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  • 文藝春秋 2026年11月号
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    文藝春秋

    ■■■昭和百年 美しき日本人50■■■ 私を捨て、利に流されず、節を貫き、誠を持った日本人の記録  上皇ご夫妻(山根基世)/堀田善衞(佐伯泰英)/石橋湛山(石破茂)/安室奈美恵(今井絵理子)/樹木希林(箭内道彦)/緒方貞子(鈴木規子)/川村隆(西山圭太)/渡辺和子(保阪正康)/北の富士(吉田賢)/坂根正弘(杉本りうこ)/横田滋(横田拓也)/今村均(岩井秀一郎)/中村哲(藤田千代子)/坂本龍一(浅田彰)/古島一雄(堀川惠子)/斎藤隆夫(村瀬信一)/金子勇(東出昌大)/石牟礼道子(いとうせいこう)/三上信夫(三浦英之)/畠山重篤(畠山信)/谷川俊太郎(尾崎真理子)/伊東正義(泉宣道)/茨木のり子(後藤正治)/山口百恵(中川右介)/岡田啓介(早坂隆)/田村正和(上沼恵美子)/星野道夫(新井敏記)/小津安二郎(平山周吉)/木谷明(水野智幸)/本田靖春(清武英利)/やなせたかし(梯久美子)/島田叡(佐古忠彦)/森英恵(下重暁子)/田中一村(谷口博文)/林明子(福音館編集者)/黒田博樹(倉義和)/徳岡孝夫(土井荘平)/大谷恭子(島崎今日子)/桜井政博(永田泰大)/岩村昇(石川信克)/羽生善治(北野新太)/丸川正人(泉秀一)/内館牧子(三田佳子)/河井寛次郎(鷺珠江)/大滝詠一(萩原健太)/上岡龍太郎(トミーズ雅)/山野井妙子(柏澄子)/小泉今日子(近田春夫)/土光敏夫(出町譲)/大谷翔平(冨田英揮) 【高市早苗研究6】 ◎高市インフレ「プランB」なき危険な賭け 渡辺努×塚口直史 ◎高市さん、日本をどうしたいのですか 田中眞紀子 ◎林・石井を粛清した高市独裁の罠 赤坂太郎 【特集「睡眠」は最高の健康投資だ】 ◎ラスカー賞・柳沢正史に真山仁が聞く「デキる奴ほどよく眠る」 ◎夜、目が覚めてしまうアナタへ 渥美正彦 ◎かんたん“快眠体操” 池谷敏郎 ◎「睡眠薬」正しい減らし方 三島和夫 ◎82歳の「不眠半世紀」 椎名誠 ◎KADOKAWA秘密文書入手 夏野剛「のし上がり」の代償 本誌編集部 ◎無人機戦争──ウクライナ現場ルポ 飯沼賢一 ◎本木雅弘 60歳の告白「晒された家族」の婿として ◎黒柳徹子×篠崎史紀×片山杜秀 窓ぎわから見たN響100年の秘密 ◎「俺たちの箱根駅伝」を10倍楽しむ 爆笑ウラ話 池井戸潤×大泉洋 ◎【グラビア】日本の顔 大泉洋(俳優) ◎石川祐希 日本バレーを変えた男 田中夕子 ◎豪雨はもう異常気象ではない 坪木和久 【連載】 ◎【新連載 第2回】世界と戦う「AIインテリジェンス」 成果を生むAI実装、二つの条件 伊藤錬 ◎成田悠輔の聞かれちゃいけない話 17 ゲスト 内田光子(ピアニスト) 「音楽は教育じゃない、体験よ」 ◎有働由美子対談 94 西川美和(映画監督)私たちの知らない戦争 ◎底線思考 4 穴の空いた世界 佐橋亮 ◎忘れ得ぬ「昭和人」 4 後藤田正晴の逡巡 保阪正康 ◎古風堂々 90 大いなる狼狽 藤原正彦 ◎日本人へ 277 塩野七生 ◎ベストセラーで読む日本の近現代史 158 佐藤優 ◎言霊のもちぐされ 25 山田詠美 ◎ラファエルの羅針 7 柚月裕子 ◎ゴルフ春秋 21……ほか

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  • なごみ 2026年11月号
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    なごみ

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今月の特集は「立礼」。裏千家十一代家元・玄々斎が考案した立礼は、正座が難しい人々へも茶の湯の門戸を広げました。‟今の時代だからこそ生まれる茶のかたち”立礼を楽しむ茶人たちを紹介し、その魅力と可能性をお届けします。次号でいよいよ最終回のSixTONES京本大我さんの連載は「茶事の正客を務める(前編)」。世界を旅する岡根谷実里さんの新連載「お茶の時間、世界一周」、「冷泉家ごよみ」など連載中。 《Chanoyu magazine “NAGOMI” November issue/Chado/The way of tea》
  • 読楽2026年6月号
    続巻入荷

    読楽

    【豪華執筆陣!】真梨幸子 澤田瞳子   【新連載】 真梨幸子  カサンドラの首 離婚をきっかけに熱海に移住した、絶対“心”感の私の話、聞いてくれますか? 【特別読み切り】 澤田瞳子 遠囃子 お近と縁が切れてから十五年。久方ぶりに八幡社で手を合わせると─ 【警察&ミステリー】 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【歴史&時代】 坂井希久子 夜鷹狩り 梶 よう子 とむらい屋颯太 あさのあつこ おもみいたします 参 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 【風味絶佳】 柏井 壽 三日月旅館 寺地はるな 水は血よりも 吉田篤弘 月とコーヒー 【妖異幻怪】 恩田 陸 群青の王国 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻
  • 思考の方法 人生を面白く生きるヒント
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    思考の方法 人生を面白く生きるヒント

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    生成AIが自分の代わりにさまざまなことを考えてくれる時代、私たちはどのように思考を深めていけばよいのだろうか。解剖学者養老孟司氏が思考の方法について、4人の識者と語り合う。認知科学者の今井むつみ氏は、AI時代に人間に求められるのは「アブダクション推論」の力だという。アブダクション推論とは、「この状況なら、これが真である蓋然性が最も高いだろう」と思われる推論を行なうこと。AIは膨大なデータをもとに推論を行なうが、そのようなデータを持ちえない人間は限られたデータから思考の跳躍を行なって推論を行なう必要がある。質のいい推論を行なうために大切なのは、物事の全体像をつかむことである。養老氏は「全体像をつかもうとするのは、まさに自分がこれまでやってきたこと」と語り、その一例を語る。民俗学者兼レンコン学者である野口憲一氏は、1本5000円のレンコンを売り出して成功を収めた。5000円のレンコンを売り出すきっかけになったのは、人文社会科学で唱えられる理論「作られた伝統」だったという。さらに1本5000円という価格には、「農家のソフト」という身体知の価値が含まれていると説く。ベストセラー『僕には鳥の言葉がわかる』の著者である鈴木俊貴氏は、多くの研究者が仮説を立ててから研究のフィールドに入るのに対し、「それでは新しい発見はできない、自分は一つの場所で観察を続け、気づいたことから仮説を立てて研究を進めている」と述べる。漫画家のヤマザキマリ氏は、子どものころの孤独や「お風呂には入れない」という欲求不満が『テルマエ・ロマエ』につながったと振り返り、養老氏は「自分の中を突き詰めていくと、逆に極めて一般に通じる表現になっていくんだ」と語る。質のいい推論を行ないたい方、問題解決の力を身につけたい方、探究活動において新たな気づきを得たい方、魅力的な作品を作り出したい方……自分なりの思考法を身につけるためのヒントを提供する一冊。
  • 筒井漫画瀆本 壱

    筒井漫画瀆本

    日本文学界が生んだ鬼才・筒井康隆の作品群を、17名の漫画家がそれぞれの感性でコミカライズした驚異のアンソロジー! 日本SF黎明期を支え、今や正真正銘、日本文学界の大スターとなった筒井康隆。その傑作・怪作の数々が、執筆陣の独自解釈による、衝撃のコミック作品として、再降臨! SF、スラップスティック、不条理……広大無辺・予測不能のツツイワールドが、今ここに!! 【収録作品】 相原コージ「死にかた」 吾妻ひでお「池猫」 いしいひさいち「大富豪刑事」 内田春菊「ムロジェクに感謝」 蛭子能収「傷ついたのは誰の心」 加藤礼次朗「TROUBLE」 喜国雅彦「鏡と薬と正義と女」 けらえいこ「妻四態」 三条友美「亭主調理法」 清水ミチコ「傾斜」 しりあがり寿「樹木 法廷に立つ」 とり・みき「我が良き狼」 ふくやまけいこ「かいじゅうゴミイ」 まつざきあけみ「イチゴの日」 南伸坊「禁花」 矢萩貴子「セクション」 山浦章「星は生きている」 さらに巻末には、原作者である筒井自身が執筆した短編漫画「アフリカの血」も特別収録!!
  • ケルト巡り

    ケルト巡り

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,152円 (税込)
    ひとの「こころ」を見続けてきた著者が、ケルト文化の本質を求め、イギリス・アイルランドを「巡礼」。「おはなし」や音楽、ドルイドと呼ばれる自然信仰など、キリスト教によって封印される以前の世界観に触れ、自然と人間の共生や口承文学の持つ意味、そこからもたらされる「日本を癒す」ヒントを探っていく。

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  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

    モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

    橘玲・監訳! 100万人に影響を与えたモテノウハウ! 進化心理学の権威と、 ミリオンセラー作家によるモテ本、 ついに日本上陸! ベストセラー作家タッカー・マックスと有名な進化心理学者ジェフリー・ミラー博士が20年以上かけて、 女性が実際に男性に何を求めているか、なぜそれを求めるのか、そして男性はどのようにしてそれに応えることができるのかを研究した。 その結果、本書のような方法で、自分らしさに磨きをかけ、それを見せることが有効だとわかった。 著者たちの主張はきわめて明快だ。 (1)女性の性愛の選択は進化の過程でどのように「設計」されてきたのか。 (2)女性が(無意識に)魅力を感じる「特性」にはどのようなものがあり、それをどう身につけるか。 (3)その特性をどうやって効果的に「シグナリング(宣伝)」するか。 ――の順にクリアしていけば、ごく自然にモテるようになる。 つまり、進化論的に正しいモテ方を指南するのが本書である。 ここには、彼らが発見した、恋人作りで成功するために必要なことがすべて詰め込まれている。 本書では、進化心理学者としてのミラーの知見をマックスの実体験で検証することで、 学者による机上の空論ではない数々の「使えるモテのアドバイス」が提案されている。 その根幹は女性の脳の進化的なプログラムにアピールすることだから、もちろん日本でもそのまま適応できる。 「政治的な正しさ(ポリティカル・コレクトネス)」にしばられていると、ほんとうに大事なことを見失ってしまう。 恋愛やセックスの「きれいごと」をすべて破壊し、 ナンパ師の手法を「俗流」として切り捨て、 事実だけにもとづいて展開される「進化論的に正しい」モテ本の登場を、ぜひ一緒に驚いてほしい。
  • 虫とマンガと日本人 養老孟司のキャラクター論

    虫とマンガと日本人 養老孟司のキャラクター論

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    超・巨大ビジネスに成長した日本のエンタテインメント産業。その躍進を支えているのは、世界と比べても突出して数多い「キャラクター」たちです。なぜ日本のキャラクターは、こんなにも多様性に溢れ、どんどん増殖するのでしょうか――。その疑問を、メディア論が専門の柳瀬博一さん(東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授)が、大の“虫好き”“マンガ・ゲーム好き”な解剖学者の養老孟司さんにぶつけました。「虫好き」な国民性、図鑑などの出版文化、日本語の構造、生物多様性、宗教観までもが影響している――!? 知の巨人が解く、日本人とキャラクター論をお届けします。 〈本書の主な内容〉●日本人はなんでも「図鑑」にしちゃう ●AIもキャラ化し、「チャッピー」呼ばわりです ●日本人は「ムシ偏差値が高い」 ●人間はゲームをするように生まれているんです ●キャラクターのルーツは、やはり「鳥獣(人物)戯画」でしょうね ●日本人は「違い」にこだわります。だから、あらゆる生き物を細かく分類し、どんどん新種を増やすんです ●江戸時代の絵師たちは、種がわかるくらい精密に、生き物を描きました ●日本の“マンガ語”が今や、意味のある「記号」として、世界に受容されています ●人種も国籍も、性別も、個々の「違い」を認めて、並列して一緒に暮らす。日本のコンテンツが世界から注目されるのは、一つの希望かもしれません
  • ロートレック荘事件(新潮文庫)

    ロートレック荘事件(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻825円 (税込)
    夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが……。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か? アリバイを持たぬ者は? 動機は? 推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。
  • こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方

    こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方

    学びにも、ビジネスにも、今必要なのは、身体性に裏打ちされた、たしかな「自然観」! 都市化が急速に進み、子どものリアルな自然経験の少なさによる弊害が指摘されている。人は実際に体験し、そこから得られる知覚を通して抽象的な概念を学び、ゆっくりと知性を育むにもかかわらず、それがないがしろにされている。 本書は、現在急成長中のベンチャー企業・YAMAPの創業者で読書家としても知られる春山慶彦が、養老孟司、中村桂子、池澤夏樹の各氏と、自然体験を通してAI時代に活きる知性の育み方を語り合う。 「現代社会は、感覚から入るものを軽視しがちで、勉強すれば何でも頭に入ると思っています。でも実は、それ以前に身体で感じることが非常に重要なのです」――養老孟司 「合理的に効率よくやろうとしていたら、生きものはとうの昔に消えていたと思います。それから、一つの価値基準で競争させて、いいものだけを残そうとしていたら、やはり消えていたでしょう。矛盾を組み込んで、『何でもあり』でやってきたからこそ、生きものは続いてきた」――中村桂子 「何かうまくいったとき、『俺の腕がいいからだ』と思うのではなく、それはある意味、運であって、運である以上は何かに感謝しなきゃいけない。その何かは必ずしも神様でないかもしれないけれど、たぶんそういう謙虚な姿勢そのものに意味があるのでしょう」――池澤夏樹 「知覚とは、自分を取り巻く世界をどう感じるか。知覚、つまり感覚、感性、五感で世界を捉えること、既存の思考と統合しながら解釈すること。そこに知性の核心がある」――春山慶彦 <目次> 1.養老孟司との対話 自然の中で身体を動かすだけで無意識に学んでいる 2.中村桂子との対話「へんてこ」「無駄」「弱さ」があるから生きていける 3.池澤夏樹との対話 自然に学ぶ「インチキせずに生きる力」
  • 残像に口紅を

    残像に口紅を

    小説・文芸
    3.5
    1巻990円 (税込)
    「あ」が消えると、「愛」も「あなた」もなくなった。ひとつ、またひとつと言葉が失われてゆく世界で、執筆し、飲食し、交情する小説家。筒井康隆、究極の実験的長篇。
  • バカの壁

    バカの壁

    あの大ベストセラーがついに電子化! 「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。その「バカの壁」とは何か……? いつの間にか私たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世の中が見えてくる!
  • 死の壁

    死の壁

    小説・文芸
    3.6
    1巻836円 (税込)
    過去に死ななかった人はいない。人間の死亡率は100%なのだから――。誰もが必ず通る道でありながら、目をそむけてしまう「死」の問題に『バカの壁』の養老先生がズバリ解答! Q.自殺はダメ? A.「どうせ死ぬんだから慌てるんじゃねえ」 Q.生きがいとは何か? A.「そんな問いは暇の産物。トイレに行きたいときに考える?」 Q.なぜ人を殺してはいけないのか? A.「死は回復不能だから」……など、死にまつわるさまざまなテーマを通じて、現代人が生きていくための知恵を考える。逃げず、怖れず、考えた最終解答!
  • カーテンコール(新潮文庫)
    NEW

    カーテンコール(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    時をかけて来たのかい――おれは少女に訊ねた。唯野教授や富豪刑事、パプリカら筒井作品のオールスターキャストが集結した「プレイバック」。森の中の不思議な居酒屋で、むかし通っていた銀座の店の女性と再会する「お時さん」。謎の集団から町を護るために、商店街で銃を構える老人たちを描いた「武装市民」など掌編25編。懐かしく、甘美で、悲しく、胸に迫り、ドタバタで、愛おしい、豊穣無比な宝箱。(解説・川上弘美)
  • ジャックポット(新潮文庫)

    ジャックポット(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.3
    1巻737円 (税込)
    あらすじ紹介不能の衝撃作「漸然 山脈」。秋刀魚絶滅後の凄惨なディストピア「白笑疑」。母の遺品の櫛笄の値がどんどんつり上がり……人間の本性を暴き出す掌編「花魁櫛」。世界中を震撼させたコロナ禍の拡がりゆく猛威を写し取った表題作。父子の心の交流に感涙を禁じ得ない名編「川のほとり」等、八十有余年にわたって作家の大脳皮質に蓄積した言葉と感情と記憶と思索が暴走横溢する傑作14編。(解説・小川哲)
  • こころの読書教室

    こころの読書教室

    小説・文芸
    4.5
    1巻572円 (税込)
    一冊の本を端から端まで読むと、なにかを「知る」以上の体験ができる……物語を手がかりに人間の心の深層を見つめ、鋭い考察を重ねた臨床心理学者河合隼雄。豊かな読書体験をもとに、カフカ、ドストエフスキー、ユングから村上春樹、吉本ばなな、児童文学や絵本まで、「深くて面白い本」二十冊をテーマごとに読み解く。縦横無尽に語り下ろした晩年の貴重な書。『心の扉を開く』改題。※文庫版に収録されていた解説は、電子版では掲載していません。ご了承ください。
  • 魚籃観音記

    魚籃観音記

    小説・文芸
    4.0
    1巻583円 (税込)
    童貞歴一千年孫悟空が、神と畜生の垣根を乗り越えて、観音様と禁断の関係に踏み込むポルノ版西遊記「魚籃観音記」。市街戦が発生するなか、ホームドラマのロケ隊が“日常的描写”にこだわって撮影を続ける倒錯状態を描いた「市街戦」。他に「分裂病による建築の諸相」「谷間の豪族」など全10編を収録。ポルノ、スラップスティック、ホラー、ジャズと筒井ワールド満載の絶品短編集。
  • ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

    ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻990円 (税込)
    解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家のC・W ニコル氏が、都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、子どもたちのこと、食べるということ、極地での気づきなどさまざまな問題に切り込んだ対談集。 アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。 便利になりすぎた都市生活によって、あまりに身体を使わない世の中になっていないだろうか。 そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。そんな問題意識から、話は広がっていきます。 文庫版には、著者のお二人と交流がある甲野善紀先生による解説を追加しています。 ■内容 【1章 森と川と海のこと】 荒れた森を再生する/日本の杉は苦しがっている/木の力、森の力/森と川、そして海のつながり…ほか 【2章 食べること、住まうこと】 田舎の力/都会の罠/虫は貴重なタンパク源だった/何でも食べられるのは「貴族」/木を生かす適材適所…ほか 【3章 子どもたちと教育のこと】 「ほったらかし」が一番/二人の子ども時代/母親の世界から飛び出せ/ゲームより実体験/体験を通すと生きた知識が身に付く…ほか 【4章 虫のこと、動物のこと】 生き物の分類は分ける人によって変わる/ゾウムシは中央構造線を知っている?/オスは時々いればいい/熊との付き合い方…ほか 【5章 五感と意識のこと】 ハエも用心するクサヤのにおい/顔色をうかがうための進化/意識はコントロールできない/「意識の時代」と「身体の時代」…ほか 【6章 聞くこと、話すこと】 英語を強制されたトラウマ/気持ちと結びつく日本語/訓読みは難しい/主語の有無は文化の違い/自我の目覚めが遅い日本人…ほか 【7章 これからの日本のこと】 子供も、大人も外で遊べ/若者に責任を持たせよ/日本人に覚悟はあるか/言い訳の多い日本人/日本人よ、自分を取り戻せ…ほか ■著者について 養老孟司(ようろう たけし) 1937年神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学名誉教授。 1962年に東京大学医学部を卒業。1981年、東京大学医学部教授に就任。 1995年に東京大学を退官。脳科学や人間の身体に関するテーマをはじめ、幅広い執筆活動を行う。 昆虫研究でも知られ、2022年まで福島県須賀川市の科学館「ムシテックワールド」の館長を務めた。 著書に『養老先生と虫』(山と溪谷社)、『バカの壁』『「自分」の壁』(新潮社)など多数。 C・W ニコル(クライヴ ウィリアム ニコル) 1940年英国ウェールズ生まれ。作家、環境保護活動家、探検家。 カナダ水産調査局主任技官、エチオピア・シミエン山岳国立公園長などを歴任後、1980年長野県に居を定める。 1986年、荒れ果てた里山を購入し『アファンの森』と名付け、森の再生活動を始める。 2002年「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」を設立し、理事長となる。著書に『勇魚』(文藝春秋)など多数。 2020年、79歳で逝去。
  • 耳で考える ――脳は名曲を欲する

    耳で考える ――脳は名曲を欲する

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻770円 (税込)
    人間はなぜ音楽を生み出し、社会においてどのように役割づけてきたか? そして私たちはどのような曲を美しいと感じ、どうやってそれを受け入れていくのか? 謎の多い分野に脳科学と映画音楽の第一人者が挑む!
  • 大いなる助走

    大いなる助走

    小説・文芸
    4.4
    1巻468円 (税込)
    筒井康隆が文学賞への“怨念”をこめて文壇を震撼させた問題作! 文壇予備軍・同人誌作家がブンガク賞をめざして抱く大いなる野望と陰謀──選考委員、編集者、文壇バーに象徴される作家集団の恐るべき内情。地方で繰り広げられる文学談義の虚構。行間にみっしり詰め込まれた破壊力でタブーとされた“文壇”とその周辺の人間群像をパロディ化し、文壇の俗物性を痛烈に嘲笑。単行本刊行と同時にカンカンガクガクの話題をまいた猛毒性長篇小説。
  • 愛のひだりがわ(新潮文庫)

    愛のひだりがわ(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻605円 (税込)
    幼いとき犬にかまれ、左腕が不自由な小学六年生の少女・月岡愛。母を亡くして居場所を失った彼女は、仲良しの大型犬デンを連れて行方不明の父を探す旅に出た。暴力が支配する無法の世界で次々と事件に巻き込まれながら、不思議なご隠居さんや出会った仲間に助けられて危機を乗り越えていく愛。近未来の日本を舞台に、勇気と希望を失わずに生きる少女の成長を描く傑作ジュヴナイル。
  • 赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!

    赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!

    『天才バカボン』『おそ松くん』などのギャグ漫画で知られる赤塚不二夫。その生誕80年を記念して、バカボンのパパの母校である「バカ田大学」の講義を、なんと東京大学で開講! 美術家、ミュージシャン、学者、作家、演出家、本物の東大教授などなど、豪華12組の講師による「赤塚不二夫スピリット」がビンビン伝わる熱い講義を一冊に。 読んでリッパなバカになるのだ! シェー! 講義内容 泉麻人「シェーとは何か?」/みうらじゅん「人生論」/久住昌之「旅はよそ見と道草でいいのだ」/会田誠「僕のバカアート」/鴻上尚史「コミュニケイションの達人になれるといいのだ」/坂田明「役立たずの在り方とミジンコについて」/茂木健一郎「創造性のバカちから~天才の方程式」/三上寛×宇川直宏「飢えた子供の前でコニャニャチハは有効か?」 養老孟司「バカと天才の壁」/喰始「バカの力!」/浅葉克己「デザインを血肉化する」/河口洋一郎×原島博「漫画とデジタルコンテンツ」/赤塚りえ子「おわりに~『リッパなバカ』になるために」
  • 朝のガスパール

    朝のガスパール

    小説・文芸
    -
    1巻737円 (税込)
    コンピューター・ゲーム『まぼろしの遊撃隊』に熱中する金剛商事常務貴野原の美貌の妻聡子は株の投資に失敗し、夫の全財産を抵当に、巨額の負債を作っていた。窮地の聡子を救うため、なんと“まぼろしの遊撃隊”がやってきた! かくして債務取立代行のヤクザ達と兵士達の銃撃戦が始まる。虚構の壁を超越し、無限の物語空間を達成し得たメタ・フィクションの金字塔。日本SF大賞受賞。
  • 新しい教育と文化の探求 カウンセラーの提言

    新しい教育と文化の探求 カウンセラーの提言

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 教育に関するカウンセラーからの提言、日本の社会・文化の深層を探る試み、カウンセリングの現場からの発言、著者の歩んできた道をふりかえり思い出や旅を語るエッセイ集。
  • アニメーション映画で学ぶ英語 『時をかける少女』

    アニメーション映画で学ぶ英語 『時をかける少女』

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「未来で待ってる」は英語で何て言う? 2025年11月21日『果てしなきスカーレット』ロードショーで話題! 細田守監督の不朽の名作『時をかける少女』で英語を学べる!  フルカラーのイラストとセリフの日英対訳で、 映画の世界観を楽しみながら日英のニュアンスの違いを味えます。 「Time waits for no one.」 「ずっと3人でいられる気がしてたんだよねー」 「……オレ、未来から来たって言ったら、笑う?」 「待ち合わせに遅れて来た人がいたら、走って迎えに行くのがあなたでしょ?」 「未来で待ってる」 あの数々の名言の英語も、解説いたします! <<本書の特長>> 1.豊富なフルカラーの場面写真で、映画の世界観を楽しめる 2.映画本編のセリフをそのまま掲載。日英の対訳で英語を読める 3.著書累計3.7万部!英会話コーチ・そーた氏による充実したフレーズ解説 <<あらすじ>> 待ってられない未来がある。 ある日タイムリープという能力を手にした少女は、「人生のかけがえのない時間」の意味を見つけ出していくーー。 あの瑞々しい青春を英語でも味わいましょう!
  • アフリカの爆弾

    アフリカの爆弾

    小説・文芸
    5.0
    1巻748円 (税込)
    妻の様子がおかしい。息子もスパイ組織に入れられてしまった。それぞれが違う組織のスパイとわかった家族の末路は(「台所にいたスパイ」)。とあるアフリカの新興国。5ギガトンの核弾頭を買うことになってしまった日本人サラリーマンは……(「アフリカの爆弾」)。ほか、「脱出」「露出性文明」「メンズ・マガジン一九七七」「月へ飛ぶ思い」「活性アポロイド」「東京諜報地図」「ヒストレスヴィラからの脱出」「環状線」「窓の外の戦争」「寒い星から帰ってこないスパイ」の12編を収録。
  • アホの壁(新潮新書)

    アホの壁(新潮新書)

    小説・文芸
    3.3
    1巻748円 (税込)
    なぜそんなアホなことをするのか、そしてアホなことを言うのか? 無益な争いに血眼になり、破綻必至の計画を立て、互いに殺しあうに至るのは、いったいなぜなのか? 文化的文明人を自任する現代人が、いとも簡単に飛び越えてしまう「アホの壁」をめぐり、豊富なエピソードと心理学、文学、歴史ないまぜでつづる抱腹絶倒の筒井流人間論、ついに登場!
  • あるいは酒でいっぱいの海

    あるいは酒でいっぱいの海

    小説・文芸
    3.3
    1巻693円 (税込)
    奇想天外なアイデア、ドタバタ、黒い笑い、ロマンチック、そしてアッというオチ。数ページの中に物語の魅力がぎっしり! 初期筒井康隆による幻のショートショート集、復刊。解説:日下三蔵
  • 暗黒世界のオデッセイ

    暗黒世界のオデッセイ

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    人口爆発、鉛中毒、人工冬眠──奇才が正確なデータにもとづいて、近未来の日本をクールに描いてみせた『2001年暗黒世界のオデッセイ』。正気と狂気、天才と狂人の間を行きつ戻りつする現代人の深層心理をユニークに分析してみせた『乱闘人間大研究』。それに全漫画、『レオナルド・ダ・ヴィンチの半狂乱の生涯』『星新一論』を加え、筒井康隆の驚異の世界をあますところなく伝える一冊。(新潮文庫版に掲載しておりましたイラストの一部は電子版には収録しておりません。)
  • 生きるとは、自分の物語をつくること

    生きるとは、自分の物語をつくること

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻539円 (税込)
    人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者と、静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見……。それぞれの「物語の魂」が温かく響き合う、奇跡のような河合隼雄の最後の対話。
  • 生きるとはどういうことか

    生きるとはどういうことか

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,716円 (税込)
    人生、言葉にならないことがじつはいちばん面白い。“日本の知性”養老先生が二十年間に執筆した随筆から選りすぐり。ヒトを問いなおす思索の旅。
  • 命と向き合う -老いと日本人とがんの壁-

