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  • 春秋の名君
    3.3
    古代中国の壮大華麗な歴史ロマンを風格ある筆致で描き出し読者を魅了し続ける著者が、鄭の武公・荘公から越の勾践にいたる春秋の名君12人を1人ずつとりあげ語る。さらに、司馬遼太郎さんのこと、『孟嘗君』『重耳』『介子推』から『晏子』に至る創作の秘密まで、宮城谷ワールドの魅力を明かす貴重な随筆集。
  • 碧い眼の太郎冠者
    -
    日本人の気づかぬ米の飯の味を欠点と共に教えてくれ、日本人よりも日本の心を知るといわれる著者のエッセイ、紅毛奥の細道等11篇。〈解説〉丸谷才一

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  • 自転車お宝ラーメン紀行
    4.2
    ラーメンで感動したい。 スープの最後の一滴まで、しみじみ旨い― そんな「お宝ラーメン」を探し求め、 自転車乗ってあっちにふらふら、こっちにふらふら。 読めばラーメンが食べたくなること必至。 笑えて泣けて、心があったまる自転車ラーメン冒険記。
  • 谷村新司の不思議すぎる話
    4.0
    あの名曲『昴』はまさに天からの導きだった。ある日、突然、宇宙からの啓示として降りてきたのだった。そして、ミステリアスな歌詞は、人類の未来を予言するテキストだった!音楽家・谷村新司が、はじめて明かす神秘に満ちた『昴』誕生の出来事。そして、世界中に溢れている「不思議すぎる話」の裏に隠されたメッセージとは?「千円札の裏に描かれているのは富士山なのか?」「心は本当に脳にあるのか?」「からだと宇宙はつながっている?」・・・・など、スーパーアーティストが語る「不思議すぎる物語」全58話。
  • P+D BOOKS 私版 京都図絵
    4.0
    作家人生の礎(いしずえ)となった地を、随筆と絵で辿る。 『雁の寺』『五番町夕霧楼』『金閣炎上』他、京都を舞台にした水上作品はいかにして生まれたか――。 僅か九歳で京都の寺に預けられた著者が、精神形成期を過ごしたこの地を、《愛憎もつれあって、悲しみも喜びも、吸いこんでいるつめたい土壌の街だけれども、いつまでたっても、この古都は私から消えぬ。》と綴る。 往時を回想しながら六孫王神社、五番町遊廓、今宮神社、相国寺塔頭瑞春院、衣笠山等持院、東山二条産寧坂、千本丸太町、保津峡、嵯峨鳥居本、大原桂徳院と十の地を巡り、自ら絵筆を揮い、街々の景色を描いた挿絵も掲載。
  • 男の作法
    3.9
    てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ……。勘定、人事、組織、ネクタイ、日記、贈り物、小遣い、家具、酒、月給袋など百般にわたって、豊富な人生経験をもつ著者が、時代を超えた“男の常識”を語り、さりげなく“男の生き方”を説く。本書を一読すれば、あなたはもう、どこに出ても恥ずかしくない!

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  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく
    3.9
    村上春樹が語るアメリカ体験や1960年代学生紛争、オウム事件と阪神大震災の衝撃を、河合隼雄は深く受けとめ、箱庭療法の奥深さや、一人一人が独自の「物語」を生きることの重要さを訴える。「個人は日本歴史といかに結びつくか」から「結婚生活の勘どころ」まで、現場の最先端からの思索はやがて、疲弊した日本社会こそ、いまポジティブな転換点にあることを浮き彫りにする。
  • 不愉快なことには理由がある
    3.7
    1~3巻539~605円 (税込)
    科学が急速に発展した今、残っているのは問題解決が新たな問題を生む、やっかいなことばかり。民主主義、愛国心、お金、家族や恋愛……。これらの“不愉快な出来事”を、「現代の進化論」をもとに読み解こうと思い立った著者。AKB48で政治を考え、『ONE PIECE』でフランス革命を論じる――意外な物事と結びつけ世の中を斬る。「週刊プレイボーイ」の好評連載をまとめたスリリングな社会批評集。
  • 愛と性の美学
    -
    セックスは心を裸にすること。愛する喜び、愛される幸福に感動しながら、快楽と安らぎを与えあい、新しい自分に出逢うこと……。生きる喜びに満ちた性、深い官能を通して、女であること、男であることを楽しむために、ロングセラー『別れの美学』の著者が贈る、ハートフルで刺激的な、すてきな大人の性愛エッセイ集、新装改訂版!
  • なんちゃってホットサンド
    3.7
    ベルリンから帰国して一年。海外旅行も行けなくなって、友人にも気軽に会えない。でも、そんな時こそ日々の暮らしを満喫。毎朝愛犬のゆりねとお散歩をして、家では梅干しを漬けたり、石鹼を作ったり。土鍋の修復も兼ねてお粥を炊いて、床を重曹で磨く。読書とヨガで息抜きをしたら、夕方には銭湯へ。今日という一日を丁寧に楽しく生きるのだ。
  • もぎりよ今夜も有難う
    3.8
    映画「かもめ食堂」の初日挨拶で、シネスイッチ銀座の舞台に立ったとき、かつて銀座文化でもぎりのアルバイトをした7年間がキラキラした宝物のように思い出され――。「映画館の出身です!」と自らの出自を述べる俳優が、映画が活況だった頃の懐かしい思い出や、旅先の映画館での温かいエピソードをユーモアとペーソスを交えて綴る名エッセイ。
  • 戦中派復興日記
    -
    20代最後の2年を綴った戦後日記第4弾! 昭和26~27年。山田風太郎が20代最後にして独身生活最後の2年間を精力的に過ごした2年間を綴っている。 〈夜、成城の横溝氏たずねのんでいるうち前後不覚、気がつくと、どこともしれぬ深夜の町をフラフラ歩いていた。眼鏡消失、額にけがして血だらけ、金も消失。さかんにお巡りにトッチメられ、朝ヘトヘトになってかえる(昭和26年3月9日)〉 〈およそ日本民族の最大の弱点は科学的精神の欠如だろう。換言すれば推理力による把捉を重んじないという性向だろう。これを矯正するために探偵小説は一臂の力をかし得るはずではないか。日本の民衆に推理という精神作用がいかに興味あるものであるか、これを知らせるために探偵小説をかくという気概があってもよいではないか(昭和26年6月23日)〉 〈概していえば余は肉体でかく芸術家を軽蔑する。肉体でかく、とは肉体小説をかくという意味ではない。鈍で、ただ丈夫だけで押しまくるような作家である。小説でいえば田村泰次郎。余は頭でかく作家である。而して余は感性でかく作家には全面的に降服せざるを得ない。例えば太宰治(昭和27年5月10日)〉 終戦から6年、戦後日記の掉尾を飾るシリーズ第4弾。
  • 戦中派焼け跡日記
    4.5
    昭和21年の日本を克明に綴った傑作日記。 昭和21年。のちに山田風太郎として、さまざまな人気作品を世に送り出すことになる希代の物語作家は、そのとき、24歳の医学生だった。勉学に勤しみながらも、大量の本と映画に囲まれていた。  〈吾々はこの前途に全く光のない暗黒の惨憺たる日本に生きている。聞こえるもの飢餓の呻きと「戦争犯罪人」への罵倒と、勝利者への卑屈な追従の声ばかりだ〉  激変する情勢、占領下での厳しい暮らし、東京裁判と天皇の巡幸、変節する人々の価値観……。  激動の一年を克明に綴りながら、透徹した目で何を見、何を考えていたのか。 第一級の昭和史資料が、ついに電子化。 『戦中派虫けら日記』『戦中派不戦日記』に続く、山田風太郎の戦後日記の第一弾。

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  • 戦中派闇市日記
    -
    医学生作家となった山田風太郎誕生の2年間 昭和22年~23年。25歳の青年は東京医学専門学校(現在の東京医科大学)で試験と実習に追われる傍ら、前年書き上げて探偵小説専門誌に投稿した『達磨峠の事件』が入選、人生の大きな転換期を迎えていた。 〈むずかしい。小説の苦しさを初めて知った(昭和22年3月30日)〉 〈新憲法施行の祝日だそうな――。冬に逆戻りしたような冷たい雨、風! ザマ見やがれッてんだ。推理小説「歯車」(仮題)構成す、『植物性神経外科』読(昭和22年5月3日)〉 〈朝、江戸川氏より明元旦午後より夜にかけ遊びに来ぬかとのハガキ来る。ひるごろ、ビヨウキエンキスルとの意の電報来る。この年末の忙しいのに乱歩さん、何をマゴマゴひとりで騒いでいるんじゃ(昭和22年12月31日)〉 探偵小説の重鎮・江戸川乱歩との交流、氏に宛てた手紙の草稿、食糧不足が続く占領下での日常、東京裁判の判決、殺到する小説執筆の依頼……青春の只中で、作家への道を歩み始めた日々と戦後日本を感性豊かに綴る。医学生・山田誠也から作家・山田風太郎へ――。混乱の渦中に記された、戦後最大の物語作家誕生の記録。『戦中派焼け跡日記』に続く、山田風太郎戦後日記シリーズ第2弾。

