あらすじ
橘玲・監訳! 100万人に影響を与えたモテノウハウ!
進化心理学の権威と、
ミリオンセラー作家によるモテ本、
ついに日本上陸!
ベストセラー作家タッカー・マックスと有名な進化心理学者ジェフリー・ミラー博士が20年以上かけて、
女性が実際に男性に何を求めているか、なぜそれを求めるのか、そして男性はどのようにしてそれに応えることができるのかを研究した。
その結果、本書のような方法で、自分らしさに磨きをかけ、それを見せることが有効だとわかった。
著者たちの主張はきわめて明快だ。
(1)女性の性愛の選択は進化の過程でどのように「設計」されてきたのか。
(2)女性が(無意識に)魅力を感じる「特性」にはどのようなものがあり、それをどう身につけるか。
(3)その特性をどうやって効果的に「シグナリング(宣伝)」するか。
――の順にクリアしていけば、ごく自然にモテるようになる。
つまり、進化論的に正しいモテ方を指南するのが本書である。
ここには、彼らが発見した、恋人作りで成功するために必要なことがすべて詰め込まれている。
本書では、進化心理学者としてのミラーの知見をマックスの実体験で検証することで、
学者による机上の空論ではない数々の「使えるモテのアドバイス」が提案されている。
その根幹は女性の脳の進化的なプログラムにアピールすることだから、もちろん日本でもそのまま適応できる。
「政治的な正しさ(ポリティカル・コレクトネス)」にしばられていると、ほんとうに大事なことを見失ってしまう。
恋愛やセックスの「きれいごと」をすべて破壊し、
ナンパ師の手法を「俗流」として切り捨て、
事実だけにもとづいて展開される「進化論的に正しい」モテ本の登場を、ぜひ一緒に驚いてほしい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
現時点の科学で判明している
生物学・進化心理学的に
女性が恋愛する時
どういうところを評価して好きになるのか
わかりやすく解説しています。
本書は
女性にモテたい男性へ
向けた本になっており
生物学・進化心理学的に
女性はどういう男性に
本能的に惹かれるのか書かれています。
ただし、本書では 恋愛・結婚は
どちらかが一方的に搾取し搾取されるもの
ではなく 男女両方が
お互いにウィンウィンになるような
恋愛・結婚が望ましく、それを手に入れるための
『倫理的なモテる技術』についての
解説だということをいうことを念頭に置いて
読む事が大事だと 根気強く伝えています。
また、
本書は一応 男性をターゲットにして
書かれていますが
女性がなぜ男性に対して
怖さや拒否感を感じてしまうのか
科学的に分析・解説されているので
女の人にも十分参考になる本だとも思います。
性教育や恋愛する時
お互いを尊重して付き合うために
どういうところを注意する必要があるのか
について勉強したい時に
大変おすすめできる本です。
Posted by ブクログ
・女性は基本男を危険なものとして見る、しかし魅力も感じるというダブルバインド
・現代では倫理的で相互利益的なモテを目指すのが適応的
・良い父親になるか(女の子の遺伝子が有効に遺っていくか)が大事
Posted by ブクログ
今までにない視点。シグナリングがポイントだろうけど、文化の違いからか、なかなか難しいかな。筋トレ、栄養、睡眠。この3つは何にでも書かれていると思う。シグナリングが具体的ならなおいいのに。
Posted by ブクログ
なかなか良い本であった
著者の主張
①女性の性愛の選択は進化の過程でどのように「設計」されてきたのか。
②女性が(無意識に)魅力を感じる「特性」にはどのようなものがあり、それをどう身につ
けるか。
③その特性をどうやって効果的に「シグナリング(賞伝)」するか。
の順にクリアしていけば、ごく自然にモテるようになる
Part0
モテを実現する5つの原則
第一の原則:科学にもとづいて決める(先入観には頼らない)
第二の原則:女の子の視点を理解する
第三の原則:自分の魅力を装備する
第四の原則:正直であること (自分自身にも相手にも)
第五の原則:ウィンウィンの関係を築く
5段階のプロセス
1.頭の中を整理しよう
2.魅力を身につけよう
3.魅力を示そう
4.女の子のいる場所に行こう
5.行動しよう
これらは必ずしも簡単ではない
Part1
理論編
・自信をつける
自信とは、①自分の能力や、②直面することになるリスクを考慮したうえでの、何かに成功
するだろうという現実的な期待のことである。
真の自倍は、過去の行ないやその結果にもとづいて「自分にはできる」と現実的に予期することに関わっている。
