産業・交通作品一覧
-
5.0
-
4.6
-
4.52010年で既に180兆円以上、2020年には350兆円以上に。空前絶後の世界のグリーンビジネス市場で、日本企業はいかに戦うべきか。エキスパートたちが海外&日本企業のケースを基に徹底解説。 【主な内容】 第1章 現在進行形の「グリーン革命」 第2章 グリーン革命がもたらすもの 第3章 周回遅れの日本企業 第4章 グリーンビジネス市場の構造と市場機会 第5章 変貌するグローバル・グリーンビジネス市場 第6章 先行する企業の戦い方 第7章 日本企業がグローバル・グリーンビジネスで勝つために
-
4.5各地のご当地産品を商品として開発したり、まちそのものの魅力を高めたりする、「地域ブランド」のことが基礎からよくわかる解説書。地方分権が進められるなか、地方が生き残るために、高価格でも消費者に選ばれる付加価値のあるご当地産品の開発が全国で進められています。本書では、京野菜や神戸ワインなど、具体的な地域産品を取り上げながら、地域ブランドについて考察を深めていきます。この本は、大きく理論部分と実証部分に分かれています。理論部分では、コトラーやアーカーら先人の代表的な研究をもとに、ブランディングとマーケティングの基礎知識をひととおり押さえています。実証部分では、地域についての実際のアンケート調査をもとに、まちのイメージと商品開発の可能性についての相関関係について検証します。地域のマーケティング、ブランディングを基礎から学びたい方にぴったりの一冊です。
-
4.4「鉄道員魂」著者の唐池は、夜を徹して復旧にあたった自社の社員をこう評して、頭が下がる思いだと記した。熊本と大分を襲った大地震で運行を取りやめていた九州新幹線を、13日という短期間で全線運転再開を果たしたJR九州。JR九州の歴史は「逆境から立ち上がってきた」歴史でもある。JR九州の市場には首都圏も新幹線もなかった。そんななか、「ななつ星」「ゆふいんの森」「指宿のたまて箱」「あそBOY」といった「デザイン&ストーリー列車」、韓国・釜山と博多を結ぶ「ビートル」、行列ができる居酒屋・レストラン…。JR九州の大躍進は、鉄道の枠を超えてとどまるところを知らない。それは唐池恒二というリーダーの役割が大きい。機関車のように夢に向かって突き進むJR九州と唐池恒二は、なぜやることすべてを成功に導くことができたのか。そのすべてを本書では明かしている。日本の躍進を目指して立ち上がると決意したJR九州。その経営と将来からますます目を離すことはできない。笑いと涙と感動、そしてためになる。こんなビジネス書、見たことない。
-
4.4工学とは「ものつくりの科学」である。動力を効率よく伝達する歯車の歯型はどのような曲線なのか。蒸気機関が出せる動力と効率は何によって決まってしまうのか。オイラーは伸開線によるインボリュート歯車を、カルノーは熱の理論を樹立した。「ものつくり」は科学に問いを課し、また科学から方策を授かってきた。本書は、その工学の歴史を、おもに機械工学と力学の話題を中心に展開した。技術開発や研究が最先端に達し、もはや参考となる文献・資料がなくなったとき、その解決のヒントは歴史のなかにある。幕末維新や近代日本に関する研究成果も意欲的に取り入れた力作。資料・図版を多数収録。
-
4.4ボーダフォン買収に続く「光の道論争」、東日本大震災から始まった「自然エネルギーへの挑戦」、スプリント買収による「アメリカ市場への大躍進」といった大舞台の数々で、稀代の経営者・孫正義は、そのとき何を決断し、行動したのか? 衆議院議員からビジネス界に転じ、ソフトバンクの社長室長となった著者が、孫正義と疾駆した8年間3000日にわたる激動の「正史」。 【主な内容】 第1部 携帯事業への参入と「光の道」構想 ケータイ三分の計/大勝負に賭ける/NTTとの対決/「光の道」構想/光の道、公約へ/光の道、通じず 第2部 自然エネルギーへの挑戦 孫正義、「狂」となる/神の意志あり/ユートピアから現実へ 第3部 アメリカ市場への大躍進 アメリカ市場参入の決断/ワシントン大偵察/ワシントンへ「シェルパ」動く/孫正義、都へ行く/世界へ挑む
-
4.4ゲーム業界はどのように形成され、どのような状態にあり、そしてどこへ向かうのか。デジタルゲームの産業、カルチャー、そしてテクノロジーにまつわる24テーマを、各分野のオーソリティが鋭く論じる。業界に関わる人、そして業界を志す人のための必読書!
