水力発電が日本を救う―今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる

水力発電が日本を救う―今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる

1,540円 (税込)

7pt

3.6

ベストセラー『日本史の謎は「地形」で解ける』の著者、待望の書き下ろし。

日本のエネルギー問題は、
世界でもまれな「地形」と「気象」と「既存ダム」で解決できる!

未来に希望が持てる、目からウロコの新経済論。


新規のダム建設は不要!

発電施設のないダムにも発電機を付けるなど、既存ダムを徹底活用せよ
――持続可能な日本のための秘策。


☆著者の言葉
「日本のダムは、ちょっと手を加えるだけで、現在の水力発電の何倍もの潜在力を簡単に引き出せる――。
この事実を、今、日本の人々に伝えることが、数少なくなった「水力のプロ」としての私の義務であると考えています」

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水力発電が日本を救う―今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これからは再生可能エネルギーの時代だが、その中でも「水力発電」が最も有望であることが非常によくわかった。

    0
    2018年12月01日

    Posted by ブクログ

    今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせるという副題がついていた。
    第1章 なぜ、ダムを増やさずに水力発電を二倍にできるのか
    第2章 なぜ、日本をエネルギー資源大国と呼べるのか
    第3章 なぜ、日本のダムは200兆円の遺産なのか
    第4章 なぜ、地形を見ればエネルギーの将来が分かるのか
    第5章 なぜ、水源

    0
    2016年11月29日

    Posted by ブクログ

    環境問題を考える上で、単に自然を守ろうという言葉は、すでに時代遅れの考え方であろう。

    と言うのも、少なくとも高度経済成長期においても、自然環境破壊は理解され、それと経済的メリット発展のバランスをとろうとしていたのである。残念なことに、その時代は経済発展を優先することが多かったのである。

    上記も軽

    0
    2016年10月01日

    Posted by ブクログ

    とても分かりやすい主張で理解しやすかった。
    既存水力発電の運用面の課題や、ダムの改修を加える事で、化石燃料に頼らない世の中を作り上げることが出来る気がしたが、再エネが普及しない今の電力業界の根本の課題が薄い。ダムの活用促進だけでなく、系統の増強などもセットで考えないといけないと思う。

    0
    2020年02月24日

    Posted by ブクログ

    ◯ダムを増やさず水力発電を2倍にする
    ・家庭や工場、農業、発電に水を使うのが「利水」、川の堤防の決壊から守るのご「治水」、双方の目的を果たそうとするのが多目的ダム。
    ・国土の小さい日本のダムは2つの矛盾した目的を持つ多目的ダムが多く、これは河川法で半分しか貯められない。雨量の多い時期は放水してわざと

    0
    2018年10月07日

    Posted by ブクログ

    多目的ダムの矛盾=利水と治水。半分くらいしか水を貯められない仕組み。
    グラハムベルはナショナルジオグラフィックの編集責任者だった。

    ダムは半永久的に壊れない。鉄筋を使っていない。岩盤と一体化。コンクリートは100m。

    多目的ダムは砂が溜まりにくい。砂を流す穴がある。電力ダムはない。
    水路式発電な

    0
    2018年09月05日

    Posted by ブクログ

    副題が
    今あるダムで年間2兆円の電力を増やせる

    元国土交通省河川局長 竹村公太郎著
    何も今更大きなダムを作ろうなんてことではない。
    今あるダムの運用を
    最新技術を使ったシステムに変えれば
    年間2兆円分の電力が生まれると言う話。

    ダムの運用に関わる法律は昭和32年(1957年)に
    制定されて以来、

    0
    2017年10月05日

    Posted by ブクログ

    水力発電だとか、ダムだとか。そういったものにこれまで全く興味を持たれなかった人にとってのとっかかりとしてはよい一冊だと思います。
    私自身は、実はそうでもないものですので、知っていることも多かったりいたしましたので、ちょっと物足りない感がございました。
    付箋は12枚付きました。

    0
    2016年10月30日

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