自信のつけ方に近道はない、本当の自信をつけるために唯一効果的な戦略とは、なんらかの技術を身につけ、その技術によるパフォーマンスを証明することだ。
真の自借を得るために必要なのは、何かに挑戦するときに生じる不安を克服することだ。
パートナー選びにおける自情とは、女の子が関心をもつ能力の分野それぞれについて、君がもっている自 自信の総和である。
女の子に真の自情をもつには、女の子が欲する能力を身につけるしかない。
自信とは勢いだ
性的な面での成功は好循環になり(セックスがセックスを呼ぶ)、性的な面での失敗は悪循環になる(セックスがないといっそうセックスは遠ざかり、ネットポルノのお世話になることになる)。
人間の心理では、これは「配偶者選択の模倣」と呼ばれる
グロースマインドセットが大事
・女の子であるとはどういうことかを理解する
女は、男と交際するときに、拒絶されることはそこまで恐れない。恐れるのは、物理的に危害を加えられることと、性的な暴行を受けることだ。
モテるには性差を超えた視野が必要だ。
彼女は「モノ」扱いされることに飽きている。
「主体」として扱おう
女の子は物理的に脆弱で、そのことを自分自身で認識している
女性は長い間そっとするような嫌な奴に対処してきた
女の子は、はっきり拒絶するのが好きではない、つまりできるかぎり察して自分から離れる責任が男にはある
彼女は自分がかわいいことをすでに知っていて、そのことを意識している、なので
①自分が美しいということ、②何年にもわたって自分の美しさに両義的な思いを抱いてきたこと、③肉体的魅力の遺伝ガチャに当たったことで得られたものではなく、自分自身の努力によって達成してきたことを評価されたいと思っているのだと理解してあげよう。
彼女は自分の社会的なステイタスについて心配していて、君も社会的地位を構成する大きな一部である、彼女とつき合いたいと思うなら、彼女の友人たちとも仲よくする努力をしよう。彼女ほスラット・シェイミングを心配しなくなる
彼女は妊娠すること、見捨てられること、性感染症をうつされることを恐れている
においは嫌悪感に強く影響する、フェロモンは実在する
とても魅力的な女性でも、セックスやロマンスに関して、自分が望むものを手に入れることは、魅力的な男が自分の望むものを手に入れるよりも難しい。
女の子も性的な空想にふける点では君と同じだ。ただし、その空想のせいでひどい目にあいかねない点は違う
彼女は、君とのセックスの最初の何回かではオーガズムにおそらく達しないだろうと知っている。
女性の視点に立つ練習(想像で)
・モテのゴールと倫理を明らかにする
「関係」とは、理想的には、双方にとってウィンウィンとなるように、ふたりの合意にもとづいて相互にパートナーを選び合うことだ。
短期的な関係
交際期間が5分から5時間程度
よい点
楽しい、感情的にややこしくない、犠牲を払わなくていい、人生のスパイスになる、練習によって悲観的でなくなる
悪い点
おいしいが、満たされない、難しい、よく知らない相手の危険性、評判へのダメージ、コストパフォーマンスが悪い
限界
人生を通じて追求するようなものではない
中期的な関係
デーティング
よい点
セックスをもっと頻繁にできる、獲得コストが低い、質が安定している、より充実する
悪い点
眠くなるようなセックス、おいしいが、やはり満たされない、感情のややこしさ
限界
より真剣な関係の「お試し」のようなもの
長期的な関係
標準的なボーイフレンドとガールフレンドの関係
よい点
感情的に満たされる、素晴らしいセックス、もしくは最高に素晴らしいセックス?、セックスが非常に安い、学びに満ちあふれている
悪い点
新規性はなくなる、感情的リスク、『恋はデジャブ』現象(マンネリ)
限界
「健全な」というのが重要な単語
倫理を明確にする
性の領域で善悪の間にはっきりとした線を引くのが良い
道徳的ジレンマが生じたときに自問自答する質問
・「誰かもが知っているとしたら」法
・過去・未来法
・ヒーロー・悪役法
・YouTube法
・女友だち法
・先祖のプライド法
・意志力法
倫理に対する明確な価値観と徳をもっている男性は、同じく他人を傷つけない女性を惹きつけることができる。
Part2
準備編
・女の子は何を求めるのか、なぜ求めるのかを理解する
女が望む言葉は「大丈夫、ぼくがなんとかするから」だ
有能さは多くの場合、大半の女性を性的に魅了するが、無能さはつねに、すべての女性に嫌
悪感を抱かせる。
不足を補うのだ、メダルを磨くのではない
彼女たちは、有能な父親としての要件をできるだけ多く兼ね備えている男を選ぶことで繁殖してきたのだ。そしてそれが、パートナーの好みやパートナーの評価基準をかたちづくることになった。
女は男を査定するとき、主に次の3つのことを気にかける
1.優秀な遺伝子をもっているか?
