【感想・ネタバレ】ものがわかるということのレビュー

あらすじ

自分を自由にしてくれる
養老流ものの見方、考え方。

「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」。
じゃあ説明してみましょうか、ということでこの本が始まりました。
それなら私が「わかるとはどういうことか」わかっているのかと言えば、「わかっていない」。「わかって」いなくても、説明ならできます。
訊かれた以上は、何か答えるというのが、教師の抜きがたい癖なのです。(本文より)

学ぶことは「わかる」の基礎になる
考えることが自分を育てる

ものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか。
養老先生は子供の頃から「考えること」について意識的で、一つのことについてずっと考える癖があったことで、次第に物事を考え理解する力を身につけてきたそうです。
養老先生が自然界や解剖の世界に触れ学んだこと、ものの見方や考え方について、脳と心の関係、意識の捉え方について解説した1冊。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

人間自体が自然のものなのに都会のように人工物に囲まれて生活しているとおかしくなってくるのは当然だという。なるほど。そういえば自分も東京で生活していた時、肉体も精神も疲れてくると井の頭公園内の動物園によく行ったものだ。どこかで窮屈なものを感じていたのかもしれない。
読後に少し肩の力が抜けた気がする。

0
2025年10月23日

Posted by ブクログ

すごく面白かった。野山を駆け回った田舎育ちだからか共鳴できることが多く、うるうるとした。途中、腑に落ちず?マークが浮かぶところもいくつかあり、また少し経ってから読み直すことが楽しみ。

0
2025年08月26日

Posted by ブクログ

・人間は「同じ」ということがわかる。

・人間は変わり続けている。しかし、情報は同じまま

・知るというのは変わるということ。部分的な自分が死んで、新しく生まれ変わるということ。

・記号化してその他のものをみなくなっている社会。

・私たちは全員世の中に遅刻している。

・日本語で人は人間。人と人との間。つまり、世間がセットになっている。
これは日本だけ。
だからこそ暗黙のルールが多い。

・自分も人も変化している。

・対人の世界と対物の世界

・統計や情報で本人不在の社会。

・情報は変わらないが、人は変わる。

・脳とAIの違いは、体があるかないか。

・大人は、子供が好きなことをしている時に、それが何のためかという無意味な質問を繰り返す生き物。

・動物はほとんど絶対音感。
感覚よりも意識が優位になった。


・答えが見えないことをいうと無責任になる。でも、あらかじめ答えがわかっていることなんて、ちっとも面白くない。

0
2025年08月04日

Posted by ブクログ

繰り返し読みたい 
ものすごく読みやすい。読み返したいところに付箋をつけたら、たくさんついてしまった。
本当に好きかどうかなんて分からない。でも好きだと割りきった方がストレスはたまらない。そうやって仕事を覚えていくと、自分の好みがもっとはっきり見えてくる。
学ぶとは自分が変わることだなと、本当にそう思う。
若い人にも読んでもらいたい。

0
2025年12月05日

Posted by ブクログ

 都市化、現代化とは脳化の社会である。究極の脳化ともいえるSNSを代表として、言語が中心となり、身体がおざなりにされている。「ああすれば、こうなる」という合理性、必要十分条件が明確な社会において、曖昧さ、不確実性はもはや悪となっている。
 しかし、人間は身体をもち、脳との調和によって生きている生物である。自然と共にある意識を欠いて、パソコンに代用されるような存在で良いのだろうか。
 明確な答えはないが、自然を受け入れ、自分や環境を手入れして、生活していくしか無いのでは無いだろうか。
 都市は人間の人間による人間のための空間である。そこに居続けることは、自分を交換可能な部品に貶める行為に思えてならない。
 自然と共に、孤独を愛し、努力と根性と忍耐によって自分の世界を整え続けていきたいものだ。

0
2025年01月30日

Posted by ブクログ

本のタイトルである『ものがわかるということ』ってどう言う事だろう?と思い、本書を手に取りました。

何でも単純に明確にしようとすれば理解できると思っていましたが、どこかに正解があるはずと思い込み、意味のないものに意味を見出そうとしたり、理解できなくても良いものを理解しようとしたりしていたのだなぁと、改めて考えさせられました。

