市川宏雄の作品一覧
「市川宏雄」の「危機管理学-社会運営とガバナンスのこれから-」「危機発生後の72時間-いかに素早くかつ的確に対応するか-」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
新宿には小学生の頃から何かと馴染みがあり、場所を思い浮かべながら興味深く読めました。
特に、西口の地上は歩行者にとって歩きにくくなっているという指摘には納得。
道理で、西口に行くときは、地下道を使いたくなる訳です。
南口に髙島屋ができてから、少し新宿の雰囲気が変わったような気がしていましたが、再開発としては、渋谷、丸の内、六本木などに遅れをとっていたという評価なのですね。
これから小田急百貨店(ここには中高生時代、だいぶお世話になりました。主に三省堂書店と玩具店)と京王百貨店の建替えがあるようなので、世界一の交通結節点である新宿の更なる発展に期待したいと思います。
Posted by ブクログ
渋谷、大丸有、六本木、日本橋に並ぶ東京の都心エリア新宿のこれからの開発と、これまでの歴史、他拠点都市との比較。
他都市と違い、財閥などが一挙に所有をしていなかったことや、物流の拠点であり、東京都の浄水場が大きく面積を取っていたことからアイデンティティが薄かった。
また、浄水場から副都心として開発をされた際にも、ブランドよりも車社会の到来を見据えた自動車優先の開発をしたため、都市のアイデンティティを認識する歩行者のための開発がしにくい道路インフラとなってしまい、それが各デベロッパーの都市ブランディングから逆算する開発を妨げ、今もブランドが成立していない要因ではないだろうか。
Posted by ブクログ
掲載されているデータに感動する一冊。文句なしに上期のトップ。
著者は東京と都市計画審議会を歴任する都市政策専門家。
金丸信をフィクサーとして構想された首都機能移転は、リニアの実現を経て東京・名古屋・大阪が高密度に連携する東海道スーパーメガロポリス(著者のつけた仮名)に結実していくとされる。
実際のリニアが停車する品川駅や大阪府駅の概要図面など見ると、2045年(名古屋までの開通は2027年)の日本を垣間見た思いがして鳥肌すらたつ。
在阪の自分としては、大阪市営地下鉄の民営化や天王寺再開発、北ヤード開業などに対する見方も、大阪と外とを結ぶネットワークを見てこそ評価できるのではないかと感じた
Posted by ブクログ
最初は、鉄道好きな人を対象にした本だと思ってました。
ところが話は経済の話になり、地方と都市の話になり、そして国際的な話へと発展していきました。
ちょっと拡大しすぎ?と感じる点があるのは否定しませんが、説得力があります。
山手線の駅が新しくできるというのは日経新聞をはじめ多くの新聞で紹介されました。
そして、品川エリアが変わっていくのだろうというのも想像できます。
しかし!!!!
ここまで様々な未来を予測した人がいたことに驚き!!
品川~田町にできる新駅が品川を変え、もしかしたら東京を変え、
東京が変わったら日本が変わる。
そして未来予測されたシュミレーションが書かれているんですが、これも