-
4.4
-
4.3
-
4.3全国に広がる“食べもの付き情報誌”が 「つくる人」と「食べる人」の新しい関係を生みだす 地域の優れた生産者と都市の消費者をつなぐ、史上初の食べもの付き月刊情報誌「食べる通信」は、いまや東北にとどまらず、全国11もの団体が刊行している。 その基盤をつくった高橋博之は何を目指し、どんな思いで全国を駆け回っているのか。 東北から日本の一次産業を変える取り組みとともに、熱いこころざしを語りつくす。 ~~『食べる通信』とは、食べもの付き情報誌です。 編集長である私(高橋博之)が、農家や漁師を徹底取材。 彼らを特集する雑誌が、収穫された食べものとセットで読者に届けられます。 2013年7月。月刊『東北食べる通信』創刊。 海に山に里に東北各地の生産者を訪ね歩き、その生き様を誌面で伝えてきました。 紙面を通じて生産者の思いを知り、その食べものをおいしくいただく。 『食べる通信』を通じてつながった“つくる人”と“食べる人”は、さまざまな化学変化を起こしていきました。 東北から生まれた小さなメディアは、全国の大手メディアから注目を集めています。 現場ではいったい何が起きているのか。 本書は、食を通じた“世直し”をうたう、私たちの挑戦の記録です。~~
-
4.3
-
4.3自然は全部知っている。私は自然が喜んでくれるようそっとお世話をしているだけだ。常識はずれの無農薬・無肥料リンゴ栽培を成功させ、時の人となった農業家が苦難の足跡をたどりながら独自の自然観を語る。
-
4.2石油の価格は、いったい誰が決めるのか? 「今でも石油の価格は、OPECとセブンシスターズ(欧米の巨大石油資本企業)が裏で話し合って決めているのでしょう?」 私たちの生活に大きな影響を与える石油価格。しかし今でもこうした誤解がはびこっている。 商社に入社以来、40年以上にわたってエネルギー関連事業にたずさわり、現在はエネルギーアナリストとして活躍する著者が、石油価格のメカニズムをビジネスマン向けに徹底解説。また、エネルギーに関する海外のオピニオンを紹介しつつ、いまエネルギー事業が直面している構造変化と、それがもたらすであろう国際情勢の変化を論じる。 <おもな目次> ●第一章 原油大暴落の真相 波瀾万丈の2016年が明けた/資源を「爆買い」した中国/シェールオイルの「強靭性」 など ●第二章 今回が初めてではない 資金ショートか、大油田発見か/強欲独占、ロックフェラー/非OPEC原油が勢いづく など ●第三章 石油価格は誰が決めているか OPECとセブンシスターズが裏取引?/市場を動かす「先物取引」/中国勢の価格操作疑惑 など ●第四章 石油の時代は終わるのか 石油が枯渇する心配はない/シェール革命の何が「革命」だったのか/石油は「西から東へ」の時代に など ●第五章 原油価格はどうなる? 長期、短期の需要予測/隠された余剰生産能力/エクソンはなぜ読み違えたのか など
-
4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球温暖化対策の1つとして、太陽光や風力などによる再生可能エネルギーが注目されている。欧米での先進事例を紹介しながら、今後のあるべき日本のエネルギー政策を提示する。 【主な内容】 序 章 新しい環境・エネルギー政策を切り拓く―原子力依存か、再生可能エネルギーの爆発的普及か 第1章 なぜ日本では原子力発電が拡大したのか―原子力政策の政治経済学的分析 第2章 原子力発電は本当に安いのか―経済的優位性に関する検討 第3章 将来に莫大なツケを残す再処理政策―原子力政策の負の遺産 第4章 未来を拓く再生可能エネルギー政策―再生可能エネルギー政策の役割と課題 第5章 アメリカ・テキサス州で風力が伸びる理由は何か―固定枠制の成功事例 第6章 イギリス・競争入札制の光と陰―再生可能エネルギー普及政策の過渡的試み 第7章 ドイツにおける再生可能エネルギーの爆発的拡大―固定価格制の理想的枠組み 第8章 再生可能エネルギー政策の共通化をめざして前進するEU―再生可能エネルギー関連指令の策定をめぐって 終 章 2050年に向けたエネルギー政策のグリーン改革―持続可能な低炭素社会をめざして
-
4.2
-
4.2この国を出よ! 中国がGDPで日本を抜き、韓国ではサムスンやLG電子が業績を伸ばす一方で、我が国は立ち往生している。 大前研一氏と、同氏と交流のある柳井正氏の2人は、そんな日本に警鐘を鳴らし、世界に飛び出す必要性を説いている。実際にユニクロでは、世界戦略を進め、上海やパリなど世界各都市に旗艦店を出店して成功を収めている。 2大論客による警世憂国対論集。 ●主な内容 もう黙っていられない――柳井 絶望的状況なのに能天気な日本人――柳井 「失われた20年」に国民の財産300兆円が失われた――大前 今の日本は「ミッドウェー後」とそっくり――大前 “ジャパン・パッシング”が本格化している――大前 「成功者に厳しい税制」が国力を削ぐ――柳井 フリースもヒートテックも「顧客の創造」だった――柳井 GEやサムスンは人材育成に1000億円かける――大前 「政治家育成」「一院制」「官僚リストラ」の三大改革――大前 ほか
-
4.1最強の競争力アップ指南書! 日本が21世紀を勝ち抜いていくための新しい国家戦略として、経営コンサルタント・大前研一氏が「クオリティ国家」戦略を提唱する。 巨大経済を誇る「ボリューム国家」中国に対抗する唯一の方法は、スイス、シンガポールのように、小国であっても高い国際競争力を持つ「クオリティ国家」となることだ。これらの国々は、自国市場は小さいが、世界から優秀なヒト・モノ・カネと情報を呼び込み、ブランドをマネージメントし、豊かな国民生活を実現している。本書は、こうしたクオリティ国家の実例を詳細に研究し、日本が進むべき道を提示していく。 具体的な日本改革論として大きな反響を巻き起こす一冊! 新たな黄金法則、ここに生まれる! ※【ご注意】この作品には表が多数含まれており、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
