ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
タイム・マシンを発明して、直前に起った出来事を眺めるというユニークな発想の『笑うな』。夫の目前で妻を強姦する制服警官のニューロイックな心理『傷ついたのは誰の心』。空飛ぶ円盤と遭遇したSF作家の狼狽ぶりをシニカルに捉えた『ベムたちの消えた夜』。ほかに『赤いライオン』『猫と真珠湾』『血みどろウサギ』など、スラップスティックでブラックな味のショート・ショート34編。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ癖のある短編集(はちゃめちゃSFってジャンルらしい)。 表題作の「笑うな」は、読んで爆笑した。本を読んでここまで笑い転げたことはないくらい笑った。 他の作品も、面白かったり面白くなかったり、色々。ちゃんと面白くない作品もあるから、この作品は面白いのかどうか分からないギャンブル性みたいなの...続きを読むも楽しかった。 個人的には、「傷つけたのは誰の心」、「ある罪悪感」、「赤いライオン」、「駝鳥」、「トーチカ」あたりが面白かった。「産気」は、最後の方まで面白かったのに、オチが本当に残念。 本全体で見たら、色んな感情になれて面白かったから星5。 そういえば、世にも奇妙な物語っていう番組に世界観が似ているな。
筒井康隆のショートショート、大好きだ! ところどころで滑ってるものもあるけれど、そんなんはどんな芸人でも一緒だでね。 なんていうかもう、「会いたい」では、胃の奥がぐるぐるするほど泣いた。すてきなことに定評のある筒井康隆の短編の中でも、ド級にすてき。この一編のためだけにもう一冊この文庫を買おうか迷っ...続きを読むてしまうよ。 しかし!人におすすめしても100%大絶賛が返ってくるとは限らないのが筒井康隆あるある……。なので、このたまらなくすてきなショートショートが心にびんびんくる人に、もっともっとこれからも届いていくといいな。いいな!
筒井康隆の書くお話が好き! 初めて彼の書く本を読んで、今ではすっかりコレクター。 エロ、グロ、ホラー、とんちになんでもござれな一冊。
人間観察が上手い作家さんなんだろうなぁと思った。 風刺アニメやブラックジョークが好きな人に勧めたい。
短編集。 一番初めに収録されていたのが、表題の「笑うな」。これを読んだだけでこの本を書いた人間が天才なのだと分かるはずだ。誠実に今の時代にSFを書くとこうなる、というのを教えてもらった気分。
同じような各編様々な趣向凝らした短編集として 先に読んだ『冷蔵庫より愛をこめて』と比較してしまうと どちらが優れているか明確 小説の評価軸というものを感じてしまう 比べてはいけないかどうかはもどかしい
再読。 しかも、以前持っていて売られてしまい、探していたら古本屋で見つけた。 やっぱり、表題作は何度読んでも笑える。 小1の娘に読んであげたら、笑っていた。 こういう本はすごい。
「百年の孤独」の解説が筒井氏で、久しぶりにあの文体に接して、やはり久しぶりに再読した次第です。 高校時代、相当沼にハマり、新潮文庫を買い漁り読み漁り…その中でも大好きだった「男たちのかいた絵」「俗物図鑑」七瀬シリーズ…そしてこの、「笑うな」。 やっぱり好きですね。 このショートショート集の中でも好き...続きを読むなのが、表題作の「笑うな」、「トーチカ」「産気」「流行」。「傷ついたのは誰の心」は、あらためて読むと筒井版「藪の中」ですね。 何でしょう、この独特のユーモア。やっぱり好きだなあ。 この本、一生手放せません。
笑うな、というキャッチーな題名に惹かれて手に取った作品。 笑うななんて言われましてもひとつひとつがコントの台本かと見間違うほど面白い、滑稽で惨めに見えるキャラクターが沢山出てくるものばかりで思わず笑ってしまいそうになる話ばかりだった。 けれど少し冷静になってみると、その滑稽で惨めなキャラクター達は...続きを読む自分と重なる部分が多いと気づいた。 そして改めて読んでみると肝が冷えたというか、全く笑うことなんて出来なかった。 誰の心にもあるであろう欲目や驕りなどの要素を恐ろしいほどに面白可笑しく書かれていた。 無意識のうちに自分が沢山の偏見を抱えてがんじがらめになっていること、自分が誰かを反面教師にしようと決めた時誰かもきっと自分を反面教師にしようと決めているであろうこと、慢心が傍目に映る醜さなどに気づけた。 欲に足元を絡め取られることのないように、本質を見極めようと慎重に過ごしたいと思わせてくれた本。 会いたい、と座敷ぼっこの2つが個人的に好き。
小気味よくスムーズに読める。 創造性に全振りしないとこんな作品書けないです。 好みだったのは以下8つでした。 最初の混線 廃墟 赤いライオン 猫と真珠湾 ブルドッグ トーチカ 座敷ぼっこ 産気
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
笑うな(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
筒井康隆
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
筒井康隆エッセイ集成1 SFを追って
時をかける少女 (角川つばさ文庫)
残像に口紅を
家族八景 上巻
時をかける少女 1巻
愛のひだりがわ(新潮文庫)
朝のガスパール
試し読み
アニメーション映画で学ぶ英語 『時をかける少女』
「筒井康隆」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲笑うな(新潮文庫) ページトップヘ