ひらりさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ全く同質じゃないふたりの交換日記を読みながら最近の人間関係を重ねたり、ここ数年知人達にフェミニズムが全然賛同を得られなかった時の悔しさとそれによる失敗の数々や身近な友人との会話で感じていたわからないを思い出した
わりと長い年数をなんとなく摩擦が起きずらくする処世術でやりすごして来た身としては、居心地が悪い本だったし、2人の書いてる事が腹落ちしなかったりして、心から楽しめたのか?と言われれば、たぶん違いますね。と答えると思うが良い意味でもそうでない意味でも引っ掛かりというかチクチクする刺さりがたくさん感じられたし、何よりここが降りるべき駅だとわかっているのに読む事を止められず数駅先まで行って戻 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・人間が一番恐ろしいのは、自分や他人を、どこのボックスに入れていいかわからない状態なのだと思う。〜そうやって雑なラベリングによる仕分けをすることで、誰もが安心したいのです。だけどそれは、難易度が低い生き方です。ほんとうは世界は二元論ではない。〜世界が二種類に分けられるわけがなく、本当は、そういう二つの事象の間に、数百、数千、無限通りのケースがある。それをたったの二つに分けて安心したがるのは、それこそ加害性を多分に孕んだ行為です。
・楽しんでつくっている人に、頑張ってつくっている人は敵わない
・人生には「can」なことと「can’t stop」なことがあり、収入に結びつきやすかったり、人から -
Posted by ブクログ
みんな自己投資に無駄がなくて良いなと思った。
投資した分チャンスを掴んでいるところがすごい。
オンライン英会話とか、お金かけてもどうせサボるしなと思っていたけど、どんどん投資してみようかなという気持ちになった。
ミドリさん(39歳)の共同生活には一定の距離を保つことが欠かせないという話なるほどだった。結婚して夫婦というより同居人になった感じ。お金のことも、趣味も、仕事の具体的な話も、敢えて聞くことはしないという暗黙の了解があった。でも家族ではなかったかもしれない。
エミさん(48歳)スピリチュアルに1000万投じた。元JAXA職員。占いやスピリチュアルの知識をいいサーフボードとしていかしながら -
Posted by ブクログ
東京育ちで女子校出身の著者。共感できるところが多かった。
私も女に抗うためにオタクをやっているのかもしれないとも思った。新卒で入った会社は、上司に「お尻触らせて」と言われるようなところだったし、やっぱり女はいかにおじさんを転がせられるかで勝負の決まる社会に期待とかなくなってしまって、なんか一線外れたいのかもしれないなと自分を客観視できた。
「やっぱり私は女が好きだから、どこかで自己愛が隠せていないだろう。」
私も『女の園の星』大好き。「女子校の楽しさ、悪どさ、くだらなさが絶妙に表現されている。」
節々に欅ネタ挟んでくるの大好き。女アイドルオタっていう趣味まで一緒。劇団雌猫の皆さま、自分と趣味 -
ネタバレ 購入済み
やっぱり凪良ゆうは良い
初めて文芸雑誌のようなものを読んだ。
凪良ゆうが好きすぎるのもあるし、何よりもBL作家による非BL作品の特集というのに惹かれた。
BL作家に「普通」から少し外れてしまった息苦しさに寄り添っているのがいい。
半沢直樹のような、分かりやすい苦しさではなくて(そういった作品も面白いんだけど)、幸せに生きているはずなのにどうしてだか感じてしまう息苦しさを丁寧に掬い取って、少しの希望を見せてくれるようなそんな世界観が本当に好き。
凪良ゆう「汝、星のごとく」は、やっぱり凪良ゆうの書く小説に共通する苦しさと暖かさがあって良かった。
毎日のように後編まだかなと待ち望んで、先日やっと後編が出たから早く読みた -
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購入済み
沼で溺れでみたけれど
「沼」と聞いて最初に浮かべたのが、アイドルや二次元といったものにハマることでした。
読んでみると非常に様々な「沼」が存在していて、知らない世界がたくさんで面白かったです。
特に“おわりに”では20代後半に差し掛かり、現在進行系で似たような気持ちを抱えもやもやしていたので、少し答えを得たようなそんな気持ちになりました。
自分の人生に何か還元できるかはまだ分かりませんが、読むことができて良かったと思う作品でした。 -
Posted by ブクログ
「こんな“大人?”な女性がいるんだ」と思った。
どこか自分と似ている気もして、発想の癖や物事の進め方、そしてそれゆえに人から怒られてきた経験まで重なった。
とくに共感したのは、ひりりささんの趣味ストリップの鑑賞だ。
個人的には「新しい」「珍しい」趣味だと感じた。
しかし私も、女性の柔らかさやしなやかな筋肉をもつ身体を見るのが好きだ。ここに、ひらりささんとの共通点を感じる。
わたしが女性のそういった身体が好きなのは、そこに至るまでの努力やこだわりがその身体に詰まっていると感じるからだ。
まるでプロの職人技を見せられているような感覚になる。わたしは、そのプロの根性を見るのが好きなのだ。
今回の -
Posted by ブクログ
ロンドンに留学したり、会社員と文筆業を両立したり、バレエに通ったりとエネルギッシュな生活の中で、自分の言いにくい経験も開示して下さるのが、とても信頼できました。
恋人との関係でぼろぼろになる、友達と縁を切るなど、エッセイではあまり目にしないけど、絶対に起こり得る体験を盛り込んでいただいたことで、等身大の生活の輪郭のデコボコがリアルに感じられました。(自分だけではない安心感。。)自炊をする章では「『自炊に抵抗がなくなった』だけで『自炊を楽しめる』境地というのに至らない。」、バレエの章では家でストレッチをしないで、教室でキツめに先生に注意されるなど、前向きなことをする≠飛躍的にのめり込む、上達する -
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Posted by ブクログ
ネタバレ自分のことを、相手のことを、ここまで細かく言語化できるってことは普段からそれだけ色々なことを感じて考えてるってことなんだろうなと思う。
感覚と擬音語擬態語で済ませてしまう自分には難しいところも多かったけど、お2人のやり取りの行方をちょっとハラハラ(それは…言い過ぎでは?とか)しながら読みました。
読みながらずっとうっすらもやりと思ってたことが、ひらりささんの " だって、負け戦では?" で決壊、あぁそれだーーーーと頭を抱えました。
自分を出し、相手を知ることで刺し違えることも厭わない覚悟を感じた、初めて読むタイプの往復書簡でした。 -
Posted by ブクログ
【友達】ってなんだろう。
友達じゃないかもしれない、ひらりささんと上坂さんは、互いに心の内を往復書簡としてしたためる。
それはさながら本気のボクシング、いや、異種格闘戦のようで、ほんとに人と人とが対話するということは、どこか格闘技めいてくるのかもしれない。
途中に挟まれる短歌がまた、意味深く輝いている。
ひらりささんは文筆家で、エッセイを書いていて、別名で短歌も発表している。劇団雌猫というユニットでオタク活動も。
上坂あゆ美さんは人気歌人で、エッセイも書いていて、ポットキャストや演劇、スナックのママと、いろんな方面で才能を発揮。
対話型AIのようなひらりささんと、自分自身を怪物という上坂 -