-
4.1
-
4.1
-
4.1
-
4.0「液晶のシャープ」と言われた「勝ち組」が、なぜ敗戦にまで陥ったのか? 今後、日本企業のものづくりはどのようになるのか? 本書はシャープの技術者として33年間勤務し、最先端の液晶技術研究と巨艦シャープの企業病、組織内部の問題点を熟知する元・液晶研究所技師長(現・立命館アジア太平洋大学教授)の著者が、なぜシャープが凋落したのかを描いた衝撃の企業敗戦ノンフィクションである。シャープ敗戦の原因を「当事者」と「分析者」という二つの観点から分析し、グローバル競争と変化への対応を読み間違えた巨大メーカー崩壊の深層に迫る。シャープ敗戦の教訓から日本のものづくり復活へのヒントを描き出す。
-
4.0昭和初期の北樺太石油、満洲国建国時の油兆地調査、そして東南アジアの南方油田。 そこには確かに石油があったのに、日本はモノにできなかった。そして石油政策なきまま、戦争へ突入する。 43年間、商社でエネルギー関連業務に従事し、現在はエネルギーアナリストとして活躍、『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?』(文春新書)を上梓した著者が、戦前、戦中の石油技術者の手記を読み込んで明らかにした戦後71年目の真実。そこには現代日本のエネルギー政策への教訓があった。 第一章 海軍こそが主役 第二章 北樺太石油と外交交渉 第三章 満洲に石油はあるか 第四章 動き出すのが遅かった陸軍 第五章 対米開戦、葬られたシナリオ 第六章 南方油田を奪取したものの 第七章 持たざる者は持たざるなりに
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和期日本の住宅学を切り拓いた住宅学者、西山夘三(1911-1994)が、戦後二度にわたり、端島を訪問調査し、カラーを含む住宅と生活の写真を数多く撮影していたことはほとんど知られていない。本書は、それら未公開写真を中心に、当時の調査レポートや資料を加え編集し、活気ある軍艦島の生活を誌上で再現。世界にも類を見ない、高密・高層炭鉱住宅群を、日常のくらしを見据えた視線で捉えた、貴重なビジュアル・ブック。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国、インド、ベトナム、カンボジア、ミャンマー等々、アジア11カ国への進出を考えるビジネスマン必携の一冊。各国の投資環境から労働事情、リスク管理、そして生活事情まで必要な情報を満載。 【主な内容】 第1章 中国:課題を抱えつつも、引き続き成長が見込める巨大市場 第2章 インド:内需主導型の経済成長、潜在力ナンバーワンの巨大市場 第3章 インドネシア:存在感を増すアセアンの大国 第4章 マレーシア:バランスのよさで“ナンバーワン”の国 第5章 フィリピン:再評価される若い労働力 第6章 シンガポール:地域統括の条件が揃い、良好なビジネス環境 第7章 韓国:韓国グローバル企業とともに世界へ打って出る 第8章 タイ:アセアン製造業の中心国 第9章 ベトナム:チャイナプラスワンの最右翼 第10章 カンボジア:タイ・ベトナムの成長とともに発展 第11章 ミャンマー:アセアン最後の潜在投資大国への期待と課題 付録 アジア各国の基本情報、アジア各国の経済:基礎データ
-
4.0
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 複雑に絡みあった鉄道駅構内の線路接続と、周辺施設の配置を簡潔に記述する鉄道配線略図の入門書です。「こういう配線になっていると、こういうメリット・デメリットがあり、運転にはこのような影響がある」という話に重点をおき、配線略図の読み方と、自分で略図を描くために必要な知識や技法をわかりやすく解説します。第2版になる本書では、空から見た配線写真と配線略図を新たに収録するだけでなく、第1版の解説・配線図をすべて見直し、小竹向原駅や京急蒲田駅、調布駅など改良工事があった配線情報をアップデートしました。また、Excelを使って配線略図を自分で作図するノウハウと、Excelテンプレートのダウンロードサービス付きです。
-
4.0
-
4.0初の国産ボブスレーでオリンピック出場をめざし、TVや新聞などでも注目を集める「下町ボブスレー」プロジェクト。国産初ボブスレー製作プロジェクトの委員長が「舞台裏」を明かす。
-
4.0鉄道ファン必読。JR北海道は民営化から20年、ローカル線廃止の危機に、なんと、線路でも道路でも走れるDMV(デュアル・モード・ビーグル)を開発してしまった。劣悪な経営環境のなか、フラノエクスプレスなどでリゾート列車ブームを先駆け、雪や極寒に耐える車両、乗り心地と効率の両立などなど。奇想天外のアイデアと斬新な技術を生みだした「北の車両屋」たちの奮闘を描く。
-
4.0
-
4.0●AppStore総合1位獲得実績&累計10万ダウンロード突破の人気シリーズ ●1本のお茶から、1本の口紅から、1本のハミガキ粉から世の中の経済が見えてくる! ●人気シリーズ第4作目の本作では生活に密着した身近な製品をテーマに取り上げます! ●知って得する為になる4択式経済学ドリル! 今回も驚きの正解を多数ご用意しました! イトーヨーカドー、セブン-イレブン、ウォルマート、資生堂、マツモトキヨシ、花王、ライオン 大塚製薬、サントリー、マンダム、アデランス、ロート製薬、ユニ・チャーム…… あなたがいつも買う商品、いつも利用する製品の値段には、こんな秘密があった! あの企業、この商品の儲けの「しくみ」はどうなっているの? 日常生活の中で誰もが知っている有名企業とその主力商品を取り上げ、事業内容の「カラクリ」をクイズ形式で徹底解説! 著者は年間講演回数約200回、小学3年生から90代まで、参加者数約2万人の人気熱血セミナー講師でベストセラー作家の洞口勝人氏。 