2.よきパートナーになるか?
つまり、魅力的なパートナーになる可能性を秘めた男へと変身すれば、性的な選択肢は無限に広がる。
3.よき父親になるか?
女の子は将来の繁殖に関わるすべての特性を重視する
女が男に惹かれるのは、男が女に示すひとそろいの特性への、感情的な無意識の反応だ。
じっくり考えて行なうような意識的なものではない。
平均的な男性への吉報は、われわれが属する種では、女は男がもつさまざまな特性に惹きつけられることだ。
・シェイプアップ【特性1】
身体の健康は効果的
①完璧なボディを手に入れる必要はない
②ボディビルダーのように身体を鍛える必要はない
③シックスパックの腹筋は必要ない
まずはスクワットと腕立て伏せ
・メンタルヘルス【特性2】
基本的には身体の健康と同じで、睡眠、栄養、運動
ほかには、太陽光を浴びる、ささいな楽しみを増やす、マインドフルネス瞑想
短期的には
1.友人関係や社会関係を見直す、尊敬できるひと、憧れのひとと時間を過ごすようにする
2.住環境を改善する
3.よいセラピストを見つける(必要であれば)
・賢さ【特性3】
一般知能
1.社会的知性
2.感情的知性
3.言語的知性
4.実務的知性
5.パートナー探しの知性
6.学問的知性
賢くなるには
1.睡眠と栄養を摂ろう
2.新しいことを学ぼう
3.特定の知性を育てる仕事を見つけよう
4.賢いひととつき合おう
5.正規の教育期間にギャップイヤーを取得しよう、1年間あるいは3年間でも
意志力と誠実さは20代半ばまでは成熟途上なので、大学進学を遅らせれば遅らせるほど、よりうまく自制心をはたらかせることができる。大学で何十年も教えてわかったのは、努力に対して最大の恩恵を得ているのは20代前半から後半の「成熟した学生」だ。
6.自分に合った正しい教育を追求しよう
知性を示す指標を、女性にとって重要度の高い順番で紹介
1.ユーモアのセンス
2.会話や話術
3.創造力とクリエイティブなスキル
4.教えること、説明力、上から目線にならないこと、相手の知性に敬意を払うこと
5.シンプルに口を閉じる
口にするのではなく、態度で示そう
・意志力【特性4】
意志力のある男性は有能だ
女は「堅実性」を非常に高く重視する
意志力とは「なりたい自分」にできるかぎりやさしくすることなのだ。
睡眠、栄養、運動大事
意志力だけに頼れば失敗する
目標を設定し、それらの目標を達成するための簡単で自動的な仕組みを生活のなかに取り入れることだ。そのような仕組みは習慣と呼ばれる。
目標を設定し、よい習慣を通してその目標を達成することで意志力を鍛える、というのは皮肉だ。よい習慣を身につければつけるほど、意志力が鍛えられ、実際には意志力を使う必要がなくなるのだから!