また今までは自我と言う考えに近かったので、心で相手に共感するから心は同じもので、身体が個性であると言う考えは新鮮でした。

身体の感覚に従う、時にはファクトやエビデンスすら疑う。やるべき事をやる忍耐が必要。など、程度の問題では大切ですが、行き過ぎれば良くないのでは?と言う事も書かれたりして面白かったです。

0
2024年07月27日

Posted by ブクログ

自分で体験した感覚を大事にして、まわりと比較してどうこうという価値観に囚われないようにしようと思った。わかったつもりにならずに変化していく前提を忘れずに自分の変化も他人の変化も喜べるような人間になりたい。

0
2024年07月13日

Posted by ブクログ

わかるということの答えは載っていません。
これは、ヒント本です。
答えのないものは考えれば考える程に新たな疑問が出てきます。
養老先生の語りの中で、答えは一人一人違う形で存在することが、わかりました。
考えることは楽しいですね。

0
2025年11月23日

Posted by ブクログ

# わかる・わからないの狭間で、人間に戻る

## 面白かったところ

* 「人間」はという漢字は人と人の間に世間がある。というような明文化されていない哲学チックな話が散りばめられていて面白かった
* 「わかる」と「わからない」の世界を紐解き、自然と人口、人と物のような対比で考え方を組み替える展開はよかった

## 微妙だったところ

* 環境破壊の話など、無理やり付け加えた感がある話があり残念だった

## 感想

人間が記号になり、眼の前に人間がいるのに記号が求められるワークフローが多くなった。
機会の判断のほうが正確になっていっていることは、自分たち人間の感性・感覚が衰えていることを補う手段としては良い技術である。

だからといって、我々の感性・感覚を鈍らせていいわけではないと強く警鐘を鳴らしている養老先生である。
自然本来の不確実さは、わからないことがおおい。都会に住んで言えると予定調和過ぎて自分自身が動物であり、自然の一部であることを忘れてしまう。

だからこそ田舎に行け。と先生は言っている。わからないことが前提の中でわかることをやる。探す。
考えれば考えるほど哲学や宗教っぽさがにじみ出てしまうが、敢えて先生は宗教の話には突っ込まないようにしていた。

本にすら書きたくないことがあるのだろうか。人生という大きなテーマを考えるには良い一冊だった。

0
2025年11月26日

Posted by ブクログ

結局、ものをわかろうとするには、「努力・忍耐・根性」が必要で、しかもそれは一度わかればお終いではなく、常にメンテナンスが必要である。つまり、「「完全にわかった」はありえないということ」ということはわかった。

それにしても、知識の幅が広くて頭のよい人なんだなぁということをひしひしと感じました。

0
2025年11月16日

Posted by ブクログ

いつもモヤモヤしていた事が、少しスッキリしてきたような感じ。
普段自分が考えていたことが、実はどうでもよかった事なんだと気がついた。
今の子どもが置かれている状況もよくないんだろう。
特に良かったのは、
学ぶとは自分の見方が変わること
西洋と日本で違う自己の考え方
認められたい時に個性にこだわる
じないという前提から始める

とても良い内容だった。
何回か読めばもっとわかる事が多いだろう。

0
2025年09月27日

Posted by ブクログ

養老孟司という人が、どのような人なのかが
"わかる"一冊。読んでも読んでも分からないのですが、何となく、言わんとしていることが分かる気がする、というと程度ですが。笑

理性を外したところに、"分かる"がある。

ああすればこうなる、という、理性的な方程式の外にあるものと過ごし、観察していくうちに、共鳴していく。

現代に生きる私たちは、つい、数字で片付けて、生身の現実を見るのを忘れてしまうけれど、それを思い出させてくれるのは、子どもと自然。


ふぅー。と、ひと息つきたい時に、読むと良い本です。数字で凝り固まり、疲れた私の心が、そこから解き放たれて、改めてモノの見方を考え直すことを、助けてくれます。


数字の情報は変わらないけど、人は絶えず変わり続ける、という言葉は、人生の燈にもなります。


違って、変わって、当たり前だということを肝に銘じていれば、目の前にある物にしっかり目が向くのでしょう。

0
2025年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

分かるような気がするけど、説明しろと言われたら説明できる気がしない。
でもどこかで自分の中で繋がる時がきそうな感じがする、というような内容がたくさん書かれていました。