30代前半までには“最低”知っておきたい 、かつ、知って得する経済のポイントを、クイズ形式でまとめました! 【目次】 第1章 1本のお茶から世の中を考える~イトーヨーカドーVSセブン-イレブン~ 01 たったこれだけ? イトーヨーカ堂の利益率 02 安いけど遠いイトーヨーカドーVS高いけど近いセブンイレブン 03 スーパーの仕入れ値は安い? 高い? 04 コンビニに押されるスーパーの実情 05 セブン-イレブンの戦略 (中略) 第2章 1本の口紅から世の中を考える~資生堂VSマツモトキヨシ~ 17 口紅1g、さていくら? 18 知って驚き! 化粧品の原価 19 “美”を売る世界の女性たち 20 化粧品の仕入れ率 (中略) 第3章 1本のハミガキ粉から世の中を考える~花王VSライオン~ 25 広告宣伝費に見る花王の戦略 26 バブル時代と現在の花王を比較する 27 花王とライオンを比較する 第4章 1本の飲み物から世の中を考える~大塚製薬VSサントリー~ 28 ポカリスエットの“ダイエット”効果 29 ペットボトルの原価と利益率 30 大塚製薬は企業の優等生? (中略) 第5章 メンズビューティから世界を考える~マンダムVSアデランス~ 34 朝の身支度にかかる値段は? 35 インドネシアで人気の『ギャツビー』 (中略) 第6章 花粉症対策から世の中を考える~ロート製薬VSユニ・チャーム~ 38 ちっちゃくて高級? 目薬の秘密 39 目薬は“おいしい”商売? 40 高付加価値がヒットの理由『超立体マスク』 (中略) ■著者プロフィール 洞口 勝人(ほらぐち・かつひと) 1963年岐阜県生まれ。1986年早稲田大学教育学部卒業後、日興證券(現:SMBC日興証券)入社。 2002年に同社を退職し、ファイナンシャルプランナーとして独立。 「数字による見える化」「数字をカミクダク」手法で、資産運用に関するセミナー、講習、研修を年間約150回行い、参加者は2万人にのぼっている。 同じシリーズに下記のものがある 『35歳までには“最低”知っておきたい経済学ドリル』 『35歳までには“最低”知っておきたい 超 経済学ドリル』 『35歳までには“最低”知っておきたい 「裏」経済学ドリル』
-
4.0
-
4.0価格が安いだけは売れない。いかに性能が優れていても、それだけではやはり売れない。ものづくりで一番大切なことは何か。どんな要素を満たせばよいのか。技術と芸術に精通した著者が、真の品質、真の価値を実現するための方法を説く。スタンフォード大学で四半世紀近く人気を博した名物講義のエッセンスを一冊にまとめた。
-
4.0リーマン・ショックで金融資本を救った国家が次々、危機に瀕するという恐ろしい連鎖が始まった。グローバル化のデフレ圧力で中間層が破壊され、未来への投資が停止し、民衆とエリートの対立が深まる「冬の時代」。この長く続くであろう危機、大恐慌の足音が聞こえる時代を日本が生き抜くために必要なのは、過剰な流動性を生んだグローバル化の危うさと各国の社会構造の本質まで分析する「経済思想」だ。『TPP亡国論』で論壇の寵児となった中野剛志と気鋭の経済思想家・柴山桂太が徹底的に危機の時代への処方箋を語りつくす!【目次】はじめに――壊れゆく世界を行きぬくために 中野剛志/第一章 グローバル化の罠に落ちたアメリカと世界/第二章 デフレで「未来」を手放す日本/第三章 格差と分裂で破綻する中国とEU/第四章 冬の時代のための経済ナショナリズム/おわりに――歴史は繰り返す 柴山桂太
-
4.0
-
4.0乾電池、胃カメラ、ゲームボーイ、スバル360……。日本人が創った世界的製品の開発者の軌跡を追いながら、「日本人の本当の強さ」をテーマに分析。日本を再び元気にする仕事力、チャレンジ精神の身につけ方がわかる! 時に偶然が、時に執念が生んだそれらの製品は、いずれもその製作に携わる人々の飽くなき挑戦と試行錯誤から生まれていた。本書は単なるトリビアや温故知新ではない、混迷する今こそ必要な「発明する心」を育てるコツ、そして現代ビジネスとモノづくりの、あるべき姿を説く。
-
4.0今や再生可能エネルギーの二大市場で技術立国・日本の存在感はないに等しい。米国が競争力をつけ、中国が台頭する風力発電では下位の世界シェアに甘んじ、かつての世界トップから転落した太陽光発電では引き離されるばかりだ。その一方で、日本がここ数年で一気に傾斜してきた原発依存体制は、福島第一原発の事故によって崩壊してしまったといっていい。 だが、それでも日本はまだ敗戦したわけではない。 なぜなら、いまわれわれはエネルギー産業の分野において、通信市場でインターネットが登場した時代と同じような時代の転換点にいるからだ。つまりシステムの起点が大型発電所から需要家へと180度ひっくり返る。この新システムを需要家主導のエネルギーシステム(DEmand Side Driven Energy System=DES2=デスツー)と呼び、本書で詳細に論じる DES2の下では、各戸に太陽光発電を搭載したニュータウン建設によって、近隣コミュニティがメガソーラー並みの発電所となることも可能になる。発電量の昼夜変動もICTを駆使したマネジメントシステムで乗り越えられる。個人におけるスマートフォンのように、世帯におけるスマートハウスとなった住宅がさまざまなビジネス機会を生み出すようになる。 あるいは再生可能エネルギーの導入によって、地方に新しい産業を興すことも可能になる。 大震災以降の日本を復興するためには、復旧だけではなく、未来を拓く新しい産業の創造が必要である。それも原発事故でエネルギー問題に苦悩する日本が、それに立ち向かい、エネルギー分野の大転換を捉えて成長産業を生み出すことができれば、日本の不滅の活力を改めて世界に知らしめることになるだろう。
-