君が生活のなかで改善したいことすべてに応用できる。
1.現実的で具体的な目標をひとつ決める
目標は数値化する
2.具体的な行動計画を立て、締め切りを決める
具体的な計画とは、実行可能で、習慣として取り入れられ、無意識のうちにくり返し行動できるもののことだ。これについては自分で調べ、専門家に助言を求め、知性をはたらかせ、さまざまな方法を考えよう。
3.その計画を、考えなくてもできる簡単な習慣に落とし込む
やらなければバカらしいくらい簡単でシンプルな計画にすること。
4.周囲への説明責任を果たす
友人や家族に話す
5.楽しんで実行し、成功を祝う
小さな成功でも祝う価値はある、目標の途中でも良い
6.失敗しても自分自身を許し、計画を見直して再出発する
身だしなみ、全般的な清潔さ、依存しない、性的な自制心(彼女の決断を尊重する)
・やさしさと男らしさ【特性5】
女がもっとも惹かれるのは「やさしいボディガード」
ロマンス小説の男性主人公は、みなやさしいボディガードだ。
もしこの「やさしさ」と「男らしさ」の組み合わせの魅力を理解できれば、簡単に、そこらの9割の男より魅力的になれる。
やさしさを磨く
・動物の世話をできるようになる
・子どもの世話をできるようになる
・若者のメンターとなる
・病人・けが人・老人の世話をできるようになる
・エンタメから共感力を学ぶ
やさしさを披露する
短期的なシグナル
・あたたかさをにじませる
・女性に心からの興味を示す
・自虐的な冗談をいう(ほどほどに)
・共感力と献身的な態度を示す
・硬くなっているときは、柔らかく接する(性的に興奮しているときはとくに、やさしく、思いやりをもって安心感を与えるように女性に接すること。)
長期的なシグナル
・ボランティアをする
・気前よく振る舞う
男らしさを鍛える
・泥臭い努力をする
・自己防衛力を高める
ソシオメーターが重要、オススメは
護身術、総合格闘技
デート中に起こる危険
実際にことが起こる前に思い浮かべ、強く、礼儀正しく、はっきりとした態度で対処する方法を考えておくといい。デート中によく起きる問題をいかに解決するか、頭のなかでシナリオを描くのだ。
Part3
実践編
努力の成果を見せるーシグナリング理論
君の魅力的な特性や適性を示す指標を語るな!見せよ。
・面白い男は自分の面白さを語らない。彼らは実際に笑わせる。
・頭のいい男は自分の知性を語らない。彼らは女の子たちの好奇心を満たす。
・自信のある男は自信があることを語らない。彼らは一緒にいて心地いい。
・ひたむきな男は、ひたむきさを語らない。彼らは女性を愛し、誠実な行動を取る。
・人気と名誉の力ー社会的な証拠
人気、ステイタス、影響力、名誉、外向性、名声(カネ、階級)
これから数週間かけてやること
・コミュニケーションを意識する
・自信をにじませる
・ひとと食事する
これから数カ月でやること
・社会的スキルを身につけられるグループやクラスに参加する
・社会的な仕事をする(営業職、小売業、観光業、教師、バーテンダー)
・ボランティアをする
・友人の紹介を活用する
・ルームメイトは注意深く選ぶ
・孤立する活動を制限する
・ソーシャルメディアを賢く使う
(大学生の調査では、友だち数300人ほどで社会的な魅力と身体的な魅力が最高に、500人ほどで社交性が最高に達する。しかしそれ以上の数になると必死さがうかがえ、社会的ステイタスが落ちる。)
・お金はどれくらい必要ー物質的な証拠
女の子は、富そのものよりも、富が示す男の特性を重視するということだ
・スタイルとカッコよさー美的な証拠
美的な証拠を磨く
・ダンスを学ぶ
・作曲や演奏を学ぶ
・ものづくりを学ぶ
・絵の描き方を学ぶ
・話し方を学ぶ(それについてあなたはどのように感じるかを話す)
美的な証拠を披露する
・身だしなみ
・服装(彼女とのデートのためにどれだけ努力をしたのかも評価する)
・車・家・そのほかのモノ
風呂・トイレ・キッチンは綺麗に!