特に「個性」という言葉に対しての内容はとっても新鮮でした!
「個性」という言葉を聞く時、人の心のような意識だと思っていたのですが、個性とは身体であり、逆に心は共通性を持っているから個性とはまた違う、と。

なぜこれまでこんなにも身体への感覚へ意識を向けてきたことがなかったのだろうか、身体への感覚を大切にしてきてこなかったんだろうと、不思議に思うほどです。

0
2025年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

90ページあたりからがいい。その前で読むのやめようかと思ったけど読んでよかった。
手帳にメモる。

「私」は変わるんだから本当に好きなことなんてわからない。
「自分」は探すのではなく創るもの。自分を創りたかったら自分で自分を変えればいい。外国に行かなくても新しい自分と出会って楽しむことができる。

根底から覆されるってほどじゃないんだけど、凝り固まった自分の考えにすこーし風穴があいて、楽になるんだな、なんでもありさと思えるというか、そもそも無理なんだよ無駄なんだよと気付かされるというか…

虫には全然興味はないけど、虫が大好きな養老孟司とヤマザキマリには惹かれるんだよな〜

0
2025年04月23日

Posted by ブクログ

ちょっと何度も読まないと分からないところもありましたってことで、星4つ。
養老孟子さんの本を初めて読みました。
自然に触れることって大事なんだなと。。
スマホばっかり見ないで。たまには外出て自然にふれなくては。。
他の本もまた読んでみたい。

0
2025年04月16日

Posted by ブクログ

読みやすくあっという間に200ページ読めてしまった。概ね養老先生の書物の意見にはいつも同意見で「同世代でこのような考え方の人に出会えたら」と思うのだが、最後の章にある「共鳴」という言葉はこれまで自分の中で言語化されていなかった感情にラベル付けがされたような思いだ。
ただ同意見だからといって盲信せず、まだまだ多くの事象を疑い続けていきたい。そう思える本だった。

0
2025年03月18日

Posted by ブクログ

養老さんの考えかたは「そうだな」と受け入れてしまうことが多い。

「知っている」と「わかっている」は違う。
「あいつなら知っている」と「あいつのことならわかっている」はずいぶん違う。
人生を振り返ってみると、わかろうわかろうとしながら「結局はわからなかった」という結論に至るそうだ。

脳への入力は五感。
見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わう。
対して出力は筋肉の運動だけ。
だから「体育」というものがある。

とか

技法を勉強しても教養にはならない。
知識が増えても、行動に影響がなければ、それは現実にならない。

など、哲学的なつぶやきが書かれている。

養老さんは自身の本に対して「なんか、ぶつぶつ言ってますね」という感想をよく聞くそうだ。
読んだ人が適当に解釈してくれればそれでいいと思って書いている。
完全に他人と通じ合えることなどないのだから、いい加減でもいいと割り切ると何となく伝わった気になる。
自分の考え方を理解してもらおうという気もないようで、あとは読者の感想におまかせというスタンスだ。

世の中には平均的な価値観というものがあって、子供の頃から自分は世間の常識から外れていると感じていたらしい。
自分自身のことすらよく分からないのに、自分以外のことなんてわかるはずがない。

わかるということは、どういうことか?
考えていくと、宗教の世界になってしまう。 … 結局、わからなかった。

0
2024年11月17日

Posted by ブクログ

もうすぐ、40代が近づいてくると頭の動き身体の動きともにわかったつもりになりがちだと感じておりこの本を読みました。

わかるということは、現在を認識、考え、行動ができることだと私は思います。

この認識が、年を重ねるごとに浅くなりわかったつもりになってしまっていることに気づかせてくれました。
 まずは、身体で体験し認識を深ることから始めていきたいと思います。

