検索結果

  • なごみ 2024年6月号
    NEW
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集は「オフィスで楽しむ茶の湯 Biz茶のススメ」。デジタル化で疲れ切った頭をほぐしてリフレッシュするだけでなく、ヨコの人間関係の構築すなわちダイバーシティ戦略にも有効な茶道。伝統文化を学ぶことによって生まれるビジネスのヒント、働きやすい職場づくりのためのウェルビーイングなど、ビジネスパーソンにとっての茶道の学びの有効性を紹介します。小特集は「折ってつくる季節の小物入れ」。好評連載は「京本大我 亭主のもてなし」ほか。
  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か
    続巻入荷
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    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない
    NEW
    3.0
    解剖学者(養老孟司氏)とお笑いタレント(伊集院光氏)による、共感だらけの生き方放談。待望の文庫化! 《「東大卒の医学博士、解剖学者であり大ベストセラーの著者である先生に対し、伊集院光ごときが親近感?」と笑われるかもしれませんが、同じ匂いを感じるのです。その匂いの元が何なのか、先生のご著書『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)を読んでいてピンときました。「別に世間が間違っているわけではない。間違っているのは、自分のほうかもしれない。だけど世間と自分がズレていることだけは間違いない。ひょっとすると、そのズレが、物書きになる原動力か、と思う」――この文章を初めて読んだとき、僕は救われたような気がしました。僕が感じていた先生との共通点は「世間からズレている」ことです。》(「はじめに(伊集院光氏)」より抜粋) 世間からズレている。そんな自分自身とどう付き合って生きるか。どう世間と折り合いをつけて生きていくか――。お互いの人生体験を振り返りながら、楽しくもマジメに考えあう。生き方のヒントが満載! ●「文庫版まえがき(伊集院光氏)」「文庫版あとがき(養老孟司氏)」を新たに収録。
  • 文藝春秋2024年6月号
    NEW
    -
    ◎森喜朗 元首相 「裏金問題」真相を語る 240分 「私が裏金作りを始めたと言っているのは誰だ」 聞き手・森功 ・岸田首相から電話の事情聴取で尋ねられたこと ・「全責任を取って仲間を救ってやれ」と塩谷座長を説得した ・下村元文科相が「二千万円」持参して私に土下座した理由 【緊急座談会】 ◎「カイロ大卒」小池百合子都知事の真贋 田崎史郎 奥谷禮子 澤章 【総力特集 がんの新世紀】 ◎がん先進治療ここまで来た! 森省歩 ◎患者2万人の本当の悩み 大久保淳一(「5years」代表) 【大反響 第3弾】 ◎コロナワクチン後遺症とがん「がん超過死亡率が上昇している」 福島雅典(京都大学名誉教授) ◎アンチエイジングはSFではない 河合香織 ◎認知症介護6つのヒント 奥野修司 ◎2つのディストピア 米中に呑み込まれるな 岩井克人 ◎短期集中連載5 駐中国大使、かく戦えり 垂秀夫 「台湾有事」中国の本当の狙い  ◎トランプは独裁者のカモになる ジョン・ボルトン ◎投資家必読! 円安が続かない理由 岩本さゆみ ◎中国不動産バブルのキズは深い 柯隆×高口康太 安田峰俊 ◎メジャーリーグと賭博コネクション 芝山幹郎 ◎国民的スターSMAPの明日 鈴木おさむ ◎91歳、今が一番楽しんでる 渡辺貞夫 ◎『青い壺』50万部突破 有吉佐和子のおもちゃ箱 原田ひ香 平松洋子 ◎日本の顔 辻惟雄インタビュー 「若冲と70年安保」 【連載】 ◎新連載 地図を持たない旅人2 大栗博司 ◎お笑い社長繁盛記5 太田光代 ◎ムーンサルトは寝て待て11 内館牧子 ◎記者は天国に行けない29 清武英利 ◎有働由美子対談65 草なぎ剛(俳優) ◎小説 病葉草紙 最終回 京極夏彦

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  • A&F COUNTRY総合カタログ 2014
    -
    2014 A&F COUNTRY総合カタログ。直木賞を受賞した作家の高橋克彦氏、狩猟漫画『山賊ダイアリー』の岡本健太郎氏、佐藤卓氏、谷克二氏、大宮勝雄シェフ等一流の執筆陣に寄稿していただきました。 【INDEX】 〈記事〉デイナ・グリーソン/若井辰紀・山口浩康/竹内昌義(みかんぐみ)/高橋克彦/大宮勝雄/中山由起枝/小田桃花/佐藤卓/岡本健太郎/谷克二 〈カタログ〉weber/KETTLEPIZZA/CampMaid/アツボウグ/LODGE/GSI/YET/Klean Kanteen/SEATTLE SPORTS/BYER/BLUE RIDGE CHAIR WORKS/HELINOX/CRAZY CREEK/ADIRONDACK/cocoon/HENNESSY HAMMOCK/HILLEBERG/TICLA/Kirkham's/DAC/Feathercraft/Aironaut/PENDLETON/OUTDOOR RESEARCH/ibex/KAVU/Barbour/KENTUCKY ROYALTY/Woolly Pully/INTERSTELLAR/DARN TOUGH VERMONT/RUSSELL MOCCASIN/Chaco/VASQUE/CLIF BAR/UltrAspire/MYSTERY RANCH/KLETTERWERKS/ETHNOTEK/Chico Bag/pacsafe/eagle creek/TERG/遊牧舎/The SPEEDY STITCHER/Rainbow of California/PAX NATURON/みやざきタオル/The Printed Image/OUTSIDE INSIDE/Euro SCHIRM/ABITAX/NITE-IZE/COMPASS/STATIONERY/SUN/Rite in the Rain/FOX40/Merk Wares/MAKING A FIRE/LIVE FIRE/The solite stove/ULTIMATE SURVIVAL/NITECORE/WETTERLINGS/Randall Made Knives/BUCK KNIVES/晶之/佐治 鉈/HIRO KNIVES/VICTORINOX/MAG-LITE/COGHLAN'S ※本書は、2015年6月8日~2022年9月15日までCLAPより配信していた『A&F COUNTRY総合カタログ 2014』と同一の内容です。重複購入にご注意ください。

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  • ヒトの幸福とはなにか
    3.0
    ものいわぬ虫や動物たちが「生きること」を教えてくれる。“エッセイの名手”養老先生の手による五百篇以上の作品から精選。人生を深める思考の冒険。
  • 生きるとはどういうことか
    3.8
    人生、言葉にならないことがじつはいちばん面白い。“日本の知性”養老先生が二十年間に執筆した随筆から選りすぐり。ヒトを問いなおす思索の旅。
  • シンプルで脳科学的に正しい読書法
    4.5
    AIが台頭し、インターネットが広く普及する世の中において、本を読む意義とは何でしょうか。それは「教養」を深めることにあると思います。「教養」とは単に情報や知識の量を増やすことではありません。それではAIと変わらなくなってしまいます。人間にとっての「教養」とは、それを身につけることによって、脳がアップデートされ、人生をより良いものに変えていってくれるもの。言い換えるならば「あなたを今よりも素敵な場所に連れていってくれるもの」です。そして「教養」は、読書によって磨かれます。読書は一生を通じてあなたの世界を広げてくれ、あなたを助け、導いてくれるのです。たとえば、500冊読んだら、500冊分の高さだけ自分の足元に土台ができあがり、その高さの分、遠くまで世界を見ることができます。50冊なら50冊分、100冊なら100冊分の高さだけ、視界は開けていくのです。読書とは「過去に読んだ本の数だけ、生きる上での英知を手にすることができ、本を読むか読まないかで人生に圧倒的な差がつく」といえるのではないでしょうか。本書では、本を読むことで脳が成長することを明らかにします。 ●本を読むことで脳は進化する ●読書を習慣化すると、脳に「高速道路」ができる ●自宅に本がたくさんある家の子どもは学力が高い ●低下し続ける「集中力」は読書で養える ●一日三十分の読書でストレスを軽減できる ●読書は認知症予防に効果がある
  • 時間をかけて考える 養老先生の読書論
    5.0
    2004年から毎日新聞紙上でつづく書評から、選りすぐった名文を厳選した読書案内第二弾。脳科学から生物学、経済学、小説まで――脳をゆさぶる本の本。
  • こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方
    4.0
    学びにも、ビジネスにも、今必要なのは、身体性に裏打ちされた、たしかな「自然観」! 都市化が急速に進み、子どものリアルな自然経験の少なさによる弊害が指摘されている。人は実際に体験し、そこから得られる知覚を通して抽象的な概念を学び、ゆっくりと知性を育むにもかかわらず、それがないがしろにされている。 本書は、現在急成長中のベンチャー企業・YAMAPの創業者で読書家としても知られる春山慶彦が、養老孟司、中村桂子、池澤夏樹の各氏と、自然体験を通してAI時代に活きる知性の育み方を語り合う。 「現代社会は、感覚から入るものを軽視しがちで、勉強すれば何でも頭に入ると思っています。でも実は、それ以前に身体で感じることが非常に重要なのです」――養老孟司 「合理的に効率よくやろうとしていたら、生きものはとうの昔に消えていたと思います。それから、一つの価値基準で競争させて、いいものだけを残そうとしていたら、やはり消えていたでしょう。矛盾を組み込んで、『何でもあり』でやってきたからこそ、生きものは続いてきた」――中村桂子 「何かうまくいったとき、『俺の腕がいいからだ』と思うのではなく、それはある意味、運であって、運である以上は何かに感謝しなきゃいけない。その何かは必ずしも神様でないかもしれないけれど、たぶんそういう謙虚な姿勢そのものに意味があるのでしょう」――池澤夏樹 「知覚とは、自分を取り巻く世界をどう感じるか。知覚、つまり感覚、感性、五感で世界を捉えること、既存の思考と統合しながら解釈すること。そこに知性の核心がある」――春山慶彦 <目次> 1.養老孟司との対話 自然の中で身体を動かすだけで無意識に学んでいる 2.中村桂子との対話「へんてこ」「無駄」「弱さ」があるから生きていける 3.池澤夏樹との対話 自然に学ぶ「インチキせずに生きる力」
  • 1000人の保護者・保育関係者に聞いた困ってること 発達障害・グレーゾーンの子「こんなときどうする?」100の具体策
    -
    発達っ子(=発達障害・グレーゾーンのお子さん)の子育てにまつわる悩みをズバッと解決! 回答してくれるのは、脳科学者としてメディアなどでおなじみの茂木健一郎先生と、子どもの脳と才能を伸ばす”脳育体操”の教室を全国で展開している南友介氏。 お悩みは体操教室に通う保護者の方、セミナーに参加された300人の保育関係者の方々にアンケートを実施。お困り度の高いものから順に、お子さんへの声のかけ方やかかわり方を実際に体操教室(発達障がい児向け教室)でおこなっているものをベースに紹介していきます。
  • 脳をしっかり休ませる方法
    3.0
    「必死に働いているのに、結果が出ない」「休んでいるのに、疲れが取れない」それは、もしかして脳が疲れているのかも。一流のビジネスパーソンやクリエイターは、目一杯働いたら、あえてボーっとする時間をつくり脳を休ませて結果を出しています。例えば、・短時間の仮眠で頭をスッキリさせる・一人で美味しいものを食べて「幸せホルモン」を出す・目の前の課題とは関係ないことをぼんやり考える・寝る前に前向きに1日を振り返るといったことで脳を休めているのです。脳科学者である著者自身も、1時間のジョギングのときにアイデアを思いついたり、意思決定をしたりしています。生成AIの出現で人間にはクリエイティビティが求められる今、脳を休ませて最高のパフォーマンスを発揮する。これこそAI時代の休息術!

