岩谷英昭のレビュー一覧

  • 松下幸之助は泣いている 日本の家電、復活の条件

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    ネタバレ

    「松下は人をつくる会社です。合わせて電気製品もつくっています」と言う松下幸之助の言葉が印象的でした。

    リストラをすれば、一時的に企業は持ち直すかもしれないが、同時に優秀な技術を持った人材を他者に提供することになる。それが、新たなライバルを育てることにつながり、自分たちを苦しめる事につながる。言われてみると当然なことなのかもしれないが、自分だけ乗り遅れる訳にはいかなと言う日本人の悪い癖もあるのか。

    かっての松下の様に、人やその地域の共同体を大切にしようとする企業は強いのかもしれない。自分の所の商品のファンになってくれる可能性が高いからだと言う。

    殺伐とした社会ではなくもっと風通しの良い社会

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    2012年09月26日
  • 松下幸之助は生きている

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    松下について知りたくて読書。

    東北財経大学で客員教授をしているという著者。松下(現・パナソニック)の歴史を学ぶことができるような内容である。

    日本がこれから元気を取り戻していくかの鍵は好む好まざるにかかわらず中国にあるといえる。

    後半に書かれていた日本人の機内での過ごし方の変化は今の日本を象徴しているような感じられる一節だと思う。

    国家としてはデフレを脱却させて、将来への希望と少しでも取り戻し、人づくり、教育へ力を入れ直し21世紀に相応しい人材の再生産ができるようにする必要があると思う。

    共存共栄のためにも世のため人のための仕事、利他の精神で仕事をする。そして稼がせてもらうという意識

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    2011年11月28日
  • 松下幸之助は生きている

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    本書は、松下電器のアメリカ法人元CEOが書いた「自分のビジネス史と、松下幸之助」というべきもの。幸之助さんからじかに薫陶を受けた人にもかかわらず、なぜか幸之助さんファンの私の琴線に触れるフレーズはなかった。残念。

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    2018年10月23日
  • 松下幸之助は泣いている 日本の家電、復活の条件

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    パナソニックのこれまでの歩みを松下幸之助の名言とともに振り返る。
    アップルやサムスンが描いていた未来や過程と似たことをやっていたが差がついてしまったことを省みている。
    ザ・ビジネス書籍

    キーワード
    時代の変化への対応
    ユビキタス製品

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    2018年04月24日
  • 松下幸之助は泣いている 日本の家電、復活の条件

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    日本の電器業界、日本のものづくりがどんな状況にあるのか、「まさか」とは思っていたけれど、やっぱりそうだったんだ...。
    何となく、気が重くなりつつ、でも「こけたら、立ちなはれ」といわれて、元気をださなくちゃと思う本。

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    2012年11月15日
  • 松下幸之助は生きている

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    幸之助さんのお客様のため、社員のため、国家のためという考えがひしひしと伝わってきました。幸之助さんが生きていた時代と現在はだいぶ環境は変わっていると思いますが、こういう経営者の下で働きたいと思いました。

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    2011年11月05日