身辺雑記を綴るかのごとく筆を進めながら、実はあなたをアイロニカルな現代批評と潜在的狂気の発掘へと導いてくれるのです。随筆のパロディともいえるユニークなエッセイ118編を収録。
  • 京都の壁
    3.3
    千年の都・京都にはいくつかの壁が存在する。言葉の壁、老舗の壁、地形の壁、京料理の壁、京都人の壁、文化の壁……良くも悪くも京都らしさ、日本らしさを体現したこれらの壁の正体は? 【目次より】●第1章 城郭のない街……日本人の「うち」と「そと」意識 ●第2章 京都人のいけず……「ぶぶ漬けでも」は都市伝説か? ●第3章 「美人」東西物語……江戸の侍文化と京の町衆文化 ●第4章 都市論と京都……古都になるには千年かかる? ●第5章 私の好きな京都……木屋町の思い出 ●第6章 京都、東京、大阪――新三都物語……住むなら京都がいちばん! ●第7章 京都は日本文化の中心か?……祇園祭は文化財の宝庫 ●第8章 共通言語と地方……言葉こそ文化である ●第9章 京都とサブカルチャー……世界がマンガを必要としている ●第10章 京都と自然……鴨川と方丈記

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  • 恐怖
    3.3
    おれは殺される! 次に殺される! でも誰に? 静かで文化的な姥坂市で起きた連続殺人事件。閨秀画家の絞殺にはじまった殺人犯の狙いはどうやら、町に住む文化人を皆殺しにすることらしい。作家の村田勘市は、臆病な性格が災いして、次第に半狂乱に追い詰められていく。犯人は何者か? 何のために殺すのか? 謎解きのサスペンスにくわえ、「恐怖とは何か?」という人間心理の奥底に鬼才・筒井康隆がせまる異色傑作ミステリー! 不気味な目次も必見です。
  • 虚人たち 新版
    4.5
    同時に、しかも別々に誘拐された妻と娘の悲鳴がはるかに聞こえる。 自らが小説の登場人物であることを意識しつつ、主人公は必死に捜索するが……。 あらゆる表現上の実験が繰り広げられる前人未踏の長篇に、「「虚人たち」について」他エッセイ2篇と新規解説を収録。 著者が追究する超虚構文学の幕開けとなった記念碑的作品。 泉鏡花文学賞受賞。 〈解説 佐々木 敦〉 【目 次】 虚人たち エッセイ 「虚人たち」について 知の産業 ある編集者 解説 佐々木 敦
  • 巨船ベラス・レトラス
    4.4
    『大いなる助走』から四半世紀、巨匠・筒井康隆が再び文壇の内幕を鋭く描く! パソコンソフト会社で成功を収めた狭山銀次が創刊した、前衛的な文芸誌「ベラス・レトラス」。破格の原稿料に釣られ、常連執筆者となった作家たち。実験的な作風で知られる錣山兼光、ホラー小説の旗手・伊川谷幻麝、盲目の詩人・七尾霊兆、革新的な作品で派手に登場した笹川卯三郎……。そうした作家たちの成功を妬む同人誌作家が爆弾テロを起こすところから物語は始まる。小説世界の内と外は自在につながり、過激なメタフィクションが展開、ついには「筒井康隆」を名乗る人物が語り始める。現代の文学を取り巻く状況を風刺する、ブラックユーモアに満ちた快作。
  • 魚籃観音記
    4.0
    童貞歴一千年孫悟空が、神と畜生の垣根を乗り越えて、観音様と禁断の関係に踏み込むポルノ版西遊記「魚籃観音記」。市街戦が発生するなか、ホームドラマのロケ隊が“日常的描写”にこだわって撮影を続ける倒錯状態を描いた「市街戦」。他に「分裂病による建築の諸相」「谷間の豪族」など全10編を収録。ポルノ、スラップスティック、ホラー、ジャズと筒井ワールド満載の絶品短編集。
  • 銀齢の果て(新潮文庫)
    3.8
    増大した老齢人口調節のため、ついに政府は70歳以上の国民に殺し合いさせる「老人相互処刑制度(シルバー・バトル)」を開始した! 和菓子司の隠居、宇谷九一郎の住む宮脇町には、もと自衛官、プロレスラー、好色な神父など「強敵」が犇めいている。刃物と弾丸が飛び交い、命乞いと殺し合いの饗宴が続く。長生きは悪なのか? 恐怖と哄笑のうちに現代の「禁断の問い」を投げかける、老人文学の金字塔! ※当電子版には文庫版掲載のカットは収録しておりません。ご了承ください。
  • 串刺し教授
    2.0
    崖から転落して鉄柵の尖端に串刺しにされた大学教授を目撃したガソリン・スタンドのサーヴィスマンが最初にしたことは?写真週刊誌時代の未来を予見した作品として「東海道戦争」などと並ぶ表題作。やくざが女学生の言葉で会話し、女学生が中年紳士の言葉で会話し、中年紳士が主婦の言葉で…会話する「言葉と〈ずれ〉」。人間がきつねをだます奇怪至極の「きつねのお浜」など全17編。

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