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  • おさかなちゃん 0さい~3さい脳そだて おさかなちゃんと あはは!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 黒い海に映えるあざやか色。“はじめて読むお話絵本”として定番大人気の「おさかなちゃん」から、こちょこちょ、まねっこ、たどるなどの脳を育てる遊びいっぱいの絵本が登場。0~3さいが喜ぶ1冊です。親子ではじめての脳育て。脳科学者、茂木健一郎監修。
  • マンガでわかる! 小学生のための「やりたいこと」の見つけ方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 脳科学者・茂木健一郎先生監修! これからたくさんの経験を積んでいく子どもたちに向けて、 働くとはどういうことか、“やりたいこと”の正体、自分の強みを見つけ どのようにして“やりたいこと”につなげていくか、課題にぶつかったときに どのように自分を分析・理解して道を開いていくかなどを、 脳科学の観点からマンガを交えてわかりやすく解説していきます。 【もくじ】 ~はじめに~ ”やりたいこと”ってなんだろう? ~脳の基本知識~ 1|脳のなかはどんなつくりになっているの? 2|脳からどうやって心の働きが生まれるの? 3|一人ひとりにちがう気持ちがあるのはなぜ? 4|子どもの脳はたくさんの経験で発達する 【第1章】働くってどういうこと? 働く=お金を稼ぐことではない!  自分の役割を見つけよう! どんな仕事にも”奥行き”がある! 仕事はみんなでやるから楽しい! ”やりがい”ってどういうこと? 【第2章】やりたいこと=好きなこと? 夢中になるってスゴイこと! 好きなことが見つからない… やりたいこと=向いていること? 好きなことを見つけるステップ やりたいことがたくさんあるときは? 【第3章】好きなことを続けるには? なんでも中途半端で本気になれない・・・ 長続きしない、すぐに飽きちゃう! やってみてちがった時は、やめていいの? 中だるみしないコツって? やりたいことを親に反対された! 【第4章】自分の短所とどう向き合う? 「うまくいかない時期」はどうすればいい? 問題を乗り越えるか、逃げるか? 自信を失ったとき、どう立ち直る? 失敗するのがコワイです… 苦手なことに向き合うのがいい? 得意なものをもっと伸ばすのがいい? 【第5章】AI時代にどう生きるか? AIには絶対にできないことがある! AIがあるなら勉強は意味がない? 自分で考えて動くのが苦手… AIにうばわれない仕事につくには? AIと上手に付き合う方法 ~脳が成長する7つの行動~ 行動1|脳に新しい情報を入れるなら朝! 行動2|遊びを工夫すると脳が喜ぶ! 行動3|あえて困難を選ぼう! 行動4|退屈な時間やぼーっとする時間も必要 行動5|新しい出会いを求める 行動6|雑多の多いところで勉強する 行動7|とにかくほめてもらう!
  • なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた
    4.4
    人生は、なるようになる――これがひとまずの結論です。幼少期の最初の記憶から、虫と猫とバカの壁と出会った八六年を語りつくす。読売新聞の好評連載「時代の証言者」を大幅加筆、「五〇の質問」を増補。養老先生はじめての自伝。 目次 Ⅰ 幼年時代と戦争 Ⅱ 昆虫少年、医学部へ Ⅲ 解剖学者の奮闘 Ⅳ 『バカの壁』と〈まる〉との出会い 養老先生への五〇の質問 ――朝起きて最初に何をやりますか/最後の晩餐で食べたいものは/自分をバカだなと思うことはありますか/いろいろな発言をされると誤解されることが多くて困りませんか/大人になるってどういうことですか/死についてどう思いますか……など
  • ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES
    5.0
    解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家のC・W ニコル氏が、都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、子どもたちのこと、食べるということ、極地での気づきなどさまざまな問題に切り込んだ対談集。 アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。 便利になりすぎた都市生活によって、あまりに身体を使わない世の中になっていないだろうか。 そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。そんな問題意識から、話は広がっていきます。 文庫版には、著者のお二人と交流がある甲野善紀先生による解説を追加しています。 ■内容 【1章 森と川と海のこと】 荒れた森を再生する/日本の杉は苦しがっている/木の力、森の力/森と川、そして海のつながり…ほか 【2章 食べること、住まうこと】 田舎の力/都会の罠/虫は貴重なタンパク源だった/何でも食べられるのは「貴族」/木を生かす適材適所…ほか 【3章 子どもたちと教育のこと】 「ほったらかし」が一番/二人の子ども時代/母親の世界から飛び出せ/ゲームより実体験/体験を通すと生きた知識が身に付く…ほか 【4章 虫のこと、動物のこと】 生き物の分類は分ける人によって変わる/ゾウムシは中央構造線を知っている?/オスは時々いればいい/熊との付き合い方…ほか 【5章 五感と意識のこと】 ハエも用心するクサヤのにおい/顔色をうかがうための進化/意識はコントロールできない/「意識の時代」と「身体の時代」…ほか 【6章 聞くこと、話すこと】 英語を強制されたトラウマ/気持ちと結びつく日本語/訓読みは難しい/主語の有無は文化の違い/自我の目覚めが遅い日本人…ほか 【7章 これからの日本のこと】 子供も、大人も外で遊べ/若者に責任を持たせよ/日本人に覚悟はあるか/言い訳の多い日本人/日本人よ、自分を取り戻せ…ほか ■著者について 養老孟司(ようろう たけし) 1937年神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学名誉教授。 1962年に東京大学医学部を卒業。1981年、東京大学医学部教授に就任。 1995年に東京大学を退官。脳科学や人間の身体に関するテーマをはじめ、幅広い執筆活動を行う。 昆虫研究でも知られ、2022年まで福島県須賀川市の科学館「ムシテックワールド」の館長を務めた。 著書に『養老先生と虫』(山と溪谷社)、『バカの壁』『「自分」の壁』(新潮社)など多数。 C・W ニコル(クライヴ ウィリアム ニコル) 1940年英国ウェールズ生まれ。作家、環境保護活動家、探検家。 カナダ水産調査局主任技官、エチオピア・シミエン山岳国立公園長などを歴任後、1980年長野県に居を定める。 1986年、荒れ果てた里山を購入し『アファンの森』と名付け、森の再生活動を始める。 2002年「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」を設立し、理事長となる。著書に『勇魚』(文藝春秋)など多数。 2020年、79歳で逝去。
  • ゲンロン15
    -
    『訂正可能性の哲学』にもつながる消費とリゾートをめぐる東浩紀の論考、アジアを代表する若手哲学者ユク・ホイ氏へのインタビュー、川上未映子氏によるエッセイ、原一男氏・大島新氏・石戸諭氏による鼎談など、豪華内容を収録。

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  • 自分は死なないと思っているヒトへ
    4.7
    ゆとりの重要性を説く人間論の決定版! 忙しい現代人が生の実感を得ながら充実した人生を送るためには? 日本を代表する知の巨人が「豊かさ」の本質を語り尽くします。
  • こう考えると、うまくいく。~脳化社会の歩き方~
    -
    “現代社会を快適に生きる答え”は、20年以上年前に出ていた! 「脳の世紀」といわれる21世紀社会の正しい生き方とは? 20年以上に行われた養老孟司氏の講演録だが、 それは現代を予見している内容であった! 本書は、20年以上も前に行われた養老孟司氏の講演録をまとめたもの。 「意識は、なぜあるのか?」「 人間は死んだら『モノ』なのか?『ヒト』なのか?」「人間は『人工身体』と『自然身体』の二つのからだを持っている」「 人工(脳)と自然(身体)との釣り合いこそ重要である」「 人間は、意識だけでできているわけではない」「『男』と『女』という言葉ができたとき、性の連続が断ち切られた」「人間は、自分ができることの説明ができない」「 子どもを育てるとは『手入れ』をすること」「『ああすれば、こうなる』だけになった現代社会」という9講演を収録している。
  • 不正と失態が組織をむしばむ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 不正と失態が組織をむしばむ ◆〔対談〕相次ぐ不祥事、経営の不条理 組織の「黒い空気」をいかに払拭するか▼林 文子×菊澤研宗 ◆マイナンバー、新型コロナ特別定額給付金…… 行政・企業のDXが進まない理由▼佐藤一郎 ◆不祥事対応のエキスパート弁護士が語る 危機管理の要諦▼木目田 裕 ◆心理的安全性が強いチームを作る▼村瀬俊朗 ◆哲学と経営の交差点 「訂正」のダイナミズムを失った日本▼東 浩紀 ◆〔対談〕「鉄砲を持った役人集団」の失敗から学ぶもの 関東軍の「独走」はなぜ起きたのか▼加藤聖文×及川琢英 ======= 【時評2023】 ●アジアが目指すべき「冷戦」▼岩間陽子 ●ジャニーズ問題で問われるマスメディアのあり方▼井上智洋 ●nihongonomirai/にほんごのみらい▼河野有理 ◆〔対談〕不十分なリスク・コミュニケーション、「前のめり」の専門家…… 新型コロナ対応の教訓をどう生かすか▼牧原 出×河合香織 聞き手:坂上 博 ◆闇バイト、サイバー犯罪、ローン・オフェンダー…… 令和の治安危機を食い止めろ──警察大学校元校長の緊急提言▼安田貴彦 ◆性加害事件としてのジャニーズ問題▼藤森和美 ●学問と政治~新しい開国進取【第12回】 アメリカ同時多発テロと「岡本懇談会」の活動▼北岡伸一 ◆小泉・安倍政権はなぜ盤石だったのか 岸田内閣、長期政権の条件▼竹中治堅 == 特集 == 本屋さんの今 ◆〔対談〕愛書家×元祖カリスマ書店員 書棚に宿る店主のまなざし▼鹿島 茂×間室道子 ◆書店数は最盛期の3分の1に 本屋さん復活のカギは流通システム改革と新しい人材▼星野 渉 ◆〔ルポ〕独立系書店の店主に聞く「うちのこだわり」▼井上理津子 《Bookshop Memories》 ◆自由な立場になった今、再訪したい書店▼黒田東彦 ◆私の「世界へ通ずる道」▼森まゆみ ◆「東京泰文社」の思い出▼松浦弥太郎 ◆TSUTAYAが見せてくれた世界▼小泉 悠 ======= 【谷崎賞】 ●令和5年 谷崎潤一郎賞発表 受賞作 津村記久子『水車小屋のネネ』 選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸 ●文学的近況 目の検査、賞、陽性、いもむし▼津村記久子 ◆宮﨑駿とオフ・スクリーンのメディア史 『君たちはどう生きるか』の宣伝戦略が浮き彫りにしたもの▼近藤和都 ◆〔対談〕「月光仮面」放送開始から65年 元祖特撮ヒーローは「変身」しない正義の味方▼大瀬康一×鈴木美潮 ◆追悼 無着成恭 戦後教育の羅針となった「山びこ学校」▼木村 元 ======= 《好評連載》 ●文品 藤沢周平への旅【第7回】世話物の連作──『橋ものがたり』▼後藤正治 ●炎上するまくら【第83回】 師匠の人間力▼立川吉笑 《連載小説》 ●邪行のビビウ【第8回】▼東山彰良 ●美土里倶楽部【第7回】▼村田喜代子
  • 訂正する力
    4.0
    日本にいま必要なのは「訂正する力」です。保守とリベラルの対話にも、成熟した国のあり方や老いを肯定するためにも、さらにはビジネスにおける組織論、日本の思想や歴史理解にも、あらゆる局面で「訂正」は大きな「力」になります。人が生きることにとって必要な哲学を実践的に示した決定版です。
  • なんだかてごわい スポッとクイズ
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ルールはとっても簡単、だけど、なんだかてごわい。あたまがよくなる新感覚の連想パズル。イラストから言葉を連想する新感覚のひらめきパズル「スポッとクイズ」初めての単行本です。「スポッとクイズ」はイラストと〇〇(まる)の文字数をヒントに言葉を連想して考える新感覚の連想パズル。ルールはとっても簡単、だけど、なんだかてごわい。悩むと深みにはまる、今まであるようでなかった、ナゾトキ&ひらめきパズルです。連想することで、あたまがよくなる!脳科学者の茂木一郎先生が監修。「スポッとクイズ」は、教育系パズルで実績のあるパズル作家・稲葉直貴氏が考案した新ジャンルです。あきばさやかさんのゆるくて可愛いイラストで、こどもから大人まで楽しめる!ペンも消しゴムもいらず、こどもから大人まで楽しめる!脳トレ・ナゾトキ問題がぜんぶで59問です。
  • 日本の歪み
    3.9
    この社会の 居心地の悪さは どこからきたのか? 明治維新と敗戦、憲法、天皇、 経済停滞、少子化、巨大地震… 「考えたくなかった」 戦後日本の論点を徹底討論! <本書の内容> 右も左も、いまだに外圧頼り。 内発的に自分たちの価値を肯定し、守るということができていない(東) 天皇が生物学を勉強したのは、正気を保つためにやっていたんでしょう(養老) 日本人は戦争による被害も、人災ではなく天災のように捉えてしまう(茂木) 「シビリアン・コントロール」なんて、 自分の国の言葉にもできないようなものが身につくはずがない(養老) 戦後、この国は、人の心を安定させるものを、かなり潰してしまった。 新興宗教が強いのも、コミュニティの貧しさと関係している(東) 「九条」に限らず、日本は整合性をつけることへの欲望がない(茂木) 日本経済が30年も停滞している理由は、 もう作らなくていい、壊さなくていい、という暗黙の民意なんじゃないか(養老) 被害の記憶を伝えたいなら、震災の日だけでも実際の津波の映像を流したほうがいい(東)
  • 観光客の哲学 増補版
    4.2
    第71回毎日出版文化賞受賞、紀伊國屋じんぶん大賞2018でも第2位にランクインした著者の代表作『ゲンロン0 観光客の哲学』に、新章2章・2万字を追加し増補版として刊行。「ゆるさ」がつくる新たな連帯とはなにか。姉妹編『訂正可能性の哲学』と連続刊行!