    命と向き合う -老いと日本人とがんの壁-

    ビジネス・実用
    -
    1巻770円 (税込)
    どう生き、どう死ぬかの心のあり方を探る。 東大で緩和ケアに取り組んでいる中川恵一氏、日本人のあり方を常に説いている解剖学者の養老孟司氏、現代人の心のあり方などを説いている精神科医の和田秀樹氏の3人が「老いとは何か」「日本人の死生観」などを考察。 人は永遠に生きられません。 人間の死亡率は100%なのです。 「死ぬこと、生きること」を改めて考えます。 ※【ご注意】この作品はレイアウトの関係で、お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
  • 陰悩録 リビドー短篇集

    陰悩録 リビドー短篇集

    小説・文芸
    3.3
    1巻715円 (税込)
    風呂の排水口に○○タマが吸い込まれたら、自慰行為のたびにテレポートしてしまったら、突然家にやってきた弁天さまにセックスを強要されたら。人間の過剰な「性」を描き、爆笑の後にもの哀しさが漂う悲喜劇。
  • ウィークエンド・シャッフル

    ウィークエンド・シャッフル

    小説・文芸
    4.0
    1巻792円 (税込)
    硫黄島の回顧談が白熱した銀座のクラブは戦場と化し(「『蝶』の硫黄島」)。子供が誘拐され、主人が行方不明になった家に入った泥棒が、主人の役を演じ始め(「ウィークエンド・シャッフル」)。全13編。
  • ウソツキクラブ短信

    ウソツキクラブ短信

    昔は「ウソは泥棒のはじまり」と嫌われたが、最近の心理学の研究では「ウソ」は実に高く評価されている。それを踏まえて、某教育委員会が「ウソのつき方」を教え、生徒たちに週13回以上のウソをつくように指導したところ、生徒たちの精神衛生がぐっとよくなり、いじめも不登校もまったく消滅……という報告もあるという!? そんなウソ哲学からウソ雑学までを満載。河合隼雄を会長に結成された世界が注目の「日本ウソツキクラブ」。八方ふさがりのニッポン人の生き方に突破口をつくる本。
  • 歌と饒舌の戦記

    歌と饒舌の戦記

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    冬の納沙布岬で、森下義和以下GRTテレビ「突然おじゃま虫」のスタッフが流氷づたいにアルコールをねだりにくるソ連兵を待ちかまえていると、なんと、ソ連正規軍が上陸を開始。またたくまに北海道は占領されるが、奇怪なことに在日米軍はもぬけのカラ!―思想も、宗教も、国家の目標ひとつない、金満日本の虚妄を戦争シミュレーションと「饒舌」で痛罵したスラプスティック大作。
  • 宇宙衞生博覽會

    宇宙衞生博覽會

    小説・文芸
    -
    1巻649円 (税込)
    ツツイヤスタカ宇宙でしか見られない難病奇病珍現象を一堂に集めた世にも奇怪な博覧会。クレール蟹の甲羅の味噌を食べたために、頬が甲羅に変形する『蟹甲癬』。シャラク星でドド豆を煮るのに失敗した時に起る恐怖の『顔面崩壊』。マザング人との地獄のコミュニケーション法『関節話法』。ほかに『こぶ天才』『問題外科』『ポルノ惑星のサルモネラ人間』など、狂気と毒気にみちた8編。
  • 馬の首風雲録

    馬の首風雲録

    地球を遠く離れた暗黒星雲で発見された犬似の知的生物──サチャ・ビ族。 人類の影響で急激な文明進歩を遂げた彼らは、人類の悪癖・戦争にも感化され、お互いに戦争を始めてしまった。 兵隊相手の雑貨商「戦争婆さん」と四人の息子たちも、それぞれの思惑で戦乱に巻き込まれていく。 戦場の滑稽と悲惨を黒い笑いでまとめ上げた筒井文学最初期の重要作。(解説 成田悠輔) トクマの特選! イラスト 信濃八太郎 〈目次〉 1 馬頭型暗黒星雲は戦雲に包まれていた 2 戦争婆さんはビシュバリクに帰ってきた 3 戦争婆さんは二番めの息子を兵隊にとられた 4 戦争婆さんはハラカイの湖を越えた 5 長男ヤムは丘の牧草地で卑民ズンドローと酒を飲む 6 戦争は始まった 第二甲隊はブシュバリクへ進撃する 7 次男マケラは丙長の命令で斥候に出た 8 次男マケラは手柄をたて丁長に昇進した9 長男ヤムは情報を握りトンビナイへ向かった 10 三男トポタンは歌姫ラザーナの危機を救った 11 三男トポタンは歌姫とともに軍隊を脱走した 12 長男ヤムはトンビナイで売込みに狂奔した 13 丁長マケラは心臓の入江で戦闘態勢に入った 14 戦いは終り ズンドローは泣く泣く戦死者の報告をする 15 雪の夕暮れ 戦争婆さんは老いた農婦の歌を聞く 16 トンビナイでは戦争成金たちが夜ごと大宴会を開いていた 17 農民解放軍は暴徒と化しトンビナイに火を放った 18 長男ヤムはサガタのホテルで自殺をはかった 19 隊長マケラの率いる船団は敵船団と宇宙で対決した 20 戦争婆さんはシハードの廃墟で歌うたいにめぐりあった 21 末っ子ユタンタンは計略で地球軍四大隊を全滅させた あとがき 解説 成田悠輔
  • 馬の首風雲録

    馬の首風雲録

    「馬の首」と呼ばれる暗黒星雲には、犬に似た知的生物が住む星があった。 ところがここで戦乱が勃発、戦闘は急速にエスカレートしていく。 この機に乗じて一儲けをたくらむ行商人「戦争婆さん」もその波に呑まれ、4人の息子たちがひとり、またひとりと戦渦に巻き込まれていく。 彼らの運命は、一大宇宙船の趨勢を決定づけることになるのだが…… 戦果の悲惨さ、滑稽さ、カッコよさ、すべてを内包して疾走する、筒井康隆第2長編SF。 〈解説・日下三蔵〉
  • エディプスの恋人(新潮文庫)

    エディプスの恋人(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻693円 (税込)
    ある日、少年の頭上でボールが割れた。音もなく、粉ごなになって。――それが異常の始まりだった。強い“意志”の力に守られた少年の周囲に次々と不思議が起こる。その謎を解明しようとした美しきテレパス七瀬は、いつしか少年と愛しあっていた。初めての恋に我を忘れた七瀬は、やがて自分も、“意志”の力に導かれていることに気づく。全宇宙を支配する母なる“意志”とは何か? 『家族八景』『七瀬ふたたび』につづく美貌のテレパス・火田七瀬シリーズ三部作の完結編。
  • 江戸の智恵 「三方良し」で日本は復活する

    江戸の智恵

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,400円 (税込)
    いま、なぜ江戸時代が大事なのか。養老氏・徳川氏いわく、われわれがこの時代の社会に学ぶべきは「人の力」であるという。「世間」に配慮して欲を抑える個人の忍耐や、目上や同僚が仲間を叱咤する習慣の積み重ねが、二百六十年ものあいだ平和と国力を築いた原動力だった。武士も町人も美学をもち、己を律することを知っていた。だからお上の威光は「そこそこ」でよく、行政の実務は町人や農村の顔役に任せた。お触れ(法律)の実施についても、杓子定規ではなく、「目に余る」ときに罰した。法より世間の目が社会秩序を守ることを知っていたからである。翻ってこの十数年、日本では条例・法律や規制の類がやたらと増えている。だが、それで世の中が良くなったかといえば、むしろ悪くなったと感じる方が圧倒的に多いのではないか。風通しの良い社会を築くために、いまこそ江戸の智恵が必要である。グローバル時代に生きるヒントと、日本人の美質を発見する一冊。
  • 絵になる子育てなんかない

    絵になる子育てなんかない

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,144円 (税込)
    育児休業中に「子どもは自然。大人の思いどおりになんかならない。子育ては田んぼの手入れのようなもの」という養老先生の子育て論に感激し、「先生と子育ての本を出したいんです」と、養老先生の自宅に押しかけた小島慶子さん。それから8年が経ち、ついに念願の対談が実現。理想の子育て像に縛られて自分を追い詰めてしまうイマドキのお母さんたちに、モノにもお金にも学歴にも会社にも頼らない、親と子のあたらしい幸せを提案します。
  • 絵本の力

    絵本の力

    絵本にはどのような可能性があり,どのような力が秘められているのだろうか.絵本や子どもの教育について多数の著書がある心理学者の河合隼雄,日本の絵本編集者の草分けである松居直,「おとなのための絵本」の可能性に注目する作家の柳田邦男の個性的な三人による講演とシンポジウムの記録.柳田邦男氏による新稿を付加.

