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近年、国際的な酒類コンペの賞を総なめしているジャパニーズウイスキー。躍進の裏には、秀逸な日本人の“ものづくり精神”があった――。一時期の人気低迷にもかかわらず、研究開発を重ね、ついに日本のウイスキーは、世界に類を見ない個性をもつ酒へと進化したのだ。知れば知るほど魅力的なその奥深き世界、ブレンドという魔術、バーで使える薀蓄等、「世界一のブレンダー」が自ら伝授する、“ウイスキーを10倍愉しむ方法”。
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Posted by ブクログ
サントリーのチーフブレンダー輿水さんによる、ウィスキー紹介の本。 ウィスキーのイロハが学べます。 起源から作り方、飲み方までを指南してくれます。
ジャパニーズ・ウイスキーの第一人者である筆者が語るウイスキーの奥深い世界をまとめたものです。自身の仕事人生も織り交ぜながら、日本のウイスキーが世界に冠たるものであることを語る情熱に心を打たれます。 この本はNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でウイスキーブレンダーとして取り上げられた筆者に...続きを読むよる、ジャパニーズウイスキーの成り立ちの歴史から、『命の水』という語源を持つその奥深い世界をわかりやすく解説したものでございます。 一人の人間が愚直なまでにひとつのものを追い求める姿に改めて感動しました。独自の発展を遂げた日本のウイスキー。その歴史の重みを体現する筆者から語られるウイスキー作りの難しさ。テイストの違う原酒を組み合わせて、『響』や『山崎』『白州』などの世界に冠たるウイスキーをブレンドしていく過程はまさに魔法使いのそれでした。 さらに、筆者が仕事をするために徹底した体調管理を行っている、必ず朝は決まった時間に出社し、昼に社員食堂で食べるのも天ぷらうどんのみ。こういったことをずっと続けてきたことも、仕事人』の凄みを感じさせるものでありました。 あとがきのほうで『まだ私はウイスキーがというもの分からない』と述懐する筆者に、仕事に対する謙虚さと揺るぎない自信をうかがい知ることができて、僕はこれからウイスキーを味わう際にも、ここに書かれていうことを思い出して、グラスを傾けることでしょう。
ウイスキー造りについて。 著者の伝記っぽい。 ウイスキー全然知らない人はウイスキーって?というところからはいれるので、理解しやすい。 丁寧な語り口なので、さらりと読める。
サントリーのチーフブレンダー輿水氏による著。 ブレンダーとしてのご自身の半生を元にウイスキー、ブレンダーの仕事について書かれている。 ここ数年特に評価が高いジャパニーズウィスキーが輿水氏を一とする生産従事者の方たちの努力のたまものであることは間違いなく、それあればこそ誕生から数十年たって日本の酒とな...続きを読むったのは間違いないと思う。
ウイスキーを製造する国は数多くあるが5大ウイスキーとまで言われるところまで日本は来ている。 国内のウイスキー市場は83年のピークから落ち込んできているなかのISCの受賞。 遅咲きのブレンダー、著者は「未完成」である。 ブレンドは樽ごとに異なるサントリーの保有する約80万樽から選んでいく。 グレーンウ...続きを読むイスキー、モルト原酒、キーウイスキーをヴァッティングさせていく。
好きですよー、山崎♪ にしてもすごい歴史です。 あの濃ゆい琥珀色の「山崎50年」は、いつか味わいたい。
サントリーのチーフブレンダーである輿水さんの著書。ブレンダー目線でのウイスキーの製造過程やブレンドの奥深さを記している。日本のウイスキー自体の歴史はそこまで長くないがそれ故にスコッチのような決まりも少なく柔軟に製造できることで多様なウイスキーができているのだと思った。匂いや味の表現が書いてあったが正...続きを読む直そんなに区別できるものなのか疑問ではあるが毎日の作業で研ぎ澄まされていくのだろう
サントリーチーフブレンダーである輿水精一さん(山梨大学工学部発酵生産学科卒業)の書かれた一冊。 ウイスキーに興味を持ちましたので、入門書として購入。 新書だけあって、はじめてコノ手の本を読む私でも既存の知識がなくても読み進めることができました。 付箋は14枚付きました。
日本(サントリー)におけるウイスキーの歴史、製造工程、味・香りなどを、ブレンダーの立場から解説されている。 ここでは何より著者のウイスキーへの愛がひしひしと伝わってくる。ウイスキーの深みが楽しそうに書かれており、お酒に弱いのに飲みたくなってくる。
ハイボールに端を発し、最近ウイスキーを飲むことが多くなったので読んでみた。同じ銘柄でも、年によって味が異なるなんて知らなかったなー。色々と奥が深くて面白い。様々なウイスキーを、どんどん飲んでみたくなる。
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