0
2024年11月03日

Posted by ブクログ

他人のことを理解できないのは、人によって前提が違うから当たり前であるという言葉によって、人と付き合うのが楽になった。

人や環境を見抜く感性を磨くために、定期的に田舎に行って自然と触れようと思った。

0
2024年10月03日

Posted by ブクログ

自分自身の物差しを持って物事を語ることができるようになれるのはいつになるだろうか。
そんなことを感じさせる一冊でした。

0
2024年07月14日

Posted by ブクログ

【個性とは身体である】
部分的に、なるほどと感じたり、目からウロコが落ちる箇所はあったが、本全体を通して「ものがわかるということ」についてわかったかと言われると、さてよく分からなかったなぁ…。そしたらあとがきの冒頭に「わかる」ということがわかっていただけたでしょうか。そんなわけないですよね。と書いてあって、その通り!と笑ってしまいました。
目からウロコ 一例を挙げると、個性とは身体である、という一節。個性とは心ではなく身体なのだと。言われてみればそうかも?

0
2025年11月23日

Posted by ブクログ

改めてこの年になっても何にもわかってない
という事を考えさせられる良書、さすが養老先生

・脳化社会
・身体の大切さ

0
2025年09月12日

Posted by ブクログ

難しい
養老孟司さんの表現する概念とか価値観とかが自分の中にないもので、新鮮とも言える

好きな本、受け入れやすい本を読むのもいいけど、
合わない本、理解が難しい本を手に取るのもアリ

考え方が新鮮で、その中に発見や気付きがある

とは言え、内容の理解がうまくいかないので、
そのうち気が向いたらまた読んでみる

かもしれないし、もう、読まないかもしれない

0
2025年09月10日

Posted by ブクログ

人も自然も手入れが必要と書いていて、自分の経験と一致していると思った。ひとりの人の意見として面白かった。

0
2025年07月31日

Posted by ブクログ

読み終わって、わかったような、わからないような、だけど、確かに得るものがある本だった。

頭と身体、両方で経験して、はじめて"わかる"ということ。それから、人工と自然のバランス。

現代人は("東京の人は"かな、いや、"私は"かも)、あまりに"頭"、"人工"の割合が大きすぎる。
体を使うこと、自然を感じることが私には少なすぎることに気づいた。

体得すること、回り道すること、時間をかけることの大事さを考えさせてくれた。
普段は効率やコスパばかり考えるけれど、それだけで良いのか、この事はあえてもっと時間をかけてもいいのではないか、と考えながら動くことにしよう。

0
2025年06月11日

Posted by ブクログ

わかる話もあれば、わからない話もあった。
最近、脳科学に関する本を読んだ身としては、そこで得た脳科学の知見に対しても別の視点をもたらしてくれた。著者は解剖学者だが、ものごとを考える視点は哲学的。だから言っていることがわかる部分もあれば、何を言いたいのかわからない部分もあれば、言いたいことはわかっても同意できない部分も…。
けれど最近読んだ本は「わかる」ものが多かったため、わからない部分が残る読書体験は久しぶりで、興味深かった。また数年後読んでみたら、わかる部分やわからない部分が変わっているのだろう。

一つわかったこととしては新たな視点を得ると、世界がこれまでと違って見えるということ。
悩んだときや不安に陥ったとき。そういう場面で為すすべがなく、迷宮に迷い込むことが私はまだまだ多いが、今までと違う視点を持つ自分になれば、世界が変わらなくても捉え方や接し方を変えていける。それが「知るとは自分が変わること」なのだろう。


著者は自然に触れて実感をもって「わかる」体験を、子どもも大人もすべきと説いている。「わかる」とは都市での生活や昨今の人の思考がいかに本来の人のあり方とかけ離れたものであるかに気づくことで、いま抱える悩みについて新たな視点が得られるだろうと。

東京へ来て、車を持たないようになってから、自然に行く機会が一気に減った。家にいても生活に必要なものや気軽な娯楽は調達できる時代になった。
元々、虫や自然に興味のある著者が「自然に行け」と説いても、わざわざ休日に出向いてその不便さも含めて体験しようとする現代人は少ないだろう。よく聞くお年寄りの意見だなぁ…と鼻白んでしまったが、そんなに言うならと今度の休みにでも自然に触れてみたいと思った。

