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「希望は自分のなかにある」。毎日新聞に掲載された名物書評が待望の書籍化! 養老先生が今、本を通して人びとへ伝えたいメッセージとは。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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Posted by ブクログ
仕事というのは合ってると合ってないがあって、社会が形作られていく過程で必要になってその仕事が生まれる。 社会に必要とされている形になって働いていくわけだから、「自分に合った職業がない」というか、自分のための職業がないというのはズレた考え方であって、そもそも若い段階で自分は何者なのかとかを決めつける...続きを読むことも必要ない。 真理というのは安易なものではなく面倒でかつ複雑なものである。 一言で片付けられるようなものは真理ではない…みたいなことが今日読んだ養老孟司先生の本に書いてあった。 私の記憶だから正確ではないものの、養老先生のように自然体でありながらもう…存在そのものが価値なんじゃないかって思わせてくれる人もいる。 自分を社会に適応させるために努力しなければいけない。 やりたいことを職業にするにあたっては、それに付随してやりたくない仕事がどんどん発生するもの。 「死体を相手にずっと仕事をしていればね、そういうことくらいはわかってくるのですよ…」的な洒落まで添えてあるという。 洒落じゃなくてあの人は解剖学者だった。 養老孟司さんも40代で作家の活動を始めて還暦を超えて初めてヒット作を世に出した。 そういうこともあるのだから自分は何者なのかなんて早めに決めてしまわなくていい…そう言われるとなんだか元気は出てくるし、あの人しか持ちえない説得力がありますね。 この本自体は長年にわたって養老孟司さんが連載されてきたコラムの書籍化らしいのだけど、その期間が2004年から。 そしてこの本が出たのは去年。 なんというロングスパン。 長い間連載されていたのもすごいし、このたび書籍化されたのもすごい。 次に読みたい候補の本がいくつもできました。 やはり本の形にしておくことは大切で有効な過程だ。
講演会聞いて興味を持って養老孟司さんの本を読んでみようと 色々なジャンルのオススメ本が書いてあってどれも視野が広くなりそうな感じで面白そう 紹介された本を読んでいってみたい
この本は書評だが、「へぇ、面白そう!読んでみたい!」と思わせるような書評ではない。養老先生がどんな本を、どんなふうに読むのか、つまり、養老孟司という人の脳を読むための本である。
自分が裁量権を持っている 何を裁量すべきか、それを選択することが、どうやらいちばんむずかしいらしい。 「君は人生を裁量しているか」が一番刺さった。
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