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  • 訂正可能性の哲学
    4.7
    正しいことしか許されない時代に、「誤る」ことの価値を考える。世界を覆う分断と人工知能の幻想を乗り越えるためには、「訂正可能性」に開かれることが必要だ。ウィトゲンシュタインを、ルソーを、ドストエフスキーを、アーレントを新たに読み替え、ビッグデータからこぼれ落ちる「私」の固有性をすくい出す。ベストセラー『観光客の哲学』をさらに先に進める、著者30年の到達点。

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  • 老い方、死に方
    3.7
    入院や愛猫の死を経験した養老孟司が、四人の識者と語り合い、改めて「老い」と死を見つめる。新たなタイプのアンチエイジング薬の開発、人気エッセイストによる認知症の介護の実体験、生活保護費から見えてくる老後の生活の真実、自己を開くことが死の「練習」になる……。幸福な老後を過ごすための、大切な知恵が詰まった一冊。 ●「自己を開くことを繰り返していけば、自ずと死を迎えるための練習にもなるのではないかなという気がするんですね」(南直哉) ●「DNAの修復能力は『寿命の壁』を突破する一つのカギだと考えています」(小林武彦) ●「都会の高齢者ほど、老後の生活に必要なのは『お金』だけだと思い込んでいます。『自然資本』や『人的資本』に目が行かないのですね」(藻谷浩介) ●「(母の)認知症がだいぶ進んでからは、母が頭のなかで思い描く世界に一緒に乗ることにしました。そのほうが介護する側も、される側もおもしろいし、イライラしないし」(阿川佐和子) ●「自分のことなんか、人に理解されなくて当たり前と思ってりゃいい」(養老孟司)
  • ヤマケイ文庫 養老先生と虫 ~役立たずでいいじゃない~
    4.3
    1巻990円 (税込)
    形はどこにあるのか、色は何でできているか、虫を拡大すると世界はどうなるのか、生物多様性とはなにか。 ただ面白いから一日中、虫を見ているだけ。 そうしているうちに、なにかがわかってしまう。 物事にすべて理由があるとは限らないのである――。 長年、虫と自然に教わってきた世界の見方を明解に楽しく語る養老孟司流の生きるヒント。 虫に憑りつかれた面々が虫好きの楽園・ラオスに集った命がけの採集記も収録。 文庫版オリジナルエッセイ付き。 『虫の虫』(廣済堂出版)を改題・再編集のうえ文庫化。 ■目次 1 虫を見る 見ること/形はどこにあるか(一)/形はどこにあるか(二)/色を見る/虫の色/虫の大きさ/ 拡大する/区別して分類する/五感と虫/虫を見てなにがわかるか(一)/虫を見てなにがわかるか(ニ)/それでも虫なのだ 2 ラオスで虫採り タライいっぱいの虫/虫採りに抵抗のない国/懐かしい風景/似ているのに違う/二次林だという思い込み/ クチブトゾウムシはどこにいるか/行ってみなけりゃわからない/二〇〇八年春、シェンクワンへ/蛍光灯破損事件/ テングアゲハの聖地/チョウを呼ぶ色/ラオスヒノキ方式/原生林は虫が少ない/シダにつくクチブトゾウムシ/ 瞬間移動する蝶人/虫屋とラオスに適応/いてはいけないチョウがいた/ヤシの実から出てきたゾウムシ/爺さんの災難/ ネジレバナという変な虫/完全変態の謎/一つの原理では説明できない/またもや新種発見/広がるトウモロコシ畑/ ラオスには研究拠点が必要/アシナガバチの攻撃/第三の事件 文庫版エッセイ:人が生きる理由とは
  • まともバカ~そもそも始まりは頭の中
    4.3
    養老孟司が「脳」から人間をあぶりだす! 解剖学の第一人者が「脳」から考察した人間の生きざま。 生と死、言葉と文化、都市とメタバース……すべての「現実」は我々の「脳」が決めている!
  • 昆虫はもっとすごい
    -
    アリの匂いや動きを真似て巣に居候しタダ飯を食うハネカクシ、交尾のためにわずか数十分の命を懸ける雄と寄生先から一生外に出ない横着な雌のネジレバネ、何の意味や役割があるのか全く分からない奇妙キテレツな形をしたツノゼミ…――アリと共生する昆虫が専門の人気学者・丸山先生、無類の虫好きでお馴染み養老ハカセ、生態が謎だらけの寄生虫研究者・中瀬クンによる夢の“虫屋”トリオが、昆虫ワールドの魅力を語りつくす。
  • 強運脳
    3.7
    強運の持ち主になる方法 世の中には間違いなく、 運を引き寄せられる人とそうでない人がいます。 いったい、どこで道が分かれてしまったのでしょうか。 実は、運を引き寄せる力がある人たちというのは、 単に運に恵まれているというだけではなく、 運を強く引き寄せる行動をしているのです。 平等に与えられるはずの運を引き寄せられないあなたが、 極めて強い運を引き寄せられるあなたに変わる方法。 それを脳科学の視点で解説するのが本書です。 運を引き寄せられる体質、つまり 「強運脳」に変わる方法を紹介していきます。 私がこれまで数十年かけて、 さまざまな分野で仕事をしながら出会ってきた強運の持ち主や、 自分の能力以上の成果や成功を収めてきた人たちの 考え方や行動パターンを最新の脳科学の知見をもとに わかりやすく紹介していきます。 その前提として断言しておきたいのが、 「誰の脳にも強い運を引き寄せるスイッチが存在する」 ということ。 そしてそのスイッチを入れるには、 今よりちょっと考え方や行動パターンを変えるだけ。 誰でも簡単にできます。 その方法をできるだけわかりやすくお伝えするために 「10の行動習慣」としてまとめました。 いわば、強運脳になる10の行動習慣です。 この10の行動習慣から、 強運を呼び込む人の考え方や 行動パターンを知ってマネするだけでも、 運を引き寄せられる体質に変わるはずです。
  • 養老先生、再び病院へ行く
    3.0
    「まる」の死から2年。 心筋梗塞での入院から2年半。 あれから養老先生はどうなった? 『養老先生、病院へ行く』待望の続編、ついに発売。 大病から復活後、久しぶりに病院を訪れることを決意した養老先生。 決して好きではない病院や医療と絶妙な距離を取りつつ、 老いや加齢、猫、虫、そして死について 教え子の東大病院の医師・中川恵一と縦横無尽に語りあい、 みずからの健康法についても初告白。 医療システムから逃れようとする養老先生と、 その姿勢を個人的には容認しつつも、 システムの側にいる中川先生。 この2人の医療に対する考え方を、 『養老先生、病院へ行く』同様、 往復書簡スタイルで交互に語りあう。 巻末では、作家・阿川佐和子さんとの鼎談も収録。 *カラー口絵16ページ・本文モノクロ写真も多数掲載

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  • 老いてはネコに従え
    3.7
    人生は一切なりゆき、行きがかり―― ネコの虜、85歳と86歳が「自分勝手」の極意を語る 下重 私たちはどうして、これほどまでにネコに惹かれるんでしょうね。 養老 人間と違って、ものをいわないからじゃないですか。ものをいったら憎たらしくなることもあるかもしれない(笑)。 現在80代半ば。 敗戦によって、「世の中の正義」が一夜にしてひっくり返る理不尽・不条理を目の当たりにし、 社会が押しつけてくる「ものさし」を根底から疑うようになった、養老孟司さんと下重暁子さん。 「社会性などまるでないネコのほうが、よほど信頼できる」と養老さんは語ります。 本書は、「90歳の壁」を目の前にしたお二人が、それぞれのネコ愛を基軸に、 老いや病、日本社会が抱える歪(ひず)みなどについて縦横無尽に語る対談企画。 しなやかに生き、素直に死んでいくネコたちの後ろ姿から、 「生き物として、ラクなあり方」のヒントを素描する一冊です。 【目次】 まえがきにかえて 養老孟司 第一章 ネコと暮らせば 養老さん、危機一髪 「独立した人格」をもっていた、まる 気がつけばそこにまるがいた 「鳥」になった最愛の猫・ロミ ものいわぬ猫たち、それゆえの魅力 媚び猫なんてみたくない 「血統書つき」には信用を置かない モグラが部屋を走り回っていた朝 猫は体の声を聞く 生き物としてお粗末な人間 八五歳を過ぎて、まるの気持ちがよくわかるように 無駄な抵抗はしない 第二章 ヒトという病 「ともあろうものが」という呪縛 小言や説教を聞き流す力 北朝鮮のマスゲームをみると今でもゾッとする 飲兵衛は本音で喋るからいい 邪魔にならない相手と一緒にいるだけ 放っておけば子は育つ 死に集中すると生を見失う 「産めよ殖やせよ」なんて余計なお世話 原理研の学生が抱えていた心の闇 日本型の秩序は必ず「暴力支配」になる オレオレ詐欺、恐るるに足らず 日本は自然災害でしか変われない 「意味を求める病」とは まるみたいに、成り行き任せが一番いい 第三章 90歳の壁 「まだ生きていたんですね!」 予定調和で死を迎えたくない ICUのベッドで「お地蔵さんのお迎え」 散り際には、きれいな眼をした猫を抱いて 亡くなった人たちの背後霊が乗っている 故人への「思い」を出すから「思い出」 目下の心配は「標本の壁」を越えられるかどうか 死への歩みも「インシャ・アッラー」 一夜にして世界のみえ方が一変した 縛られていたほうが楽である 社会を無視して生きていくことはできない 敗戦時、母に渡された白い薬包 社会は「と思ってる、と思ってる」の連鎖で出来ている 養老先生、大学を去る 象牙の塔、その終わりの始まり ポリコレ合戦に堕した学生運動 ネットフリックスで「ニュー・トリックス」を楽しむ 英国式ユーモアを培った、陰鬱な自然環境 一生懸命遊ぶために仕事をしている 第四章 まるに始まり、まるに終わる 教育が子どもの「好き」を削ぐ 唯一の友達は蜘蛛だった 養老さんが嫌いな虫 ヨーロッパの連中はろくなことを考えない 一番のSDGsは人を減らすこと 「地震待ち」の理由とは 腐臭漂う、日本の「残りかすの残りかす」 「アメリカ世」から「中国世」へ 時代が悪くなることで人が輝く 日本人の感性の根っこにあるのは「自然の強さ」 「日本人は清潔病です」 自然の側が虚を突かれた 一夜にして消えたタケノコ 犬をつないでおくという不自然 子どもは一日にして慣れる 生きる力を取り戻せ まるのようになれたら あとがきにかえて 下重暁子
  • ゲンロン14
    -
     東浩紀が編集長を務める批評誌『ゲンロン』が年2回刊行に頻度を上げ、手に取りやすいパッケージになります。リニューアル第1号となる今号は、荒俣宏さん、鹿島茂さん、東の3名と、浦沢直樹さん、さやわかさん、東の3名による座談会2本を掲載するほか、小説家の櫻木みわさんによる書き下ろしのエッセイ、『中国における技術への問い』で注目を集めるユク・ホイの新連載など、幅広い記事を収録。  これまで同様、人文知に関心のある読者層はもちろん、より幅広い方々へ楽しんでいただける内容になっています。

