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明治30年に生まれ、平成8年に98歳で亡くなった著者の情熱的な生き方を綴ったエッセイ。「私は不幸に対してはなかなか凹まない自信がある……」という。どんなところからでも自分流の幸福を見つけているからだろう。「愉しく老いる」「私のお化粧人生史」「女のこころ模様」などといった目次が並ぶ。恋愛も失恋もそして別れも赤裸々に書かれている。挫折も不幸も何もかもを楽しみに変えてしまう著者の生き方そのものが「幸福を知る」ことなのだ。
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Posted by ブクログ
私はもちろん不幸は好きではない・・・・・ しかし正確に言うと、自分を不幸だと思うことのほうが、もっと好きではない。 私が一番嫌いなのは、相対して不幸でもないのに、自分をよっぽど不幸だと思わないと安心できないような人である。 面白い、的をいてる。正鵠だ。 人は自分の感じ方次第で幸福にも不幸にもなれる...続きを読む。 自己啓発書などで・・上から目線で言われると・・ハイハイわかったよw といいたくなるが・・・ この宇野千代さんの文章は心に響く。 いかに正論でも・・・吸収しようと心が動かなければ 同じことを言っていても心に入ってこない。 いい本ですよ・・・僕は12年前に購入した本ですが大切にしています
野菜をたっぷり食べる健康法(宗教?)、気の持ち方、恋愛観などなど。今よりもっと女性の社会的地位が低かったじだいに、自分らしく豪快に生きた方なのだと思う。 いつでも適齢期、いい言葉です。
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