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  • 板散華 現代日本のエッセイ
    -
    原始美術の力強さを示し、民芸的特質を持ち日本美の原点を探る独特の〈板画〉世界を展いた、棟方志功。強烈なエネルギー漲る初期エッセイ集『板散華』を中心に、『板画の肌』を抄録。「板画の持つ真性は、東洋の美意識に真実を重ねる」とする「板血脈」をはじめ、「河井寛次郎先生」「板画道」「万暦赤絵」「富岡鉄斎」「麻蒸風物」「哀母記」「串もち」のほか「哀父記」を加えた35篇。
  • 風貌・姿勢 現代日本のエッセイ
    -
    文学に精進しつつ95歳の天寿をまっとうした作家が、その生涯に敬愛し、私淑した文士たちの風貌と姿勢を生き生きと描出する。鴎外、漱石、志賀直哉から小林秀雄、田中貢太郎、太宰治、中野重治ら30余名。講談社名著シリーズ版『風貌・姿勢』に拠る、作家・文士の風貌と個性を見事に活写した随筆集。
  • 爆笑問題の日本史原論
    4.1
    歴史はこんなに面白くて笑えるものだった! 「縄文時代の巻」「卑弥呼の巻」「大化の改新の巻」「信長・秀吉・家康の巻」「忠臣蔵の巻」「薩長同盟の巻」「大正時代の巻」「二・二六事件の巻」などをテーマにして、笑っているうちに日本史が早わかり。歴史学の話題も解説に入った太田光執筆による新しい歴史教科書第一弾。
  • 大人失格~子供に生まれてスミマセン~
    4.0
    「私は大人だ」今、この日本でいったい何人の大人が、そう胸をはって言い切ることができるだろう。(中略)大人らしさとかでなくて。しがらみから独立した「大人」という素朴な生き物になること。私がもくろむのはそれだ。(本文より)話題の劇作家が、「子供失格」だった人から「大人と呼ばれたい」人々までに贈る爆笑エッセイ。

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  • 男どき女どき
    4.0
    何事も成功する時を男時、めぐり合わせの悪い時を女時という――。何者かによって台所にバケツごと置かれた一匹の鮒が、やがて男と女の過去を浮かび上がらせる「鮒」、毎日通勤の途中にチラリと目が合う、果物屋の陰気な親父との奇妙な交流を描く「ビリケン」など、平凡な人生の中にある一瞬の生の光芒を描き出した著者最後の小説4編に、珠玉のエッセイを加えた、ラスト・メッセージ集。

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  • 原作屋稼業 お前はもう死んでいる?
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    オレ、ヨシザワ。29歳、独身、♂、「やっぱり菅野美穂が好き」ってタイプ。某IT会社に勤めていたが、仕事も恋もうまくいかず、人生に絶望した瞬間、なぜかマンガ原作者・武論尊に弟子入りを直訴、それまでまったく創作の世界とは無縁だったオレが、初めて本気で挑む修行の日々。奇人変人でなければ面白いものなど作れるワケがないマンガ界で、いったいオレは何をしたいの? どうやって生きていけばいいの?
  • 幸福を知る才能
    4.0
    明治30年に生まれ、平成8年に98歳で亡くなった著者の情熱的な生き方を綴ったエッセイ。「私は不幸に対してはなかなか凹まない自信がある……」という。どんなところからでも自分流の幸福を見つけているからだろう。「愉しく老いる」「私のお化粧人生史」「女のこころ模様」などといった目次が並ぶ。恋愛も失恋もそして別れも赤裸々に書かれている。挫折も不幸も何もかもを楽しみに変えてしまう著者の生き方そのものが「幸福を知る」ことなのだ。
  • 心という不思議 何をやっても癒されない
    3.8
    根拠のない不安感、急に襲う落ち込み……。心の患いから脱出しようと努力をするが、全然気分は晴れてくれない。心という不思議をとらえ、「ポスト癒し時代」を晴れやかに生きるヒントを綴った異色エッセイ。
  • だめだこりゃ
    4.0
    2005年3月で1周忌を迎えた、いかりや長介の自伝。音楽は四流、笑いは素人。それがドリフターズだった。東京の下町に生まれ、バンドマン生活を経て、ドリフターズに加わったいきさつ。お化け番組「全員集合」の陰でネタ作りに追われた日々と、メンバーの知られざる素顔。そして、「踊る大捜査線」の大ヒットまで。豪快半生と秘話の数々。

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  • 東京のオカヤマ人
    4.0
    エッセイと呼ぶにはあまりに怖い物語。ホラー大賞を受賞して上京間もないイワイに、ぶんぶん寄って来るヤバイ人々。「ぼっけえ」「きょうてえ」「やっちもねえ」など岡山弁のニュアンスを存分に盛り込んだ、人気ホラー作家とっておきの14話。ここまで書いたら、もう岡山には帰れんかも。
  • 中山式 しあわせモノ図鑑
    -
    「『ようこさんのこだわりってナンか面白い』そう知り合いや友達に言われる部分を『包み隠さず』書いてみました」(「まえがき」より)小学生のとき出会った「中山式快癒器」、定番の「三角納豆」から、お祝い事用の「小鯛焼」、いちばん大きな買い物の「自宅」まで。著者の愛用品をすべて紹介! 小さなしあわせを見つけるヒント満載の一冊!