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  • 日本の進む道 成長とは何だったのか
    3.9
    考え方を変えなければ、停滞は続く──。 人気解剖学者と『里山資本主義』の地域エコノミストが、ウクライナ戦争、コロナ禍が私たちにもたらすもの、必定といわれる南海トラフ後の日本の在り方を語る。 時代を生き抜くための異色対談。
  • おさかなちゃん 0さい~3さい脳そだて おさかなちゃんと あ~そ~ぼ!
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 黒い海に映えるあざやか色。“はじめて読むお話絵本”として定番大人気の「おさかなちゃん」から、お返事、まねっこ、数える、色などの、脳を育てる遊びいっぱいの絵本が登場。0~3さいが喜ぶ1冊です。親子ではじめての脳育て。脳科学者、茂木健一郎監修。
  • 〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁
    4.0
    「希望は自分のなかにある」。毎日新聞に掲載された名物書評が待望の書籍化! 養老先生が今、本を通して人びとへ伝えたいメッセージとは。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 2035年の世界地図 失われる民主主義 破裂する資本主義
    3.7
    戦争、疫病、貧困と分断、テクノロジーと資本の暴走――歴史はかつてなく不確実性を増している。「転換点」を迎えた世界をどうとらえるのか。縮みゆく日本で、私たちがなしうることは何か。人類最高の知性の目が見据える「2035年」の未来予想図。
  • 養老孟司の人生論
    3.5
    「どうしたら『生きられるか』、そんなこと、私に訊かないでください。わかるでしょ。その疑問に『自分で』答えること自体が、『生きる』ってことなんだから」(本書の第10章「若いころ」より)運、寿命、家族、仕事、学問、科学、医療、宗教、世間、日本人……。死から語り始める養老流「逆向き」人生論。 〈目次より〉◆本当に死んでしまったら、怖いもクソもない ◆私にとっては「死」ではなく「死体」こそが現実 ◆だれだって死体になる ◆すべての患者はかならず死ぬ ◆寿命は運。私は専門家におまかせします ◆共同体を消すことが「進歩」だった ◆本質的に変わらない「私」なんて、ない ◆個性は心にはなく身体にある ◆「世間」が西欧近代的自我の怪しさを教えてくれた ◆「世間という大きな書物を読むために」研究室を出た ◆私の価値観が確立した瞬間 ◆テーマが勝手に増える ◆フリーターになりたかった ◆戦争か飯か。私はぎりぎり、飯をとった ◆利口な人はアメリカかヨーロッパへ行った ◆論理より「いろいろ」が好き。全体をつかみたい ◆解剖を選んだ理由 ◆すべての結果が自分に戻ってくる ◆世間が激動すると科学者と技術者が輩出する ◆本当に自分で学問をするということ ◆非日常より日常を、独創より平凡を、選ぶ ◆「脳という方法」を使う ◆フツーを重ねるとトクベツになる? ◆選ぶのは対象ではなく方法、と決めた ◆「あたりまえ」は意外にむずかしい ◆自己チューの社会的意味 ◆純粋行為はトイレでの小便と同じで、枠が必要 ◆宗教は新しいほど危険 ◆「俺の本って、お経じゃないか」と思った ◆科学はキリスト教の解毒剤 ◆考えるためにはこだわる必要がある ◆ファーブルはハチに徹底的にこだわった ◆単純な解答はたいていウソ ◆日本というヘソの緒が切れない ◆「人間」じゃなく「人」になろうと努力してきた ◆「生きる」ことがわからないはずがない ◆人一倍世間を気にする「変わり者」 ◆この国は「自分流より世間流」 ◆世間と格闘するうち、自分も世間も変わってきた ●本書は、『養老孟司の人生論』(『運のつき』の改題・復刊)を、装い新たに文庫化したものです。
  • 「本当の頭のよさ」を磨く脳の使い方 いま必要な、4つの力を手に入れる思考実験「モギシケン」
    5.0
    ●脳科学者・茂木健一郎による「読むだけで頭がよくなる」本●「頭がいい」という状態を手に入れるための脳の鍛え方がわかる●発想力・思考力・実行力など、学校教育では身につかない知性が身につく
  • ものがわかるということ
    3.9
    自分を自由にしてくれる 養老流ものの見方、考え方。 「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」。 じゃあ説明してみましょうか、ということでこの本が始まりました。 それなら私が「わかるとはどういうことか」わかっているのかと言えば、「わかっていない」。「わかって」いなくても、説明ならできます。 訊かれた以上は、何か答えるというのが、教師の抜きがたい癖なのです。(本文より) 学ぶことは「わかる」の基礎になる 考えることが自分を育てる ものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか。 養老先生は子供の頃から「考えること」について意識的で、一つのことについてずっと考える癖があったことで、次第に物事を考え理解する力を身につけてきたそうです。 養老先生が自然界や解剖の世界に触れ学んだこと、ものの見方や考え方について、脳と心の関係、意識の捉え方について解説した1冊。
  • 科学と宗教の未来
    -
    脳科学者と辺境生物学者による「サイエンス対談」。科学とは何か、社会はどうあるべきか、人はどう生きるべきか──。「生命の起源は偶然?」「生物学は〝枚挙の学問〟」「生命はシミュレーションできない」「ウイルスの弱毒化」「なぜ人間は宗教を持ったのか」「脳にまつわる『バカの壁』」「意識とクオリア」ほか、生命の不思議と人間の可能性について、自由闊達に語り尽くす!
  • ゲンロン13
    5.0
     最新号となる13号はシリーズ史上最もアクチュアルなラインナップでお届けします。巻頭の梶谷懐氏、山本龍彦氏、東浩紀による情報時代の政治をめぐる座談会をはじめ、歴史・天皇・安全保障を扱った三浦瑠麗氏と辻田真佐憲氏による対談、民主主義の起源とビッグデータの関係を問う東の論考「訂正可能性の哲学2、あるいは新しい一般意志について(部分)」を収録しました。  また、ロシアによるウクライナ侵攻をうけ、小特集「ロシア的なものとその運命」を緊急掲載。本特集はプーチン政権の思想家とよばれるアレクサンドル・ドゥーギンの翻訳などでも話題を呼んだ『ゲンロン6』、『ゲンロン7』『ゲンロン9』のロシア現代思想特集を現在の視点から更新するものです。乗松亨平氏、平松潤奈氏、松下隆志氏、上田洋子らロシア・ソ連を専門とする研究者たちと東浩紀による座談会を筆頭に、ロシアの文化的・歴史的背景を知るためのコンテンツをお届けします。資料として、2018年からのロシアの文化史と政治史上の出来事をまとめた「ポストソ連思想史関連年表」を付録しています。  ほかにも写真家・大山顕氏の論考、SF作家・菅浩江氏のエッセイ、美術家・鴻池朋子氏ややなぎみわ氏らの特別原稿も掲載しているほか、「第5回ゲンロンSF新人賞」の受賞作2作を大森望氏による導入も加えて収録。過去最大となる500ページのボリュームでお届けします。

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  • 養老先生、病院へ行く
    3.4
    大病をわずらって生死の境をさまよい、 愛猫「まる」を失って悲しみに暮れた 解剖学者・養老孟司は 嫌いだった医療と、どう向き合ったのか 「老い」と「病気」の違いについて改めて考え、 愛猫「まる」の死を経て感じた「身近な存在の死」との向き合い方、 医師の目線から見た、現在の医療システムのいびつな仕組みなどについて 教え子である東大病院の医師・中川恵一氏と語り合います。 マンガ「テルマエロマエ」で知られる 漫画家ヤマザキマリさんとの鼎談も収録。 ■目次 1章 病気はコロナだけじゃなかった 2章 養老先生、東大病院に入院 3章 なぜ「医療」と距離をとるのか? 4章 なぜ病院へ行くべきなのか? 5章 特別鼎談養老先生、どうして病院に行くのが嫌なの?

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  • マンガでわかる!“発達っ子”が見ている世界
    4.0
    自身もADHDという南氏。幸いにも南氏は「体操」というADHDに有効な世界を持っていたことで才能を伸ばし続けることができました。また、学校やサラリーマン生活になじめなかったのも腑に落ちたといいます。発達っ子(=発達障害=ADHD,LD,ASD)が生きづらさや困難を感じるのは、その世界を伝えることができないうえ、理解している人が少ないから。本書では、◆親が困っているケース◆子どもから見えている世界◆解説と適切な対処法というように親と子どもの視点をマンガにすることでよりわかりやすくしていきます。また、脳科学者の茂木健一郎先生との“脳育対談”は全親にオススメ!
  • 70歳になってもボケない頭のつくり方(きずな出版)
    -
    脳科学者の茂木健一郎先生初・「脳の老化を防ぐ」「ボケない」本! 「人生100年時代」といわれる現代。大切なのは「○歳まで生きた」というより「充実した人生だった」と思えることではないでしょうか。本書では茂木健一郎先生が、70歳になってもボケないためのちょっとした生活習慣を自身の経験や、周りの元気な高齢者の方々を例に挙げ、そこに脳科学的知見を加えてくわしく解説。70代の人はもちろん、これからの老後が気になる人にもぜひ、読んでほしい一冊。いつまでも「自分らしく人生を楽しむ」ために「残念な老い方」ではなく「素敵な老い方」を目指しましょう。
  • 科学のカタチ
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    ケムシとチョウ、ウジムシとハエが 同じ生き物だというのはヘンではないですか? ―養老孟司 生命のしくみを突き詰めれば突き詰めるほど 全体が見えなくなってくる ―養老孟司 五量体は実は「六量体」だった! 奇跡としか思えない。 神様が設計したとしたら、相当マメな神様だ ―宮崎徹 新しい薬をつくるには、固定観念の壁を打ち破らなければならない。 ―宮崎徹 ネコやヒトを救うAIMを発見し、創薬に向けた研究を加速している宮崎徹氏が、鎌倉に住む恩師・養老孟司氏を訪問する中で語り合われる「科学のカタチ」。
  • 忘却にあらがう 平成から令和へ
    4.3
    1巻1,899円 (税込)
    いま必要なのは短絡的な動員ではなく、忘却にあらがう力だ。天災、疫病、祭典、犯罪、戦争。哲学者の知性と探求心は、ジャーナルな事象の「意味」を語り継ぐべき記憶へと書き換える。東浩紀が世界的な転換期と5年にわたり対峙した決定的時評集。
  • 年寄りは本気だ―はみ出し日本論―(新潮選書)
    3.9
    「日本には人命尊重という概念がない」「有事になると希望的観測で動く」「損切りができない」……この国を動かす「空気」の正体を断じる。「SDGsはただのスローガン」「AIの予測はだいたいはずれる」「カーナビは人間の感性をダメにする」……流行りものにも物申す。84歳と75歳が、日本のほんとうの難題を語り尽くす。
  • 脳のコンディションの整え方
    -
    あなたが素質や能力をうまく発揮できないのは「脳のコンディションの整え方」を知らなかったからかもしれません。 本書は、脳のコンディションを整え、脳を最高の状態にするための40の方法を、脳研究の第一人者がわかりやすく解説。 ストレスへの接し方やネガティブな感情が生まれたときの対処法など、脳を整えることは、身体を整えることにもつながります。また、創造性やコミュニケーション能力をいかんなく発揮でき、幅広い方の脳にも刺激を与える役立つ内容です。 脳を最高の状態にするための40の方法! ○脳全体を活性化 ○To Doリストをつくらない ○毎日決まったルーティンを行う ○戦略的に眠る ○無駄なことが大事 ○脳をぼんやりと休ませる ○ネガティブな感情の対処法 ○脳がイキイキする環境

