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現在、山手線の品川-田町間に50年ぶりの「新駅」が計画されており、2020年頃開業するという。なぜ今、誰によって新駅は造られるのか? 開業による経済効果は? といった疑問に都市政策のエキスパートが答えるうちに、浮かび上がる驚きの数々。新駅開発を基点に、そこから始まる巻き返しと、近未来の日本の姿に迫る衝撃の書。
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Posted by ブクログ
最初は、鉄道好きな人を対象にした本だと思ってました。 ところが話は経済の話になり、地方と都市の話になり、そして国際的な話へと発展していきました。 ちょっと拡大しすぎ?と感じる点があるのは否定しませんが、説得力があります。 山手線の駅が新しくできるというのは日経新聞をはじめ多くの新聞で紹介されました...続きを読む。 そして、品川エリアが変わっていくのだろうというのも想像できます。 しかし!!!! ここまで様々な未来を予測した人がいたことに驚き!! 品川~田町にできる新駅が品川を変え、もしかしたら東京を変え、 東京が変わったら日本が変わる。 そして未来予測されたシュミレーションが書かれているんですが、これもまたおもしろいものに。 今見ておけば、このあとの動きが楽しみになってたまりません!! ぜひ読んで楽しんでください♪
品川の開発がどんなインパクトを与えるのか、イメージしやすく、わかりやすくまとめられている。 特に、六本木ヒルズを初めとした都内の開発がどんな経済効果をもたらしたのか、具体的なデータがあって、説得力がある。 東京圏への人口集中を前向きに捉え、品川の開発を視点は共感できる。 だが、高層ビルが林立する開...続きを読む発を失敗というならば、もっと具体的な開発案と経済効果の比較検討を示すべきではないだろうか? 107ページのグラフを見る限り、汐留再開発や品川東口再開発は、それぞれ事業費を差し引いて6000億円の生産額を誘発しているのだから、いずれも大成功だと思う。 都市はあくまでも生産の場であって、建築家の自己表現を目的とした場ではないのだから、本来求められる機能を逸脱したデザインに走らないことを期待したい。
かなりの前向きな話で、妄想も含まれていましたが、これからの東京に期待が持てました。 またこれからの都市開発について考えられていることが分かってよかった。
2012年の年始に新聞各紙に掲載された、「山手線に新駅誕生」のニュース。 対象となる品川~田町間は毎日のように電車で通っている区間なので、「どのあたりに駅ができるのだろう」と興味を持っていました。 その新駅について、興味深い題名の新書が出版されていたことを知り、読んでみることにしました。 著者は、都...続きを読む市政策の専門家。 現在の日本のおかれている状況、および過去の都市政策の事例を踏まえると、山手線新駅は「爆発的なインパクト」を秘めた存在であり、その推進には「ニッポンの復活」がかかっているというのが、本書全体を通じての主張です。 ポイントは、東京という都市の持つパワーと、その東京の中で、空港と新幹線の両方とのアクセスに優位な、品川地区の立地の良さが挙げられています。 前者については、山手線各駅から伸びる路線により、関東1都6県の3500万人という、世界でも群を抜く人口を結びつける東京のポテンシャルが、各種数値を提示して説明されています。 しかしその東京の地位も、中国をはじめとするアジアの各都市に追い上げられている。 その中で再度、優位性を確立する手段として、①空の便:成田と羽田という二つの空港を有機的に活用すること、②陸の便:在来線をつなげ、そして新幹線・リニアという高速網の能力を最大限に活かすこと、を挙げています。 都市政策に関する本はこれまで、ほとんど読んだことが無いのですが、大きなスケールで未来を描くという、魅力的な分野だなあと、感じました。 東京への一極集中については、異論のある人も多いですし、またこの本の内容には希望的観測も含んでいるとは思います。 しかし日本という国が世界の国々の中で今後も、活力を保っていくためには、本書のようなことを考え、実践していくことが、必要なのだろうなと感じました。 日本の未来について、久しぶりに明るさを感じさせてもらえた、一冊でした。
2020年、山手線品川駅と田町駅の間に山手線30番目の駅ができる。その土地は現在車両基地として使われている土地で、大規模再開発が新駅の整備とともに行われる。その新駅・再開発を軸に新たな品川周辺の都市計画、つまり、羽田空港(海外)、関西地域からのアクセスを生かした新たな東京の中心となる都市の展望が書か...続きを読むれた本。 私は、現在建築学を学んでいる院生であり、来年からは建設会社で勤務する。今の建設業界は何かと暗い話題が多いが、この本には新駅と開発という建設業界にとっても関わりのあるネタが、ポジティブに書かれており、何より心踊る気持ちとなる本であった。 願わくは、この本で描かれているプロジェクトが建設業界、そして日本を元気にする起爆剤となることを祈ります。
面白かったです!新しい駅が出来る、ただそれだけのことだと思っている人がほとんどだと思いますが、これによってまた都心が大きく変わろうとしているのではないかと感じられ、少しわくわくしました。ちょっと話が大きくなりすぎているかなと思うところもありますが、鉄道好きでなくても楽しめる本だと思いました。
2020年、品川-田町間の車両基地跡地に、周辺再開発を伴った新駅開発構想が上がっている。 そのインパクトについて論じた本。 今回の再開発候補地がどれだけ稀少な土地なのかを、主に交通利便性(将来さらによくなるものも含む)、政策的支援の充実を軸に論じている。 常磐線等から東海道線の相互乗り入れを実現す...続きを読むる東北縦貫線構想がある。 現状でも全東海道新幹線が停車し、将来的にはリニア新幹線の始発駅になる。 もちろん羽田空港へのアクセスは良く、バイパス線路の建設で成田空港とのアクセスも更に改善される。 政策的には、東京都が指定する「アジア・ヘッドクォーター特区」、内閣官房の「国際戦略総合特区」、都市再生本部の「特定都市再生緊急整備地域」に重ねて指定されていて、様々な開発面での優遇措置が受けられる。 このようなポテンシャルを持った品川近郊の再開発は、(特に国際空港の玄関口という意味で)、ひいては東京という都市の国際間都市競争の勝敗を左右する大きな意味を持った開発であると論じている。 またそのような客観的事実の羅列だけでなく、著者なりの提案も随所に盛り込まれており、この事案にかける著者の熱い思いが伝わってくる。 今般の再開発が持つ重要性を理解するにはコンパクトにまとまっていて良いと思う。汐留のような惨劇が繰り返されないよう、関係各社の動きは暖かく見守っていきたいところである。
日本がアジア諸国のめざましい発展に遅れをとらず、明るい未来を抱いていくためにも東京が世界で更に魅力ある都市になっていかねばならない事は同感です。それを現実化するもっとも有力な手段として、山手線新駅を発端する新たなまちづくりという視点で詳細に書かれており、なるほどと感じました。自治体は多くの構想をすで...続きを読むに練っており、あとは土地所有者の具体的な対応方法に掛かっているようです。今後がより興味深くなりました。
実現可能性はどうか分からないが、山手線新駅から広がる未来を垣間見えた。山手線の歴史などの周辺知識も手に入れられる良書だと思います。
発刊から10年経っています。新しい駅は、高輪ゲートウェイの事かな?著者の思ったようにはなかなかならないものです。
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山手線に新駅ができる本当の理由
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市川宏雄
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