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  • エロチック街道

    エロチック街道

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    見知らぬ夜の街で、裸の美女に案内されて奇妙な洞窟の温泉を滑り落ちる……エロチックな夢を映し出す表題作。江戸末期、アメリカより漂着した黒人達と、城をあげてのオールナイト・ジャムセッション……底抜けに楽しい「ジャズ大名」。幻想小説、言語実験、ナンセンス、パロディ、ドタバタ、純文学に至るまで、著者独自の迷宮的世界をみごとに展開する、変幻自在の18編を収録――。
  • AIの壁 人間の知性を問いなおす

    AIの壁 人間の知性を問いなおす

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻850円 (税込)
    人工知能(AI)技術の飛躍的発展により、近年「AIが人間の知能を超える」と言われるようになった。しかし、そもそもAIは本当に役に立つのか? AIと人間の知性の違いはどこにあるのか? 常々「脳」と「意識」について考えてきた解剖学者・養老孟司が、各界のトップランナーと縦横無尽に議論を交わす。 ■AIの発展がめざましい棋界に身を置く棋士・羽生善治 ■経済学者であり、AI技術にも精通する井上智洋 ■著書でテクノロジーと人間のあり方を考察してきた哲学者・岡本裕一朗 ■人工頭脳プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を進めてきた数学者・新井紀子 4人の叡智との対話から見えてきたのは、AIの限界と可能性。AIはいわば「高級な文房具」、AI化がむしろ「人間本来の暮らし」に戻れる余白を作ってくれる……AIの限界と日本の未来を語り合う、知的興奮に溢れる4つの議論。
  • 老い方、死に方

    老い方、死に方

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻850円 (税込)
    入院や愛猫の死を経験した養老孟司が、四人の識者と語り合い、改めて「老い」と死を見つめる。新たなタイプのアンチエイジング薬の開発、人気エッセイストによる認知症の介護の実体験、生活保護費から見えてくる老後の生活の真実、自己を開くことが死の「練習」になる……。幸福な老後を過ごすための、大切な知恵が詰まった一冊。 ●「自己を開くことを繰り返していけば、自ずと死を迎えるための練習にもなるのではないかなという気がするんですね」(南直哉) ●「DNAの修復能力は『寿命の壁』を突破する一つのカギだと考えています」(小林武彦) ●「都会の高齢者ほど、老後の生活に必要なのは『お金』だけだと思い込んでいます。『自然資本』や『人的資本』に目が行かないのですね」(藻谷浩介) ●「(母の)認知症がだいぶ進んでからは、母が頭のなかで思い描く世界に一緒に乗ることにしました。そのほうが介護する側も、される側もおもしろいし、イライラしないし」(阿川佐和子) ●「自分のことなんか、人に理解されなくて当たり前と思ってりゃいい」(養老孟司)
  • 老いてはネコに従え

    老いてはネコに従え

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    人生は一切なりゆき、行きがかり―― ネコの虜、85歳と86歳が「自分勝手」の極意を語る 下重 私たちはどうして、これほどまでにネコに惹かれるんでしょうね。 養老 人間と違って、ものをいわないからじゃないですか。ものをいったら憎たらしくなることもあるかもしれない(笑)。 現在80代半ば。 敗戦によって、「世の中の正義」が一夜にしてひっくり返る理不尽・不条理を目の当たりにし、 社会が押しつけてくる「ものさし」を根底から疑うようになった、養老孟司さんと下重暁子さん。 「社会性などまるでないネコのほうが、よほど信頼できる」と養老さんは語ります。 本書は、「90歳の壁」を目の前にしたお二人が、それぞれのネコ愛を基軸に、 老いや病、日本社会が抱える歪(ひず)みなどについて縦横無尽に語る対談企画。 しなやかに生き、素直に死んでいくネコたちの後ろ姿から、 「生き物として、ラクなあり方」のヒントを素描する一冊です。 【目次】 まえがきにかえて 養老孟司 第一章 ネコと暮らせば 養老さん、危機一髪 「独立した人格」をもっていた、まる 気がつけばそこにまるがいた 「鳥」になった最愛の猫・ロミ ものいわぬ猫たち、それゆえの魅力 媚び猫なんてみたくない 「血統書つき」には信用を置かない モグラが部屋を走り回っていた朝 猫は体の声を聞く 生き物としてお粗末な人間 八五歳を過ぎて、まるの気持ちがよくわかるように 無駄な抵抗はしない 第二章 ヒトという病 「ともあろうものが」という呪縛 小言や説教を聞き流す力 北朝鮮のマスゲームをみると今でもゾッとする 飲兵衛は本音で喋るからいい 邪魔にならない相手と一緒にいるだけ 放っておけば子は育つ 死に集中すると生を見失う 「産めよ殖やせよ」なんて余計なお世話 原理研の学生が抱えていた心の闇 日本型の秩序は必ず「暴力支配」になる オレオレ詐欺、恐るるに足らず 日本は自然災害でしか変われない 「意味を求める病」とは まるみたいに、成り行き任せが一番いい 第三章 90歳の壁 「まだ生きていたんですね!」 予定調和で死を迎えたくない ICUのベッドで「お地蔵さんのお迎え」 散り際には、きれいな眼をした猫を抱いて 亡くなった人たちの背後霊が乗っている 故人への「思い」を出すから「思い出」 目下の心配は「標本の壁」を越えられるかどうか 死への歩みも「インシャ・アッラー」 一夜にして世界のみえ方が一変した 縛られていたほうが楽である 社会を無視して生きていくことはできない 敗戦時、母に渡された白い薬包 社会は「と思ってる、と思ってる」の連鎖で出来ている 養老先生、大学を去る 象牙の塔、その終わりの始まり ポリコレ合戦に堕した学生運動 ネットフリックスで「ニュー・トリックス」を楽しむ 英国式ユーモアを培った、陰鬱な自然環境 一生懸命遊ぶために仕事をしている 第四章 まるに始まり、まるに終わる 教育が子どもの「好き」を削ぐ 唯一の友達は蜘蛛だった 養老さんが嫌いな虫 ヨーロッパの連中はろくなことを考えない 一番のSDGsは人を減らすこと 「地震待ち」の理由とは 腐臭漂う、日本の「残りかすの残りかす」 「アメリカ世」から「中国世」へ 時代が悪くなることで人が輝く 日本人の感性の根っこにあるのは「自然の強さ」 「日本人は清潔病です」 自然の側が虚を突かれた 一夜にして消えたタケノコ 犬をつないでおくという不自然 子どもは一日にして慣れる 生きる力を取り戻せ まるのようになれたら あとがきにかえて 下重暁子
  • 「老いる」とはどういうことか
    値引きあり

    「老いる」とはどういうことか

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻412円 (税込)
    老人は何もしないから素晴らしい、「終わり」を考えるより「はじめ」の練習を、等々、これまでの老年観を一新させ、これからの生き方を示唆することばに満ちた1冊。※本作品は1991年9月、読売新聞社から刊行された『老いのみち』を文庫収録にあたり改題、再編集したものです。
  • 大宮エリーの東大ふたり同窓会

    大宮エリーの東大ふたり同窓会

    東大卒を隠して生きてきた大宮エリーさんが同窓生と語り合った「AERA」の連載「大宮エリーの東大ふたり同窓会」を単行本に。養老孟司さん、小沢健二さん、膳場貴子さん、角野隼斗さん、成田悠輔さん、小川 哲さんら20人の東大時代の秘話や合格法など必見の一冊。
  • 男女の壁

    男女の壁

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,980円 (税込)
    養老孟司×阿川佐和子 対談集! 男と女の「壁」はどこから来るのか? 生物学・脳科学の視点で本質を解き明かす! 解剖学者・養老孟司と作家・阿川佐和子が、太古からの命題である「男と女の違い」に、生物学的・論理的なメスを入れた異色の対談集。 「恋愛は病気、結婚は契約?」「なぜ女は男より強くてたくましいのか」「男はどうしてデリケートで口下手なのか」 「ヒトがポルノグラフィーに興奮する理由」など、誰もが抱える疑問や、日常の違和感をテーマに、養老氏の知識と思考、阿川氏の鋭い感性がぶつかり合います。 「愛」とは何か? 「個性」とは何か? 「平和」とは何か? 身近な「男女の壁」から、現代社会、そして人類の根源的な問題まで、縦横無尽に語り尽くした対話の記録。 養老孟司と阿川佐和子の知的探検にご参加ください!
  • 男たちのかいた絵(新潮文庫)

    男たちのかいた絵(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.5
    1巻473円 (税込)
    おくびょうで意気地なしでも、拳銃片手に怖いものなし――チンピラやくざの、カッコいい兄貴分へのあこがれが、屈折した心情に映し出される時、オナニズム、同性愛、エディプス・コンプレックス、多重人格などの持主を主人公にした、筒井康隆の強烈な世界が展開される。『夜も昼も』『星屑』『二人でお茶を』など、ジャズのスタンダード・ナンバーにのせておくる奇妙な味の連作小説集。
  • 男の見方 女の見方

    男の見方 女の見方

    小説・文芸
    3.3
    1巻579円 (税込)
    男と女の問題は際限がない。そもそも、なぜ男と女は存在するのか。種をのこすためという常識的な答えがあるが、では性別がなく分裂して増える細菌はどうなのか。あるいは、なぜ「抑圧されている」とされる女性のほうが、男性より長生きするのか。本書は、現代の知の最先端をいく二人が、男と女をめぐる疑問や謎を「身体」という視点を中心に論じ合う、異色の顔合わせによるリレーエッセイ。
  • 大人の友情

    大人の友情

    小説・文芸
    4.0
    1巻748円 (税込)
    あなたは友人の出世を喜べますか? 人はなぜ裏切るのでしょう? 夫婦、男女、そして上司と部下の友情とは? 人生を深く温かく支える「友情」を、臨床心理学の第一人者が豊富な経験と古今東西の文学作品からときほぐす、大人のための画期的な友情論(目次より「友だちが欲しい」「男女間に友情は成立するか」「友人の死」「“つきあい”は難しい」「友情と同性愛」「茶呑み友だち」「友情と贈りもの」など)。
  • おはなし おはなし

    おはなし おはなし

    小説・文芸
    4.0
    1巻528円 (税込)
    「ウソツキクラブ」会長にして、稀代のおはなし名人。心理療法の第一人者が綴る四方山ばなし。人間の心の深層と向き合う日々の中から生まれる、鋭い洞察とユーモア。「うちの話」「物語と殺人」「韓国の白雪姫」など“おはなし”の不思議な力を発見する魅力のエッセイ集。
  • おれに関する噂