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  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと
    4.0
    日本の問題は、「経済」と「環境」にある。そんなのは、コロナにならなくったって、虫を見ていればわかること。虫が生きにくい世のなかは、人間も生き物も生きにくい――。 コロナ禍で一転、イタリアとの行き来が途絶え、日本生活を余儀なくされた根っからの昆虫好きのヤマザキマリが先輩として慕う養老孟司。コロナ以前から箱根の養老昆虫館に足を運んだ4年間、話は虫を通じて見えてくる世界の複雑さ、気候変動とともに変わりゆく生態系、来るべきAIの世界、すっかり脳化が進み「戦時中と似ている」という日本を覆う空気まで。そして養老さんに訪れたまるの死と病。はたして想像力と突破口はどこにある? 世の中との「ズレ」を感じ続けるふたりが、その違和を一つひとつ解きながら、いつしか微視的スコープで文明の深奥までを眺め見る対談。
  • 意思決定が9割よくなる 無意識の鍛え方
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    脳科学でホットなテーマとなっている「無意識」。 合理的な意思決定ができない、自分のやりたいことがわからない、無駄な習慣ばかりに時間を取られる…… それらすべては無意識にかかわっており、より思い通りに生きるためには無意識を鍛えることが不可欠だ。 ビジネスでも近年は、感情をコントロールするアンガーマネジメントに、自分と向き合うマインドフルネス・メタ認知に重きが置かれている。 そんな背景のもと、「無意識を鍛える」という荒唐無稽なテーマに取り組んだのが本書である。 著者は「意識と無意識」の研究に取り組み続ける茂木健一郎氏。 ・日常レベルでいかに私たちの生活が無意識レベルで行われているのか ・知らないところで植え付けられている日本的無意識とは ・女性が活躍する社会にすることは「無意識」の領域でも重要であった ・他人に劣等感を感じる無意識の病い ……そうした私たち自身の本質や日常生活と、無意識との関わりを紹介しながら、 どうやって無意識を鍛えておけばよいのか、意思決定のレベルをあげていけばよいかを紐解いていきたい。
  • 10年後の世界を生き抜く教育
    3.0
    日本の教育は、文字通り「待ったなし!」 日本の教育は、完全に世界から取り残されている。偏差値やTOEICの点数に一喜一憂する教育では、10年後、日本の子どもたちが世界で活躍することは難しい。 本当に創造的な知性を育む「トライリンガル教育とは何か? 科学的視点から語り尽くす。 〇教科書を勉強しても意味はない 〇日本の教育は耐用年数を過ぎている 〇東大もハーバードも要らない時代 〇プログラミング言語は何を学ぶべきか 〇茂木式英語勉強法 〇頭の良さとは何か 〇受験英語もTOEICも廃止せよ……
  • 心が楽になる 茂木式マインドフルネス
    4.0
    では何が幸福に関係するのかといえば、心理的な要因ということになります。(中略)一言で言うと自分自身を受け入れ、「今、ここ」を楽しむことです。(「はじめに」より) 一向に収束しそうにないコロナウイルスの感染拡大、将来の不安、SNSから流れてくる膨大な情報……私たちは日々、いろいろなことに気を揉み、目の前のことに集中できずにいます。 ハーバード大学の研究によると、私たちは起きている時間の47%もの時間をこうした「マインドワンダリング」(=心がさまよう)な状態で過ごしているそうです。 しかし気が散って頭の中がごちゃごちゃした「マインドワンダリング」な状態では、幸福を感じることができません。 そこで本書が提案するのが茂木式 マインドフルネスです。 本書では、マインドフルネスとは何か、どのようにして行えばいいのかといったことを、脳科学者の茂木健一郎が丁寧に解説します。 第1章 マインドフルネスの本質 第2章 マインドフルネスがもたらしてくれるもの 第3章 マインドフルネスで脳とカラダはどう変わるのか? 第4章 実践! 茂木式マインドフルネス 第5章 人生が変わるマインドフルネス
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力
    3.9
    子どもたちの遊び場が次々に消失し、体を使って外で遊ぶ子どもの姿を見なくなった。自殺する子どもも、後を絶たない。子どもは本来「自然」に近い存在だと論じる解剖学者が、都市化が進んだ現代の子どもを心配に思い、四人の識者と真摯に語り合う。医療少年院で非行少年の認知能力の低さに愕然とし、子どもの認知能力の向上に努めてきた宮口幸治氏。インターネットで「正しい育児法」を追いかける親を心配する、慶應義塾大学病院の小児科医、高橋孝雄氏。国産初の超電導MRIを開発し、子どもの脳の大規模研究を行なってきた小泉英明氏。生徒が自分で野菜を育て、机や椅子も作る学校、自由学園の高橋和也氏。子どもと本気で向き合ってきた経験から紡ぎ出される教育論。 (目次より)●自分に注意を向けると、行動変容が起こる ●少子化で問題なのは、人口が減ることではない ●「いま」の喜びを体感できず、幸福が先送りされてしまう ●何かに「夢中」になることと「依存」は違う ●中学受験の難点とは? ●子どもは「人材」ではない
  • ヒトの壁(新潮新書)
    3.8
    病気はコロナだけじゃない。そして、死は誰にでも平等にやってくる。新型コロナウィルス禍と五輪、死の淵をのぞいた自身の心筋梗塞、愛猫まるの死――ヒトという生物であると実感し、2年間の体験からあらためて問い直す。人生そのものが、不要不急ではないか。それでも生きる価値はどこにあるのか。84歳の知性が考え抜いた、究極の人間論! 「壁」シリーズ4年ぶり待望の最新刊。
  • 結果を出せる人の脳の習慣 「初めて」を増やすと脳は急成長する
    3.6
    興味のもてないつまらないことを長い間ガマンしないと、結果は出せない……まさかそんな誤解をしていませんか? 成果をあげている人は、やりたいことをしながら自分の潜在的能力を最大限に引き出す、ちょっとしたコツを知っているのです。 いますぐ誰にでも始められるささいな習慣づけと少しの勇気で、あなたの脳は成功志向に必ず生まれ変わります。 こんな人ほど伸びます! □飽きっぽい □ダマされやすい □空気を読むのが苦手 □よく考えずに物事を決めがち □低学歴・肩書ナシ □生きづらいと感じている

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  • 養老孟司の大言論I 希望とは自分が変わること(新潮文庫)
    完結
    3.3
    人は死んで、いなくなる。ボケたらこちらの勝ちである。人生に多少の危険はつきものだ。若者に独創性を説くのは害であろう。教育の本質は「人を変える」こと。自分がどういう面で変わり、どういう面で変わらないか、歳を取ってもわからない。そこに、希望がある。世界が変わるのではない、自分が変わるのである――。9年間40万字を費やした連載の集大成、「大言論」シリーズ第1巻。
  • ゲンロン12
    3.5
    東浩紀が編集長をつとめる思想誌『ゲンロン』最新刊!!今号の特集では、楠木建氏、鹿島茂氏、桜井英治氏、飯田泰之氏、井上智洋氏、小川さやか氏の論考と座談会で、多様な切り口から「無料がひとを幸せにするか」を考えます。ほか、3万部を突破した東の『観光客の哲学』の増補論考「訂正可能性の哲学」(8万字)をはじめ、演出家の鈴木忠志氏へのインタビュー、民主主義をめぐる宇野重規氏と東の対談、柳美里氏、高山羽根子氏、石戸諭氏らのエッセイなど豪華記事を収録。過去最大のボリュームとなりました。

