河合隼雄と子どもの目 〈うさぎ穴〉からの発信

河合隼雄と子どもの目 〈うさぎ穴〉からの発信

1,650円 (税込)

8pt

4.3

児童文学を自らの生きる指針として読み、こよなく愛した心理臨床家の一人である著者が、子どもが主人公の物語を繊細かつ緻密な臨床家の視点で読み解く一冊。本書は1990年にマガジンハウス社から刊行された『〈うさぎ穴〉からの発信』の復刊。カニグズバーグをはじめ、エンデやケストナー、ギャリコ、また宮澤賢治や今江祥智、長新太、佐野洋子など、人生に多くの気づきや示唆を与える素晴らしいファンタジー作品の数々。

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河合隼雄と子どもの目 〈うさぎ穴〉からの発信 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月23日

    児童文学と子どもたちがもつ豊かな世界について、臨床心理学者河合隼雄が現代を生きる私たちに向けて書いた文章を集めた著作。
    とても読みやすく、かつ、胸に刺さる本だった。
    読み始めてすぐ、ペーター・ヘルトリング作「ヒルベルという子がいた」について語られる文章を読みながら、涙が止まらなくなった。
    ヒルベルと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月10日

    心理療法家の河合隼雄さんが素晴らしい児童文学の数々を紹介してくださる。児童文学は子どものための読み物ではなく大人にとっても子どもにとっても大切なものであるというメッセージが繰り返される。創元社がつけた帯は、現代人のたましいの危機は、ファンタジーと切り離されたときから始まった、と。
    私は私のために児童...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月07日

    児童文学って大人になってから読んでも響く。子供の頃夢中になって読んだファンタジーは今でも面白いと感じるし。数々の懐かしい本をまた読みたくなった。

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