大いなる助走

大いなる助走

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作品内容

筒井康隆が文学賞への“怨念”をこめて文壇を震撼させた問題作! 文壇予備軍・同人誌作家がブンガク賞をめざして抱く大いなる野望と陰謀──選考委員、編集者、文壇バーに象徴される作家集団の恐るべき内情。地方で繰り広げられる文学談義の虚構。行間にみっしり詰め込まれた破壊力でタブーとされた“文壇”とその周辺の人間群像をパロディ化し、文壇の俗物性を痛烈に嘲笑。単行本刊行と同時にカンカンガクガクの話題をまいた猛毒性長篇小説。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
310ページ
電子版発売日
2011年08月19日
コンテンツ形式
EPUB

「大いなる助走」のユーザーレビュー

全てにおいて強烈!

えのぴー 2016年05月12日

是非々々一回は読むべき本、しかし、二回読む本ではありません。
人間の汚さが、あまりにも“露骨に”書かれ過ぎてます。
まるで、目の前に「膓」をぶちまけられた感覚…。
私の読書歴の中でも読後の不快感は断トツのトップ…。
でもあえて、その「不快感」を感じる価値がある本です。

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Posted by ブクログ 2014年09月04日

ただただ辛かった。映像化できたら面白いかもしれないなどと妄想。筒井康隆の恨み辛みとともに、創作者の自省のバイブルとなるべき一作だろう。などと理論武装して、自己防衛を図る僕もまた矮小な創作者崩れの一人でしかないのだろう。またこのように客観的な文章を装うことで、自分はこいつらとは違うのだ、などと逃げてい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年03月15日

作品全体はコミカルな表現ばかりだが、それでも文壇批判の印象が強く感じるのは筒井の恨みが深いからだろうと思う。
ただそれ以上に心に残ったのは、同人の面々の姿。
大学時代に所属していたグループはまさにあのような感じで、異なる点は創作活動をしていないところぐらい。
社会に対して劣等感を感じながらも、自尊心...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月02日

町田康がこの人について書いていたので読んでみた。
読んだ後知ったが『時をかける少女』の原作を書いた(1967年とかに)人でありSFの三大巨匠とからしい。
けどこの作品は全くSFとは関係なく文壇の裏についての話であった。
『大いなる助走』ってタイトルもいいけどまさに自分も大いなる助走な人生かも知れぬと...続きを読む

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