作品一覧

  • 日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?
    5.0
    1巻1,249円 (税込)
    親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた、訣別と希望と勇気の100通 児童虐待の相談件数はこの25年間で100倍に増え、 5日に1人の割合で虐待によって子どもが命を落としています。少子化を憂える一方で、子どもの人権や命が軽んじられている、それが今の日本の現状です。本書は、親に書いた手紙という形式によって、当事者の過酷な親子関係を世に伝え、子どもの人権が守られない日本の現状に100石を投じます。 【目次】 はじめに—不当ながまんを強いられる子どもたち  Ⅰ 気づく 私にも意志がある いけにえ プレゼントはゴミ箱に 見えないんだよ 衣食住の権力者 ほか Ⅱ 戦う できるなら惨殺したい サンタさんへのお願い 殺さない理由 毒のゴミ箱 見捨てるのは怖い ほか    Ⅲ 出あう  お母さんは知らない 思い出すと苦しい 「おまえは悪魔だ」 死んだら負け お父さんの殺し方 ほか Ⅳ 変わる あなたを捨てます 私の親は仏様 気づくのが遅すぎた 殴られても蹴られても ねじ曲げられた私 ほか 「ほか」 選者解説 壮絶な痛みと苦しみを経て 東 小雪 「ありのままの姿」をさらす親たち 信田さよ子    おわりに 勇気ある行動によって    STOP! 児童虐待100プロジェクト 謝辞 本書の出版を支援してくださったみなさんへ    応募手紙の全文と編著者のメッセージを閲覧・視聴する方法 【著者】 CreateMedia Create Mediaは、フリーライター今一生(こんいっしょう)が編集者として活動する際の名称。今一生は1965年、群馬県に生まれる。千葉県立木更津高校卒、早稲田大学第一文学部除籍。1997年、親から虐待された人たちから公募した手紙集『日本一醜い親への手紙』の三部作をCreate Mediaとして企画・編集。「アダルトチルドレン」ブームを牽引する。Create Media の編著書には『子どもたちの3.11』(学事出版)、今一生の著書には、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)などがある。 信田さよ子 臨床心理士、原宿カウンセリングセンター所長。1946年、岐阜県に生まれる。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもり、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待に悩む人たちやその家族のカウンセリングを行っている。 東小雪 元タカラジェンヌ、LGBTアクティビスト、株式会社トロワ・クルール取締役。1985年、石川県金沢市に生まれる。実父からの性虐待を告白した著者『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)を2014年に上梓。LGBTや性虐待をテーマにした講演・支援活動を展開している。
  • 女どうしで子どもを産むことにしました
    4.7
    1巻1,100円 (税込)
    小雪とひろこは女同士のカップル。「家族」になったふたりが次に考えたのが…「子どもを産みたい!」。新婚のレズビアンカップルが子どもを産むため奮闘する日々を描く、妊活コミックエッセイ。
  • なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白
    3.9
    1巻1,320円 (税込)
    2010年、芸名と自身がレズビアンであることをカミングアウトし、2013年には東京ディズニーリゾートで、初の同性カップルによる結婚式を挙げ話題になった、元タカラジェンヌの著者による渾身の書き下ろし作品。実父から性虐待を受けていたという事実を初めて明らかにすることで、この世の中がだれにとっても生きやすいものになるための一助に、本書がなればと願っています。
  • なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白

    Posted by ブクログ

    ⬛️性虐待を受けた子供の「性的虐待順応症候群」と呼ばれる五つの心理的反応。
    ①性的虐待の事実を秘密にしようとする。
    ②自分は無力で状況を変えることはできないと思っている。
    ③加害者を含めたまわりの大人の期待・要請に合わせよう、順応しようとする。
    ④暴行を受けたことを認めたがらない。または事実関係が矛盾した証言をする。
    ⑤暴行されたと認めたあとでその事実を取り消す。

    0
    2018年05月07日
  • なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白

    Posted by ブクログ

    被害者である自分と、加害者である自分。どちらも、できることなら記憶から消し去って、永遠に忘れてしまいたくなるような記憶だ。けれど、東さんはそれを許さない。決して忘れない、なかったことにはしないという、著者の強い決意のこもった一冊。すさまじい告白だった。

    0
    2018年02月21日
  • 女どうしで子どもを産むことにしました

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コミックエッセイで読みやすくなっているけれど内容はとっても真剣なものです。

    子どもを育てるにあたって何を大切にしたいか、どんな方法で産むかなど、様々な葛藤や気持ちの変化が伝わってきました。

    精子を提供してくれる方との話し合いについても描かれています。命に関わることなので簡単にはいかないということは何となく想像できますが、実際には精子提供者本人だけでなく、親やパートナーの方等の気持ちも含めて協力関係を結ばないといけなかったり、経験した人でしか分からない話の一端を垣間見ることが出来ます。

    漫画の間に妊活に関するコラムもあって、LGBTの人だけでなく、不妊治療をしている人にも参考になりそうな内

    0
    2016年05月13日
  • 女どうしで子どもを産むことにしました

    Posted by ブクログ

    キラキラとした本です。

    子供が欲しい。だけど、、、。
    という、これまでお2人が抱えてきた不安や葛藤、そして努力と希望、決心がコミックエッセイとして描かれています。

    立ち止まった時、背中を押してくれる一冊になりそうです★

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    2016年04月22日
  • なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白

    Posted by ブクログ

    借りたもの。
    実父からの被性虐待児であった事をカミングアウトした自叙伝。
    被性虐待児の反応は様々で、一般論で言われるような反応(女児の場合、父を嫌うなど)をする訳ではないこと、『ビリー・ミリガン』でも指摘されていた記憶の欠落(解離)など、その傷の深さに戦慄する。
    この本はキャリル・マクブライド『毒になる母親』における、“悲嘆のプロセス”“回復のプロセス”にあたるものだろう。

    タカラヅカの「暴力」、LBGT(セクシャルマイノリティ)、ネガティブな母娘関係…
    そこに‘他者の暴力に否定される自己’を垣間見る。
    こうした事に直面している人は多いと思う。

    この本は性虐待のみにフォーカスしたものではな

    0
    2014年09月18日

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