【感想・ネタバレ】なぜか惹かれる足立区 - 東京23区「最下位」からの下剋上 -のレビュー

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Posted by ブクログ

某から夜ふかしで茶化されてる足立区についてまとめられた本。

著者は一般社団法人東京23区研究所所長で、東京の分析のプロ。足立区には5年ほど住んでたのみのため、ある意味偏りや上げる内容はなく客観的に書かれている。
本書の良さは豊富なデータがあり、データから見ている点が多いこと。ちゃんとデータで見ると、実態と話題性は異なることがわかる。

足立区は意外に区が頑張ってるとも言える。ビューティフルウィンドウズ運動(割れ窓理論)、イメージ払拭運動など地道な活動あっての今だろう。

個人的には、"東部三区"(足立区 江戸川区 葛飾区)のまとめ方は良いなと感じる。
あと、北綾瀬駅が"盲腸駅"は普通に笑った。たしかになんだこの駅。

少しデータが古いのがかなり難点。コロナ禍前かつデータは2010年以前のも普通に登場する。一つだけ言えるのは、コロナ禍による変化は解らずとも、足立区の歴史は知るに充分な内容である。

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2023年02月18日

Posted by ブクログ

足立区を他の23区と比べながら、良いところ、悪いところを引き出した一冊。足立区というと正直、治安などを絡めるとあまり良いイメージを持ってはいませんでした。定住率が高い。しかし、それが街の新陳代謝を阻むことになる。家賃や生活費は安い。また千住駅を中心に大学が進出してきている。街のひとがおせっかいなど。
所得が23区で最低ランクとのことでしたが、日本の平均所得とあまり変わらない実態を聞いて、あまり色眼鏡でみるのはよくないと実感。
ブランドに拘らなければ日本全国どこでも住めそうな気がしてきました。

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2018年11月15日

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