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  • ナンシー関「テレビ消灯時間」リミックス
    3.5
    2002年に急逝した消しゴム版画家・ナンシー関。テレビ評を批評の1ジャンルとして確立させた、不世出の人でした。テレビを見る眼の鋭さたるや、まるで色あせず、その後の展開を予言するようなものも。芸能界で「橋田傘下」に入ることの意味とは? 黒柳徹子の本当のすごさとは? そして愛してやまなかった大食い番組の栄枯盛衰まで、週刊文春に連載された「テレビ消灯時間」から、ナンシー・エッセンス満載でリミックス! もちろん消しゴム版画もそのままで収録です!
  • ワセダ三畳青春記
    4.2
    三畳一間、家賃月12000円。ワセダのぼろアパート野々村荘に入居した私はケッタイ極まる住人たちと、アイドル性豊かな大家のおばちゃんに翻弄される。一方、私も探検部の仲間と幻覚植物の人体実験をしたり、三味線屋台でひと儲けを企んだり。金と欲のバブル時代も、不況と失望の九〇年代にも気づかず、能天気な日々を過ごしたバカ者たちのおかしくて、ちょっと切ない青春物語。
  • こんな世界に誰がした 爆笑問題の日本原論4
    値引きあり
    5.0
    二〇〇二年~二〇〇三年という時代。ふと、気がついたら世界はドタバタ喜劇の真っ只中。雪印食品牛肉すり替え、宗男疑惑、タマちゃん、拉致被害者一時帰国、SARS、長崎幼児殺害、スーパーフリー、中国買春……。いったい、こんな世界に誰がしたのか。何が起きても笑い続けてきた「爆笑問題の日本原論」、はたしていつまで笑えるのか――。
  • 爆笑問題の日本原論3 世界激動編
    値引きあり
    4.0
    9月11日の米同時多発テロが起きた瞬間は、世界中のコメディアンが口をつぐんだ瞬間でもあった。はたしてあの“世界一笑えない事件”を爆笑問題はどう語るのか? JCO臨界事故、新潟監禁事件、雪印食中毒事件、大阪児童殺傷事件、中東紛争など、1999年から2002年までのあらゆる時事問題を斬りまくる、太田光執筆のオリジナル日本原論第三弾。
  • 爆笑問題の日本原論2
    4.3
    20世紀末ニッポンとはどんな時代だったのか? 酒鬼薔薇聖斗がいて、東電OL事件があり、ペルー大使館の人質が解放され、和歌山毒物カレー事件があって、新ガイドライン法案が国会を通過した、あの頃を極上のギャグがぶった切る! 今読んでこそその正しさが実感できる活字の漫才27本。いろいろあるけど太田光執筆なのは日本原論のみ。
  • ポン女革命! ニッポン女性を、タフに美しく進化させる、179のスローガン
    4.0
    現代的でタフな日本の女性「ポン女」。だが、心が満たされていない人も多い。“ビビッドに生きる”ために必要なのは“勇気・恋心・胆力・母性・生命力・第六感・女力”の7力。「古いパンツに恋は宿らず」「愛されるコツは愛すること」「迷ったときは決断しない」「視野の狭さと固定観念が、オバサンをつくる」など、あなたを正しく導く珠玉の言葉集。
  • マイ遺品セレクション
    値引きあり
    3.3
    ※電子書籍版の写真はカラーです。 「マイ遺品」とは、「死ぬまで捨てるもんか!」と強い意志を持って収集し続けているモノのこと。 還暦過ぎても生前整理や断舎離は一切やらず、人に見せて笑ってもらうためだけに倉庫まで借りて集め続けている「マイ遺品」を一挙大公開! ヤシの実を使ったキャラ人形やヘンな掛け軸など、もらってもうれしくないみやげ物(「いやげ物」と命名)、街で見かける「Since○○」と書かれた看板の写真、世界各国盤のボブ・ディランのレコード(デザインはほぼ同じ!)、子供の交通事故防止のために立てられた「飛び出し坊や」の写真、名所があまりない土地に発生しがちなカスみたいな風景の絵葉書(「カスハガ」と命名)、カニの表紙がおいしそうな旅行パンフレット(「カニパン」と命名)、冷蔵庫にはられがちな水道工事などの宣伝マグネット(「冷マ」と命名)……。 著者ならではの視点でカテゴリーを作り、独自のセンスで名前をつけて、「メディアで発表することを前提」で集めまくった「自分にとっては大切なモノ」たちを「遺族は困るだろうけど、死ぬまで捨てられないマイ遺品」として、熱い文章と集めた証拠写真で紹介。 コレクションや趣味の域をこえてもはや「集めることが癖になってしまった」という著者の「マイブーム」の集大成! ※この電子書籍は2019年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • たいのおかしら
    4.3
    虫歯治療用の笑気ガスがもたらした、とんでもない幻想。朝から晩まで台所の床に寝そべり続けて、親を泣かせた中学生時代。はじめて明かされる、たよりなく取り柄もないが憎めない男・父ヒロシの半生…。日常のなかで出会うトホホな出来事や懐かしい思い出がつまった、爆笑エッセイ。ある生理現象について、真摯な議論が交わされる、三谷幸喜さんとの巻末お楽しみ対談つき。
  • 用もないのに
    3.6
    小説・伊良部シリーズでお馴染み、奥田英朗の爆笑旅エッセイ。担当編集者にそそのかされ、まずは北京五輪の星野ジャパンを生観戦。松井移籍初年のNY、楽天イーグルス地元開幕戦の仙台…愛する野球とあらばどこまでも。珍道中は続き、念願だったフジロック参戦で豪雨の洗礼。灼熱の愛知万博。娯楽の域を超えた富士急ハイランドの絶叫マシン「ええじゃないか」。讃岐うどん食べ歩きのはずがお遍路苦行ルポ…100%脱線するユル~い大人の遠足隊。笑えます!
  • ババア最高! +60歳からのHAPPYおしゃれ
    4.0
    家の中で赤いリップを塗って何が悪い! 派手色ネイル上等! 命短し着飾れBBA! “第2ステージを楽しまなくちゃ損”と人生謳歌中のスタイリストと漫画家が、還暦からのHAPPYおしゃれ術を教えます! ファストファッションを取り入れた着こなしや、+60から着たいブランド、秘密の着痩せテクなどを幅広く徹底指南。超効率重視&完璧主義・いく子の家事テク紹介も収録で、お得感満載の一冊。全大人女子の悩みもこの二人にかかれば一刀両断! 口は悪いが、ハートは熱い! 大人気シリーズ、地曳いく子×槇村さとるのBBA第3弾!!
  • 斎藤一人 ほめ道(PHP文庫)
    5.0
    ほめ上手な人は、人に好かれ、仕事もうまくいき、絶対幸せになれる! 本書は、日本一幸せな大富豪・斎藤一人さんが教えてくれた「ほめ力」の法則を一挙公開。「『いい笑顔ですね』はブスッとした人をも笑顔に変える魔法の言葉」「『部長、そのネクタイよく似合っています』の一言で、人間関係はガラリとよくなる」など、誰でもすぐにできるほめ方のヒントが満載。「人間というのは、ほめられたくて生きているんです。むずかしい言葉で言うと、自己重要感を渇望している。喉が渇いて死にそうになるぐらい渇望している。欠点を言われると自信をなくすだけで、欠点を言われながら成長することはできない。ほめられると、能力以上の力を発揮する。『ほめる』ことが大切なのは、人の自己重要感を満たして自信をつけてあげることができるからなんだよ」(本書「一人さんから」より抜粋)出会う人すべてを味方に変える1冊!

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  • 落談まさし版 三国志英雄伝
    4.7
    さだまさしの「語り」で甦る中国英傑たち。 さだまさしが、あの古典を語ったら……? 劉備が、曹操が、そして諸葛孔明が、なんだかおかしい。有名な中国英傑たちが、近所のおじちゃんに思えてくる。 桃園の契りから三顧の礼、劉備の死まで。定評ある話芸の才で挑戦した6時間の口演を紙上で再現。 初心者にはまたとない水先案内、上級者にも全く新鮮な「笑える三国志」!
  • この人と結婚していいの?
    4.1
    男はウルトラマン、女はシンデレラ──結婚カウンセラーとして数多くのカップルの問題を解決してきた著者が、男女の思考・行動の違いを、ユーモラスにわかりやすく解説! 「結婚したら夫が急に無口に……」「突然怒ったり泣いたりする彼女が理解できない」「性生活が不一致で……」など、心当たりはありませんか? 結婚前は勿論、倦怠期、破局寸前の夫婦にも効き目抜群の“愛の処方箋”。

