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作品一覧

  • まだまだ大人になれません
    NEW
    -
    1巻1,760円 (税込)
    30代兼業文筆家、ただいま「大人」の練習中! 法律的にはとっくに成人しているし真面目に働いて納税だってしているのに、 なぜか自分のことを未熟だな……と思ってしまう。 もういい歳なのに、私ってこのままでいいのか。 低空飛行でもいいじゃない。 うまくいかなくてもいいじゃない。 人とうまくやれなくてもいいじゃない(反省はしたほうがいいけど)。 幸せじゃなくてもいいじゃない(その幸せが、他者評価のためならば)。 っていうか、大人じゃなくてもいいんじゃない? 仕事、友情、恋愛、自分探し、コンプレックス── 30代兼業文筆家が、ままならぬ日々を息継ぎしながら生きのびるための、 メンタルリカバリーエッセイ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉田恵里香氏(NHK連続テレビ小説『虎に翼』、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』脚本家)絶賛! 「誰もが気軽に発信できる時代になったからこそ時々、私はエッセイが読みたくなる。 誰かの頭の中を軽快で洗練された文章で覗き見する感覚がたまらない。 特に、語りだしが自分好みのエッセイに出会えた時は作者と握手したくなる。 ひらりささんのエッセイはページをめくるたびに彼女と握手したくなった。 日々の生活を、自分自身をちょっとでも素敵にしたくて試行錯誤したことがある人なら絶対同じ気持ちになってくれると思う。 ちなみに私が一番好きな語りだしは『月曜に急に美人になりたくなり』です。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  • 友達じゃないかもしれない
    4.3
    「私を認めてくれるのは、私が女だからなんじゃないの」 「すべての人間関係がロールプレイングゲームになる」 ジェンダーへの違和感、野蛮な家族、仕事のつまづき、美醜の悩み…… でこぼこな現代を生きぬくふたりの不器用人間が、価値観のズレも問いも徹底的に議論する! 自我が怪物並みの歌人・上坂vs.AIのような兼業文筆家・ひらりさ、 極端なふたりの失敗と諦めに、気づけば励まされる火の玉往復書簡。
  • それでも女をやっていく
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    「肥大化した自意識、『女であること』をめぐる様々な葛藤との向き合い方。 自分の罪を認めて許していくこと。 その試行錯誤の過程がこれでもかというほど切実に描かれていて、 読み進めるのが苦しくなる瞬間さえある。 それでもここで描かれているりささんの戦いの記録に、私自身も戦う勇気をもらうのだ」 ――「エルピス」「大豆田とわ子と三人の元夫」プロデューサー 佐野亜裕美さん推薦! ------------------------------ 女らしさへの抵抗、外見コンプレックス、恋愛のこじらせ、BLに逃避した日々、セクハラ・パワハラに耐えた経験、フェミニズムとの出会い――。 実体験をもとに、女を取り巻くラベルを見つめ直す渾身のエッセイ! 【目次】 Chapter1 「女」がわからない 「ほとんど男子校」だった大学で/わたしが女子校を礼賛したくない理由/ブラックアウト・ウィズ鏡月/『桜蘭高校ホスト部』に入りたかった/将来のためではありません/代わりの女/わたしが腐女子だった頃 Chapter2 あなたをうまく愛せない 『神風怪盗ジャンヌ』の致命傷/永遠にマクドナルドにいたかった/『マリア様がみてる』の呪い/牢獄の中をぐるぐると歩く/手前の女/いつかわたしを見限るあなたへ Chapter3 まだフェミニストって言いきれない 切り裂かれた女たちのアーカイヴ/棒の重さを考える/未来の彼女はメイクしているだろうか?/王子様にはなれずに生きる/あなたはフェミニストですか? 【著者プロフィール】 ひらりさ 文筆家。1989年東京生まれ。 オタク女子ユニット「劇団雌猫」のメンバーとして活動を開始後、オタク文化、BL、美意識、消費などに関するエッセイやインタビュー、レビューを執筆する。 単著に、『沼で溺れてみたけれど』(講談社)。 劇団雌猫としての編著書に、『浪費図鑑 ―悪友たちのないしょ話―』(小学館)、『だから私はメイクする』(柏書房)など。 Twitter @sarirahira
  • 開かれたとびら  小説現代特集アンソロジー
    5.0
    1巻599円 (税込)
    *本作品は、「小説現代」二〇二二年五・六月合併号に掲載された「BL出身作家が描く新しい物語 特殊 開かれたとびら」を電子書籍化したものです。 愛とはなに? 幸せはどこに? 私たちは、なぜ、行きづらさを感じるのだろう。 切なさがある限り、物語は生まれ続ける、永遠に。 魂の叫びと、寂しさの根源を書き続けてきたBLジャンル出身の作家たちが描く、新しい文芸小説。 凪良ゆう「汝、星のごとく」(前編) 華藤えれな「アディオス・ノニーノ」 木原音瀬「考察」 砂原糖子「ある世界」 丸木文華「あやか」 ひらりさ 評論BL論「そこはただの温室ではない」
  • 沼で溺れてみたけれど
    4.1
    「普通の幸せ」のそとに、なにがあるの? 不倫・ママ活・スピ・推し・タワマン 女たちの“お金”と“欲望”をのぞくエッセイ集 不倫相手のために5700万円のタワマンを買った女、キス1回4000円の「ママ活料金表」を渡された女、手取り180万円だけど推しに救われていた女、スピリチュアルにハマって1000万円使った女、夫ガチ恋だったのに激安シェアハウスで別居することになった女……。普通に生きていたはずの彼女たちが “沼 ”に溺れて見つけたものとは? FRaU web発、「浪費図鑑」編著者がこっそり聞いた「お金」と「欲望」の物語。