・気持ちを見せるーロマンティック証拠
ロマンティック証拠とは、男が女のそばを離れず、生まれた子どもの世話をしようとする意欲の証なのだ。
ロマンティック証拠を披露する
・アイコンタクト
・巧みな会話
・ほかの女性に敬意を払う
・彼女の個性に注目する(ほかの男が見落とすような点に注目する)
・自分の気持ちを正直に話す
・前戯を上達させる
・セックスへの情熱を受け入れる
・しっかり抱きしめる
・定期的に連絡する
・思いやりと下調べ、創造性を要するプレゼント
・適度な嫉妬心を見せる
・共通の趣味をつくる
・取引的な態度でなく、強い関心を示す
・ふたりの関係を公にする
・最適な「出会い市場」を見つける
間違った場所にいれば最適な女の子に出会えない
出会い市場で男女間で交換されるものは、優秀な遺伝子やよきパートナーとしての特性、よき父親になる能力といった生物的な価値だ。それらは何億年もの間重要であり続けてきた
もっとも重要な類似性はパートナーとしての全体的な価値だ。
この全体的な「価値のマッチング」は不公平で、不健全で、ひどい。しかしそれが現実なのだ。
最適な出会い市場を選ぶための原則
1.女性の数が多いこと
2.男性比率が低いこと
3.パートナー探しのゴールに合致した文化
4.君の価値が高まる場所、出会い市場内のほかの男より魅力的であれば、高嶺の花と思われる女性でさえ手が届く。
5.君の年齢を武器にできる場所、女性は少しだけ年上の男性に惹かれる傾向がある
6.君の特性や証拠が際立つ場所
7.出会いの手軽さ、出会い系サイトがずっと役に立つのは、田舎の小さな町ではなく大都市
・選ばれる者から選ぶ者へ
男はセックスのために、女は真剣な交際のために競う
「キノ」「キノエスカレーション」、そのような方法は、獰活なセックス・サイコパスがやるひどく不快なテクニックだ。彼らは自分自身と自分の欲望を恥じていて、誠実にそれに向き合えないのだ。
セックスとは、同じ欲望を抱えた男女が互いに惹かれ合った結果だ。彼女を攻略するための「やることリスト」すべてにチェックマークをつけていくようなものではない。
セックス後の選択権を行使することに慣れよう。最高の女性と選りすぐりの関係を築くためだ。だから忘れるな。おおいなる力にはおおいなる責任がともなう。
Posted by ブクログ
長い目で見た時に嘘は邪魔になる。
自分にも正直であること。嘘をつくと自身のことをくだらない人間だと深層心理で感じてしまう。
正直もので倫理的なapproachで対応するべき。
身体面ではシェイプアップを目指す。
そして身体を使う趣味や活動的なデート、チームスポーツもいいですね。結構男らしい要素が大切であることも書かれている。
そういう意味では非言語的振る舞いやスポーツとかは有利ですね。
Posted by ブクログ
進化論をもとに本当にモテるためにはを指南している。
完全にモテるためにこうしなさいといった内容で面白いが実践をしようとは思わない。よっぽど7の習慣を実践していた方がモテのその先の豊かな生き方ができそう。
Posted by ブクログ
男性向けモテ指南本。
進化論的な味付けで説明されているけど、エビデンスが書かれているわけではないので、「それってあなたの感想ですよね」と思うところもあったり無かったり。
一般に言われているモテ要素を裏付けるような説明が多く、意外さや驚きは少ないかも。ただ、そういうモテ要素をハックしようとするナンパ指南本よりは、誠実な内容だとは言えよう。
Posted by ブクログ
面白い内容です、女性の考え方、感じ方の理由が生物学から考察されており、説得力がありました。自己啓発本というよりは、女性を分析した結果がまとめられている本というイメージで、この本を読んですぐに実践できる。というよりも女性という生き物を理解して、男性がどう振る舞うべきなのか。を、自分で考え、動けるように示唆してくれる本。と、思います。
Posted by ブクログ
■真っ当に女性からモテたい男たちへ
男なら誰しも「モテたい!」という願望を持ったことがあるだろう。
それは進化論的に至極当然の感情だ。より多くのメスからアプローチが貰えるオスの方が自身の遺伝子を残せる確率は上がるし、非モテのオスは必然的に自然淘汰されてしまうからだ。
実際に人間以外の動物(例えばライオンやクジャクなど)は腕っぷしの強さや見た目の派手さがメスから選別されるファクターとなり、それに満たないオスは冷酷にも切り捨てられていく。
人間の男にも同じようなことが言える。
いわゆるイケメンや高身長、金持ちなどのステータスがモテを左右する要件となり、条件を満たさない男性は女性から選択肢に入れてもらえない。
PUA(ピックアップアーティスト/ナンパ師)業界においても、モテ男は「アルファ(ハーレムの王者であるライオン、アルファオスが由来)」と呼ばれ、彼らは女性関係に全く不自由していない。
世の中を見ればモテ男に比べて非モテ男の方が圧倒的に多いという印象だ。
まさに需要と供給のミスマッチが起きている。
悲しいことに、進化論的に見て「モテる」という事実は女性からさらに魅力的に見える要素となるため、「モテを持つ男はさらにモテる」というモテのマタイ効果が生まれてしまう。
なぜ、そうした格差ができるのだろうか?
