小池和男の作品一覧
「小池和男」の「海外日本企業の人材形成」「聞きとりの作法」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「小池和男」の「海外日本企業の人材形成」「聞きとりの作法」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
労働や賃金の専門家(文化功労者)による、賃金に関する一考察。「能力給」を批判し、査定つき定期昇給といった「年功序列」を推奨している。精緻な研究・分析により、きわめて学術的な説得力ある内容となっている。言っていることは単純であり、わかりやすかった。
「高賃金国の生きゆく道は、英などの西欧や米など先行国を見定めれば、明白である。他国の地で製造業に限らず、宅配、コンビになど様々な産業で事業を行い、その地の人を雇用し、納得して働いてもらう。そこから得た収益の日本への還流こそ肝要である」pv
「複雑な社会現象を解明する王道は、他と比較することである」p4
「ホワイトカラーには定期昇給が日本以外にも多く
Posted by ブクログ
修士時代、企業インタビューをこなすのに備えて読んだ本。
研究者向けだったと思いますが、いま僕がインタビューをあまり苦手意識なくできるのは、こうした本で得た擬似体験といくつかのインタビュー経験、それに編集者時代の取材やらをこなした日々の賜物。
(2017年7月23日追加)
数量分析だけで説明できる現象はそんなに多くはない。
質的比較分析の本をちょうど読み始めたところ。
外部研究者に比べて、内部観察の壁が高くない、監査という仕事にとっても、文化人類学・社会学的なフィールドワークの基本を実践していければ、もっとよりよいインサイトが得られるはず。
そんな思いを新たにした再読。
3章構成。1、2章の
Posted by ブクログ
聞き取り調査実施における考え方やTipsをまとめた書籍。修士論文に関わるインタビュー実施の際に読んで参考にした。
■重要ポイントのメモ
1.調査計画(聞きとりの前に)
・当然だが、相手のコスト(時間)への配慮が重要。
・一人の話し手に聞く時間を1回1.5~2時間以内、2回程度にするなど、1人当たり1社当たりの負担を減らして、複数組織を比較した方が了解を得やすい。
・仮説設定時は二段階の手続きを用意する。1つ目は分析概念の設定、2つ目は測定指標の設定である。
・企業選定前に有価証券報告書などで企業について調べるのは大事。
・比較しながら語ることの出来る人をインタビュー相手に選ぶのが良い。比較