ユーザーレビュー

  • 友達じゃないかもしれない

    Posted by ブクログ

    今年読んだ本で1番入り込んだかも。
    でもまだ消化できないくらい。2人の対話が鋭くて深くて、思わず自分にまで突き刺さっちゃった。

    こういう女性同士の対話って、尊重がベースで(おふたりもそれはもうお互いを尊重し気遣いつつぶつかっているのだが)柔い会話になりがちな印象があったけど、ヒリつく往復書簡。

    この熱量で続けるのはしんどいかもしれないけど、どうか続編を。。。!!!

    0
    2025年10月20日
  • 友達じゃないかもしれない

    Posted by ブクログ

    これから始まるのはそんな甘いもんじゃないよ?と紙面上でゴングが鳴り、ふいうちでガツンと殴られた気がした。私はただの読み手、だけど確実にダメージをくらっている。言葉ってこんな真っ直ぐに突き刺さるのね、、、恐ろしくて最高でした!

    0
    2025年08月06日
  • 沼で溺れてみたけれど

    Posted by ブクログ

    おもしろすぎる。よくぞ取材してくれました!面と向かっては聞けないけど、知りたすぎることが詰まっていた

    0
    2025年06月28日
  • 友達じゃないかもしれない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全く同質じゃないふたりの交換日記を読みながら最近の人間関係を重ねたり、ここ数年知人達にフェミニズムが全然賛同を得られなかった時の悔しさとそれによる失敗の数々や身近な友人との会話で感じていたわからないを思い出した

    わりと長い年数をなんとなく摩擦が起きずらくする処世術でやりすごして来た身としては、居心地が悪い本だったし、2人の書いてる事が腹落ちしなかったりして、心から楽しめたのか?と言われれば、たぶん違いますね。と答えると思うが良い意味でもそうでない意味でも引っ掛かりというかチクチクする刺さりがたくさん感じられたし、何よりここが降りるべき駅だとわかっているのに読む事を止められず数駅先まで行って戻

    0
    2025年06月20日
  • 友達じゃないかもしれない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・人間が一番恐ろしいのは、自分や他人を、どこのボックスに入れていいかわからない状態なのだと思う。〜そうやって雑なラベリングによる仕分けをすることで、誰もが安心したいのです。だけどそれは、難易度が低い生き方です。ほんとうは世界は二元論ではない。〜世界が二種類に分けられるわけがなく、本当は、そういう二つの事象の間に、数百、数千、無限通りのケースがある。それをたったの二つに分けて安心したがるのは、それこそ加害性を多分に孕んだ行為です。

    ・楽しんでつくっている人に、頑張ってつくっている人は敵わない

    ・人生には「can」なことと「can’t stop」なことがあり、収入に結びつきやすかったり、人から

    0
    2025年06月01日

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