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Posted by ブクログ
いつも読まないジャンルだが人に勧められて手にとった。
どの旅もワクワクして先が気になり一気に読んだ。全く違う世界の話と思いきや、会う人やラゴスの正直で素直な会話を聞いていると、自分の求めるものや冒険心や生き方についてとても考えさせられた。何度も読み返したい本。
好きなところ
最初の転移。愛を伝えて故郷を想う。想像力には笑顔と信頼が重要。
似顔絵描きのザムラ。理想的なおれの顔。理想やこうあらねばならぬという気持ちに触れられて、どきっとした。それをデーデにわたそうとするラゴスが可愛い
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人間はただその一生のうち、自分に最も適していて最もやりたいと思うことに可能な限りの時間を充てさえすればそれでいい筈だ。
Posted by ブクログ
単行本は1986年刊。もとは「SFアドベンチャー」連載(84.4~86.6)。12話からなる。
読ませるが、筒井康隆にしては古典的だし、定型的過ぎないか。古典的・定型的というのは、「遍歴」小説風という意味で。後年のほかの作家の作品群(たとえば時雨沢恵一の連作『キノの旅』など)は、まったくもってこの路線だもん。
新潮文庫の解説は、筒井と同世代の、科学史の村上陽一郎(執筆時は東大教授)。一種のビルドゥングス・ロマンととらえている(ありゃ、「遍歴」小説じゃん)。そういえば、村上先生は、漱石の『三四郎』もビルドゥングス・ロマンと言っていたような。
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