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  • 妻と娘の国へ行った特派員
    4.0
    インドシナ情勢を的確にとらえ、繊細な視線で人間の生を見つづけた報道記者・近藤紘一。ノンフィクションの真髄を味わわせる著作と爽やかなまなざしは今も多くの読者を魅了してやまない。彼はサイゴン、バンコクの特派員として東南アジアの人々の喜怒哀楽や生活につねに関心を向け、ベトナム人の妻と娘を通じてこの地域との縁はいっそう深まったが、惜しくも四十五歳でガンに斃れた。複雑な国情と厳しい風土に生きる人々のダイナミックな姿を活写したこのエッセイ集は遺作となる。
  • 4 Unique Girls 人生の主役になるための63のルール
    4.0
    押し付けられて来た調和を少しばかり乱してみたい、と胸をわくわくさせているユニークガール志願の方に提案します。最大公約数の「いい女」は目指さずに、自分を主人公にした物語を紡ぐこと。そこで生まれる甘さも苦さも、すべて人生の醍醐味。その味を引き立てるお手伝いをさせて下さい――。幾多の恋愛を描いてきた著者が教える“いい女”指南。
  • ニッポンの犯罪12選
    4.1
    「我々は誰もが、ここに挙げた犯罪者達と同じ暗黒を自分の中に持っている」(太田光)。金属バット殺人事件、説教強盗、大久保清、パリ人肉食事件、出歯亀事件、玉の井バラバラ殺人事件、三億円事件など近代日本史上の重要な犯罪を解説し笑いとばしつつ、現実に起こっている悲惨な事件の本質にせまる。人間の犯す罪はいつの時代も変わらない。
  • 爆笑問題の日本史原論グレート
    値引きあり
    3.8
    快調日本史漫才の第3作目は、太田光が選んだ日本史上の重要人物。安倍晴明、北条時宗、出雲の阿国、徳川家康、宮本武蔵、伊能忠敬、石原莞爾など、近年話題になった人ばかり。そのプロフィールを丁寧に解きほぐしながら、現代の時事ネタを絶妙にからませ、これでもかと笑わせつつ、最新の歴史学の解説をプラスして、実像に迫っていく。
  • 鈍感力
    3.6
    シャープで、鋭敏なことが優れていると世間では思われているが、本当にそうなのか!? 医師としての経験や作家としての眼差しを通じて、些細なことで揺るがない「鈍さ」こそ、生きていく上で最も大切で、源になる才能だと説き明かす。恋愛関係、夫婦生活、子育て、職場、環境適応能力……。様々な局面で求められる鈍感力とは何か。先行き不透明な現代を生きぬくヒントが満載。ミリオンセラー、待望の電子化。
  • 愛、理性及び勇気 現代日本のエッセイ
    3.0
    女性の自覚、人間性の重視を基に現実を見据え、女性・教育・時事ほか多岐にわたる問題に鋭い批判を展開。「婦人と自尊」「女子と高等教育」「婦人より観たる日本の政治」「女子理性の恢復」「婦人の実行的勇気」など"近代女性史"の始祖的存在ともいえる『みだれ髪』の作者与謝野晶子の、体験を踏まえ内外の見聞に立つ諸論81篇を収録するエッセイ集。
  • 蝸牛庵訪問記
    4.7
    蝸牛庵・幸田露伴との若き日の出会いから、その凄絶、荘厳な終焉の日までの“日常”の比類なき記録。該博な知識、不羈の精神、巨大な文学空間を展開する“文豪”露伴の、慈父のごとき姿をあざやかに捉える、小林勇のエッセイ文学の名著『蝸牛庵訪問記』。
  • 持続する志 現代日本のエッセイ
    3.8
    「被爆者の自己救済行動」「沖縄の戦後世代」他ヒロシマ、沖縄、核基地、憲法についての諸エッセイと、「安部公房案内」「中野重治の『梨の花』の文章」等戦後文学への豊かな考察を示す作家・作品論。全55篇。30代に入った著者は、己れの存在の根元に突きささる鋭い痛みの感覚をもって状況への誠実な発言を続ける。1960年代後半、『厳粛な綱渡り』後の第2エッセイ集。
  • 世界中で迷子になって
    3.7
    旅&日常を愛する角田エッセイ待望の電子化。 ●アジアは水で、ヨーロッパは石なのだ●旅の疲れは移動の疲れと言うよりも、野生の本能を始終使っている疲れなんだろう●7月のあたまにセールなんてするなら、金輪際、5月6月に夏物なんて買わないからな!●じつは若いときからずっとサザエの母、磯野フネに憧れていた。●毎日仕事中、ほとんど負け戦ながらチョコ衝動と闘い続けている。・・・・いずれも本文より。 「旅」と「モノ」について、作者ならではの視点、本音が満載の1冊。読み進めていくと「どうして私の気持ちがここにあるんだろう」とびっくりするほど共感するとともに、新鮮な奥深い視点をそこかしこに感じます。そして読後は、心がほっこり癒されます。 --年齢とともに変えざるを得なくなるものが多くある。変えたくなくても変わってしまうこともあるし、進んで自分から変えることもある。そうした変化を私がもっともおそれていたのは、旅においてである。・・・・・から始まる文庫書き下ろしエッセイ「2016年未来の旅」では、歳を重ねたからこそ感じる旅の変化とその想いを共感溢れる言葉で切々と綴っています。 懐かしいのに新しい。そんな魅力溢れるエッセイが電子版で登場。
  • 点滴 釣鐘の音 現代日本のエッセイ
    5.0
    中学時代、朽木三助のペンネームで森鴎外に手紙を出し、"一ぱいくわした"つもりが文豪の大手腕に舌を巻く『悪戯』。宿の水道栓から滴る微妙な音へのこだわりを互いに競った太宰との思い出から、その"最期"への無念さの籠る『点滴』。『鮠つり』『掘出しもの』『猫』等。詩魂を秘めた繊細と放胆、前人未到の文学世界を創造していった著者の昭和6年から30年間の珠玉のエッセイ47篇。三浦哲郎新編。
  • 白山の水 鏡花をめぐる
    3.0
    著者少年期の金沢体験を出発点に、また、その後の土地の精霊を訪ねる旅での見聞をもとに、泉鏡花の作品世界を、地誌的・民俗学的に読み解いた長篇エッセイ。「川」「峠」「水神」「蛇」「化物」「白神」等のキー・タームから、鏡花作品の幻想性に入りこみ、その深奥にある北陸の山と水、それらを宰領する精霊たちのうごめきを感じとる。鏡花をめぐるセンチメンタル・ジャーニー、巡歴の記録。
  • 街場のマンガ論
    3.9
    日本マンガと日本人を身びいき目線で論じる。 「これほど好きなジャンルは他にない」と語るマンガびいきの著者が、世界に誇る日本マンガについて熱く語る! 『エースをねらえ!』から、男はいかに生きるべきかを学び、『バガボンド』で教育の本質を見いだす。手塚治虫の圧倒的な倫理的指南力に影響を受けた少年時代、今なお、読み続ける愛すべき少女マンガ…。  日本でマンガ文化が突出して発展した理由をユニークな視点で解き明かす。巻末には養老孟司氏との対談を収録。言語としての日本語の特殊性と「マンガ脳」についての理論には瞠目される。マンガは、どれほどビッグビジネスになろうとサブカルチャーに踏みとどまって、その代償として自由を享受してほしい、と願う著者の「愛と敬意」のマンガ論である。
  • 若山牧水随筆集
    4.0
    「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」「幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく」広く愛誦される牧水の歌は、明治末年、与謝野晶子等「明星」派の歌人とは異質の歌風によって世に迎えられた。旅・自然・漂白の歌人と評された彼の代表的短歌120首と紀行文「山旅の記」、父母のことや自らの生い立ちを綴った「おもいでの記」のほか「石川啄木の記」などを収録。
  • わが美的洗脳 大岡昇平芸術エッセイ集
    -
    14歳、初めて聴いたベートーヴェン「第五」に一撃を喰らい、26歳、スタンダールの手引きで出合った「フィガロ」に震駭、熱烈なモーツァルティアンに。その音楽の魅力を音符にまで遡って究めんと50歳を過ぎてピアノと作曲法を学ぶ――。音楽は単なる趣味を超えて、その人生と文学に霊感を与え、更なる真摯な探求に彼を駆り立てた。音楽、映画、演劇等、芸術随想46篇に、武満徹、吉田秀和との対談を併録。
  • P+D BOOKS 北京のこども
    -
    著者の北京での子ども時代を描いたエッセイ。 絵本「100万回生きたねこ」が大ベストセラーになった著者が子ども時代に過ごした北京での暮らしを描いた珠玉のエッセイ。早くして亡くなった大好きなお兄さんとの二人きりの日常生活、お父さんのこと、お母さんのこと、やがて表に出て戦前の北京の町に触れ、お友達ができていく、そして北京を去る日がやってくる。それぞれがさりげなく描かれている日常の鮮やかさ、儚さが印象的。子ども目線での瑞々しい感性が読む者の心に染みてくる。 絵本作家である著者が描く子どもの世界が、大人の心をとらえて離さない。
  • ポケットに名言を
    3.6
    世に名言、格言集の類は数多いが、本著ほど型破りな名言集は珍しいのではないだろうか。畠山みどりの歌謡曲あり、懐かしい映画の名セリフあり、かと思うとサルトル、エンツェンスベルガー、マルクス、etc.と著者ならではの言葉のつきあいである。しかつめらしく覚えたり、読むのでなく、Tシャツでも着るようにもっと気軽に名言を自分のものにしよう! 思い出にすぎない言葉が、ときには世界全部の言葉の重さと釣合うことがあるのだから……。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 希望という名のアナログ日記
    4.0
    作文得意な少女は作家になる夢を追いかけた。 全三章の構成。 第一章「〈希望〉を書く」――小学生時代の作文修行から作家デビュー、数度の挫折を経て直木賞受賞までを描く半生の記に始まり、「武道館で見たくらいに小さいけれど、でも見える」という愛に満ちた長文の忌野清志郎論など。全21篇。(第一章は全体の半分を占める) 第二章「旅の時間・走るよろこび」――〈旅のエッセイ〉と見せかけて実はフィクションという見事な短篇小説「それぞれのウィーン」で幕を開け、「永遠、という美」と題したシャネルN゜5のドキュメントがつづく。そして台湾・韓国・バリ・スペインへの旅、さらには那覇マラソンと西表島マラソンの鮮やかな記録。全12篇。 第三章「まちの記憶・暮らしのカケラ」――これはUR都市機構の雑誌に連載された17篇を一挙収録。住んでいる町の素顔から東日本大震災で失われた町、そして日々の暮らしを生き生きと描いたエッセイまで。全17篇。 2012年から2019年までに書かれたエッセイの中から厳選した充実の一冊。そのなかでも冒頭に収録した半自伝は女性誌に連載された15ページに及ぶ感動的な名篇である。 ※この作品は単行本版として配信されていた『希望という名のアナログ日記』の文庫本版です。
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択
    4.3
    自分の面倒を自分でみる これがほんとうの お金に頼らない生き方 今の私の目標は、最後まで幸せに生きること、 すなわち死ぬまで家事をやり続ける、自分で自分の面倒をみて生きていくことだ。 そのためには身の丈にあった暮らしをすればいい。 歳をとり体が動かなくなったら、食べるものも、着る物も、住まいも、持ち物も、どんどん小さくしていくだけ。 そう考えたら安心だ。 だって増やすことは難しくとも、減らすことなら誰だって実現可能だから。 デフレ・インフレ・不況災害・老後もなんのその 一人一家事の提案。それで全員が確実に救われる! 人生100年時代のまさかの出口戦略 ………… 目次 はじめに 家事なんてなくなればいい? 1 私が手にしたラク家事生活    私のラク家事メモ①手ぬぐい一本あれば 2 あなたの家事がラクにならない本当の理由    ・その1 「便利」をやめる    私のラク家事メモ②「洗わない」という究極の選択    ・その2 人生の可能性を広げない    私のラク家事メモ③いきなり一汁一菜はムリな方へのアドバイス    ・その3 家事の分担をやめましょう    私のラク家事メモ④ゼロから料理を始めるあなたへのアドバイス 3 家事こそは最大の投資である理由    私のラク家事メモ⑤生ゴミ堆肥で「一石五鳥」を体感する 4 老後と家事の深い関係 5 老後を救う「ラク家事」    私のラク家事メモ⑥私の「お手伝いさん」たち       6 モノの整理が天王山 7 実録・人はどこまでモノを減らせるか    その1 怒涛のイメージ作り編    私のラク家事メモ⑦マジで錆びついていた五感 8 実録・人はどこまでものを減らせるか    その2 怒涛の実践編    ・洗面所まわり編     ・洋服編     ・台所編     私のラク家事メモ⑧結局最後は宅配弁当? 9 死ぬまで家事 おわりに 総理、家事してますか?(ラク家事えみ子、政治経済を語る)
  • まんしゅう家の憂鬱
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自身や家族のゲスな爆笑話。食べられるという父の主張に押され、大量のザリガニを茹でた結果。包茎手術を受けた弟の変化と、そこから巻き起こる大事件。あまりに赤裸々な暴露っぷりとシュールな描写に、同業者までもが嫉妬を隠さない。文芸界の話題をも席巻した「小説すばる」での連載エッセイに、ブログ連載のまんがを追加。さらにはおまけでも笑わせてくれる、電車の中で読むのはキケンな本。
  • 愚者の道
    -
    買い物、ホスト、整形にハマり、ついには風俗体験まで! タロットカードに描かれる「愚者」のように、自由に、無鉄砲に彷徨い、地獄へと堕ちていくのか……? 自らを「愚者」と呼び、己を厳しく見つめる中村うさぎ。度を越した愚行は、肥大なナルシシズムによるものであり、心に抱える「破滅へのリビドー」が生み出す「暗黒神」に支配されてのものだった。 するどい観察眼をもって他者をも見つめ、鮮やかな手腕で人間というものを浮き彫りにしていく。罪とは? 孤独とは? 女の自己実現とは? そして夫とのこと――。 これまでの半生を総括した、重厚かつ破天荒な読み応え抜群エッセイ!! 中村うさぎ(なかむら・うさぎ) 1958年福岡県生まれ。横浜育ち。同志社大学卒業後、OL、コピーライターを経て、91年『ゴクドーくん漫遊記』で作家デビュー。その後、ブランド依存症の日々を赤裸々に綴った『ショッピングの女王』シリーズでブレイク。ホスト通い、美容整形など自らの体験を通して書かれたエッセイで“女性の欲望の体現者”として多くの女性から支持を集める。『私という病』『女はかくもままならぬ』など、著書多数。
  • 万葉集の中の女性たち 第一巻
    -
    千三百年余もの時を超えて、今も読まれ続けている歌集『万葉集』。第一巻は磐姫皇后、倭大后、額田王、鏡王女という四人の女性の歌を見ていきます。歴史書には描かれていない万葉女性のみずみずしい心、歴史書からは見えない女性の役割などが、歌や題詞・注を通してそこに見えてきます。古代の女性たちの歌に、ぜひ触れてみてください。

