【感想・ネタバレ】沼で溺れてみたけれどのレビュー

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Posted by ブクログ 2022年01月26日

お金をトピックとして、沼に溺れた女性たちの人生を覗くことができました。他人事に見えるかもしれないけど、苦難を乗り越え糧としてきた女性たちの人生のサンプルになります。

投資沼、アイドル沼、不倫沼、スピリチュアル沼…!

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購入済み

沼で溺れでみたけれど

2021年11月02日

「沼」と聞いて最初に浮かべたのが、アイドルや二次元といったものにハマることでした。
読んでみると非常に様々な「沼」が存在していて、知らない世界がたくさんで面白かったです。
特に“おわりに”では20代後半に差し掛かり、現在進行系で似たような気持ちを抱えもやもやしていたので、少し答えを得たようなそんな気...続きを読む持ちになりました。
自分の人生に何か還元できるかはまだ分かりませんが、読むことができて良かったと思う作品でした。

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Posted by ブクログ 2023年12月31日

2023年読書納めの一冊。不倫、ママ活、韓流スター、スピリチュアル等……様々な「沼」で溺れた女性たちのインタビュー本。作者は「何かに執着した結果、普通の幸せから外れた生き方をすること」を沼で溺れると表現している。こういう書き方をすると薄暗い内容の本のように思えるが、実際はそんなことはない。なぜなら、...続きを読む登場するのは揃いも揃ってタフな女性たちだ。ゆえに一時的に沼で溺れはしても、その後はきちんと岸まで泳ぎ切り、ポジティブに自分の人生を生きている。

不倫沼に溺れた女性は、慰謝料という痛手を負いつつ、関係を精算した後は仕事に邁進する日々を送る。ママ活沼の女性も、人恋しさはあれども自身の気持ちにはっきり区切りを付けることが出来た。推し活沼の女性は今も海の向こうにいる推しを精力的に追いかけ続けているし、スピリチュアルに課金しまくった女性は、今は占いに自分の身を委ねすぎず、趣味感覚での付き合いに落ち着けることができている。そして恋焦がれた相手をきっかけに投資を始めて150万円を失った筆者も、この失敗を機に相手への未練を断ち切れたという。まさに沼で溺れて這い上がったひとりである。

『死ぬこと以外はかすり傷』なんて言葉もある。これは女性に限らず、人間誰しも生きていれば一度や二度は正常な判断や理性を失うほど何かに夢中になり、気づけば沼で溺れていたことがあるのではないだろうか。そして沼からきっちり這い上がった後で、「あの頃はバカだったよ」なんて言って、そんな話を気兼ねない友人との酒の肴にしてみたりする。
いまは人生八十年を超え、人生百年とも言われる時代だ。沼で何度溺れても、その度にまた這い上がればいい。そしてそれらを一つの肥やしにしながら、より強かに生きていければ良いのである。

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Posted by ブクログ 2022年02月27日

沼にはまった女性たちのお話。似たような経験や近い経験をした訳ではないけれど、少しずれただけで自分もそうなったかも知れないなと感じる話が多かった。

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Posted by ブクログ 2022年01月04日

予想をいい意味で裏切る爽快な読後感だった。すごく気をつけて取材をし、文章を書いてるのだと思う。いわゆるあれ、シンパシーではなくエンパシー。誰の経験と重ならなくても理解できるしなんとなく元気づけられてる。

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Posted by ブクログ 2021年08月05日

何か意味があるものが得られるわけでも深いなにかを感じるわけでもないけど、いい本。文章も面白い。20代中盤の女ですけど、ちょっと泣きそうになります。幸せってなんだろうね、でも生きていけそうだなって思える本。

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Posted by ブクログ 2023年05月05日

愛・社会・しがらみをめぐる沼に溺れた女たち。不倫・ママ活・スピ・推し・タワマン・・・その先でそれぞれが見つけたものとは?
全体的に面白かったけれど、さすがにちょっと倫理的にどうなんだろ、と共感できない話題もちらほら。まあここまで明け透けに話せることってないので新鮮ではあるけれど。自分は結構若いころネ...続きを読むットの海で二次創作とかにハマってたしわりと沼りやすい(?)人だと自分では思っていたけれど、ここまで経済的に厳しいとかまでのめり込んだことはないし、その前に自分でストップかけていたなあ。タワマンとか家を買うとかいう選択は一般的に独女がすると批判されるけれど、本人がリスクとか承知なら好きにすればいいよねと思う。経験談を知って決断につながる人もいるかもしれないな。

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