編み物が脳にいいと書いてあると教えてもらい、編み物を教えている身としては、読まねばと思い手に取った。
編み物はもともと瞑想に近くリラックス効果など、メンタルに良い影響を与えると言われている。
本書では124番目に「編み物が脳に効く」という見出しで、編み物などの手芸にはリラックス効果があり、脳の健康を
...続きを読む促進します。編み物は集中力を必要としますが、最初の学習段階を過ぎてしまえば、ストレスは生まれません。この種のリラックスした集中力は脳に絶大な効果をもたらします。編み物や同様の手芸は、脳内のストレスホルモン、コルチゾールを減らしてくれるのです。
と紹介されていました。
やはり、そのリラックス効果が脳に効くのです。
他にもいくつか気になったいいことがありました。
例えば、56番の「脳は失敗ではなく、成功体験から学ぶ」というもの。
脳は失敗よりも成功を好みます。成功すると、快楽を呼ぶ神経伝達物質ドーパミンが放出されます。そのおかげで脳は「上手くできたこと」を記憶し、ふたたびくり返すようになるのです。
時間をかけて成功の数を増やせば増やすほど、脳はさらなる成功を求めます。ですから、小さなことでも良いので脳に良い習慣を続けましょう。たとえば、有酸素運動をするたびにカレンダーにチェックをつけます。カレンダーを見返して成功の連続を目にすると、脳はその成功をもっと続けたいと考えるようになります。つまり、脳を健康に保つために、脳を利用すればいいのです。
というわけで、朝のヨガを毎日遂行出来るよう、本書のアドバイスに習ってカレンダーに印を付けようと思います。
他はほとんど食べ物に関することだったように思います。
いいこと1つにつき、その説明はだいたい1ページ。
なので、食べ物についても推奨摂取量はグラムなどの数値のみで具体的な量は示されていなかったり、少し説明が足りないと感じました。
ですが、どのみち食べ物に関しては何をどれだけ摂取すればいいのか覚えられないので、私の結論はバランスよく食べるです。
食べ物以外で、脳に良い活動がもっとたくさん載っていたら面白かっただろうと思います。なにせ211ものいいことは多すぎるようにも思います。
私にとっては、編み物が脳にいいと科学的に証明されるだけで満足ですが。