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  • 戦中派動乱日記
    4.0
    新進作家として活躍する昭和24年25年。 昭和24年~25年。山田誠也は東京医学専門学校を卒業、インターンとなる一方、作家・山田風太郎として日本探偵作家クラブ賞を受賞、江戸川乱歩や横溝正史らと交流を深めながら数々の作品を発表しつづける。 <今……元旦零時。ラジオより除夜の鐘鳴りつつあり、夜雨静かにして咽ぶが如し。この年、二十八才! いかなる運命が余の前に展開せられるであろうか。呆々たる一日。夜、酒のみ泥酔(昭和24年1月1日)> <決意す。余が医者たるは肉体的に精神的に性格的に適せず。乾坤一擲作家たらんとす。(?)(昭和24年5月8日)> <午後、横溝氏訪ね、この十七日喀血せりとのことなれば見舞に卵三十個持ってゆく。談話不能にて、玄関にて奥さんと話す。新年号用小説の過労ならんと、〆切迫り表に靴音すれば原稿とりにあらずやとビクビクし、さて脳中何らのプロットなし、この苦悶見るも苦しと奥さんいう。横溝氏もこの点に於てはこちとらと同じなりと急に可笑しくなる(昭和24年11月24日)> 作家として萌芽のときを迎え、旺盛な執筆活動の合間には、膨大な読書量と時には無頼な暮らしぶりもあった。山田風太郎戦後日記シリーズ第3弾。
  • 日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?
    5.0
    親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた、訣別と希望と勇気の100通 児童虐待の相談件数はこの25年間で100倍に増え、 5日に1人の割合で虐待によって子どもが命を落としています。少子化を憂える一方で、子どもの人権や命が軽んじられている、それが今の日本の現状です。本書は、親に書いた手紙という形式によって、当事者の過酷な親子関係を世に伝え、子どもの人権が守られない日本の現状に100石を投じます。 【目次】 はじめに—不当ながまんを強いられる子どもたち  Ⅰ 気づく 私にも意志がある いけにえ プレゼントはゴミ箱に 見えないんだよ 衣食住の権力者 ほか Ⅱ 戦う できるなら惨殺したい サンタさんへのお願い 殺さない理由 毒のゴミ箱 見捨てるのは怖い ほか    Ⅲ 出あう  お母さんは知らない 思い出すと苦しい 「おまえは悪魔だ」 死んだら負け お父さんの殺し方 ほか Ⅳ 変わる あなたを捨てます 私の親は仏様 気づくのが遅すぎた 殴られても蹴られても ねじ曲げられた私 ほか 「ほか」 選者解説 壮絶な痛みと苦しみを経て 東 小雪 「ありのままの姿」をさらす親たち 信田さよ子    おわりに 勇気ある行動によって    STOP! 児童虐待100プロジェクト 謝辞 本書の出版を支援してくださったみなさんへ    応募手紙の全文と編著者のメッセージを閲覧・視聴する方法 【著者】 CreateMedia Create Mediaは、フリーライター今一生(こんいっしょう)が編集者として活動する際の名称。今一生は1965年、群馬県に生まれる。千葉県立木更津高校卒、早稲田大学第一文学部除籍。1997年、親から虐待された人たちから公募した手紙集『日本一醜い親への手紙』の三部作をCreate Mediaとして企画・編集。「アダルトチルドレン」ブームを牽引する。Create Media の編著書には『子どもたちの3.11』(学事出版)、今一生の著書には、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)などがある。 信田さよ子 臨床心理士、原宿カウンセリングセンター所長。1946年、岐阜県に生まれる。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもり、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待に悩む人たちやその家族のカウンセリングを行っている。 東小雪 元タカラジェンヌ、LGBTアクティビスト、株式会社トロワ・クルール取締役。1985年、石川県金沢市に生まれる。実父からの性虐待を告白した著者『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)を2014年に上梓。LGBTや性虐待をテーマにした講演・支援活動を展開している。
  • パリわずらい 江戸わずらい
    4.2
    旅と食と感動が満載浅田次郎最新エッセイ集。 JAL機内誌『スカイワード』人気連載単行本化の第3弾。海外、国内で遭遇した抱腹絶倒の出来事から、身辺に起こる驚きと感動のエピソードを絶妙の筆致で描く傑作エッセイ集。 温泉での珍事を描いた『話にもなりませんわ』、軽井沢の別荘に出現した謎の生物とは『招かれざる客』、ナポリでナポリタンを追い求める『多様性と二者択一』、ラスベガスでマイケル・ジャクソンとまさかの邂逅『袖振り合うも多生の縁』ほか極上の全40篇。
  • 源氏に愛された女たち
    3.8
    永遠の憧れの人「藤壷」、男を容易に受け入れる「夕顔」、プライド高い「葵の上」、嫉妬に苦しむ「六条御息所」、慎ましく控えめな「明石の君」、理想の女に育てられる「紫の上」等、不朽の名作「源氏物語」に登場するヒロインたちの愛のありよう。光源氏と彼をめぐる女たちの「愛する理由」「愛される理由」を、恋愛小説の大家が説く。千年の時を超えて現代によみがえる、男と女の愛の指南書。
  • 別れの美学
    5.0
    別れについて考えることは、恋そのものについて考えること。別れは人を弱らせるけれど、その悲しみが、愛情の大切さや、人への優しい接し方をも教えてくれる。「憂うつな心のための処方箋」「男のふり方」「不倫の終わり」など十二章からなる、感動のベストセラー、新装改訂版。これから先、よりすてきな恋をするあなたに捧げる失恋論。
  • カラーひよことコーヒー豆
    4.1
    ささやかな日常から真理を見いだす作家の目 『博士の愛した数式』『ミーナの行進』などで知られる小川洋子さんのエッセイ集。 インドとドイツの区別がつかなかった子供の頃。「君、明治生まれ?」とボーイフレンドに揶揄された学生時代。 身近なエピソードからはじまり、単行本にしてたった5ページ弱で人生の真理にまでたどり着く展開は、作家ならではの発想の豊かさゆえ。 そんなエッセイの醍醐味を堪能させてくれる29の掌編が詰まった、宝石箱のような一冊です。 収録作品の多くは、ファッション誌「Domani」に連載されたもの。 小説を書くとき、登場人物の職業を最も重要視するという著者が働く女性に向けるまなざしは、温かな励ましに満ちています。 日々忙しく働く中で、つい“ドラマ”を求めてしまい、平凡な日常を退屈なものと思いがちですが、繰り返されるその日常こそがかけがえのない幸せなのだと気づかされます。 仕事、プライベートで、ついがんばってしまう女性たち。 そんな彼女たちに「今日は元気を出さなくてもいいかなと感じたときに読んでもらえたら」と小川洋子さん。 ふとたちどまり、肩の力を抜いて、自分自身を見直す--そんなきっかけをくれるエッセイ集です。

