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まだ科学的に存在が確認されていない未知の動物をアジアの辺境で探す。いるのかいないのか、それは現地で調べてみなければわからない。ベトナムの猿人「フイハイ」、奄美大島の妖怪「ケンモン」、アフガニスタンの凶獣「ペシャクパラング」。読みだすと止まらなくなる驚きと笑いと発見のエンタメ・ノンフィクション!
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Posted by ブクログ
アジア(ベトナム、奄美、アフガニスタン)で未知の動物、UMAを探すノンフィクション。終始真剣に探索を行い、命の危険もあるような国にまで行き、探すために現地の人と交流し、色んな場所をたらい回しされ、なんなら銃まで向けられるような経験をしているのに、それを面白く書けるところがすごい。そしてUMAについて...続きを読むだけではなく、訪れた国の内情やその国の抱える矛盾まで考えさせられる深い内容でした。
短編、と言うべきか。ベトナム、奄美、アフガニスタンでのUMA探索が集積され、比較して読みながら楽しむ機会を与えてくれた。奄美のケンモンは『神に頼って走れ!』でその一端を読んでいたので、一粒で二度おいしいと言ったところか? 本書のカバーは、それを思うと笑ってしまう。9・11後のアフガニスタンと言えば命...続きを読むの危険が伴う場所だ。無事に帰国できたことは本書を読めば判るのだが、ホッとする。ペシャクパラングの考察もなかなか面白い。
ベトナムのフイハイ、奄美のケンモン、アフガニスタンのぺシャクパラング。『辺境メシ』みたいにそれぞれ独立したエピソードが並べられているのかと思って読み始めたけれど、実は意外な繋がりが! 『アヘン王国』でアメリカの麻薬取締組織が裏で動いている気配が描写されていたことと併せて考えると、アメリカがアジアに落...続きを読むとす影の深さに今更ながら身慄いを覚える。
今回も面白かった!フイハイとケンモン探しに関してはもはや妖怪探し!?といった感があるが、地元の人になんの疑いもなく「いる」とされていて目撃者もたくさんいるのが楽しい、なんか夢がある。アフガニスタンのペシャクパラングに関しては正体がなんとなく見当がついてきているのに何度も米軍陰謀説にたどりついてしまう...続きを読むのが笑えた。それにしてもあれだけの政情不安な国にUMA探しだけのために飛び込んでしまうなんて、すごい度胸。。。
表題にもあるように、著者の天職ともいうべきUMAものである。しかし、今回は少し味付けが違う。目撃者や伝承者の話など分析して、かなり民俗学的なアプローチでその正体に迫ろうという内容になっている。勿論アプローチがそうだというだけで、学問的な分析が行われているわけではないのだが、単なるドタバタ紀行ではなく...続きを読む、興味深い仮説がなされていて面白いと思った。
ベトナムに猿人フイハイを追い、奄美に妖怪ケンモンを求め、アフガニスタンで凶獣ペシャンクパラングを探す、そんなノンフィクション。未知動物もさることながら、世界の土地土地の風土や生活が面白く描かれているのが良い。 高野秀行の作品では、大昔、『幻獣モケーレムベンベを追え』を読んだが、まだまだ広い世界には...続きを読む未知の動物がいるようだ。 高野が、あの船戸与一に三日いたら、絶対見られると言われ、ベトナムにフイハイを捜しに行くというクダリが面白い。
未知の動物を探して世界中のどこにでも行ってしまう高野さん。「もう危ないからやめて」という気持ちと「面白いからもっと行って!」という気持ちが入り混じって複雑です。UMAあるところに米軍ありってエピソードが興味深い。
やっぱり高野さんの本は面白い!!今冊はアフガニスタンの凶獣『ペシャクパランダ』の話に尽きる。外務省ホームページで危険度最高の危険度4の「退避を勧告します」で真っ赤っかの地域にUMAを探しに行く。これで事故でもあったら…、大丈夫なのかな?と思ったりもするけれど、いつもの高野さんどおり現地に密着している...続きを読むので、アフガニスタンのおもてなし(客人が国際的にはテロリストと言われていようが変わらないらしい)の習慣が実感できたりするのは、著者ならではかと。
ベトナムで猿人「フイハイ」を、奄美で妖怪「ケンモン」、アフガニスタンで凶獣「ペシャクパラング」を探しに出掛けて出会った物は・・・・ 高野秀行らしい一冊。
一言で要約すれば『平成版遠野物語』。著者のスタンスは文献主義者・柳田国男と幻視者・水木しげるの中間。前者なら現地まで出かけて自ら聞き取り調査をすることはなかったであろう。後者なら忽ち“未知との遭遇”を果たしていたかも知れない。一方の著者は思い立つやベトナム、奄美、アフガニスタンへと赴き、謎の未知動物...続きを読むの痕跡を求め現地人の間を飛び回る。冷静に考えれば実にバカバカしい。しかしそのバカバカしさが羨ましい。著者のような行動力はとてもないが故郷の山にツチノコやニホンオオカミを探しに行きたくなる。因みに生れは和歌山県。
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アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン
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