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  • この法則でゾーンに入れる! ―集中「脳」のつくり方
    3.5
    一流のアスリートやビジネスマンが体験する究極の集中状態はどのように得られるのか? 集中の達人たちの事例や最新の脳科学のデータを踏まえ、今すぐ実践できる「超」集中のテクニックを解き明かす。 仕事、勉強、スポーツで最高の結果を出す“ゾーン”の秘密がわかる本。
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2
    3.3
    新型コロナで世界は大変容した。経済格差は拡大し社会の分断は深まり、暮らしや文化のありようも大きく転換した。これから日本人はどのように生き、どのような未来を描けばよいのか。多分野で活躍する賢人たちの思考と言葉で導く論考集。
  • 脳科学者が教える 最高の選択 あなたは、AIよりスゴイ決断ができる!
    3.7
    やるか、やらないか。AかBかCか……。 人生は常に選択の連続です。 少しでもリスクを減らそうとしてじっくり考えてしまう人、なかなか決められない人、いつも人任せにしてしまう人、問題を先送りにする人。 決めかねているうちに、想定していた前提が驚くほど速く変わってしまう。 AI時代、超高速ネット時代は、 そういう時代なのです。 そう、決断は早いほうがいいに決まっている! ただ決断や選択に時間がかかってしまうのは、 やり方を知らないからなだけです。 イーロン・マスク、孫正義、グーグル…… 成功している人や企業に共通する選択の仕方、 決断の仕方を、脳科学の面から明らかにし、 頭の使い方、トレーニングの方法をお伝えします。 脳科学でわかった! 結果につながる選択には、軸とプロセスがある! 自分に合った決め方がわかれば、 誰でも1秒で結論を出せる。 決められない、選べない、優柔不断でお悩みの方 すべてへ――― 本書を読めば、 「軸とプロセス」のアプローチを使って、 決められない人が決められる人になります。 AI時代にも負けない「秒で決める!」方法です!
  • ゆるく考える
    5.0
    若いころのぼくに言いたい、人生の選択肢は無限である、と。世の中を少しでもよい方向に変えるために、ゆるく、ラジカルにゆるく考えよう。「ゲンロン」を生み出した東浩紀のエッセイ集。
  • ストレスフリーな脳になる!茂木式ごきげん脳活ルーティン
    3.0
    ストレスに負けない心と体は、脳の健康習慣から!脳科学者・茂木健一郎先生が毎日を楽しく健康に過ごすための“イキイキ脳活”を提案します。謎の体操、プチ旅行、雑談ウオッチング…。誰でもできて、思わず笑顔になれる脳の愉快な鍛錬法をお楽しみください!
  • 脳と即興性 不確実性をいかに楽しむか
    3.5
    脳科学者と世界的ジャズ・ピアニストによる知的で過激なフリートーク・セッション。即興力はいかに磨かれうるのか? 独創性を育むためには何が大切なのか? 山下氏の演奏スタイルはいかにして確立されたのか? 「譜面どおりに弾かない」ことは、厳しい現代社会を生き延びるための知恵に通じ、前向きに考えることで、脳は最大限の力を発揮する。いくつもの事件、多彩な人物を話題として繰り広げられる筋書きのない即興対談。一貫して主張されるメッセージが、私たちの生き方そのものに大きな示唆を与えてくれる。第一章 「いかにして山下洋輔は生まれたのか」、第二章 「即興力の磨き方」、第三章 「独創性の育て方」、第四章 「音楽は生命力の源泉である」、第五章 「人生の本質とは何か」、第六章 「勇気をもって生きる――即興の知とは何か」
  • 緊張を味方につける脳科学
    4.0
    緊張は脳の使い方で、敵にも味方にもなる。ビギナーズ・ラック、火事場の馬鹿力、ゾーンを脳科学から解明。アスリートらの正しい緊張から、本番でベストパフォーマンスを出す秘訣を探る!
  • 明日、学校へ行きたくない 言葉にならない思いを抱える君へ
    4.2
    「学校に行きたくない」「朝、起きるのがつらい」「いじめにあっているけれど、誰にも相談できない」、 そんな「思い」を抱える子どもがたくさんいます。 学校に関する悩みや思いを抱える子どもたちや、その保護者、かつてそういった経験をしたことのある大人からの声を募集しました。 寄せられた投稿について、 3人の専門家が一緒に考えます。 学校にまつわる悩みに向き合うのは、脳と心の関係について研究・発信を続ける脳科学者の茂木健一郎、 カウンセリングを通して多くの人の声を聞き、人間関係の問題を見つめてきた、原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子、 いじめ問題の解決を目指し、『こども六法』(弘文堂)を制作した山崎聡一郎。 子どもたちや取り巻く大人が、不安や悩みごとをどのように捉え、どのような考え方をすればよいのかをともに考えていきます。 本書のもとになったニコニコ生放送番組『明日、学校へ行きたくない』での座談会に加え、 後日おこなわれた追加取材の内容や、専門家の知見とメッセージが詰まったコラム、 『不登校新聞』石井編集長と山崎聡一郎の対談などを特別収録。 ■目次 はじめに プロローグ漫画 1章 明日、学校へ行きたくない 2章 どこにも居場所がない 3章 将来に希望をもちたい エピローグ漫画 大人の読者に向けて おわりに
  • 虫は人の鏡 擬態の解剖学
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カモフラージュ、なりすまし、威嚇、死んだふり・・・虫の面白さは「擬態」にあり。なぜ虫はこんな色と形をしているのか。擬態を考察すると人間がわかる。解剖学者・養老孟司の思想の原点。初心者から本格的な虫好き(虫嫌い)まで、圧巻のビジュアルとともに<自然の見方>が学べる1冊。すべての現代人に贈る珠玉の虫エッセイ! オールカラー。 「私が虫なら、ヒトを笑う。こういう生き方があることを教えてやりたいよ」 擬態はゲノムのすることなのに、脳がすることにソックリである。もちろんそれは、神経系の機能の反映だからである。脳はそこに自分の秘密を見る。十九世紀およびそれ以前の科学者たちは、虫がする本能的行動を見て感嘆した。これこそ神の設計にほかならない、と。かれらは進化を知らなかった。だから、本能のほうが先で、神経系がそれに従って形成されたことに気づかなかったのである。かれらは虫を見て、本能を発見したつもりだったが、発見したのは、自分自身の出自だった。いまでもそうは思っていない人は、たくさんいるはずである。脳はなにか特別で、心というはたらきを示す。虫は馬鹿の一つ覚えをくりかえしているだけだ、と。(本文より)
  • ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる
    4.0
    「数」の論理と資本主義が支配するこの残酷な世界で、人間が自由であることは可能なのか? 「観光」「誤配」という言葉で武装し、大資本の罠、ネット万能主義、敵/味方の分断にあらがう、東浩紀の渾身の思想。難解な哲学を明快に論じ、ネット社会の未来を夢見た時代の寵児は、2010年、新たな知的空間の構築を目指して「ゲンロン」を立ち上げ、戦端を開く。ゲンロンカフェ開業、思想誌『ゲンロン』刊行、動画配信プラットフォーム開設……いっけん華々しい戦績の裏にあったのは、仲間の離反、資金のショート、組織の腐敗、計画の頓挫など、予期せぬ失敗の連続だった。悪戦苦闘をへて紡がれる哲学とは? ゲンロン10年をつづるスリル満点の物語。
  • 最強メンタルをつくる前頭葉トレーニング
    4.3
    ストレスに打ち勝つメンタルを、手に入れる方法を脳科学的に説く一冊。ある不運に遭遇しても、ポッキリと心が折れてしまうのではなく、しなやかに立ち上がれる力を持つ人物。それが「メンタルモンスター」だ。メンタルモンスターになるためには、脳を変えることが必要。それもタフな脳をつくることに貢献している「前頭葉」を鍛えることが重要だ。前頭葉は、判断力・予測する能力・意思決定・行動力を司っている。脳の司令塔とも言われ、いわば「自分人生の社長」のような役割を担っている。脳トレでは、前頭葉は鍛えられない、前頭葉を鍛えるためには次の方法が有効だ、と著者は語る。(1)前頭葉は雑音のあるところで強化せよ(2)ネガティブ思考に負けない腸を中心にした身体づくり(3)異物を取り入れてメンタル免疫力を強化せよ(4)有事下のメンタルをメンテナンスする 科学的・身体的・思考的にメンタルを強化する方法を通して、ぜひ強いメンタルを手に入れてほしい。
  • アフターコロナの未来図――教育、観光、エンタメ、スポーツ etc.  6人の識者が新世界を予測する
    -
    2020年、予期せぬ新型コロナウイルスの流行により、世界中の人々の日常生活や働き方は大きく変化しています。人と人との接し方やコミュニケーションの取り方など、今後、世界はどのように変わり、そしてどんな力が求められるようになるのでしょうか。コロナ収束後の未来とは? コミュニケーション、観光・通訳、アメリカ教育、スポーツビジネス、エンタメ、多文化共生という異なる分野における6 名の識者が、今の、そしてこれからの世界を考察します。 ※本書籍は、『ENGLISH JOURNAL』2020年9月号「アフター・コロナ これからを生き抜く力を考える」の掲載原稿(2020年6月の状況下での執筆)、および「ENGLISH JOURNAL ONLINE」で2020年8月に掲載された記事を基に作成しています。 【目次】※抜粋 【第1章】茂木健一郎(脳科学者)<コミュニケーション>  21世紀「ルネサンス」の鍵となる重要な能力とは?  さようなら、名前を落とす人。アフターコロナの理想郷 【第2章】松本美江(全国通訳案内士)<観光・通訳>  アフターコロナに備えて進化を!国通訳案内士の今  コロナで打撃の「訪日旅行」は今後飛躍させるチャンス! 【第3章】Kay Hetherly(コラムニスト)<アメリカ教育>  Education in the Time of COVID-19(COVID-19 時代の教育)  新学年が今秋スタート!アメリカ教育業界とコロナウイルス 【第4章】中島涼輔(FutPark 事業責任者)<スポーツビジネス>  新型コロナウイルスは「スポーツビジネス」をどう変革するのか?  ウィズコロナ、アフターコロナ時代における「スポーツビジネス」とは? 【第5章】Morley Robertson(タレント)<エンタメ>  Entertainment in the Time of COVID-19(COVID-19 時代のエンタメ)  苦境が続くエンタメ業界の活路となるか?「オンライン」の可能性 【第6章】安齋耀太(NPO法人WELgee理事・戦略室長)<多文化共生>  日本社会の「多文化共生」を思考する:難民と活動する立場から  コロナ禍において人とつながるには?多文化共生のニューノーマル 【著者プロフィール】 茂木健一郎(脳科学者):脳科学者、作家。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学大学院物理学専攻課程を修了、理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。 松本美江(全国通訳案内士):アメリカ、コロラド大学で言語学と英語教授法の修士号を取得。1977年に通訳案内士試験に合格後、通訳ガイドとして活躍。現在までに世界各国数万人の外国人のガイディングを担当。 ケイ・ヘザリ(コラムニスト):アメリカ、テキサス州在住。かつて日本に通算17年滞在し、大学講師や翻訳家などとして活躍。 中島涼輔(FutPark 事業責任者):1991年生まれ。新卒でリクルートホールディングスに入社後、新規事業を立ち上げる。スポーツ業界への思いがあり、その後起業。自社でサービス開発をし、サッカードットコム株式会社へ事業譲渡。 モーリー・ロバートソン(タレント):国際ジャーナリスト、ミュージシャン、コメンテーターなど多岐にわたる分野で活動している。 安齋耀太(NPO法人WELgee理事・戦略室長):1990年生まれ。NPO法WELgee理事・戦略室長。当団体の法人化に携わった後、組織全体のマネジメントを担う。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍中。
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない
    3.8
    世間からはじき出されないことを願う理論派・伊集院光と、最初から世間からはみ出している理論超越派・養老孟司。博覧強記でゲーム好きという共通点がある二人が、世間との折り合いのつけ方を探ります。見た目が大きくて、子どものころから同級生との違いをひしひしと感じ、「世間からはじきだされることがこわかった」という伊集院さんは、不登校になった理由や落語の道に進んだわけを明かしつつ、「人間はそもそも群れの中で生きる動物。『他人に優しくなるほうが得』ということになるんじゃないかな」と語ります。一方「自分ははじめから世間から外れていた」と語る養老さんは、「都市においては、意識で扱えないものは排除されます」という都市論・世間論を展開。さらに、たまには世間から外れて世の中をながめてもいいんじゃないか、と世間から抜け出す方法を提案します。抱腹絶倒のトークから、世間とズレながら生きていくヒントが得られる一冊です。
  • 「書く」習慣で脳は本気になる
    4.0
    かなえたい目標があり、実現のためになすべきこともわかっているのに、 なぜかエンジンがかからない。 そんなときの特効薬が「書くこと」です。 書かれた言葉を目にすることでメタ認知や報酬系が働き、 脳が本気モードに変わります。 ステップアップに努力は不可欠ですが、 必要な努力とムダな努力があります。 最新脳科学の知見をもとに、 よけいな回り道をせずに理想の未来に1日でも早く近づく方法をアドバイスします。 ●本気になるかどうかは「前頭葉」が決める ●脳は確実性と不確実性のバランスを求める ●記録とは「メタ認知」を働かせること ●人間の無意識は可能性を秘めた宝の山 ●無意識は言葉にするとコントロールできる ●書くと脳の外に「固定点」ができる ●書かれた未来を脳はいまの現実として認識する

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  • ゲンロン11
    -
    東浩紀が編集長をつとめる思想誌『ゲンロン』最新刊!!小特集「『線の芸術』と現実」では、マンガ家の安彦良和氏と山本直樹氏をお招きしたふたつの座談会を軸に、マンガの「線」の政治性と歴史性を考えます。ほか原発事故から「悪の愚かさ」を考える東の論考、『新記号論』の石田英敬氏による西田幾多郎論、本邦初訳のプラープダー・ユンのSF作品など、充実の内容をお届けします。柳美里氏や巻上公一氏ら多彩な著者が「旅」を綴る新コーナー「ゲンロンの目」も開始。幅広い読者の関心を刺激する誌面です。

