アジア新聞屋台村

アジア新聞屋台村

小説・文芸
555円 (税込)

2pt

ワセダの三畳間に沈没するライターのタカノ青年は、台湾の美人社長に見込まれ、なぜか多国籍新聞社の編集顧問に就任。勇み立ったはいいが、アジア各国のツワモノたちに翻弄され、たちまちハチャメチャな屋台的世界に突っ込んで行く。果たして彼と新聞社の未来は? 在日アジア人と日本人の夢と現実を痛快に描く自伝的トーキョー青春物語。『ワセダ三畳青春記』『異国トーキョー漂流記』の姉妹篇。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    アジア新聞屋台村
  • タイトルID
    :
    243624
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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アジア新聞屋台村 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    やっぱり大好きタカノさん。

    あの自由な高野さんがビックリする、自由に生きるエイジアン(いちおう新聞社)のひとたち。
    だから、私はもっとビックリ。

    計画性がなくても、根回ししなくても、やりたいことをやっていいんだね!!と勇気が湧いてきます。
    私はなんて小さいことを気にしていたんだ。いけ、いくのだ!と。

    そして随所に出てくる高野さんの丁寧な観察と分析が素晴らしい。
    熱くなりすぎるな、冷静になれ、と。

    自分が小さくまとまってしまいそうなときに読み直したい本です。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かった。
    エイジアンのエピソードがいちいち笑えるのはもちろん、高野秀行にしては深刻な闇堕ちや、タイ人との摩擦が描かれているのが珍しい。
    そして何より恋愛を書かせると彼の右に出るものがいないな。胸が締め付けられて叫びながら走り出したくなる。

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    タイ人にインタビューしようと連絡先を聞いたらカンボジア人で、実際にあったらラオス人だったみたいなエピソードが高野秀行作品で一番笑った

    0
    2023年12月14日

    Posted by ブクログ

    最高。なんか、泣ける。

    高野秀行氏と言えば、いつも無茶苦茶なことに自ら突っ込んだり時に巻き込まれたりして大変な思いをしつつ、それを面白さに変換しながら、やりたいことをやって、したたかに生きる人だ。
    簡単に言えば、自由で柔軟な人。読者は、そこに憧れるんだと思う。ほんとうは私だってこんなふうに生きてみたい、と。

    本書は、著者の自伝的一冊で、タカノ青年があるアジア系新聞社"エイジアン"で働くことになった数年の顛末を描いている。スタッフはほとんどがアジア系のメンバーで、著者以上に自由でしたたかで驚くほどいい加減である。そもそも読者にとって高野秀行氏こそがもっとも変で魅力的な生き物であるのだが、この新聞社には、彼を圧倒するパワーと奔放さを持ったさまざまな人々が集まっている。あのタカノ青年が、振り回されっぱなしである。エピソードのすべてが、日本の会社ではあり得ないもので、普通の日本人ならついていけないものばかりだ。だがそこにタカノ青年は魅力を感じ、新聞づくりに奔走する。

    タイトルの"アジア新聞屋台村"とは、この新聞社を指すもの。屋台村のように、それぞれの特色を活かしたさまざまの料理を提供する。ある料理が不評ならすぐにやめて別のものを出す。客が少なければ座席を減らすし、増えれば拡張する。自由で柔軟である。
    だからこそ発生してしまう、ヘンテコな状況を彼らはどう切り抜けるか?見事と言うほかない無茶苦茶さとしたたかさに、読者は爆笑しながら時に涙することになる。
    全六章プラスエピローグからなる本で、もう全編最高におもしろいのだが、とくに第六章の盛り上がりはグッとくる。エピソードの強さに目が行きがちだが、それを生かす著者の筆力があってこそである。渦中にはまり込んで右往左往したあと、それをちゃんと検証し直す冷静さがある。その冷静さこそが、"なんか泣ける"奇妙な味わいを生んでいると思う。

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    日本社会ひとつの視線で見れば、『迷惑な外国人/日本に馴染まない人々』なんて乱暴な言葉でまとめられてしまいそうな人々も、高野さんの目を通してしまえば、その振る舞いの必然や人間性に滲む母国の文化や出自が、多くの国に自らが身を置いた人ならではの解像度で見えてくる。在野のグローバリズムの擬似体験のみならず、高野さんの成長譚も甘酸っぱくて最高だった。
    小川洋子さんの解説も素晴らしい。

    0
    2023年04月26日

    Posted by ブクログ

    魅力的な人たちにたくさん出会える本。こんな生き方があるのか、こんな考え方があるのかと、普段凝り固まっていた頭が少し柔らかくなったように思う。自分の生き方は自分で決めていく。自分の好きなことを見失わないよう、もっと柔軟に生きていきたいと思った。

    0
    2018年03月18日

    Posted by ブクログ

    ベトナムつながりからエイジアンという不思議な新聞編集に携わることになった著者。良くも悪くも日本の常識が通用せず、始めは著者もそれを楽しんでいたが、後半になりいい加減さに辟易し、だが最後にはアジアの大らかさに気付く。そんな構成が好ましい。しかし、著者と朴さんの淡い恋模様が切ないね。もし恋愛が成就していたら、黒船は現れなかったか? いや、そんなことは無いだろうな〜(笑)

    0
    2017年08月24日

    Posted by ブクログ

    いやーーーー、面白かった!
    在日外国人の母親コミュニティが日本の母親も救ってるとか研究につかえそうなこともポロリしたり
    副職が実際どう機能するのかもわかったり
    舞台は日本なのに、旅行してる気分。
    旅行が好きな人は、そうそう!それだよ!!!ってなること必須。
    旅行中に自分が感じるうまく言語化できないあれこれを物語の中にするりと混ぜ込み表現してくれる。
    これは、本当に、すごい、本だった。

    0
    2014年03月01日

    Posted by ブクログ

    高野さんのまわりには語るべきエピソードがゴロゴロあふれているかのよう。
    ローリングストーンな生き方の高野さんらしい青春記。
    「ワセダ三畳青春記」と併せて読みたい。

    0
    2013年08月22日

    Posted by ブクログ

    ワセダの三畳間で燻っていた若者が、ひょんなことからアジア系新聞社に関わり、多国籍な仲間たちと新聞作りに振り回されていく自伝的ノンフィクションです。
    読んでいてまず感じたのは、“昔のアジア雑居ビルみたいな熱気”でした。台湾人社長、中国人編集者、タイ人記者、怪しいブローカーみたいな人物まで入り乱れていて、新聞社なのにどこか屋台街みたいな胡散臭さがあります。
    特に印象に残るのは、みんな理想や夢を語るのに、現実はかなり適当で泥臭いところでした。
    原稿は飛ぶし、金もないし、トラブルも絶えない。それでも、不思議と前へ進んでしまう勢いがあり、90年代アジアの雑多なエネルギーがそのまま閉じ込められている感じがあります。
    著者らしい“危ない場所ほど面白がってしまう視点”がずっと心地よく、異文化交流というより、“カオスの中で人間同士が雑に繋がっていく面白さ”が残る一冊でした。

    0
    2026年07月30日

アジア新聞屋台村 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    アジア新聞屋台村
  • タイトルID
    :
    243624
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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