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Posted by ブクログ 2019年01月14日
「バカの壁」シリーズの前作から8年ぶりに書かれたもの。
東日本大震災や原発、政治、最近増えている日本国内でのデモにも触れられていて、著者の考え方はかなり参考になる。
メタメッセージのあたりとか、なるほどと手を打ってしまった。
『自分』やそもそも人間いうのは、やはり自然なもの。
自然にもっと触れたい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月10日
解剖学者として培ってきた養老孟司さんなりの意見なので、評価自体は読む人の生き方や信念、思想に左右されてしまうんだろうけど、一つ一つの単元に対する考えを知ることができるというのは、一つの価値だし、そういう点で素晴らしい本だと思った。
特に、自殺者が増えている日本、自分は自分だけのものではないという共有...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月25日
確固たる「自分」というものはいるのか。
そんなのはいないのではないか。
というのが筆者の主張です。(養老氏は他の書籍でも同様のことを述べています)
「自分」なんてない。自分は他者と社会と他の生物と地球と繋がっているし、変化しているんだ。
大事なのは「人といかに違うか」ではなく、人と同...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月14日
体調が上向く布石となった価値ある本。自分なんて分からなくて当たり前との記述が目から鱗でした。
『自分探しなんてムダなこと』
『自分とは地図の中の矢印である』
『自分以外の存在を意識せよ』
本文中のこれらの意見に浸るうちに、脳みそが柔軟体操をしてるかのごとく、グニャっとして楽になります。
養老孟司さん...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月06日
「自己」についての意識について考えさせられた。
西欧の「個性」「自己主張」が善とされ、それを日本にも取り入れようと教育や社会で「自分らしさ」が叫ばれているけれど、日本には自己をなくし共同体で生きる文化が根付いているという文化的背景を無視したまま他の文化から来た価値観を取り入れるのは、一旦ちょっと待...続きを読む
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