カーテンコール

カーテンコール

1,870円 (税込)

9pt

著者曰く「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」(編集者「信じていません!」)。筒井文学の主要登場人物が打ち揃う「プレイバック」をはじめ、巨匠がこれまで蓄積した技倆と思索の全てを注いだ、痙攣的笑い、恐怖とドタバタ、胸えぐる感涙、いつかの夢のごとき抒情などが横溢する圧倒的傑作掌篇小説集爆誕!

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カーテンコール のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    各作品の内容やそこで使われている文体など、これまでの筒井作品の棚卸しのような短編集!
    筒井さんの遺言状の第一弾です!

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    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    全部で25編の短編集。
    怒涛のように筒井康隆劇場爆発!の後半7編がめちゃくちゃ面白い。
    コロナ追分で言いたい放題笑 このお話大好きやわ。お話っていうより独白やんもう。すごい共感できたわ。
    冒頭から前半にかけては、さすがに筒井康隆も気持ちまで歳とったんちゃうん?おっさん臭だけがプンプンなんちゃうん?と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    何だか、星新一のショートショートを読んでいる気分で、サクサク進む。筒井康隆を読むのは、何十年ぶりか?よくもまぁこんな作品が書けるものだ。この年齢でこの頭の柔らかさと、創作力は、脅威的。

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    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    なんか凄い展開になってしまう掌編集
    この何処へ行ってしまう終わり方は余韻を残すものもあり、呆気に取られるものもある
    筒井康隆にしかできない芸当だ
    最後は現実にまではみ出してくる
    付録までつけて、これで引っ込んでしまうの?

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    Posted by ブクログ 2023年12月11日

    オビのとおり、ほんとに最後なのか?
    この本を読む限り、益々意気軒高なのではと拝察するところですが。

    はじめて筒井作品を読んだのは、中学生のころだったか。たまたま家に何冊かあったので。子供心に「なんじゃこりゃ」とびっくりした記憶がある(とくに短編)。かと思ったら、美しかったり心温まったりする作品もあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月27日

    著者が「これがわが最後の作品集になるだろう。」
    と言っているので、是非とも読んでみたいと買いました。「時をかける少女」、「パプリカ」など、有名作を続々と描き続けた、筒井康隆氏、彼の今までの創作活動を集約したような、作品が25編も描かれています。特に筒井ファンにオススメなのは、「プレイバック」です。彼...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月04日

    筒井康隆の一応最後の作品という事ですが、
    どこか生涯を振り返る様な内容に感じました。
    プレイバック、川のほとり、離婚熱が
    特に良かった。

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    Posted by ブクログ 2024年04月07日

    オチがなかったり意味がわからないものも多いが、最後の方にある「プレイバック」は別格。
    今まで筒井康隆を読んだ分だけ跳ね返ってくる内容となっており、読み終わる頃にはこみ上げるものがありました。

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    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    短篇集だけあって読みやすいが、内容は難しくて社会風刺的。2020年末から執筆した小説を集めた本らしく、時事的な話が多い印象。
    最初の方で読むのをやめかけたが、「楽屋控」「美夜禍」「夜は更けゆく」「手を振る娘」「文士と夜警」は読みやすかった。
    「プレイバック」は作者過去作品の登場人物や亡くなった小説家...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月31日

    掌篇の背景に死を思わせながら自身の生を見つめて言葉を紡いでいく。私たちの日常はひとつの物語に終始するのではなくルーティンな営みに励み時折妄想で多様な世界を旅する。心地良さで構成されている世界は理想郷ではなく思考停止した隷属社会であり、不快・苦悩を受け入れてこそ世界はときめきを宿すのではないか。と筒井...続きを読む

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