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自分を自由にしてくれる
養老流ものの見方、考え方。
「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」。
じゃあ説明してみましょうか、ということでこの本が始まりました。
それなら私が「わかるとはどういうことか」わかっているのかと言えば、「わかっていない」。「わかって」いなくても、説明ならできます。
訊かれた以上は、何か答えるというのが、教師の抜きがたい癖なのです。(本文より)
学ぶことは「わかる」の基礎になる
考えることが自分を育てる
ものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか。
養老先生は子供の頃から「考えること」について意識的で、一つのことについてずっと考える癖があったことで、次第に物事を考え理解する力を身につけてきたそうです。
養老先生が自然界や解剖の世界に触れ学んだこと、ものの見方や考え方について、脳と心の関係、意識の捉え方について解説した1冊。
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Posted by ブクログ
会社にいてマネジメントを齧ると、人間がすごく単純なもののように感じられてきていました。
30分〜1時間の1on1のなかで交わした言葉と、
3ヶ月に1回の評価で、5行くらいに収める言葉
それが全て。
その中身も結局平準化された業務から大きく逸脱しないので、よりパターンが限られてくる。
この本を読んでみて、情報社会の中で、不変的な言葉に人を当てはめようとするから、そういうことになるということがわかりました。
これからも会社にいる以上、そこから大きく外れるようなことはないと思うけど、
人は変わる。
今日と明日のあなたと私は違う。
人をわかった気になることはないように努めていこう、と心に刻みました。
Posted by ブクログ
・人間は「同じ」ということがわかる。
・人間は変わり続けている。しかし、情報は同じまま
・知るというのは変わるということ。部分的な自分が死んで、新しく生まれ変わるということ。
・記号化してその他のものをみなくなっている社会。
・私たちは全員世の中に遅刻している。
・日本語で人は人間。人と人との間。つまり、世間がセットになっている。
これは日本だけ。
だからこそ暗黙のルールが多い。
・自分も人も変化している。
・対人の世界と対物の世界
・統計や情報で本人不在の社会。
・情報は変わらないが、人は変わる。
・脳とAIの違いは、体があるかないか。
・大人は、子供が好きなことをしている時に、それが何のためかという無意味な質問を繰り返す生き物。
・動物はほとんど絶対音感。
感覚よりも意識が優位になった。
・答えが見えないことをいうと無責任になる。でも、あらかじめ答えがわかっていることなんて、ちっとも面白くない。
Posted by ブクログ
都市化、現代化とは脳化の社会である。究極の脳化ともいえるSNSを代表として、言語が中心となり、身体がおざなりにされている。「ああすれば、こうなる」という合理性、必要十分条件が明確な社会において、曖昧さ、不確実性はもはや悪となっている。
しかし、人間は身体をもち、脳との調和によって生きている生物である。自然と共にある意識を欠いて、パソコンに代用されるような存在で良いのだろうか。
明確な答えはないが、自然を受け入れ、自分や環境を手入れして、生活していくしか無いのでは無いだろうか。
都市は人間の人間による人間のための空間である。そこに居続けることは、自分を交換可能な部品に貶める行為に思えてならない。
自然と共に、孤独を愛し、努力と根性と忍耐によって自分の世界を整え続けていきたいものだ。
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