作品一覧

  • 松下幸之助は泣いている 日本の家電、復活の条件
    3.7
    パナソニック、ソニー、シャープ。日本を代表する家電3社が決算でそろって大赤字を出し、経営トップが交代した。技術では韓国、台湾に、価格では中国に敗北した日本の家電業界に、もはや未来はないのか。瀬戸際であることは認めつつ、パナソニックOBの著者は「松下幸之助の教えに学べば、十分、復活できる!」。敗因を分析し、幸之助の経営手法と数々の名言から、復活の具体策を提言していく。

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  • 松下幸之助は生きている
    3.3
    1巻660円 (税込)
    好況よし、不況さらによし――。かつて「経営の神様」とよばれた松下幸之助は、苦境を好機に転じる心がまえについてそう語った。百年に一度といわれる経済危機に、企業は、そして企業人はどう立ち向かえばいいのか。約四十年間にわたる異国でのビジネスを通じ、座右としてきた創業者の智恵ある言葉の数々に、豊富なエピソードを重ねてつづる。前米国松下電器会長による初めての著書。

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ユーザーレビュー

  • 松下幸之助は泣いている 日本の家電、復活の条件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「松下は人をつくる会社です。合わせて電気製品もつくっています」と言う松下幸之助の言葉が印象的でした。

    リストラをすれば、一時的に企業は持ち直すかもしれないが、同時に優秀な技術を持った人材を他者に提供することになる。それが、新たなライバルを育てることにつながり、自分たちを苦しめる事につながる。言われてみると当然なことなのかもしれないが、自分だけ乗り遅れる訳にはいかなと言う日本人の悪い癖もあるのか。

    かっての松下の様に、人やその地域の共同体を大切にしようとする企業は強いのかもしれない。自分の所の商品のファンになってくれる可能性が高いからだと言う。

    殺伐とした社会ではなくもっと風通しの良い社会

    0
    2012年09月26日
  • 松下幸之助は生きている

    Posted by ブクログ

    松下について知りたくて読書。

    東北財経大学で客員教授をしているという著者。松下(現・パナソニック)の歴史を学ぶことができるような内容である。

    日本がこれから元気を取り戻していくかの鍵は好む好まざるにかかわらず中国にあるといえる。

    後半に書かれていた日本人の機内での過ごし方の変化は今の日本を象徴しているような感じられる一節だと思う。

    国家としてはデフレを脱却させて、将来への希望と少しでも取り戻し、人づくり、教育へ力を入れ直し21世紀に相応しい人材の再生産ができるようにする必要があると思う。

    共存共栄のためにも世のため人のための仕事、利他の精神で仕事をする。そして稼がせてもらうという意識

    0
    2011年11月28日
  • 松下幸之助は生きている

    Posted by ブクログ

    本書は、松下電器のアメリカ法人元CEOが書いた「自分のビジネス史と、松下幸之助」というべきもの。幸之助さんからじかに薫陶を受けた人にもかかわらず、なぜか幸之助さんファンの私の琴線に触れるフレーズはなかった。残念。

    0
    2018年10月23日
  • 松下幸之助は泣いている 日本の家電、復活の条件

    Posted by ブクログ

    パナソニックのこれまでの歩みを松下幸之助の名言とともに振り返る。
    アップルやサムスンが描いていた未来や過程と似たことをやっていたが差がついてしまったことを省みている。
    ザ・ビジネス書籍

    キーワード
    時代の変化への対応
    ユビキタス製品

    0
    2018年04月24日
  • 松下幸之助は泣いている 日本の家電、復活の条件

    Posted by ブクログ

    日本の電器業界、日本のものづくりがどんな状況にあるのか、「まさか」とは思っていたけれど、やっぱりそうだったんだ...。
    何となく、気が重くなりつつ、でも「こけたら、立ちなはれ」といわれて、元気をださなくちゃと思う本。

    0
    2012年11月15日

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