    おれに関する噂

    小説・文芸
    3.0
    1巻605円 (税込)
    テレビのニュース・アナが、だしぬけにおれのことを喋りはじめた――「森下ツトムさんは今日、タイピストをお茶に誘いましたが、ことわられてしまいました」。続いて、新聞が、週刊誌が、おれの噂を書きたてる。なぜ、平凡なサラリーマンであるおれのことを、マスコミはさわぎたてるのか? 黒い笑いと恐怖にみちた表題作、ほか『怪奇たたみ男』など、あなたを狂気の世界に誘う11編。
  • おれの血は他人の血

    おれの血は他人の血

    小説・文芸
    4.5
    1巻649円 (税込)
    いつもは小心なサラリーマンの俺だが、いったん怒りだすと意識がなくなり、怪力を発揮してあばれだす。しまいには、人を殺してしまうかもしれない……俺はそれが怖い。三人のヤクザをいっぺんに叩きつけた俺のスゴさを見込んで、対立するヤクザの幹部が用心棒になってくれと頼んできた。それが、小さな都市を壊滅させる大抗争の発端だった。ハードボイルド・タッチの痛快長編小説。第6回星雲賞受賞作。
  • 解剖学個人授業

    解剖学個人授業

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻704円 (税込)
    病気の9割は自然治癒力で治る!?目玉にも筋肉があるってホント?脳はどうやって考えてるの?耳の機能はむちゃくちゃ不思議!そもそも、人間はなぜ解剖をするの?…解剖の歴史、日本人と身体、死の決定、ヒトのからだの神秘的なメカニズムから世界の見かたまで、オモシロわかりやすく学べる名講義録!
  • カウンセリングを語る

    カウンセリングを語る

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,716円 (税込)
    対人関係の困難から「心の問題」が取り沙汰される今、ケアを求める声は大きい。心の問題を抱えた相手とどのように接したらいいのか。日本でカウンセリングを切り開いた第一人者が語る、ロングセラーの名著。
  • カウンセリングを語る(上)

    カウンセリングを語る

    ビジネス・実用
    4.3
    1~2巻858~924円 (税込)
    大人も子どもも心にさまざまな重圧がかかっているいま、カウンセリングや心理療法に心のケアを求める声が大きくなってきている。本書は、カウンセリングとはどういうものかから、いかに悩みや苦しみを受けとめ、対処していくかまでを根本から語っている。(本作品は一九八五年四月、創元社から刊行されたものを、文庫収録にあたり再編集したものです)
  • カウンセリングを語る(上)

    カウンセリングを語る

    ビジネス・実用
    5.0
    1~2巻1,463円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カウンセリング研修講座での講演をまとめたもの。カウンセリングの実際とはどのようなものか、どんな点に注意すべきか、その日本的特性とは?宗教とのかかわりなど。
  • 科学のカタチ

    科学のカタチ

    ビジネス・実用
    4.6
    1巻1,650円 (税込)
    ケムシとチョウ、ウジムシとハエが 同じ生き物だというのはヘンではないですか? ―養老孟司 生命のしくみを突き詰めれば突き詰めるほど 全体が見えなくなってくる ―養老孟司 五量体は実は「六量体」だった! 奇跡としか思えない。 神様が設計したとしたら、相当マメな神様だ ―宮崎徹 新しい薬をつくるには、固定観念の壁を打ち破らなければならない。 ―宮崎徹 ネコやヒトを救うAIMを発見し、創薬に向けた研究を加速している宮崎徹氏が、鎌倉に住む恩師・養老孟司氏を訪問する中で語り合われる「科学のカタチ」。
  • 影の現象学

    影の現象学

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,540円 (税込)
    影はすべての人間にあり、ときに大きく、ときに小さく濃淡の度合を変化させながら付き従ってくる。それは「もう一人の私」ともいうべき意識下の自分と見ることができる。影である無意識は、しばしば意識を裏切る。自我の意図する方向とは逆に作用し自我との厳しい対決をせまる。心の影の自覚は自分自身にとってのみならず、人間関係においてもきわめて重要である。刺激に満ちた万人必携の名著。
  • 家族関係を考える
    値引きあり

    家族関係を考える

    家族における人間関係は一様なものではない。一人の異性を選択することによって成立する夫婦というヨコの関係、血のつながりで運命づけられた親子というタテの関係、さらに兄弟姉妹、親戚、こうした複雑さから、思いがけない対立や葛藤が生じてくる。家庭内暴力、離婚……。家族のあり方は、われわれの生きていく基盤として今、根本から問いなおされなければならない。(講談社現代新書)
  • 家族八景 上巻

    家族八景

    少年・青年マンガ
    4.0
    1~2巻682円 (税込)
    火田七瀬は、精神感応能力を持つ18歳の少女。心の中の“掛け金”をはずすことによって、個人が心の中で思ったこと が、声に出しているかのように流れ込んでくる。その能力を周囲の人間に知られないために、家政婦としてさまざまな家庭を転々とする暮らしをしなければならない。
  • 家族八景(新潮文庫)

    家族八景(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.1
    1巻693円 (税込)
    幸か不幸か生まれながらのテレパシーをもって、目の前の人の心をすべて読みとってしまう可愛いお手伝いさんの七瀬――彼女は転々として移り住む八軒の住人の心にふと忍び寄ってマイホームの虚偽を抉り出す。人間心理の深層に容赦なく光を当て、平凡な日常生活を営む小市民の猥雑な心の裏面を、コミカルな筆致で、ペーソスにまで昇華させた、恐ろしくも哀しい短編集。
  • 家族場面

    家族場面

    小説・文芸
    3.5
    1巻506円 (税込)
    気がつけば、おれは石川五右衛門だった…。神出鬼没に時空を飛ぶ作家一家。読者を物語のブラックホールに突き落とし、ねじれた迷宮へと誘う表題作。被害者の遺族が死刑囚の刑を執行するという狂気の設定で、獄中で執筆し続けた囚人作家の断末魔を描く『天の一角』。長年の忍従に暴発した作家夫人の怒濤の糾弾を活写する法廷劇『妻の惑星』等、表現への熱い慟哭が刻まれた傑作7編。
  • 形を読む 生物の形態をめぐって

    形を読む 生物の形態をめぐって

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,056円 (税込)
    「この本では、生物の形態を、一般にヒトがどう考え、どう取り扱うかについて、私の考えを述べた。いままで、形態そのものを扱った本は多いが、こういう視点の本はないと思う。」 生物の形に含まれる「意味」とはなにか? 形を読むことは、人間の思考パターンを読むことである。解剖学、生理学、哲学から日常まで、古今の人間の知見を豊富に使って繰り広げられる、スリリングな形態学総論。ものの見方を変える一冊!
  • 活劇映画と家族

    活劇映画と家族

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻924円 (税込)
    巨匠筒井康隆が書き下ろす『活劇映画と家族』は文化と人間性を考察する意欲作である。 筒井氏が長い時間をかけて見続けてきた活劇映画には、ロマンと家族愛とアクションが織り込まれ、究極の娯楽であり、また人間模様が明確に打ち出されていると氏は断言する。 本書は新書の枠を超えて、混乱の第2次世界大戦前夜から復興の時を迎えた映画全盛期につくり出された活劇映画の魅力と溢れるヒューマニティを痛快に描きつくす氏の集大成となる作品である。 ハンフリー・ボガードやジョン・ウエイン、ジェームズ・キャグニーなどの主演男優、キャサリン・ヘップバーン、ローレン・バコールら主演女優のみならず脇役陣の多彩な魅力にも触れつつ、ハワード・ホークス、ジョン・ヒューストンなど監督の魅力にも迫る視点も独特で、まさに巨匠の傑作である。
  • おおかみこどもの雨と雪 角川アニメ絵本

    角川アニメ絵本

    小説・文芸
    4.7
    1~6巻1,760~1,870円 (税込)
    おおかみこどもとして生まれてきた「雨」と「雪」。人間でもあり、狼でもある姉弟は、いろいろな事件に遭遇し、それぞれの想いを胸に成長していく。人間として生きるのか? それとも…。そして、そのとき母は…。
  • からだを読む

    からだを読む

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻836円 (税込)
    自分のものなのに、人はからだのことを知らない。からだの中を見るなんて、とんでもないと思っている。そのくせ「人体はよくできていますね」などと言う。よくできているのなら、なぜ喉にモチを詰まらせて死んだりするのか。生きるために必要な食べるという行為によって、これまた不可欠の呼吸を妨げて死ぬ。そんなバカなことがあるものか……。口からはじまって肛門まで、知っているようで知らない人体内部のディテールを多彩な図版とともに綴った医学エッセイ。養老流解剖学入門。
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

    「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家のC・Wニコル氏が、都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、子どもたちのこと、食べるということ、極地での気づきなどさまざまな問題に切り込んだ対談集。  アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。便利になりすぎた都市生活によって、あまりに身体を使わない世の中になっていないだろうか。そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。そんな問題意識から、話は広がっていきます。 【1章 森と川と海のこと】 荒れた森を再生する/日本の杉は苦しがっている/馬に木を運ばせる/木の力、森の力/森と川、そして海のつながり/川は「流域」で考えよう 【2章 食べること、住まうこと】 田舎の力/都会の罠/虫は貴重なタンパク源だった/何でも食べられるのは「貴族」/木を生かす適材適所/原発事故のあとに残された難問/人間関係を保険で補償する時代/経済成長とはエネルギーを使うこと 【3章 子どもたちと教育のこと】 「ほったらかし」が一番/二人の子ども時代/母親の世界から飛び出せ/ゲームより実体験/自然が足りないと世界は半分になる/新しいエリートをつくる/体験を通すと生きた知識が身に付く/森で授業を/小さいときに触れるべきもの 【4章 虫のこと、動物のこと】 生き物の分類は分ける人によって変わる/ゾウムシは中央構造線を知っている?/オスは時々いればいい/ハチに刺されて死ぬのはなぜか/クモに名前をつける/いなくなった赤とんぼ/生き物は複雑なシステム/キリンの首はなぜ長い/熊との付き合い方 【5章 五感と意識のこと】 ハエも用心するクサヤのにおい/顔色をうかがうための進化/意識はコントロールできない/人が失った絶対音感/山の声が聞こえる/銃を撃つ前に逃げるカモ/夢と意識/時間と空間/「意識の時代」と「身体の時代」 【6章 聞くこと、話すこと】 英語を強制されたトラウマ/気持ちと結びつく日本語/訓読みは難しい/主語の有無は文化の違い/自我の目覚めが遅い日本人/日本語と感覚/片言の中国語/「暗いところ」がなくなった/言葉がなくなると存在もなくなる 【7章 これからの日本のこと】 子供も、大人も外で遊べ/若者に責任を持たせよ/日本人に覚悟はあるか/言い訳の多い日本人/もう一つ先を考える/人間は「状況の産物」である/日本人よ、自分を取り戻せ
  • 河合隼雄セレクション カウンセリングと人間性