4.0日本のモノづくり魂が新しい世界の歴史をつくる! 本書を書こうと思ったきっかけは、東日本を襲った大震災です。被災地で復興に立ち向かっている方々には頭が下がる思いでいっぱいですが、この震災は私たちに忘れかけていた多くのことを思い出させてくれました。 モノづくりの原点とは何か? 本当に必要なものは何か? 本物とは何か? 日本人として、いまこそ本気で考えるべき問題なのだと思います。その答えが、日本を元気にするカギになるとも思います。いつの時代でも、人はモノと重なり合って生きています。人間が生きている限り、モノづくりは永遠になくなるものではありません。そして、モノづくりの現場があってこそ、私たちは生きがいを得ることができるのです。 本書をお読みいただき、日本人が忘れかけていたモノづくり魂を呼び起こしていただければ、これほど著者冥利に尽きることはありません。──著者一同
-
4.0世界市場25兆円の超巨大産業が一気にわかる!! 産業の米とも言われ、今や自動車、PC、スマートフォンから注目の医療、環境エネルギー分野まであらゆる産業の中核をなす半導体業界。40年間にわたり年率平均11%の成長を続け、世界市場25兆円に達したビッグビジネスの中身を初公開! 韓国に押され気味と言われる注目業界に起死回生の策はあるのか? 業界の最新動向から、主要プレイヤーの横顔、儲けの仕組みと産業構造、業界の将来分析までを完全解説する。就活にも最適な1冊です。【※本書は、2011年11月に東洋経済新報社より刊行された『1秒でわかる! 半導体業界ハンドブック』の全内容を電子書籍化したものです。】
-
4.0
-
4.0「休日1000円ぽっきり」も「無料化社会実験」も、結局は国民全体が税金で負担するだけだ。また東日本大震災のあとには、この「社会実験」のための予算を復興に振り向けることを決定するなど、混迷の度は増すばかりである。高速道路問題については30年以上前からずっと同じ問題意識をもち、世に提言し続けてきた第1人者である著者は、そもそも高速道路は無料であるべきか、という根源的問題に立ち返ってこの問題を整理する。今の高速道路問題は単に有料であることによるものではなく、また無料化によって解決できるものでもない。問題は高すぎる料金にあり、受益と負担の適切なバランスがとれていない料金設定の仕方にある(償還主義のための料金の高水準と、画一料率性によって生まれている高速便益の地域間格差)。混迷する高速道路料金について、道路とは何か、場所を移動する便益と、高速で移動する便益は誰が負担すべきか、という根源的問題にまで立ち返って議論した、正しい考え方がわかる本。
-
4.0
-
4.0名機零戦を作り「航空機王国」と呼ばれた日本だったが、GHQの命令により戦後七年間の空白を強いられる。復活の誓いを胸に、その後、再出発した日本人エンジニアたちの“日の丸航空機”への果てなき情熱を描く。YS-11誕生から半世紀ぶりの国産旅客機MRJは大空を翔るのか、次世代の超音速機とは? 飽くなき挑戦の記録。
-
3.9
-
3.9
-
3.8「解剖」「スキー」「石鹸」「洋食」「アイスクリーム」「傘」「国旗」「幼稚園」「マッチ」「電話」「蚊帳・蚊取り線香」「胃カメラ」「万年筆」の十三編のはじまりの物語。そのひとつひとつに歴史があり、人の営みがある。江戸から明治にかけて、人々は苦労して新しいものを取り入れ、初めてのものを作りだした。三十年以上歴史小説を書きつづけてきた著者が豊富な史料を駆使して書いた新鮮な驚きが溢れる物語。
-
3.8人が集まるには理由(ワケ)がある。始めはごく少数の熱狂的な支持者から始まった集団が、数百、数千、数万の人を集めるムーブメントに発展していく様を掘り下げる迫真のリポート! すべてのビジネスパーソン、そして集客に頭を悩める人たちに解決のヒントを与える指南書だ。 ●毎年4月と10月、“自然発生”的に自転車愛好家が集まる「関戸橋フリーマーケット」 ●“サラリーマンの聖地”で盛況のプラモデル旗艦店とオヤジ向けライブハウス ●丸の内の“朝活”、そして“夜スポ”に集うサラリーマンたち ●目黒インテリアストリート、月島もんじゃストリートなど、テーマパーク化する専門店街 ●“戌の日”に妊婦が行列する「東京水天宮」、セレブが集う「築地本願寺」の宗教パワー ●お宝を開帳して集客する「成田山新勝寺」のマーケティング戦略 ●アイドルオタクの聖地、秋葉原、神保町は“AKB商法”の発祥の地 ●ヴィジュアル系に群がる“バンギャ”と、BL(ボーイズ・ラブ)に群がる“腐女子”の生態 ●路上ミュージシャン、ランチ難民たちの苦悩 ●Twitter、Ustreamなど、ソーシャルネットワーク時代の伝道者たち
-
3.8
-
3.8
-
3.8経済・社会を一瞬にして「死」に至らしめる大停電=ブラックアウト。大飯原発、浜岡原発の再稼動や電力不足が取り沙汰されるなか、まったく語られていないことがある。それは電力マンの本音だ。電力会社で働く人々は、いま本心で何を考えているのか。現場では何が起きているのか。本書はマスコミの電力バッシングから距離を置き、あえて正面から当事者である電力会社の社員たちを取材した一冊。「オフレコで聞いた生の声も多数掲載したが、それくらいの“本音”でなければ描く価値もない」(「はじめに」より)。ブラックアウトを回避すべく、電力を確保したい、社会を安定化させたいという思いはどれほどなのか。供給側から見たほんとうの電力問題がここから見えてくる。【内容】第1章 火力発電所の「廃墟」にて/第2章 東北電力の信念/第3章 知られざる大赤字/第4章 自然エネルギーの実力はいかに/第5章 夢の放射能除去/第6章 「正しく恐れよ」
-
3.8戦後最大の倒産とも言われるJALの会社更生法申請。ナショナル・フラッグはいかにして崩壊していったのか? 民主党の政権交代以降、前原大臣に委嘱されたタスクフォース、官邸、財務省、金融機関はそれぞれどう動いたのか。そして、国際線・労働組合・企業年金・独自の企業文化など、さまざまな問題を抱えながら、JALは本当に再建できるのか? AERA編集部の記者が驚愕の真実に迫るノンフィクション!