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  • 孤独になると結果が出せる
    3.8
    「これなら結果を出せる! 」と思えるプランがあるのに、 実行過程のネゴシエーションを考えると一気に気持ちが萎えてしまう。 クライアントや上司を説得しなきゃいけないのは仕方ないけど、 考えの古い先輩や頭の固い同僚にわけのわからない横槍を入れられそうで、うんざり……。 自分だけではなくみんながムダと思っているのに、 「決まりだから」という謎の理由でやめられない作業があり、 それに時間をとられて肝心の仕事が進まない……。 そんなとき、他人の意見に振り回されていては、大きな結果は出せません。 無理して人に合わせるのはリソースのムダです。 しかし、頭ではそうわかってはいても、ついつい「同調圧力」に屈してしまい、 もやもやとした思いを抱え込んでいる人が多いのではないでしょうか? 周囲に流されそうな場面で、最強の心の支えとなるのが、「孤独を知ること」です。 いまの日本では、孤独を寂しくツライものとして必要以上に避ける風潮がありますが、 芯を外していてはいつまでたっても本当に求めるものにたどり着くことはできません。 孤独こそが脳の本質なのです。 その峻厳な事実と逃げずに向き合えば、すべてが好転し始めます。 孤独は脳にどんな良い影響を与えるのか、 孤独と上手につきあうにはどうすればよいのか、 なぜ孤独な人は結果を出せるのかなどを、 本書では最新の脳科学の知見に基づいてていねいに解説していきます。 一歩踏み出したい人の背中を力強く後押ししてくれる1冊です。

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  • AIの壁 人間の知性を問いなおす
    3.6
    人工知能(AI)技術の飛躍的発展により、近年「AIが人間の知能を超える」と言われるようになった。しかし、そもそもAIは本当に役に立つのか? AIと人間の知性の違いはどこにあるのか? 常々「脳」と「意識」について考えてきた解剖学者・養老孟司が、各界のトップランナーと縦横無尽に議論を交わす。 ■AIの発展がめざましい棋界に身を置く棋士・羽生善治 ■経済学者であり、AI技術にも精通する井上智洋 ■著書でテクノロジーと人間のあり方を考察してきた哲学者・岡本裕一朗 ■人工頭脳プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を進めてきた数学者・新井紀子 4人の叡智との対話から見えてきたのは、AIの限界と可能性。AIはいわば「高級な文房具」、AI化がむしろ「人間本来の暮らし」に戻れる余白を作ってくれる……AIの限界と日本の未来を語り合う、知的興奮に溢れる4つの議論。
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線
    3.4
    日本の未来はどうなるか――? 養老孟司 ユヴァル・ノア・ハラリ ジャレド・ダイアモンド 福岡伸一 ブレイディみかこ 角幡唯介 東畑開人etc. 22人の論客が示すアフターコロナの針路!朝日新聞大反響連載を書籍化新型コロナウイルスは瞬く間に地球上に広まり多くの命と日常を奪った。すべての人に平等に降りかかるこの感染症によって、社会は様変わりしてしまった。第2波の懸念も高まり、感染への恐怖が消えない中、私たちは大きく変容する世界をどう捉え、どのように考えればよいのか。現代の知性たちのパースペクティブを通し「コロナ後」を思考する糧を届ける。
  • クオリアと人工意識
    値引きあり
    4.1
    「意識」は「コピー」できるか? 人工知能に「意識」は生まれるか? 茂木健一郎が、自身のメインテーマである「意識」と「クオリア」について、 16年の沈黙を破って書き下ろした、新たな代表作にして問題作! 人工知能の研究の進展が目覚ましい。 だが、人間は、なぜ人工知能を生み出すのだろうか? その根底にあるのは、自分の「似姿」をつくろうとする本能である気がしてならない。 人間は、その知性を通して、「万物の霊長」たる地位を確立してきた。 そのような人間の知性の一つの究極の応用として、人工知能の研究、開発がある。人工知能の研究には、もちろん、実用的な意義も大きいが、それに加えて人間が自分自身の成り立ちを理解するという意義もある。 人工知能は、私たちの「鏡」なのだ。 その「鏡」の中には、果たして、「クオリア」に満ちた私たちの「意識」もまた、映っているのだろうか? 人工知能をつくることは、「人工意識」を生み出すことにつながっていくのだろうか。                                              <本文より> ☆本書で考察するテーマの一部 〇眠る前の「私」と、目覚めた後の「私」はなぜ同じなのか? 〇私たちは、「ホモサピエンス」(知性を持つ人間)である以上に「ホモコンシャス」(意識を持つ人間)である。 〇物質に過ぎない脳から、「意識」や「クオリア」が生まれてくる不思議。 〇「意識」は「コピー」できるか? 〇「人工意識」をつくることは可能か?  〇人工知能が生成した文章は、「どこにもたどり着かない」? 〇統計的アプローチでは、「意識の謎」の解明はできない。 〇人工知能をめぐる議論に、ときに驚くほど終末感が漂うのはどうしてなのか? 〇記憶を「外套」だとすると、脳は、その外套を引っ掛けておくための壁に打たれた「釘」に過ぎないという考え方。 〇「私」という「意識」は、この宇宙の全歴史の中で一回だけのものであり、一度死んでしまえば二度と戻らないという「セントラルドグマ」は正しいのか?
  • 虫とゴリラ
    3.5
    人気解剖学者・養老孟司と、ゴリラ研究の第一人者にして京大総長の山極寿一の初の対集。ゾウムシをはじめさまざまな虫を採集する「虫の養老」さん、アフリカのジャングルでゴリラを追い続ける「ゴリラの山極」さんが、人間社会を問い直す。海や山の豊かな自然と共生してきた日本人が、なぜ70年代以降、山を切り崩し、海岸線をコンクリートで固め、自然を破壊してしまったのか。日本を覆う沈滞ムードの正体は何か。虫とゴリラの目で、情報化する現代社会に警鐘をならし、新しい形での自然と共に生きる道を模索する画期的な対談集。
  • 哲学の誤配
    -
    誤配とは自由のことである―― 近くて遠い読者に向けたインタビュー&講演録 韓国の読者に向けて語った2つのインタビューと、 中国・杭州での最新講演を収録。 誤配から観光へ展開した東思想を解き明かす必読のテキスト。 韓国の若手論客パク・カブンによる解説も掲載。 日韓並行出版。

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  • 新対話篇
    -
    ソクラテスの対話をやりなおす―― 哲学と芸術の根本に立ち返った本格対談集 東浩紀が2012年以降に行なった対談・鼎談から、 哲学と芸術をテーマとするものを厳選し集成。 対話というもっとも古く原始的な方法で人文知の再起動に挑む10章。 飴屋法水・柳美里との語り下ろしを加えた決定版。

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  • もうイライラしない! 怒らない脳 怒る自分、キレる他人に対処する科学的メソッド
    4.1
    なぜ怒りを抑えられないのか。 目の前の人がキレたらどうすればいいのか? 脳科学を駆使した怒りのコントロールとは? あおり運転やDV、あるいは駅員や店員への暴力など、キレる人が起こす事例があとを絶たない。 怒るのは、人間が持つ本能なので、怒ること自体は悪くない。 しかし現状は 「怒りを抑えられない」人が増えているようだ。 誰にとっても身近なテーマである怒りについて、 その正体や抑制法、また、怒る人への対処法まで 脳科学のアプローチから解説する。 もともとは怒る人だった著者が、 いかにして「怒らない脳」を獲得していったのか。 ストレス、プレッシャー、ヘイトから自分自身を 守る習慣とは? 脳科学に基づいた、 怒りをコントロールするノウハウが満載。 ◆自分のイライラを抑えるには、 笑顔になる、負け惜しみをする、おいしいものを食べる…… ◆カーッとなった相手の怒りを抑えるには、 先に謝る、ゆっくり話す、逆質問する…… ◆理不尽な相手にカドを立てずに、 こちらの言い分を伝えるには、 ガッカリする、他人の失敗例を言う、敬意を表す…… ◆怒らない脳に変わる習慣を身につけるには、 雑談する、ながら仕事をする、成功した人を祝福する……
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 脳の話
    3.7
    1巻935円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ、脳から意識が生まれるの? ひと目ぼれは、どうして起きる? 頭がいいって、どういう人? 人の脳は不思議でいっぱい。身近な疑問でナゾを解明! いまだに解明されない現代科学最大の謎といわれる脳。脳を知ることは、自分自身を知ることです。テレビや雑誌など、さまざまなメディアで活躍する脳科学者の著者が、脳の働きや仕組みを最新のトピックスや知識を使い、図解を交えてわかりやすく解説します。脳力を最大限に発揮させる方法から、「ひらめき回路」の鍛え方、、AI時代の脳の活かし方、脳の機能まで、疑問形式で楽しく読める脳の話が満載。仕事や学習、恋愛、人付き合いなど日常の生活でも役に立つ、脳のエンターテインメント教養本です。脳は自分を映す鏡。人工知能時代に負けない、ヒトの脳の大きな可能性がわかります。 <著者紹介> 茂木健一郎(もぎ・けんいちろう) 1962年生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京大学、日本女子大学非常勤講師。東京大学理学部物理学科、同大学法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学研究員を経て現職。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚のもつ質感) をキーワードとした、心脳問題についての研究を行なっている。
  • 形を読む 生物の形態をめぐって
    4.0
    「この本では、生物の形態を、一般にヒトがどう考え、どう取り扱うかについて、私の考えを述べた。いままで、形態そのものを扱った本は多いが、こういう視点の本はないと思う。」 生物の形に含まれる「意味」とはなにか? 形を読むことは、人間の思考パターンを読むことである。解剖学、生理学、哲学から日常まで、古今の人間の知見を豊富に使って繰り広げられる、スリリングな形態学総論。ものの見方を変える一冊!
  • 骸骨巡礼―イタリア・ポルトガル・フランス編―(新潮文庫)
    3.7
    ローマの教会やリスボンの墓地、パリの大聖堂。南欧の明るい日差しの下、理性的なはずの欧州に、骸骨で部屋を飾りつけた納骨堂や日本では見かけないような奇妙な墓がある。日本人とヨーロッパ人との身体感の相違に着目し、自然と社会における森羅万象に思いを馳せる。意識と感覚の関係を考察し、無言の死体と格闘する「修行」を通じて辿りついた悟りともいえる新境地! 『骸骨考』改題。(解説・髙橋秀実)
  • 脳HACK大全
    3.9
    仕事や生活を便利にしてくれる豆知識としての「ライフHACK(ハック)」が話題だ。本書は、ちょっとした工夫で集中力を高め、生産性、効率を飛躍的にあげる脳HACKを紹介する。HACKは、脳のなかで行われている計算、情報処理の最小単位である、と著者は語る。私たちは、数千、数万のHACKを組み合わせて生きている。散歩、ランニング、記憶法、読書、など日々の生活がHACKそのものである。たとえば何も考えず散歩している時こそ「デフォルト・ネットワーク」が働き、新しい着想を得ることができるという。その他の内容例を挙げると ◎「1時間脳セットアップ法」で、行動を習慣化 ◎前頭葉と側頭葉でアイデア会議 ◎思考のリフティングでひらめきをキャッチ ◎「瞬間集中法」を習慣化する ◎すきま時間は、ペンなどを持って身体を動かす ◎シャワーで感覚遮断を行いストレスから解放される 等々 行動を変えれば「脳の神経細胞がつなぎ変わり2週間で習慣化される!」是非、お試しあれ!
  • ゲンロン10
    -
    批評家東浩紀が編集長をつとめる批評誌『ゲンロン』。第2期創刊号となる今号では、小説家の高橋源一郎さん・政治学者の原武史さんと東浩紀のふたつの対談を収録した「平成から令和へ」、座談会・論考・ブックガイドから知の最前線に多角的に迫る「AIと人文知」の二大特集をお届けします。さらに演出家の高山明さん、海外の若手哲学者であるユク・ホイ、イ・アレックス・テックァン両氏による新連載も開始。第1期以上に社会に結びついた内容となっています。