    河合隼雄セレクション カウンセリングと人間性

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,320円 (税込)
    日本社会にカウンセリングおよび臨床心理学を根付かせた第一人者として知られる著者が、初期の頃に書いた論説や講演をまとめた同名書籍の文庫版を電子化したもの。カウンセリングを型にはまったものとしてではなく「人間性」という視点から、柔軟に多面的に捉えた内容で、専門家だけでなく一般読者もおもしろく読める。黎明期にすでにカウンセリングの本質的な問題点が的確に指摘されている点は注目に値する。文庫版巻末解説は、著者の弟子で京都大学大学院教授、桑原知子氏。
  • 河合隼雄セレクション カウンセリングを考える (上)

    河合隼雄セレクション カウンセリングを考える

    ビジネス・実用
    -
    1~2巻935~1,045円 (税込)
    四天王寺カウンセリング講座での講義録をまとめた同名タイトルの書籍の文庫版を電子化したもの。家族の問題、いじめや不登校、カウンセラーの責任と資格、「生きる」ということ等、現代社会を生きる上で出会うさまざまな問題を通してカウンセリングとは何かを考える。巻末解説は、スクールカウンセラーをはじめとして、現場で日々、多くの思春期の子どもたちを相手に臨床を行っている臨床心理学者の岩宮恵子氏。
  • 河合隼雄セレクション こころと人生

    河合隼雄セレクション こころと人生

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻935円 (税込)
    子ども時代、青年期、中年期、老年期と、こころにはそれぞれの時期に特有の問題がある。鋭い目で人生の真実を見抜くのびやかな子ども時代、心の底深くに得体のしれぬものを抱えて苦しむ青年期、最も安定しているはずの時期に最も大きなこころの危機を迎える中年期、生きるということの意味を再び問いなおす老年期──と、人生のそれぞれの時期のこころの問題を、臨床家としての目がこまやかにとらえた同名タイトル講演集の文庫版を電子化したもの。巻末解説は、心理占星術・神話研究者の鏡リュウジ氏。
  • 河合隼雄セレクション 「出会い」の不思議

    河合隼雄セレクション 「出会い」の不思議

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    雑誌「中央公論」に3年間連載し好評を博した「巻頭言」36本に加えて、これまで新聞・雑誌に発表し、単行本に未収録のエッセイを集め、あらたに編集しなおした同名書籍の文庫版を電子化したもの。言葉との出会い、人との出会い、本との出会い、子どものこころとの出会い、新しい家族との出会い、こころの不思議との出会いと、6つのテーマを「出会い」というキーワードでつなぐ。文庫版巻末解説は、長男で臨床心理学者の河合俊雄氏。
  • 河合隼雄セレクション より道 わき道 散歩道

    河合隼雄セレクション より道 わき道 散歩道

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻935円 (税込)
    毎日新聞に毎月1回、2年間にわたって連載された「より道わき道散歩道」シリーズに、これまで新聞・雑誌・官報などに書いた文章をあわせて、1冊に編集しなおした同名のエッセイ集の文庫版を電子化したもの。子ども、人間関係、人生、本、音楽、文化・社会、道草の拾いもの、と7つのテーマに分けて、より道したり、わき道にはいったり、適当に道草をかさねながら、思索の散歩を楽しむための格好の1冊。文庫版巻末解説は、作家・編集者の松家仁之氏。
  • 河合隼雄と子どもの目 〈うさぎ穴〉からの発信

    河合隼雄と子どもの目

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    児童文学を自らの生きる指針として読み、こよなく愛した心理臨床家の一人である著者が、子どもが主人公の物語を繊細かつ緻密な臨床家の視点で読み解く一冊。本書は1990年にマガジンハウス社から刊行された『〈うさぎ穴〉からの発信』の復刊。カニグズバーグをはじめ、エンデやケストナー、ギャリコ、また宮澤賢治や今江祥智、長新太、佐野洋子など、人生に多くの気づきや示唆を与える素晴らしいファンタジー作品の数々。
  • 河合隼雄のカウンセリング教室

    河合隼雄のカウンセリング教室

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    一度きりの個別の出会いのなかに普遍的な本質を見る。「時間」「人間理解」「倫理」「家族」「友情」の五つのテーマに分けて語る豊かなカウンセリングの知恵。
  • 河合隼雄のカウンセリング講座

    河合隼雄のカウンセリング講座

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初歩的なことこそ、むずかしい。つまずいたとき、悩んだとき、初心にかえりたいとき、勇気と知恵を与えてくれる本。本書はカウンセリングやそれにかかわる心の問題について、いろいろな角度から述べている。
  • 河合隼雄のカウンセリング入門 実技指導をとおして

    河合隼雄のカウンセリング入門 実技指導をとおして

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんなとき、どうしたらいいのか?カウンセリングにおけるさまざまな問題に、河合隼雄が答える。
  • 河合隼雄の幸福論

    河合隼雄の幸福論

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻850円 (税込)
    「心にしみこむ話がたくさん載っています。読まなきゃ損です」養老孟司氏、推薦! 人間関係について、悲しみについて、成功について、人生について――。本書では、臨床心理学の第一人者による、幸せに生きるための60のヒントを紹介。ちょっと見方を変えることによって、幸福が身近になることを説いた、生き方エッセイ。幸せについての珠玉のエピソードが満載の1冊です。 (主な内容)●「なぜ、私だけが不幸なのか」という問いは、個性発見への切り口を提供している。神から与えられた不平等と、人間の平等への努力がぶち当たって、散った火花のなかに、その人だけと言える個性が輝くのではないだろうか。 ●幸福の絶頂にあるようなときでも、それに対して深い悲しみ、という支えがなかったら、それは浅薄なものになってしまう。etc. 「深く考えはじめると難しくなるが、ちょっと眼鏡をかけ変えることによって、異なるものが見えるように、少し見方を変えることによって、幸福が身近になる、ということがありそうである」(本書「はじめに」より抜粋)
  • 河合隼雄の幸福論

    河合隼雄の幸福論

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,300円 (税込)
    ※本書は一九九八年に海鳴社から刊行された『しあわせ眼鏡』を復刊し、改題したものを電子化したタイトルです。養老孟司氏推薦!「心の奥底にしみこむ話がたくさん載っています。読まなきゃ損です。」人間関係について、悲しみについて、成功について、人生について――。臨床心理学の第一人者である著者による、生き方のヒントとなる59のエッセイ。本書のはじめにより:「深く考えはじめると難しくなるが、そんなのではなく、ちょっと眼鏡をかけ変えることによって、異なるものが見えるように、少し見方を変えることによって、幸福が身近になる、ということがありそうである。」「全体的な構成のある本ではないので、読者はどこでも自分の好きなところを読んでくださるとよい。そのなかのどれかが読者の幸福という点で少しでもお役に立つことがあれば、真に幸いである」。
  • 河合隼雄のスクールカウンセリング講演録

    河合隼雄のスクールカウンセリング講演録

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻2,530円 (税込)
    日本臨床心理士会が創立されてから20年、また平成7年から派遣の始まったスクールカウンセラー事業は今年で13年目を迎える。閉鎖的だと言われた学校現場に、はじめて外部から専門家を導入したこの事業は「平成の黒船」とまで言われた。本書は、混迷をきわめる学校現場に派遣され、教師と苦楽を共にしながら活躍する学校臨床心理士に向けて、毎年、全国研修会の場で著者が行った全11回の基調講演のうち8回分を収めた貴重な記録集である。
  • 考える読書

    考える読書

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    物語のむこうに社会が見える! 解剖学者のユーモアと明晰な論理のメスが、小説の読み方を一変させる“目からウロコ”の痛快エッセイ集。
  • 環境を知るとはどういうことか 流域思考のすすめ

    環境を知るとはどういうことか

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻880円 (税込)
    生物学者・岸由二は三浦半島の小網代や、都市河川である鶴見川の環境保全活動に尽力し確かな成果を挙げてきた。小網代とは、源流から海までまるごと自然のままで残っている、全国的にも稀有な流域である。岸と解剖学者養老孟司は、本書で共に小網代を訪れた後、「流域思考」を提唱する。大地は大小の流域によってジグソーパズルのように構成されている。自分の暮らす流域のかたちを把握することができれば、他の流域についての理解も可能になり、ひいては地球環境に対するリアルな認識が生まれる。また、葉のつき方、木の並び方などの自然のありさまは、種の生存にまつわる問題の「解」をあらわすものだ。流域を歩き、「解」を見つめよ。そうすれば、地球の中に暮らす人間が持つ「まともな感覚」が得られるはずだ――。後半では元国土交通省河川局長の竹村公太郎も参加。行政者の視点と志を述べる。
  • 骸骨巡礼―イタリア・ポルトガル・フランス編―(新潮文庫)