-
3.8日本独自の経営体はいかにして成立したのか!? 総合商社は、1990年代以降に大きな変貌をとげ、多様な商品・サービスを扱う従来の事業に加えて、大きなバリューチェーンの中で商品の製造や輸送まで複合的に行うようになっている。 加えて資源やインフラなどのプロジェクトの事業化とともに、それらの保守・運営に携わっている。こうした総合商社の近年の動き、姿だけでなく、その成り立ちから今日までの歩みを整理するとともに、原点に立ち返って、総合商社の本質と果たしてきた役割を日本経済のなかでとらえなおした総合商社原論。 長い「冬の時代」を脱却し、いまや絶好調と言える日本の総合商社の背景を知りたいビジネスマンや経営者、商社への就職を希望する学生などにも最適な1冊。
-
3.8
-
3.8
-
3.8産業の中核をなす「素材」を支配する日本に黄金期がやって来る! 自動車、家電に代表される高度な組み立て加工技術で世界をリードしてきた日本だが、韓国、台湾などの猛追にあって苦戦を強いられている。一方、部品・素材の分野では、依然、他国が追いつけない圧倒的な技術力を誇っており、今回の東日本大震災では、日本の部品・素材の供給がストップすることで、世界の工業製品生産に深刻なダメージを与える事態が生じた。また、世界規模で展開されるインフラ整備や、環境・新エネルギー事業においても、日本の素材力はその存在感を示している。産業の中核をなす「素材」を支配する日本に黄金期がやってくる。「本書では、新産業に不可欠な日本の素材技術を紹介するとともに、1ドル60円時代」を見据えた日本の技術力を最大限に活かす国家戦略について考える。
-
3.8由布院は盆地である。かつては山に囲まれた普通の田舎だった。名所旧跡もない。温泉の湧出量は全国第二位という豊富さだが、客は少なかった。現在、旅館も増え、みやげ物屋が立ち並び、国内温泉地のなかでトップクラスの人気を集めるようになった。年間の観光客は三百八十万人、宿泊客は九十五万人を数える。この奇跡的な成功の陰にはどのような努力があったのか。「由布院ブランド」を築き上げたまちづくりの物語。
-
3.7
-
3.7
-
3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「知的熟練」と「長期の競争」に重きを置く著者独自の一貫した論理が、多くの統計・資料をベースに、展開される。ロングセラーテキストを、最新テーマを織り込み全面改訂。 【主な内容】 序 説 さまざまな労働者グループ 第1章 知的熟練 第2章 大企業労働者のキャリア 第3章 大卒ホワイトカラーの人材開発 第4章 報酬Pay-年功賃金か 第5章 長期雇用と解雇 第6章 現代の理論 第7章 中小企業労働者 第8章 女性労働者 第9章 高年労働者とフリーター 第10章 海外の日本企業 第11章 働く場での労働組合 第12章 マクロの労働経済 第13章 基礎理論と段階論
-
3.7ビジョナリー・カンパニーと思われていた企業が市場から退場している。その一方で、永続する企業がある。それは、なぜか? 著者の疑問の出発点です。この疑問は、昨今の厳しいビジネス環境で日々邁進されている経営者、そしてリーダーとして現場で指揮をとっているビジネスパーソンなら、誰もが感じていることだと思います。 経営の目的は永続です。長生きをしつつ、元気で活力のある会社。そのような組織になるための原理原則とは何でしょうか? この疑問に対する1つの答えとして、著者は「レジリエンス」という言葉を使っています。レジリエンスとは、柔軟性や回復力という意味ですが、企業経営に当てはめれば、危機に強く、回復力のある会社になります。 本書に登場するレジリエント・カンパニーのストーリーを読むと、アンカリング(Anchoring)、自己変革力(Adaptiveness)、社会性(Alignment)の3つのAを達成することが、これからの10年、20年と、時代を超えて永続する条件だということが見えてきます。 あなたの会社は、レジリエント・カンパニーといえるでしょうか。本書の最後に、新しいトリプルA経営を診断する問題があります。ぜひ、あなたの会社を自己採点してください。 新しいトリプルA経営は、どのような環境変化が起きようとも、危機を乗り越え、会社を永続させるために欠かせないものになるでしょう。時代はいま、レジリエント・カンパニーを求めています。そして、レジリエント・カンパニーは、レジリエント・リーダーを求めています。(新 将命) 【主な内容】 序 章 エクセレント・カンパニー再考 第1章 新しいトリプルA経営の時代 第2章 価値観と使命を活かす 第3章 信頼を積み上げる 第4章 ダイナミックに学ぶ 第5章 創造性と革新力を引き出す 第6章 研究開発を一新する 第7章 トレード・オンにこだわる 第8章 ブランドをつくり変える 終 章 日本企業は、いま何を目指すべきか 付 録 トリプルA経営の自己診断 解 説 経営の目的は永続である──新将命
-
3.7最近、続発するリコールや製品トラブル。技術力世界一と言われた日本に一体何が起きているのか――。このような状態に、日本の先行きを不安に感じる人も多いはず。だが実は、それは従来の品質管理では問題視されない「見えない不良」が生まれていただけだったのだ。そしてそれは現時点では日本だけが抱えるより高度な問題であり、それを克服することで日本がさらなる飛躍を遂げることができる大きなチャンスなのである。本書ではこの「見えない不良」に対応するため、従来の方法とは違った、新しい時代の品質管理を実現する「品質工学」を徹底指南。わかるようでわからない「品質」の意味から、その影響力、実践的な品質管理のためのテスト手法まで、著者の豊富な経験を交えて余すところなく解説する。これを読めば、全ての業種に通ずる「品質力の磨き方」がわかる!