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  • 結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方
    4.5
    すぐに最良の決断をし、トップスピードで行動に移すには、“すぐやる脳”が必要だ。「課題変換」「脳内To Doリスト」「フロー」……茂木式脳の使い方を伝授する、話題のベストセラー!
  • 脳とクオリア なぜ脳に心が生まれるのか
    -
    『脳とクオリア』に書かれていることは、それなりにオリジナルなことだと信じている。刊行から二十年以上が経った今でも、類書はあまりない。内容も古くなっていない。それは、本書の価値であると同時に、意識研究、より広く言えば脳科学研究、さらには人工知能研究の現状を示しているとも言える。――「文庫版へのあとがき」より*私たちの心の中で起こっていることは、すべてニューロンの発火である。これが、恐ろしく複雑な分子機械である脳の、単純な作動原理でもある。しかし、ニューロンがシナプス結合を通して、お互いに複雑に影響し合うことによって、私たちの心の中には、熱帯雨林の生態系のような豊かなクオリア(質感)が生じる。クオリアが多彩で、柔軟性に富んでいるということは、そのまま私たちの脳の中の情報処理の多彩さ、柔軟性の反映なのである。そして、この一つ一つのクオリアを、私たちの心は、他とは混同しようのない個性をもったものとして捉えている。つまり、私たちが感覚をとおして世界を認識するということは、クオリアの自己同一性を通して世界を認識するということである。クオリアという質的表現が、数字や量による表現とは比べ物にならないくらいの多様なものを感覚し、認識することを助けているのだ。自然科学としての「因果的自然」と、クオリアが表す「感覚的自然」――すなわち「脳」と「心」は、どのように結ばれるのか? 「クオリア」という感覚的自然にとっては自明な属性は、因果的自然と、どう結びつけることができるのか? 私が私であることの不思議、意識の謎に正面から挑む、科学者の主著!
  • 脳がめざめる「教養」
    3.5
    新しい時代を生き抜くために、一生役立つ「教養力」の磨き方をお教えします! 近年、「教養」がブームです。 しかし、教養をテーマにした本の多くに書かれているのは、「静的な教養」=「身につけておきたい知識」。 そういった教養も必要ですが、脳を覚醒させ、激変する現代社会を生き抜くためには、「動的な教養」=「問題を解決し、より自由に生きるための知恵」も必要です。 「静的な教養」と「動的な教養」、2つの教養を磨くことで、脳の「紡錘状回」に「教養のビッグデータ」が形成されていきます。 脳の中の「教養のビッグデータ」は、AIに負けない、人間ならではの新たな価値を生み出す力や、どんな環境にも負けない突破力をもたらしてくれます。 この脳のビッグデータを蓄積するためには、「広く知り、深く知ること、そして常識を疑うことが大切」と茂木さんは言います。 そこで本書では、世界を広く知るために何をすべきか? 何についてどのように深く知るべきか? そして常識を疑うとはどういったことか? を分析し、一生役立つ教養の磨き方を解説! 教養を磨くのにおすすめしたい本も多数紹介しています。
  • ど忘れをチャンスに変える思い出す力 記憶脳からアウトプット脳へ!
    3.8
    記憶力がいい=頭がいい、IQが高い=長期記憶の量が多いは間違いだった!情報過多の現代、脳の記憶回路と創造性に不可欠なパワー「思い出す力」のすべて。著者実践の新しい脳の使い方。
  • がんから始まる生き方
    4.0
    血液がんにかかり、危うく見落とされそうになった柏木氏。その治療をサポートしたあと自分のがんを発見し、手術を受けた中川氏。2人を仲介し、「自分もがんの2つや3つはある」という養老氏──この3人が再会し、患者・治療者・助言者というそれぞれの立場から、医者と患者の未熟さ、統計的思考の危うさ、日本人の死生観までを大談義。がんのタブー視をやめ、患者の生き方を大胆に提案する、今までにない「がん体験指南書」!
  • 生きる──どんなにひどい世界でも
    5.0
    「一人で死ねばいい」そんな言葉が飛び交う今に送る一冊。 生きづらさの正体は何なのか──。 現代社会の病理はどこにあるのか──。 脳科学者と臨床心理学者の対話と考察から、 「いのち」が動きはじめ「世界の見え方」が変わります。 《プロローグ》 生きることを照らすために 茂木健一郎 君に生きていてほしい 長谷川博一 ■第1章■なぜ この世界は生きづらいのか 「生きづらさ」はどこから来るのか? どの記憶にアクセスするかで人格は定義される 人を分類することが「生きづらさ」につながる 大事なのは見立て後の「寄り添い」 カウンセラーは魔法使いではない 「異質な他者」への攻撃はなぜ起こるのか 附属池田小事件の宅間守との接見でわかったこと 人間に自由意志などない? ■第2章■なぜ ありのままで生きられないのか スタンダードな「世間」と自分の立ち位置 社会のど真ん中にいる人も苦しさを抱えている カウンセリングの目標は「自己受容」 すべての「個性」はフラットである 特殊な能力をもっている子もそうでない子も全く対等 自分の人生の中では誰もがみな主人公 「自己受容」と脳の関係 ■第3章■なぜ 社会や世間に追い詰められるのか SNSでの攻撃は個人的な「怒り」の投影? 理屈は感情を「後追い」する 「人間」への興味が薄れる時代 何者でもない自分が許されにくくなっている 社会の中でのポジションは自己肯定に必須? みんな、なんのために「ちゃんとしてる」の? 「ゲーム」依存は病気で「将棋」依存が病気じゃないのはなぜか プリンシプルよりも世間の空気が優先される日本 原石のような子どもたちと、彼らを取り巻く「リアル」 今、世界はスマホの向こうにある 《モノローグ》 忘れている「自分」と結び合う 茂木健一郎 苦い思い(カウンセリングの現場から) 長谷川博一 ■第4章■これからの世界はどう変わるのか 歪んだ社会を生きる子どもたち 人間のポイント化と人工知能による選別 究極の人工知能は揺らげない 科学が扱えるもの、科学では扱えないもの メッセージ・イン・ザ・ボトル ■第5章■新しい世界を生きるために 今いる場所で何ができるのかを考える アインシュタインの「弱さ」は誰も責められない 子育ての最大の目的は、親の影響が0に近づくこと? 私たちの脳はいつだってやり直せる ピッチの上を必死で走り回るように生きたい 《エピローグ》 人生が虚無だとしても 茂木健一郎 決めてしまわないこと 長谷川博一
  • 昆虫
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最新の情報はもちろん、楽しく読めるQ&Aも豊富に収録されたいちばん新しい昆虫図鑑が登場! ”もっと知りたい!”という知的好奇心を刺激する深掘りコラムや、迫力のある生態写真で、臨場感あふれる昆虫図鑑になっています。約1000種の美しい標本写真は、昆虫採集にも活躍します。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • テーマパーク化する地球
    -
    哲学し、対話し、経営する 悩める批評家の軌跡 ぼくたちは、 人間であり続けるために、 等価交換の外部を いつも必要としている 批評家として、哲学者として、そして経営者として、独自の思索と実践を積み重ねてきた東浩紀。その震災以降の原稿から47のテクストを選び出し、「世界のテーマパーク化」「慰霊と記憶」「批評の役割」を軸に配列した評論集。世界がテーマパーク化する〈しかない〉時代に、人間が人間であることはいかにして可能か。平成に併走した批評家が投げかける、令和時代の新しい航海図。

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  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 作家はなにゆえ猫を愛す?NHKの人気番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」が一冊になった!作家が語る愛猫との暮らしがオールカラーで楽しめる。番組のための書き下ろし作品も収録。
  • 草木の生起する国 梅原猛インタビュー 聞き手・東浩紀
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    2019年1月、哲学者の梅原猛氏が93歳で亡くなった。 西洋哲学から出発し、仏教思想、古代史とフィールドを広げ、「梅原日本学」と呼ばれる独自の地平を切り開いた。初期の『地獄の思想』や『隠された十字架』から晩年の主著『人類哲学序説』まで、50年間にわたり発表された著作は枚挙に暇がない。 東日本大震災の翌年、東浩紀が聞き手となってインタビューが収録された。 震災と原発事故に対する思いに始まり、梅原氏の哲学的来歴、そして洋の東西を超えた「人類哲学」の構想について、46歳の年齢差を超えて交わされた対話。そこには氏の思想の根底にある人間観・文明観が語られている。 2万字のロングインタビューに加え、東浩紀による追悼文と著作紹介を収録。圧倒的スケールで展開された梅原哲学のための、最適の入門書。電子書籍オリジナル版。 【目次】 はじめに インタビュー「草木の生起する国」 梅原猛 聞き手・東浩紀 追悼・梅原猛氏をしのんで 東浩紀 梅原猛の世界 東浩紀 初出一覧 著者プロフィール

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  • なぜ日本の当たり前に世界は熱狂するのか
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    アニメからこんまりまで、世界が日本を絶賛する理由は脳科学で解明できる。「礼賛」でも「自虐」でもない、著者渾身の日本人論!
  • 本当に頭のいい子を育てる 世界標準の勉強法
    4.1
    テストの点が上がる、自分から学べる子に育つ、世界で活躍できる力がつく……東大・京大合格者多数の名門校取材&脳科学でわかった究極の「オールマイティ勉強法」。情報が即座に手に入り、AIが多くの仕事を代替する時代には「頭の良さ」の基準が大きく変わる。重要なのは「自分の頭で考える」力。2020年の大学入試改革も、思考力・判断力を重視した形式に舵を切る。しかし、日本の教育に圧倒的に足りていないのがこの「思考力」を育む勉強だ。本書では、◆東大合格者数No.1の名門校【開成学園】 ◆「堀川の奇跡」と呼ばれ、「探究学習」で京大合格者数を飛躍的に伸ばした【堀川高校】 ◆英語、プログラミング、国語を徹底的に伸ばすユニークな小学校【YES International School】などへの取材と脳科学によるエビデンスから、新時代の「本当に頭のいい子」を育てるために、家庭で実践できる最良の勉強法を伝授する。これが、従来の受験にも対応でき、自分で考える力も身につく「最強のオールマイティ勉強法」だ。子どもを、来たる「大変化の時代」に活躍できる大人に育てるために、必読の一冊。 ●第1章 脳が喜ぶ究極の勉強法―「探究」 ●第2章 超進学校ほど、探究を実践している堀川高校/開成学園/YES International School ●第3章 「本当に頭のいい子」の親が家庭でやっていること ●第4章 「超地頭力」を鍛える5つの習慣 1.探究心の鍛え方 2.続ける力(=グリット)の鍛え方 3.集中力の鍛え方 4.記憶力の鍛え方 5.思考力の鍛え方
  • 日本人にとって聖地とは何か
    3.0
    多年、聖地巡礼を実践してきた内田樹と釈徹宗が、3名の碩学と争った聖地論争。 脳科学、歴史学、宗教人類学の視点から「日本人と聖地」の関係性を探る! ◎内容 第I部 VS茂木健一郎 「日本人における聖地とは?」 第II部 VS高島幸次 「大阪の霊的復興」 第III部 VS植島啓司 「日本の聖地の痕跡」

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  • 孟司と誠の 健康生活委員会
    4.0
    「日本人は世界一、健康だ!」 OECDの調査で、「自分を健康だと思う人」の数が世界一少ない日本。世界に冠たる長寿国でなぜ? 医の賢人二人が、そのカラクリを説き明かす。 ・長生きは医療のおかげ、ではなかった! ・血圧を下げると死亡率は3割上がる ・血糖値をコントロールすると早死にする ・腸内フローラはコントロールできない ・サプリメントの成分は胃でバラバラに溶ける ・ピロリ菌の除去で総死亡率は上がる ・女性の長生きは水道水の消毒から ・がんが「病気」とは限らない ・患者が死ぬのを見たことがない医者 ・放っておけば治るものと老化現象に薬を使う ・医者が「このままでは死ぬよ」とウソをついて脅す ・一粒で長い間効く薬は危ない 深刻なのは健康状態ではなく、医療の劣化だ。

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