    骸骨巡礼―イタリア・ポルトガル・フランス編―(新潮文庫)

    ローマの教会やリスボンの墓地、パリの大聖堂。南欧の明るい日差しの下、理性的なはずの欧州に、骸骨で部屋を飾りつけた納骨堂や日本では見かけないような奇妙な墓がある。日本人とヨーロッパ人との身体感の相違に着目し、自然と社会における森羅万象に思いを馳せる。意識と感覚の関係を考察し、無言の死体と格闘する「修行」を通じて辿りついた悟りともいえる新境地! 『骸骨考』改題。(解説・髙橋秀実)
  • がんから始まる生き方

    がんから始まる生き方

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻946円 (税込)
    血液がんにかかり、危うく見落とされそうになった柏木氏。その治療をサポートしたあと自分のがんを発見し、手術を受けた中川氏。2人を仲介し、「自分もがんの2つや3つはある」という養老氏──この3人が再会し、患者・治療者・助言者というそれぞれの立場から、医者と患者の未熟さ、統計的思考の危うさ、日本人の死生観までを大談義。がんのタブー視をやめ、患者の生き方を大胆に提案する、今までにない「がん体験指南書」!
  • きみがきみであるために~不自由の壁をぶち壊せ!~

    きみがきみであるために~不自由の壁をぶち壊せ!~

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    なぜ生きていくのか……。日々生き苦しさを抱える10代と、養老孟司先生の問答集。 養老先生が、10年間にわたり欠かさず顔を出すキャンプ、それが茂木で30泊31日で行われる「夏のガキ大将の森キャンプ」。養老先生は毎年、参加する多感な世代に、大好きなものやことを見つける大切さを説いてきた。この本では、小4から中3までの子どもたちから、今なにに悩み、苛立っているか意見を集め、養老先生が軽妙洒脱に答えていく。
  • 狂気の沙汰も金次第

    狂気の沙汰も金次第

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    確固とした日常に支えられたこの地平を超えて遙か向うを眺めれば、果てしなく自由で華麗なる狂気の世界が拡がる―著者は、あたかもささやかな身辺雑記を綴るかのごとく筆を進めながら、実はあなたをアイロニカルな現代批評と潜在的狂気の発掘へと導いてくれるのです。随筆のパロディともいえるユニークなエッセイ118編を収録。
  • 京都の壁

    京都の壁

    千年の都・京都にはいくつかの壁が存在する。言葉の壁、老舗の壁、地形の壁、京料理の壁、京都人の壁、文化の壁……良くも悪くも京都らしさ、日本らしさを体現したこれらの壁の正体は? 【目次より】●第1章 城郭のない街……日本人の「うち」と「そと」意識 ●第2章 京都人のいけず……「ぶぶ漬けでも」は都市伝説か? ●第3章 「美人」東西物語……江戸の侍文化と京の町衆文化 ●第4章 都市論と京都……古都になるには千年かかる? ●第5章 私の好きな京都……木屋町の思い出 ●第6章 京都、東京、大阪――新三都物語……住むなら京都がいちばん! ●第7章 京都は日本文化の中心か?……祇園祭は文化財の宝庫 ●第8章 共通言語と地方……言葉こそ文化である ●第9章 京都とサブカルチャー……世界がマンガを必要としている ●第10章 京都と自然……鴨川と方丈記
  • 恐怖

    恐怖

    小説・文芸
    3.3
    1巻488円 (税込)
    おれは殺される! 次に殺される! でも誰に? 静かで文化的な姥坂市で起きた連続殺人事件。閨秀画家の絞殺にはじまった殺人犯の狙いはどうやら、町に住む文化人を皆殺しにすることらしい。作家の村田勘市は、臆病な性格が災いして、次第に半狂乱に追い詰められていく。犯人は何者か? 何のために殺すのか? 謎解きのサスペンスにくわえ、「恐怖とは何か?」という人間心理の奥底に鬼才・筒井康隆がせまる異色傑作ミステリー! 不気味な目次も必見です。
  • 虚航船団(新潮文庫)

    虚航船団(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,045円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鼬族の惑星クォールの刑紀999年6月3日、国籍不明の2基の核弾頭ミサイルによって国際都市ククモが攻撃され、翌4日、無数の小型単座戦闘艇に乗ったオオカマキリを従えた文房具の殺戮部隊が天空から飛来した。それはジャコウネコのスリカタ姉妹の大予言どおりの出来事だった――。宇宙と歴史のすべてを呑み込んだ超虚構の黙示録的世界。鬼才が放つ世紀末への戦慄のメッセージ。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 虚人たち 新版

    虚人たち 新版

    小説・文芸
    4.5
    1巻990円 (税込)
    同時に、しかも別々に誘拐された妻と娘の悲鳴がはるかに聞こえる。 自らが小説の登場人物であることを意識しつつ、主人公は必死に捜索するが……。 あらゆる表現上の実験が繰り広げられる前人未踏の長篇に、「「虚人たち」について」他エッセイ2篇と新規解説を収録。 著者が追究する超虚構文学の幕開けとなった記念碑的作品。 泉鏡花文学賞受賞。 〈解説 佐々木 敦〉 【目 次】 虚人たち エッセイ 「虚人たち」について 知の産業 ある編集者 解説 佐々木 敦
  • 巨船ベラス・レトラス

    巨船ベラス・レトラス

    小説・文芸
    4.4
    1巻631円 (税込)
    『大いなる助走』から四半世紀、巨匠・筒井康隆が再び文壇の内幕を鋭く描く! パソコンソフト会社で成功を収めた狭山銀次が創刊した、前衛的な文芸誌「ベラス・レトラス」。破格の原稿料に釣られ、常連執筆者となった作家たち。実験的な作風で知られる錣山兼光、ホラー小説の旗手・伊川谷幻麝、盲目の詩人・七尾霊兆、革新的な作品で派手に登場した笹川卯三郎……。そうした作家たちの成功を妬む同人誌作家が爆弾テロを起こすところから物語は始まる。小説世界の内と外は自在につながり、過激なメタフィクションが展開、ついには「筒井康隆」を名乗る人物が語り始める。現代の文学を取り巻く状況を風刺する、ブラックユーモアに満ちた快作。
  • 銀齢の果て(新潮文庫)

    銀齢の果て(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻605円 (税込)
    増大した老齢人口調節のため、ついに政府は70歳以上の国民に殺し合いさせる「老人相互処刑制度(シルバー・バトル)」を開始した! 和菓子司の隠居、宇谷九一郎の住む宮脇町には、もと自衛官、プロレスラー、好色な神父など「強敵」が犇めいている。刃物と弾丸が飛び交い、命乞いと殺し合いの饗宴が続く。長生きは悪なのか? 恐怖と哄笑のうちに現代の「禁断の問い」を投げかける、老人文学の金字塔! ※当電子版には文庫版掲載のカットは収録しておりません。ご了承ください。
  • くさり ホラー短篇集

    くさり ホラー短篇集

    小説・文芸
    3.3
    1巻638円 (税込)
    地下にある父親の実験室をめざす盲目の少女。ライフルを手に錯乱した肥満の女流作家。銀座のクラブに集った硫黄島での戦闘経験者。シリアスからドタバタまで、おぞましくて痛そうで不気味な恐怖体験が炸裂。
  • 串刺し教授

    串刺し教授

    小説・文芸
    2.0
    1巻616円 (税込)
    崖から転落して鉄柵の尖端に串刺しにされた大学教授を目撃したガソリン・スタンドのサーヴィスマンが最初にしたことは?写真週刊誌時代の未来を予見した作品として「東海道戦争」などと並ぶ表題作。やくざが女学生の言葉で会話し、女学生が中年紳士の言葉で会話し、中年紳士が主婦の言葉で…会話する「言葉と〈ずれ〉」。人間がきつねをだます奇怪至極の「きつねのお浜」など全17編。
  • くたばれPTA

    くたばれPTA

    小説・文芸
    -
    1巻572円 (税込)
    マスコミ、主婦連、PTAから極悪非道の大悪人と烙印を押されたSFマンガ家のとる道は?「くたばれPTA」。一卵性双生児の弟が、自分の恋人を奪った兄に奇想天外な方法で復讐する「かゆみの限界」。夜ごと10億の男たちと交わる処女「20000トンの精液」。ほかに「ナポレオン対チャイコフスキー世紀の決戦」「女権国家の繁栄と崩壊」など、文庫初収録の短編、ショート・ショート全24編。
  • 決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

    決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻649円 (税込)
    シェイクスピアが「ロミオとジュリエット」の下敷きとなった物語に加えた、ふたつの重要なアレンジとは。ハムレットって実は体育会系? その根拠は。リチャード三世はアドラー理論を体現したような人物である――。ひとの心を深く知る心理学者と、女性初のシェイクスピア全作品訳に挑む翻訳家による、洞察力とユーモア溢れる11のセッション。幻の「タイタス・アンドロニカス」論を初収録。
  • 原始人

    原始人

    小説・文芸
    4.0
    1巻407円 (税込)
    男は“獣欲”を満たすために棍棒を振るって女を犯し、“食欲”を満たすために他者の食物を強奪して殺す……。“弱肉強食”時代の人類の始祖・原始人の欲望むき出しの日常を描いた衝撃の表題作をはじめ、束縛されることのない異様な社会を描いた「アノミー都市」、次々と不運に巻き込まれる男の物語「おれは裸だ」など独特の筒井ワールドな作品に、小説という枠を超えたメタ小説ともいうべき「怒るな」「読者罵倒」「筒井康隆のつくり方」を加えた、元気の出る作品13篇を贈る。

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