某から夜ふかしで茶化されてる足立区についてまとめられた本。
著者は一般社団法人東京23区研究所所長で、東京の分析のプロ。足立区には5年ほど住んでたのみのため、ある意味偏りや上げる内容はなく客観的に書かれている。
本書の良さは豊富なデータがあり、データから見ている点が多いこと。ちゃんとデータで見ると
...続きを読む、実態と話題性は異なることがわかる。
足立区は意外に区が頑張ってるとも言える。ビューティフルウィンドウズ運動(割れ窓理論)、イメージ払拭運動など地道な活動あっての今だろう。
個人的には、"東部三区"(足立区 江戸川区 葛飾区)のまとめ方は良いなと感じる。
あと、北綾瀬駅が"盲腸駅"は普通に笑った。たしかになんだこの駅。
少しデータが古いのがかなり難点。コロナ禍前かつデータは2010年以前のも普通に登場する。一つだけ言えるのは、コロナ禍による変化は解らずとも、足立区の歴史は知るに充分な内容である。