家族八景

家族八景

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作品内容

幸か不幸か生まれながらのテレパシーをもって、目の前の人の心をすべて読みとってしまう可愛いお手伝いさんの七瀬――彼女は転々として移り住む八軒の住人の心にふと忍び寄ってマイホームの虚偽を抉り出す。人間心理の深層に容赦なく光を当て、平凡な日常生活を営む小市民の猥雑な心の裏面を、コミカルな筆致で、ペーソスにまで昇華させた、恐ろしくも哀しい短編集。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
ページ数
282ページ
電子版発売日
2011年10月07日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2019年04月10日

    再読。といっても前回は十代だったので、「人間(特に男性)は汚い!汚らわしい!!」と思いました。折り返しも過ぎた今読むと七瀬もなかなかなものだと思います。若いけど経験値がすごいものね、無理もない。

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    Posted by ブクログ 2018年06月16日

    『「もっと、おつゆを召し上がる」(殺してやりたいわ)
    「うん。貰おう」(なんだ。その声色は)
    「ナナちゃん。おつゆ、もう一度温めてきてね」(殺してやろうかしら)(破綻)』

    『やはり自分にはこの相手しかいないのだということをなんとかして自分に納得させようとする倦怠期の中年夫婦の、一夫一妻制という社会...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月22日

    ”ふたたび”と”エディプス”も読んだけど、これがダントツで好き。
    テレパスって最強そうだけど、それを持つ七瀬の方が生き辛く各所を転々と放浪する人生。人の心なんて知らな方が幸せなこの世の中やねえ。なんだか気の毒…

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    Posted by ブクログ 2017年08月16日

    精神感応能力者・七瀬を主役にしたサイキックSF短編シリーズは、初読から時日が経っているにも関わらず、強く印象に残った作品。初めは自分の能力をひた隠しにするだけなのだが、壊れた家族関係の家々を渡り歩くうちに、攻撃的、実験的に能力を使うようになっていく七瀬。各編とも不幸な結末が用意されているが、中でも「...続きを読む

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    購入済み

    読了

    まくふ 2012年04月17日

    始めて筒井康孝を読んでみました。
    こういう人の心理や感情を描いた小説は面白いですね。
    読んでて辛くなりますけど...。

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    Posted by ブクログ 2019年07月13日

    七瀬ふたたびよりも、クールなSFという感じ。互いの心が分かってしまったら、大抵の家族はきっと破綻する。我が家も然り。

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    Posted by ブクログ 2018年12月09日

    人間のことを刺激的に表現するので、爽快でもあり、自分のことを言われているようでこっぱずかしい。

    18〜20歳のくせに精神的に成熟しすぎてて、自分を省みて恥ずかしくなった。テレパシーは使えないけど、もっと大人になろうと思った。

    みんな七瀬のことナナちゃんって呼んでたけど、ナナちゃんって呼びたくなる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月12日

    人の心のなかに隠されている部分が、テレパスの七瀬から伝わってくる。
    それは、憎しみであり、性欲であり、依存であり、世間体であり、エゴである。
    SFという形式は、深層心理を描くための単なる手段であって、それを忘れてしまうぐらい恐ろしい小説であった。

    [more]
    (目次)
    ・無風地帯
    ・澱の呪縛
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月29日

    なかなかにスリルもあるし楽しめた。テレパシーがあるといいなって思うけど、実際にあったら、なかなかにつらいもんなんだな。人が悪いことばかり考えているのでがっかりした。

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    Posted by ブクログ 2017年10月24日

    やっぱり筒井康隆は面白いし、凄い。
    これが40年以上も前の作品だなんて。文体にも感心しちゃうけど、何より人間の醜さをこんなに分かりやすく描ききれれるなんて。

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