西のほうへ行けば東京でも自然は多いが、不便な自然と関わる情報は経済効果が高くないからかメディアやSNSであまりフィーチャーされない。自然に触れる入り口として、気軽にアクセスできる自然がもっと着目されれば、休日の過ごし方の一つとして、ショッピングセンターやジムだけでなく、自然に身をおいてリフレッシュする都会人が増える気がする。


以下、印象に残った話。

ー 聞くだけでは話せるようにならない
脳への入力と脳からの出力。その2つがあって初めて「学習」が成り立つ。だから見るだけ、聞くだけなどと脳への入力だけでは習得できない。

ー 知るとは自分が変わること
「あなた、がんですよ。せいぜい保って半年です」と言われたらどうなるか。宣告され、それを納得した瞬間から、自分が変わる。世界がそれまでとは違って見える。このとき、世界が変わったのではなく、見ている自分が変わったのである。知るとは、以前の自分が部分的に死んで、生まれ変わること。

ー 早く大人になれと言われる子どもたち
いまの世界で、子どもにはまともに価値が置かれない。価値や意味を重視する都会人にとっては、幼児期とは「やむを得ないもの」。子どもがいきなり大人になれるわけがない、でも、いきなり大人になってくれたら便利だろう。どこかでそう思っているふしがある。
ところが田舎の生活から考えたら、子どもがいることや育つまで「手入れ」することは当たり前のこと。

ー 自分は探すものではなく創るもの
仏教の修行に、比叡山の山中を1000日ただひたすら走る、千日回峰行がある。それを終えると「大阿闍梨」という称号がもらえる。
お坊さんが走り回ったところで、一文にもならないし、誰に頼まれたわけでもない。しかし走り回った挙句の果てに、本人が変わる。修行の後に出来上がる唯一の作品が大阿闍梨本人。
先に生まれた人がやってきた伝統に巻き込まれてやってみる。やってみる前と後で本人がどこかしら変わる。そうやって変わる自分を創っていく。自分とは「創る」ものであって「探す」ものではない。
どんな作品になるかわからなくても、ともかくできそうな自分を創ってみるしかない。大切なことは、体験することでしか分からない世界を身をもって知ること。

ー 人疲れしたときは「対物の世界」に
世界は見方によって、「対人の世界」と「対物の世界」に分けられる。最近は対人の世界が中心になっており、人からどう見られるか、どう付き合うかということに関心が向けられている。
人疲れしている人は人間でないものを相手にすればいい。自然のなかで、黙々と手を動かして土でもいじっていれば何かを感じる。対人の世界と対物の世界を行き来すると、心のバランスも保ちやすい。

0
2025年05月17日

Posted by ブクログ

忘れていた人間らしい生活、感覚をわかりやすく語ってくれてます。

現代の人間が作った環境で生活していると、見えなくなってしまったものがあるなぁと気付かされる内容でした。

次世代まで引き継いでいきたいです。

0
2025年04月22日

Posted by ブクログ

やってみる
変化のあるのが人間
心は皆同じ、外見が個性。
もっと自然のある場にいこう。
結婚は人との違いを認める、許すことが大切!

0
2025年01月09日

Posted by ブクログ

文章のテンポが良くて読みやすかった。
つい頭で考えがちだけど、実際に自分自身で体験してみないと、わからない事ばかり。
体験する。よりも、スマホ見てることが多くなってるなと、自分を振り返りました。
ネットの情報を鵜呑みにせず、まず自分で行動してみたいと思わされた。視野を広く自分の感覚を信じて変化をおそれずにいたい。

0
2025年01月09日

Posted by ブクログ

なるほどなーと納得する部分もあったが、断定的に「こうなのです」と言われると「違うんじゃないか?」と反抗心がムクリと湧き出てきてしまう。おそらく作者と私は共鳴しなかったのだろう。

0
2024年12月05日

「エッセイ・紀行」ランキング