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Posted by ブクログ
積極的に謎の企画を立ち上げて海外にいってアホをやらかしてくる多言語話者で貧乏な著者が、逆に様々な境遇で日本にやってくる外国人と東京を歩き、それぞれの国の文化や価値観、そして「トーキョー」という外国人から見た都会を見つめ直していく、笑いあり涙ありのノンフィクション。アメリカを非難しつつもマクドナルドを美味そうに平らげるイラク人や、暗黒舞踏に憧れて貧乏生活を送るフランス人など多種多様な人々と著者が織りなす台本のない喜劇に腹を抱えて笑い、時に鋭い指摘に極東に位置する日本という国の異様さにもハッとさせられる。一筋縄では行かないのに読みやすく、世界についての扉を開いてくれる良著である。
Posted by ブクログ
『語学の天才まで1億光年』をだいぶ前に既読していて。ためになったし超絶!面白かった(ゆえに星五つ)のだけど、何て感想を書いていいものか分からないくらい完結していたので星だけ付けて寝かせていました。
そこに出てくるユニークな外国人たちとほぼリンクしていて少し違うエピソードもありつつ、こちらもまた面白かった。
『語学』のほうはタイトル通り、どのようにして多言語を習得し、それを活かしながら多様な国々人々とコミュニケーションを取ったか。そしてそれがいかに魅力的か。
『異国トーキョー』は、関わった外国人たちの異文化習慣や価値観に触れることで高野氏の中でいろいろなことが芽吹き培われていったこと。
言語、文化、習慣etcが違えど、人間同士のやりとりが微笑ましく…いや、もう、ただただ、
高野氏や外国人たちの純情さが愛おしく切なくなる。
端々に外国人たちの姑息さだったり高野氏が自虐する動機のセコさがチラチラと見えますが。相手に向き合った途端に読んでるこっちが心配になるほど人が好い。
読後、何故だか「じゅんわり」あたたかくなっちゃう。
今のところ(他の既読本も良作だけど)一番好きな高野本です。
ちなみに、サラサラッと読めて(物理的に)薄めなところもまた他の作品と違っていいところ。
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