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会話で気持ちを伝えられない、思うように行動できず叱られる。本当は感覚のまま、自由でいたいだけなのに――。
息苦しさを感じながらも、自分の感性に耳をすませ、言葉を綴ることで自閉の世界の豊かさを伝える著者。
18歳で始めたブログを元に自らの体験や心情の変化を記した本書には、当事者や家族へのメッセージが込められている。
「あるがままを受け入れるのは、ひとりひとりの心です」ロングセラーの単行本を増補して文庫化!
(目次)
第一章 自閉症という僕の個性
◇話したいのに話せない
◇制御不能な身体
◇記憶とこだわりと気持ちの折り合い
第二章 振り返って思うこと
◇学び
◇幼稚園・学校
◇家族
第三章 生きやすくなるために
◇わかってほしい
◇支援
第四章 「自閉症だから」じゃない
◇心地いい時間
◇独自の世界観
◇毎日をやり過ごす
短いお話・詩
あとがき
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Posted by ブクログ
忘れたくない部分にマーキングしていたら、何百か所にもなってしまった!
読みやすく、わかりやすく、そして1992年生まれの若い著者の平易な言葉で語られた人生論というか哲学を感じます。
ーーー以下引用ーーーーーーーーーー
●その時(自立できない時)に、僕はこんな風に考えることにしています。治らない障害というものは、時代が僕らに何か望んでいることがあって、僕らをこの世に誕生させたに違いないと。・・・・・。僕たちが、最先端の人間だと認められる日が来るといいなぁ。
※「文庫版あとがき」より
「僕は人生に絶望したあと、自閉症である僕とみんなの違いは何か、繰り返し考えました。その答えが知りたくて、自然と周りにいる人たちの様子を観察し始めたのです。そして僕なりに、普通の人の言動を分析、考察しました。これは、まさに支援者の人たちが、自閉症者にしていることと同じです。」
「僕は自閉症という障害について、自閉症者からの説明ではなく、普通の人の視点から解説することを思いつきました。」
ーーー引用ここまでーーーーーーーーーー
●の引用文のタイトルは「最先端の人間」です。これを読んだとき、ずいぶん前に発達心理学のO先生から聞いた「石豆」の話を思い出しました。「石豆はなぜ出現するのか?いつか必要な時が来る。その時に備えている。」といった内容だったと思います。
またこの人の家族、特にお母様を尊敬します。あのヘレンケラーを育てたサリバン先生にも匹敵するようにも思いました。
「知的障害を伴う自閉症者」の診断を受けている人の中には、実は知的障害のない人もいるのではないだろうか?そんな感想を持ちました。
Posted by ブクログ
自閉症含め障害のある人との関わりって難しい。
支援者や周囲の人の勝手に思い込んだり考えていることと、本人の思っている事と平行線?というでもいうんかな。伝えることって難しい。でも互いの事は理解してほしい気持ちもある。
自分は自閉症者ではないが、軽度の知的障害というハンデがあるけれどコミュニケーションで他の人と上手く撮れない時もあるし態度にでるタイプの人間。
そのくせ自分の思っている事は他者には話さず丸々溜め込んで一気に爆発する厄介なタイプ。自分の事をわかってほしいってのも微かに残す。
やりたくもないけれど、やめられないこだわり行動も周囲の人らに少しでも理解していけたらいいけれど、実際に居合わせたらどう対応したらいいか分からんと思う。
東田さんの場合のこうしてほしいとか、アドバイスも書いてくれているし少しでも自閉症の方にとって負荷のかからないような支援ができていったらいいなと思うな。
詩やショートストーリー、読みやすくて共感できるやつおおかった
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