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  • 読めば100倍歴史が面白くなる 名将言行録
    -
    「織田信長はうつけ者(愚か者)を演じていた?」「人たらしの豊臣秀吉は残酷?」「徳川家康はドケチだった?」などなど、ドラマや小説に登場する戦国武将たちのエピソードは、幕末の館林藩士・岡谷繁実が著した『名将言行録』がネタ本だった! 刊行当時、伊藤博文が感動し、大隈重信に「不朽の真理を含蓄した書」と言わしめた名著を、超現代訳と4コマ漫画でわかりやすく解説。戦国時代がますます面白くなる!
  • 渚と澪と舵
    5.0
    桐島かれん、ノエル、ローランド。 シングルマザーとして三人の幼子を背負いながら海外各地を放浪し、前向きに逞しく生きる母が、小さな相棒たちに贈る“わが愛と冒険の記録”。 従来の女性像を打ち破り、革新的生き様を貫く作家・桐島洋子の自伝的処女作。 電子書籍刊行にあたり、初公開となるプライベート写真も多数追加収録。
  • 明日も出勤する娘へ
    3.7
    新聞記者として30年以上働く著者が 自身の娘や女性たちに贈る、人生のアドバイス! 「働くのって、こんなに大変なの?」 新聞社の記者として長いあいだ組織で働き、 さらには講演活動やテレビなどでも活躍する中で、 たくさんの女性たちから悩みを相談されてきた著者が、 ときに母としてあたたかく励まし、 ときに働く先輩として助言をしてくれる、人生エッセイ。 社会人として知っておきたいこと、 職場での人間関係の悩みから、ちょっとした振る舞い、 そして、仕事を楽しみ、幸せに生きるための考え方を 教えてくれる一冊。 「私は、娘に聞かせたことを、 今度は娘の友だちに伝えるためにこの本を書いた。 自分の母親ではなく友だちの母親、 あるいは母親の友だちの言葉だと思って、聞いてもらえたらうれしい。 人生で山ほど壁にぶつかってきた先輩の話だと思って……」 ――本書「はじめに」より 【韓国でロングセラー! 若い女性を中心に大反響!】 ・「社会人5年目だが、これまで悩んできた問題について解決策を多く見出せた。この本に出合えてよかった」 ・「新人もキャリアの長い人も励まされる内容で、これまで読んだたくさんの本の中でももっとも共感する部分が多かった」 ・「もし子どもがいたら必ず読ませたい本。職場だけでなく世の中を生きる上でも励まされ、役に立つ。この本を買ってよかった」
  • いろいろあるのよ、主婦だって!
    5.0
    40歳を超えた元客室乗務員の主婦カータンが描く、超爆笑ブログ「あたし・主婦の頭の中」の書籍化第2弾。懐かしの昭和ネタにはじまり、胸キュンの妄想ネタ、おしんスッチーネタ、そして爆笑家族ネタが満載。 本書初公開の旦那さんとの馴れ初めや、携帯を欲しがる平成生まれの娘へ今伝えたいメッセージなどは、おもわずじ~んときてしまう……かも!? なにより泣けるのは、飼い猫「みんみんと暮らした日々」。笑えるけれど、号泣です! このご時世……笑いで病気やストレスをフッ飛ばしたい人にオススメ!!
  • 思わず考えちゃう
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人も子どもも、それ以外も、「考えすぎちゃう」すべての人へ――。「自由って何?」「子どもに優しくできないよ」「あれは人生の無駄?」「他人のストローの袋が気になる」「明日、すごいやる気を出す方法」等々。絵本作家ヨシタケシンスケの、読むとクスッとしてホッとしてちょっとイラッとする、スケッチ解説エッセイ! 新感覚。楽しくて、グッとくるイラスト、100点以上、収録!
  • キョーレツがいっぱい
    -
    いつから世の中はこんなにカオスになったのか?! 共同体からはみ出した問題児たちの渦に巻き込まれていく、痛快エッセイ。 個性的な面子を笑っていたつもりが、 いつの間にか背中にナイフが刺さっている――?! ブスとは何か、セックスとはなにか、女の友情とは何か。 日常で覚える違和感を克明に炙り出す。 <目次> ・アナルを開いて心を開いて ・即断即決のフリチンGUY ・さみしいナンパ ・百合のススメ ・痴漢とわたし ・ディズニーランドは女の友情の試金石である ・女子力とはなんぞや ・嫉妬狂(ジェラシスト)に捧ぐ ・「ブス」という呪い ・セックス・アンド・ザ・気功、そして虚しさ ・キョーレツがおっぱい ~小野美由紀、乳がん検診に行く~ ・「キャロル」を見て感じた、“男が悪者”映画へのモヤモヤ ※本作品は、幻冬舎plus(http://www.gentosha.jp)で、2015年02月~2016年4月にかけて連載していた「キョーレツがいっぱい」をまとめたものです。
  • 好きとか遊びとか本気とか浮気とか駆け引きとか、もうどうでもいいから愛してくれ
    4.3
    共感&笑いの嵐! 好きなひと以外見えなかった時期、元彼のこと、浮気男のはなし……。笑いと毒と時々せつなさを交えて恋愛のあれこれを綴ります。恋愛運はないけれど経験は豊富! なぜか共感できるみやめこ初の書籍。
  • 働くおんなの意地とマコト 幸せになろうね
    -
    働くこと、ひいては生きることが、かなりしんどくてつらいというのは、みんなが知っている。だからこそ、よけいな涙は流したくない……。●取引先の男とはここがリミット●外泊した次の日の朝は●“湯わかし室”での上手な会話●カラオケの歌い方にはコツがある●いま好きな男がいるならば……●働く女のための全ノウハウ。
  • ブスの瞳に恋してる(電子特別編集版)
    4.0
    「SMAP×SMAP」「めちゃ×2イケてるッ!」など人気バラエティ番組を担当する売れっ子放送作家・鈴木おさむ。交際期間0日で結婚した妻・大島美幸(森三中)との衝撃的な出会いから現在に至るまでの結婚生活を赤裸々に告白した、爆笑スーパーエッセイ(雑誌POPEYEにて好評連載中)の単行本を電子書籍向けに一部抜粋編集し低価格化。同著と同名の連続ドラマがフジテレビ・関西テレビ系でドラマ化され、話題に。

