ワセダ三畳青春記

ワセダ三畳青春記

440円 (税込)

2pt

三畳一間、家賃月12000円。ワセダのぼろアパート野々村荘に入居した私はケッタイ極まる住人たちと、アイドル性豊かな大家のおばちゃんに翻弄される。一方、私も探検部の仲間と幻覚植物の人体実験をしたり、三味線屋台でひと儲けを企んだり。金と欲のバブル時代も、不況と失望の九〇年代にも気づかず、能天気な日々を過ごしたバカ者たちのおかしくて、ちょっと切ない青春物語。

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ワセダ三畳青春記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    三畳一間と言わないまでも、昔ながらの下宿の様子がわかる自伝的作品として、藤子不二雄A『まんが道』や吾妻ひでお『地を這う魚』などがあげられるが、本書にはこれらの作品とはまた違った趣きがありむちゃくちゃに楽しませてもらった。
    なにせ登場人物達が面白い。パンの耳を貰ってきて毎朝食べるほど異常なほどケチな上

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い。
    高野秀行が日本の生活について書くということは、彼の実力が発揮されるアジア・アフリカの辺境エリアとは真逆のステージを書くことになるため、地味な作品となることを予想したところ、それは大きな間違いであった。
    浮世離れした高野秀行が居る場所は全て辺境と化すのであり、そこがゴールデントラ

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    ただただおもろい。漫画みたいなぶっ飛んだ人々の青春。基本楽しく読みながら、たまに身につまされたり、ジンとしたり。

    0
    2025年05月02日

    Posted by ブクログ

    初めて読むノンフィクションだったが、とても面白かった。誰も行ったことのない場所へ行き、誰も書かないような本を書く、という高野さんのモットーが素敵✨

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    電車で読んだのが間違いだった。
    めちゃオモロイ。いや、どの高野本も基本的にはめちゃオモロイ。
    だが今回は親近感の湧いてきやすい日常に焦点を当てているので、より面白おかしさが伝わってくる。笑いが次々と込み上げてきて、ついには目まで達してしまった。マスクを着用していたものの、「それ、そんなに面白いのか?

    0
    2024年10月10日

    Posted by ブクログ

    こんなに面白いとは思わず、とりあえず手に取った本だったからびっくり。文章はとても読みやすく、何と言っても自分の今の生活からは違いすぎる内容の日常へ連れて行ってもらえて、とても楽しかった。ちょっと痛いけど憎めない人たちの喜劇を見てるような、そんな気持ちになった。著者の方は、とにかく面白い素敵な人だとい

    0
    2024年05月10日

    Posted by ブクログ

    野々村荘で起こる「リモート」や「スマホ」が当たり前である現代では味わうことのできない人との出会いが織りなすドラマが沢山の物語でした。最後は青春記に相応しい終わり方でニヤついてしまいました。笑

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    '語学の天才まで1億光年'を読んで、すっかり、この著者の作風や破天荒な内容に魅了された。
    本作は、この著者の原点とも言うべき、早稲田で過ごした11年間の驚きの生活や、そこに下宿している奇妙な人々の記録である。探検部の後輩からの紹介で、実家からこの下宿に転がり込む。
    三畳一間で鍵は

    0
    2023年10月22日

    Posted by ブクログ

    辺境作家、高野氏の青春記。ワセダのたった三畳の部屋に住んだ11年間で起こった日々を綴った一冊である。
    高野氏の著書は普段我々が行かないような辺境の地や未開の地などのテーマに気を引かれるが、文章にしたときの面白さが尋常ではない。今回のエッセイではそれ特に際立つ。場面の切り取り方やテンポ、言葉のチョイス

    0
    2022年11月22日

    Posted by ブクログ

    私も大学時代同環境で生活していたので、最初はタイトルに惹かれて何となく手にした本。でも、読んでみると単なる共感というレベルを超えて話が面白すぎる! 登場人物のキャラ設定と数々の事件を面白可笑しく表現する作者の才能に感服しました。

    0
    2022年07月07日

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