河合隼雄の幸福論

河合隼雄の幸福論

1,300円 (税込)

6pt

※本書は一九九八年に海鳴社から刊行された『しあわせ眼鏡』を復刊し、改題したものを電子化したタイトルです。養老孟司氏推薦!「心の奥底にしみこむ話がたくさん載っています。読まなきゃ損です。」人間関係について、悲しみについて、成功について、人生について――。臨床心理学の第一人者である著者による、生き方のヒントとなる59のエッセイ。本書のはじめにより:「深く考えはじめると難しくなるが、そんなのではなく、ちょっと眼鏡をかけ変えることによって、異なるものが見えるように、少し見方を変えることによって、幸福が身近になる、ということがありそうである。」「全体的な構成のある本ではないので、読者はどこでも自分の好きなところを読んでくださるとよい。そのなかのどれかが読者の幸福という点で少しでもお役に立つことがあれば、真に幸いである」。

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河合隼雄の幸福論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    目次
    幸福とは何か
    モモの笑顔
    兄弟
    子育て
    何を伝えるのか
    感謝の言葉
    常識
    人生の後半
    幸福の効率計算
    儀式〔ほか〕

    読み終わって、毎回のように読後感に浸りながら、ボーッとしている。どうやら、河合隼雄さんの書かれた新聞の掲載記事『幸せ眼鏡』59つのエッセイを纏めた本であった。短いエッセイが沢山

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    河合隼雄先生がかつて新聞に「しあわせ眼鏡」という題目で寄稿されたエッセイ集である。

    心理学に限らず、先生が日々感じたことを綴られている。

    特に印象深かったのが
    ・「らくがきフルートのお話」
    ・満ち足りた人生の話
    ・悲しみのお話
    ・昇りつめた幸福のお話
    ・自立は出来ないお話

    0
    2019年12月21日

    Posted by ブクログ

    いやー、それにしても、大好きです。
    生き方、考え方、ものごとの捉え方。
    ことばで包み込まれるように感じます。

    0
    2016年07月08日

    Posted by ブクログ

    しあわせ眼鏡。いろいろな体験を大切にしたい。河合隼雄さんでもこんなにたくさん綴るのだから、私も幸福ってなんだろうって考えてみよう。
    モモを読み返したくなった。時間に追われていないか?のびのび生きる工夫をしているか?

    2016.4.29

    0
    2016年04月28日

    Posted by ブクログ

    幸福というものが皆が安易に考えているものではない、ということを示す良書。
    お金を儲けること、社会的地位を獲得して保つこと、便利な世の中に生きること、そしてそれを維持することに皆が揃って汲々とする。実はそれは幸福にはつながらず、むしろ不幸していると著者は言う。
    生きる実感が大事であったり、好きなものが

    0
    2015年03月17日

    Posted by ブクログ

    ゆとりのある見通しを持つことや、対話することの大切さを説いていた。好きなことがあると幸せにつながるというので、好きなことを見つけて大事にしていきたいと思った。

    0
    2024年06月01日

    Posted by ブクログ

    感想ではなく、雑感を述べさせていただきます。

    目次の後に「写真提供:河合嘉代子」と奥さんの名前がある。本文には写真は無いのに・・。よく見ると、カバーの見返しに河合さんの笑った顔写真があった。(これか!)

    この本の底本は「しあわせ眼鏡、1998 海鳴社」だが、家族や子供たちや日本人の将来を俯瞰的に

    0
    2024年05月30日

    Posted by ブクログ

    最終の頁の「音のない音」の話がフルートの音色に例えた他人の理解、幸福の定義が絶妙で腑に落ちた。

    言われていない和音、音のない音に耳を傾けることが大切。
    幸福というものは、厚みを持つためには、悲しみによって支えられなくてはいけない。

    0
    2019年01月14日

    Posted by ブクログ

    幸福とは何か、考えさせらる本です。
    私にとっての幸せは、好きな時に、好きな人と会ったり、好きなことを自由にできることです。

    0
    2024年01月20日

    Posted by ブクログ

    儀式  人が死ぬ。今まで存在していたものが急に無に帰してしまう。いったい人間はどこから来てどこに行くのだ。このような根源的な問いかけに科学は答えを提供してくれない。

    0
    2023年01月18日

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