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  • コミックエッセイ ウチの猫はひざに乗らない
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 *ユニット、ナガラ飯のTこと、伊藤丈尋氏は出版を目前に急逝されました。心よりお悔やみ申し上げます(編集部)。相方K氏の協力を得て未完部分を補足しました。また、作中の猫は知り合いの家で育てられることになりました。 ネットのポータルサイトなどでたびたび猫漫画が紹介されている、ナガラ飯。紹介されるたびに、話題となり、今回初めて1冊の本にまとめました。 Instagramでも大人気の猫漫画、今回は本書のみの書き下ろしの漫画も掲載、 今までの猫遍歴も整理され、あなたの謎が解けるかも?! 目次 はじめのご挨拶 序章 出会い Chapter1 ルームシェア時代の猫 Chapter2 大家さんと猫 Chapter3 ウチの猫はひざに乗らない Chapter4 犬もおるぞと~実家編 Chapter5 そんじゃあ、ちょっと行ってくるよぉい 「あとがき」に代えて ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 適当日記
    3.8
    【電子書籍版には、特製しおりはつきません。その代わりといってはなんですが、なんと2008年~2014年を振り返った書き下ろしの1章を追加しています】 アプリで20万ダウンロードの大ヒット!伝説の日記がついに電子書籍化!!しかもまさかの新規書き下ろし追加!!! 発言の「適当さ」「無責任さ」が魅力となり、一般視聴者はもちろん、各界の著名人にもファンの多い高田純次。本書は、還暦を迎えた2007年1月21日から“無理やり書かされ始めた”彼の日々の生活がすべてわかる日記。 「スタッドレスタイヤを外すかどうかで1週間」「椎名林檎からのメールにうわつきまくる」「日記にどこまで書いていいか、出版社を試すために下ネタを書く」「トンチンカンな子しか来ない合コンでため息をつく」……。 世界一日記が似合わない男の、テレビで見るよりさらに適当な日常が、今ここで明らかになる! 脚注には、書き終えた後に行った「日記に関する一問一答190問」を掲載。今なら特別に「定価でお譲りします」(著者談)。
  • 見ぐるしいほど愛されたい
    値引きあり
    4.5
    ヤングマガジン連載、80年代を大笑いした幻の表題作に、新作「ムカエマの世界」をカップリングした充実の2本立て。豪華ゲスト登場
  • 一生使えるクローゼット・ノート
    値引きあり
    3.0
    どの服をいくらで買ったか、どのくらい着たかの記録「おしゃれ手帳」をつけてしまうほどおしゃれと買い物が大好きな漫画家による、服にまつわる悲喜こもごもの漫画エッセイ。ストールのベストな巻き方は? カットソーの選び方は襟ぐりで決まる? 旅先で大活躍の超小型軽量ドレスセットとは? など、今すぐ実践したくなるお役立ちノウハウ満載。
  • あるがままに自閉症です
    4.3
    会話で気持ちを伝えられない、思うように行動できず叱られる。本当は感覚のまま、自由でいたいだけなのに――。 息苦しさを感じながらも、自分の感性に耳をすませ、言葉を綴ることで自閉の世界の豊かさを伝える著者。 18歳で始めたブログを元に自らの体験や心情の変化を記した本書には、当事者や家族へのメッセージが込められている。 「あるがままを受け入れるのは、ひとりひとりの心です」ロングセラーの単行本を増補して文庫化! (目次) 第一章 自閉症という僕の個性 ◇話したいのに話せない ◇制御不能な身体 ◇記憶とこだわりと気持ちの折り合い 第二章 振り返って思うこと ◇学び ◇幼稚園・学校 ◇家族 第三章 生きやすくなるために ◇わかってほしい ◇支援 第四章 「自閉症だから」じゃない ◇心地いい時間 ◇独自の世界観 ◇毎日をやり過ごす 短いお話・詩 あとがき
  • 大橋巨泉「第二の人生」これが正解! 人生80年時代「後半生」を楽しく生きるための10の選択
    -
    リタイア後の人生は自由に楽しく生きよう! 大橋巨泉氏は人気タレントとして絶頂期だった50歳代半ば、突然「セミリタイヤ」を宣言、すべてのレギュラー番組を降板し、表舞台から姿を消しました。 それ以降、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本の4か国を転々とする「ひまわり生活」を実践、「第二の人生」を謳歌しながら、楽しい後半生を送っています。 そんな大橋巨泉氏の「第二の人生」も、23年目に突入。「こんなに長生きするつもりはなかった」とご本人もおっしゃっていますが、2013年3月には79歳を迎えました。 長寿が進み“人生80年時代”と呼ばれるようになりました。人によっては人生90年という人さえいます。 20歳までを子供としても、残りが60年以上もある人生です。 ごく一部の人を除いては「一生現役」でいることは不可能です。 誰にでも、15年から30年もある「第二の人生」がやってきます。 この本はその「第二の人生」がテーマです。人生80年時代の「後半生」に焦点を絞り、「人生哲学」「老後資金」「パートナー」「家族計画」「居住場所」「趣味」など10テーマについて「第二の人生をハッピーに送るために必要な、巨泉流人生の選択」を展開します。

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  • 巴里ひとりある記
    3.8
    1951年、27歳、高峰秀子は突然パリに旅立った。女優から解放され、パリでひとり暮らし、自己を見つめる、エッセイスト誕生を告げる第一作。
  • 日本発酵紀行
    4.0
    元バックパッカーの小倉ヒラクが2018年夏から8カ月かけて全国の発酵の現場を訪ね歩いた旅行記。本書『日本発酵紀行』はD&DEPARTMENTが手がけるd47 MUSEUMの企画展「Fermentation Tourism Nipponー 発酵から再発見する日本の旅ー」の公式書籍として誕生しました。発酵を通して日本の文化の深層に出会い、今を見つめなおす旅の記録。醤油、味噌、酒といった日本のソウルフードだけでなく、お菓子、漬物、激レア激ウマ発酵食品までを隅々まで歩き出会い食べつくす!
  • 見てきたように絵で巡る ブラッとお江戸探訪帳
    3.0
    身の丈に合った経済圏で生活を営むかたわら、花見や宴会、旅も楽しんだ江戸時代の庶民たち。当時、好んで読まれた娯楽小説=草双紙や名所図会に描かれた日常の図版を、ふんだんに掲載。知恵と工夫にあふれた意外に快適な暮らしぶりを、旅するようにご案内! 『江戸っ子は虫歯知らず? 江戸文化絵解き帳』改題
  • 恋する「小倉百人一首」
    4.1
    百人一首には、恋の歌と秋の歌が多い。平安時代の歌風を現代に伝え、切々と身に迫る。ただのかるたと思うなかれ。人間関係、花鳥風月、世の不条理と、歌は深い世界を内蔵している。ゆかいに学ぶ、百人一首の極意。
  • 優雅の条件
    3.0
    ザ・フォーク・クルセダーズ、サディスティック・ミカ・バンドをはじめ、日本の音楽史に多大な功績を残した加藤和彦。2009年10月に急逝した彼は、常に流行の先をいく音楽家であると同時に日本で有数のエレガントな生活人だった。 パートナーの故・安井かずみとともに多くの作品を創り出していた80年代、ソロアーティストとして、生活者として、最も充実していた時期に書かれた貴重なエッセイ集を特別復刻。