-
3.7
-
3.7
-
3.7
-
3.6ベストセラー『日本史の謎は「地形」で解ける』の著者、待望の書き下ろし。 日本のエネルギー問題は、 世界でもまれな「地形」と「気象」と「既存ダム」で解決できる! 未来に希望が持てる、目からウロコの新経済論。 新規のダム建設は不要! 発電施設のないダムにも発電機を付けるなど、既存ダムを徹底活用せよ ――持続可能な日本のための秘策。 ☆著者の言葉 「日本のダムは、ちょっと手を加えるだけで、現在の水力発電の何倍もの潜在力を簡単に引き出せる――。 この事実を、今、日本の人々に伝えることが、数少なくなった「水力のプロ」としての私の義務であると考えています」
-
3.5世界を震撼させたVWのディーゼル排ガス不正事件を発見したのは米国カリフォルニア州の環境NGOでした。世界販売台数でトヨタと首位を争う巨大企業が、なぜ不正に走ったのか。 本書ではVW事件の詳細と、VWを不正に追い込んだ、カリフォルニア州の環境規制の内実に迫ります。VWを告発した「カリフォルニア大気資源ボード」のメンバーの素顔や、その意思決定の現場も詳しくレポートされています。 また、このカリフォルニア大気資源ボードによって2018年から始められる「次期ZEV規制」と呼ばれる環境規制は、世界の自動車メーカーを「エコカー戦争」と呼ばれる苛酷な競争に追い込んでいます。次世代エコカーであるEV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)、PHEV(プラグイン・ハイブリッド車)の開発は、各社とも生き残りを賭けて、待ったなしの状況です。 果たして日本の自動車メーカーは生き残ることができるのでしょうか。本書では、日本の自動車メーカー7社の最新の中期計画をもとに、各社の生き残り策も検討していきます。 本書の構成 第一章 VWの落ちた陥穽 第二章 カリフォルニア州発「エコカー戦争」 第三章 日本の自動車産業一極依存の現状 第四章 自動車メーカーの分析と次世代エコカー戦略 第五章 未来の自動車産業地図
-
3.5東京オリンピックの先にある未来を読み解く ネット・リアル融合時代のIT市場を徹底予測! 本書では、日本のIT市場を中心に、約20の市場セグメントに分けて、2016年以降を見越した構造変化を予測している。 市場成長の重心が、通信等のいわゆる基本的なサービスから、コンテンツやアプリケーション、スマートデバイス(スマートフォン、タブレット端末など)に代表される新世代ハードウェアに急速にシフトし、クラウド等と合わせた新たな機器・サービスの提供へと進展している。 スマートフォンの急速な普及にともなうコンテンツ配信やソーシャルメディアといった新たなサービス市場は、急成長を遂げており、市場の構造変化を牽引している。 パソコンや従来型のインターネットアクセスは、依然として重要な市場分野であるが、利用者や新たなニーズを先導しているのは、スマートフォン、タブレット端末(電子書籍端末を含む)であり、さらにはこれらをIoT(Internet of Things)や社会インフラが追いかける構図となっている。 ITの重心が、利用・使い方へと大きくシフトしていく中で、ヒトと社会とICT(情報通信技術)がより深く親和していく動きを見通すことで、新たな商機を模索することが求められる。 本書では、移動体通信市場と固定通信市場を、一つの「ネットワーク市場」としている。その上で、「ネットワーク市場」と連携することで新たな方向性を見いだしつつある「デバイス(機器・端末)市場」、EC(電子商取引)、ペイメント(電子決済・支払い)、広告など「プラットフォーム市場」そして今後成長が期待される「コンテンツ市場」を順に取り上げ、IT市場の現在の評価、今後の動向を明らかにしている。 IT市場は、成長と衰退が目まぐるしく入れ替わり、成長機会も大きいが、同時に環境変化など、事業リスクも大きな特性を有する。加えて、海外市場やヒト以外のIoT、社会インフラ連携など、新たなフロンティアをかたち作るための具体的な行動も求められている。市場の見通しを見誤れば、重大な危機に遭遇するリスクも明らかになりつつある。 このような市場の見極めや事業戦略の立案に際しての「ナビテーター」となる一冊といえる。
-
3.5
-
3.5※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 空港に到着した瞬間から──いいえ、自宅を朝、出発する前から、エアラインパイロットの仕事はすでに始まっています。では、旅客機が離陸するまでには、どんな準備が進められているのでしょうか? そして、飛び立ったあとの雲の上での役割は? 本書では、現在エアライン各社が主要国際路線に花形機材として投入しているボーイングのハイテク大型機777をモデルに、ANAの現役機長を主人公に据えて、同社の成田/パリ線に密着取材。コクピットクルーたちの操縦技術や旅客機の操縦の仕組み、彼らの仕事の醍醐味、そして国際長距離線がいかにさまざまな部署のスタッフとのチームワークで運航されているかを時系列で詳細に描写します。 将来エアラインパイロットを目指す人のみならず、多くの旅行ファン、飛行機ファンが夢見るコクピットの疑似体験ができる一冊です。
-
3.5
-
3.5「カジノ」で日本は元気になる! 秋の臨時国会で成立が確実視されているカジノ法案。 カジノができると、私たちの生活にも大きな影響が出ると考えられます。内外から人が押し寄せて、経済的には大きなプラスになる一方で、治安や風紀の面ではマイナスになる懸念があるのです。 また、パチンコや競馬、競輪など既存のギャンブルにも何らかの影響が出るでしょう。 そこで、最低でも2兆円といわれる市場規模、カジノはどこにできるのか、カジノができれば何が起こるのか、カジノによって儲かる業界はどこか、東京オリンピックとの関係等について、カジノ(ゲーミング産業)に詳しい気鋭の学者がまとめました。 また、政府はカジノを「統合型リゾート開発の一要素」として位置づけていますが、その全貌も詳しく紹介します。 主な内容は次の通りです。 日本にカジノができると、こんなことが起こる/カジノとIRのインパクトは2兆円!?/観光振興こそが第4の矢の本質/東京オリンピック2020とIR/「カジノ法案」通過までの15年間/世界三大カジノ市場/カジノができるのはここだ!/きちんと知っておきたい負の側面/他の公営ギャンブルとの微妙な関係/カジノができれば、地域が元気になる 【ご注意】※この作品には一部図版が含まれており、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
-
3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自動車業界の現状と最新動向を図表を使ってわかりやすく解説した入門書です。リーマンショックにより自動車業界は最悪期を向かえ、特にアメリカのGMとクライスラーが破産申請を行ったことで業界には衝撃が走りました。世界の自動車メーカーは市場回復を待っていますが、そのような中でも低価格小型車や環境技術、電気自動車を巡って新たな競争が始まっています。本書では、こうした自動車業界の最新動向や国内外主要メーカーの戦略、新興国や新市場の現状と動向、エコカー市場、環境技術、そして業界の将来への課題と展望を解説しています。業界人、就職、転職に役立つ情報が満載です。
-
3.5
-
3.5
-
3.5
-
3.5日本には「医は仁術」という道徳観念があるが、医師がいくら誠実にやる気を出してみても、最新の医療設備、治験制度やITインフラで遅れをとってしまっては、国内外の富裕層は、韓国やシンガポールなどの医療先進国で治療を受けるようになるだろう。 国民皆保険制度という手厚い医療制度がある日本が、適切かつ競争力のある医療産業を実現するためには、経営力が必要となり、マネジメントの手法が確立されなければならない。 本書は、日本における医療と経済の合流点を見据え、医療は産業であり、商品であるという視点から、新たな成長戦略に道を探る。 また、そのためには、医療側だけでなく個々人に何ができるのかも考察していく。
-
3.5元DeNA社員の著者が、ソーシャルゲーム・ビジネスの実態をエキサイティングに解説!日本中が不況に泣いていた時期から右肩上がりを続けるソーシャルゲーム市場。それはいま、日本の産業のなかで唯一世界を牽引しているといってもいいほどに進化した市場なのである。毎日目にするソーシャルゲームのテレビCMを見ていても、ユーザーでない人にとっては、一体なぜここまで儲かっているのか不思議でならないだろう。本書では、その秘密について、ゲームをしない人にもわかりやすく解説、他産業へのヒントとなるノウハウを可能なかぎり抽出した。無課金ユーザーの重要性や、高学歴ゲームクリエイターの存在、そしてリアルタイムマーケティングの実態など、これからのビジネスのヒントがつまった一冊。
-
3.5
-
3.4マグロが回転寿司やスーパーからなくなる、世界的シーフード・ブームで日本の業者が魚を買いつけられなくなる等、連日報じられる魚をめぐる危機。しかし事態はもっと深刻だ。このまま手をこまぬいていれば、多くの魚が日本人の口に入らなくなる日は遠くない。国際捕鯨会議のタフネゴシエーターとして世界に名を馳せた著者が、あまりに世界から立ち遅れた日本漁業の惨状を指摘。マグロだけじゃない! サバ、イワシ、タラはいつまで食べられるのか?
