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好況よし、不況さらによし――。かつて「経営の神様」とよばれた松下幸之助は、苦境を好機に転じる心がまえについてそう語った。百年に一度といわれる経済危機に、企業は、そして企業人はどう立ち向かえばいいのか。約四十年間にわたる異国でのビジネスを通じ、座右としてきた創業者の智恵ある言葉の数々に、豊富なエピソードを重ねてつづる。前米国松下電器会長による初めての著書。
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Posted by ブクログ
松下について知りたくて読書。 東北財経大学で客員教授をしているという著者。松下(現・パナソニック)の歴史を学ぶことができるような内容である。 日本がこれから元気を取り戻していくかの鍵は好む好まざるにかかわらず中国にあるといえる。 後半に書かれていた日本人の機内での過ごし方の変化は今の日本を象徴...続きを読むしているような感じられる一節だと思う。 国家としてはデフレを脱却させて、将来への希望と少しでも取り戻し、人づくり、教育へ力を入れ直し21世紀に相応しい人材の再生産ができるようにする必要があると思う。 共存共栄のためにも世のため人のための仕事、利他の精神で仕事をする。そして稼がせてもらうという意識が今必要なのかもしれないと思う。 読書時間:約40分 本書はお借りしました。有り難うございます。
本書は、松下電器のアメリカ法人元CEOが書いた「自分のビジネス史と、松下幸之助」というべきもの。幸之助さんからじかに薫陶を受けた人にもかかわらず、なぜか幸之助さんファンの私の琴線に触れるフレーズはなかった。残念。
幸之助さんのお客様のため、社員のため、国家のためという考えがひしひしと伝わってきました。幸之助さんが生きていた時代と現在はだいぶ環境は変わっていると思いますが、こういう経営者の下で働きたいと思いました。
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