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  • 彼女は恋を我慢できない
    3.8
    恋をしたい、と思う。それも、ひたむきな恋を――。たとえ、その恋の先に待っているものが幸福でなくて、嫉妬、ジレンマ、そして別れであっても……。だからこそ、恋する瞬間を大切にしたいと思う。何もしないで後悔するよりも、せいいっぱい恋したほうがいい。恋愛を描きつづける著者が、数々の女性たちの切ない恋物語をもとに、語り尽くすエッセイ集。今、恋に立ち向かう、あなたのために。
  • 淋しいアメリカ人
    -
    大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 “フリーセックス”が謳われた60年代後半のアメリカ。 そこで筆者が目撃した、アングラ新聞のセックス広告、夫婦交換パーティー、未婚の母の家…。 エスカレートする性の解放の中、救われない人間の孤独が、いたましい程むき出しになったアメリカの姿を、女性ならではの視点で鋭く抉る、衝撃のルポ。
  • 手塚治虫のマンガの描き方
    5.0
    どんなにつたなくとも、ぎごちなくとも、おかあさんがわが子に描いてやる絵には、かぎりない愛がある。 「ママ、ワンワン描いて」とねだられて、一生懸命描きあげたおかあさんの絵には、子どもの絵と同じく千金の価値がある。(本文より)
  • マザー・グースと三匹の子豚たち
    5.0
    桐島かれん、桐島ノエル、桐島ローランド、類稀な3つの個性を、女手一つで育て上げた作家・桐島洋子の“放牧式”子育てとは。 40歳を目前にして1年間の大休暇を宣言し渡米、古き良き70年代の イースト・ハンプトンを舞台に、自由で大胆な育児を楽しむシングルマザーの記録。
  • 忘れる女、忘れられる女
    3.0
    なかったことに、して欲しい。   オフショルおばさんの露出、SNSの自意識管理、 首相夫人のフットワーク、衰え知らずの不倫祭り――。                                   忘れっぽさは新たな世界への入り口 ロングランエッセイ最新文庫! 子ナシ独身女性知事誕生に感慨を覚え、眞子さま婚約に「コムる」男の増加を予感。衰え知らずのスキャンダル市場では「録られる」恐怖に慄いて――。政治、芸能、SNS、一度犯したしくじりが消えにくい時代、忘れることはむしろ幸福をよび新しい世界を連れてくる? 今を切り取るロングランエッセイ第12弾。
  • 聞き出す力
    3.9
    現代屈指のインタビュアーが、これまで接した著名人とのエピソードを通じて明かす、相手からいかに話を引き出すかのテクニック! AKB48に長渕剛、古舘伊知郎から森善朗元首相まで……と、ジャンルを問わない多彩な取材対象に鋭く斬り込むスタンスから導かれる抱腹絶倒&危機一髪のエピソードの数々が織り成す人間模様は圧巻。取材対象に時に大胆(過ぎ)に、時に繊細に切り込むことで、相手から興味深いエピソードをぐいぐい引き出すことでは右に出る者のない著者による一冊。相手から話を引き出すために必要なテクニックや心構えを、これまで接してきた著名人たちとのエピソードや裏話を絡めて完全披露! その「技術」は、日常やビジネスの現場で広く応用できる内容となっていると同時に、著者の大胆不敵さが生み出す爆笑エピソード集としても、広く一般に受け入れられる内容になっています。
  • 会えてよかった 柴犬さんのツボ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人気「柴ツボ」シリーズ最新刊! 巻頭描きおろしには愛犬・テツとの別れから、新たに家族になった黒柴・ガクとのストーリーを展開。 黒柴マニア必見の内容、盛り沢山!
  • 恋愛道
    4.3
    「このエッセイは、今までの恋や愛に関する出来事を、記憶の糸をたどって思い返しながら、水彩画を描くみたいに綴っていった気がする。――それは、私にとっては、ドラマのオリジナルであるような気がする。「あすなろ白書」や「愛していると言ってくれ」や「ロング バケーション」のエッセンスがこのエッセイの中にあると思っている」(著者あとがきより)恋愛ドラマの達人・北川悦吏子のベストセラー・エッセイ。
  • 春秋の色
    4.2
    現代の日本人が使う箸が、古代中国では、食物をつまむ道具であると同時に、食物のある場に神を降ろすためのハシゴであったにちがいない、と気づいた時の驚き。神聖なハシゴであるなら、横におくものではなく、立てる形が正式であろう……。想像を進めてゆく楽しみを、熱く、面白く語る、魅力溢れる随筆集。
  • パスタぎらい(新潮新書)
    3.9
    イタリアに暮らし始めて三十五年。断言しよう。パスタよりもっと美味しいものが世界にはある! フィレンツェの絶品「貧乏料理」、シチリア島で頬張った餃子、死ぬ間際に食べたいポルチーニ茸、狂うほど愛しい日本食、忘れ難いおにぎりの温もり、北海道やリスボンの名物料理……。いわゆるグルメじゃないけれど、食への渇望と味覚の記憶こそが、私の創造の原点――。胃袋で世界とつながった経験を美味しく綴る食文化エッセイ。
  • 有吉佐和子の中国レポート
    -
    「どうぞいい面も、悪い面も見てください」――予想外の中国要人の言葉に驚きながら、著者は予定された見学コースを外れて、前人未到の人民公社に泊りこむ。農民と寝食を共にし、語り合い、農薬の害を説き、監視労働の旧地主との会見に成功する――。人間へのつきぬ好奇心と優しい洞察力、バイタリティー溢れる行動力によって、激動する中国の深層をすくい上げた大胆率直な体験記。
  • 熱血ポンちゃんが行く!
    3.0
    ポン助、ポンタロー、ポンちゃん……、愛称“ポン”こと山田詠美の元気の源はここにあり、とうならせる痛快エッセイ。お酒を飲み、いろんな人と出会い、恋をして、旅に出て、家族と語らい……、プライベートなポンちゃんの素顔をうかがい知ることができます。大人気『ポンちゃん』シリーズの原点、堂々と登場!
  • 路傍の熱血ポンちゃん!
    4.3
    極楽のフィジーでも東京の昭島でも、気の合う仲間がいれば、心は贅沢! キュートでおしゃれなポンちゃんが、かっこつけずに本音で楽しく生きる方法を自らの退屈でエキサイティングな日々を披露しながら綴る、おもしろエッセイ。恋に友達に遊びに仕事に、ちょっとだけ悩んでいる人たちに贈るステキな一冊!
  • それでも女をやっていく
    3.6
    「肥大化した自意識、『女であること』をめぐる様々な葛藤との向き合い方。 自分の罪を認めて許していくこと。 その試行錯誤の過程がこれでもかというほど切実に描かれていて、 読み進めるのが苦しくなる瞬間さえある。 それでもここで描かれているりささんの戦いの記録に、私自身も戦う勇気をもらうのだ」 ――「エルピス」「大豆田とわ子と三人の元夫」プロデューサー 佐野亜裕美さん推薦! ------------------------------ 女らしさへの抵抗、外見コンプレックス、恋愛のこじらせ、BLに逃避した日々、セクハラ・パワハラに耐えた経験、フェミニズムとの出会い――。 実体験をもとに、女を取り巻くラベルを見つめ直す渾身のエッセイ! 【目次】 Chapter1 「女」がわからない 「ほとんど男子校」だった大学で/わたしが女子校を礼賛したくない理由/ブラックアウト・ウィズ鏡月/『桜蘭高校ホスト部』に入りたかった/将来のためではありません/代わりの女/わたしが腐女子だった頃 Chapter2 あなたをうまく愛せない 『神風怪盗ジャンヌ』の致命傷/永遠にマクドナルドにいたかった/『マリア様がみてる』の呪い/牢獄の中をぐるぐると歩く/手前の女/いつかわたしを見限るあなたへ Chapter3 まだフェミニストって言いきれない 切り裂かれた女たちのアーカイヴ/棒の重さを考える/未来の彼女はメイクしているだろうか?/王子様にはなれずに生きる/あなたはフェミニストですか? 【著者プロフィール】 ひらりさ 文筆家。1989年東京生まれ。 オタク女子ユニット「劇団雌猫」のメンバーとして活動を開始後、オタク文化、BL、美意識、消費などに関するエッセイやインタビュー、レビューを執筆する。 単著に、『沼で溺れてみたけれど』(講談社)。 劇団雌猫としての編著書に、『浪費図鑑 ―悪友たちのないしょ話―』(小学館)、『だから私はメイクする』(柏書房)など。 Twitter @sarirahira
  • いっしょにお茶を
    3.0
    宝塚歌劇、おしゃべり、コレクション、手紙、歴史、花、ポプリなど――ささやかな日々の暮らしの中での、女のたのしみ、いろいろ。夢とユーモアにあふれ、ロマンチックな香りがいっぱいの、モノ、コト、人。一生でどれだけ多くの楽しみをみつけ、“ひとあじ”ちがう人生を送れるか。人生を楽しむ達人が提唱する、楽しく生きる術。

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