-
3.4世界最強と言われながら、日本の製造業の利益率が低い原因はどこにあるのか? SCMの専門家が在庫管理の面から日本製造業の問題点を切る、まったく新しいモノ作り国家論。 【主な内容】 第I部 日本の製造業は儲かっていない、もっと儲けられる ; 第1章 利益率指標で見た日本の製造業は儲かってない / 第2章 日本の製造業が儲けを損なう課題 / 第II部 日本の製造業が儲け続けるための方策 ; 第1章 日本の製造業を縛る「ビジネスモデルの桎梏」 / 第2章 SCMやり直し、マネジメントがボトルネック! / 第3章 いまだ存在する古臭い管理指標 / 第4章 製造業版「真実の瞬間」、顧客満足度調査は無意味? / 第5章 空洞化する製造業 / 第6章 製造業が儲け続けるために / 第III部 儲け続けるための体制を築き始めた日本の製造業 ; 第1章 儲け続けるための体制を築いた製造業のケース
-
3.4
-
3.3
-
3.3日本では格安航空会社の就航が相次ぎ、世界的にも航空業界の再編が進んでいる。テクノロジーやサービスの進化でますます便利に、快適になる航空業界の未来の姿を、わかりやすく解説する。
-
3.320年後、東京はどのように変わっていくのか。 アジアNo.1都市であり続けるための戦略とは!? グローバル競争は都市間競争である。知識集約型経済の重要性が高まる中、世界中からクリエイティブで多様な人材を集め、イノベーションを推し進める都市の役割が重要となっている。成長著しいアジア地域において、東京が20年後もリーディング都市の地位を失うことなく、グローバル・ハブシティとしての覇権争いを勝ち抜いていくためには、どのような戦略にもとづいて発展をするべきか。「五感を刺激して心地いい」都市へと東京の発展をはかるための未来戦略を成功に導くためのブレークスルー・プロジェクトを具体的に示し、巨大都市・東京の未来を描く。
-
3.3人材サービス業界の最新事情が一気にわかる!! 企業の人材サポート役として成長を続ける人材サービス業界の中身を初公開! 採用支援、人材派遣、人材紹介、アウトプレースメント、業務請負、教育研修、人材コンサルティング、ヘッドハンティング等の8業務に分かれる人材サービス業界の最新動向から、リクルート、パソナ、などの国内主要企業の顔触れや外資系の業務内容の紹介まで、円高不況、グローバル競争に立ち向かう日本企業の人事参謀である「人材サービス業界」の最新事情が一気にわかる入門書。就活にも最適な1冊です。 【※本書は、2011年11月に東洋経済新報社より刊行された『1秒でわかる! 人材サービス業界ハンドブック』の全内容を電子書籍化したものです。】
-
3.3
-
3.0
-
3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ライフスタイルの変化に合わせて音楽業界は大きく変貌しています。パッケージビジネスからネット配信によるコンテンツビジネスへ。また、飽和したデジタルコンテンツビジネスから、高度なエンターテインメント性と、リアルな体験としての実演などが見直されてもいます。いまや著作権ビジネスの実験場ともいえる同業界を、映画「千と千尋の神隠し」の音楽プロデューサーでもあり、多くのアーティストを育ててきた著者が、その現状と問題点をあぶり出し、展望したのが本書です。求められるスキルや人物像など、業界人はもとより、就・転職に役立つ情報も満載です。
-
3.0空港にはどんな施設がある?空港の「コード」って何?LCCはなぜ格安運賃が可能?空港内でギャンブルができる場所があるって?!……など、一度は感じる疑問や、知られざる舞台ウラを解明する!
-
3.0本好きが集まり議論する読書会がじわじわ広がっている。全国規模の会から地方の取り組みまで、さまざまな読書会を紹介する。本書は週刊エコノミスト2015年1月6日号の「読書会ブームが来た!」をもとに構成している。 読書会ブームが来た! ・教養、遊び心を求めて参加する“第三の場所” ・禁断の「仮面読書会」に潜入 ・本を持ち寄る「ツンドクブ」 ・米エリートの読書会が源流 日本アスペン ・江戸時代から「会読」盛ん ・「ソーシャルリーディング」が変える読書の未来 ・大人気「ビブリオバトル」ってなんだ?