イケてる見た目やステータスを備えていない非モテ男に、女性からモテる権利はないのだろうか?
一方で特にイケメンでも金持ちでもないアイツがモテているのはなぜなのか?
本書はこうした「モテ」の悩みに、進化論に基づく科学的なアプローチでアドバイスをくれる。
今まで出版されたモテ本は、PUAによる小手先のナンパ本であったり、恋愛工学を用いた心理テクニック本などが多かった。
本書はそれらとは一線を画し、しっかりと女性の目線に立ち、彼女たちにとって男のどういう部分が評価対象になるのかを科学的に教えてくれる。
ただし、一朝一夕で身に付けられるような技術ではなく、時間をかけて自身の肉体や精神を磨き、人生そのものを好転させていくという真っ当な自己啓発本である。
著者のジェフリー・ミラーは、「ラップダンサー(ストリップクラブなどで客の膝の上で踊るようなダンサー)が貰えるチップ額は、当人の生理(排卵サイクル)の状態によって変わる」ことを実証し、イグノーベル賞を受賞したという面白い経歴を持つ進化心理学の研究者だ。
共著者のタッカー・マックスはシカゴ大学を飛び級しロースクールを修了したエリート人気作家であるものの、その知性とユーモアでクラブやバーで遊びまくり、あらゆる女性とセックスした「アルファ」だ。
こんな2人が共著した「モテ本」が面白くないはずがない。実際の研究成果とモテの実体験がクロスオーバーした知見は、非モテ男子ならば一読する価値があると思う。
■モテるためにはどうすればいいの?
本書では「モテ」を実現する5つの原則が提示されている。
①科学にもとづいて決める(先入観には頼らない)
②女の子の視点を理解する
③自分の魅力を装備する
④正直であること(自分自身にも相手にも)
⑤ウィンウィンの関係を築く
これらは進化論的に深い論理で核心的な原則だ。
これらの原則は単なる「モテ」のためだけでなく、家族や仕事で信頼関係を築き、より良いパフォーマンスを発揮するためにも役立つ。
また、進化論的にモテを実現するためには「自信をつける」ことが重要となる。
女性は男性の見た目や金銭的なステータスだけを判断しているわけではない(もちろんそういう女性もいるが)。
その見た目を維持できる意志力や、堅実に働きリスクを取れるその生活力に魅力を感じている。
そして何よりそうした経験から出てくる自信に惚れるようだ。
宝くじで100億円当てた男と、ゼロから会社を立ち上げ10人の従業員と何千人もの顧客を抱える10億の価値のある男では、多くの女性が後者を選ぶことが示されている。
また、どうやって女性と出会うべきかも教えてくれる。
パートナー探しの最適な「出会い市場」を見つけることは、恋愛マーケティングとして非常に重要で、どれだけ優秀なアルファでも闘う場所を間違えると女性に魅力が伝えられない。逆に非モテ男だって市場を間違えなければモテ男になり得る。
「ブラット・ピット並みにカッコよくなる必要はない。ある町のあるバーでひと晩だけ、ほかの男よりもピットっぽくなれれば十分だ。」
■おわりに
本書は女性からのモテにとどまらず、より充実した人間関係を作るためのハウツー本として読むこともできる。
すっかりオスが抜けてしまった既婚者にもオススメしたい。
自分はこの本を読んで、妻にいつまでも魅力的な男と思ってもらうために努力したいと感じたし、喜んでもらうためにはどんなことをしたら良いのかを考えるキッカケにもなった。
Posted by ブクログ
タイトルと関係のあるような遺伝学的な記述は少ない。
ごく穏当な内容のモテるためのテクニック本
自信を持つ。
女性の立場(何を恐れているか)を理解する。
健康な肉体。メンタルヘルス。EQ的な意味の賢さ。意志力。優しさ。
シグナリングとしての、財力、権力、名誉、見かけ。
ロマンチックプルーフ(一途であるというシグナル)。
男女比の低い(男の少ない)場所を選ぶこと。