国内ミステリーの検索結果
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翔騎号事件<新装版>
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 新しく建造された巨大飛行船・翔騎号。 夢と希望を乗せた飛行船がついに完成し、札幌までの航路が計画される。 ところがその矢先に、運航会社に「飛行船の運航を止めろ」という脅迫文が届いた。 運航会社社長から相談を受けた野上探偵と助手の狩野俊介が脅迫者の捜査を始めるが、 社長は攻撃的な経営で知られ、親族をふくめ周りは敵だらけだった。 ひとりひとり恨みを持っていそうな人物をあたっていくが、確証を得られぬうちに、お披露目飛行の当日になてしまった。 栄えある披露飛行に招待されたのは、なんと社長に対し腹に一物を持つ者ばかりだった。 出航して間もなく、トイレから死体が発見される。被害者は披露飛行に招待されていながら欠席していた新聞記者だった。 さらに被害者の衣服から新たな脅迫状が発見された。 それによれば、飛行船には爆発物が仕掛けられ、高度1000メートル以下になると爆発するという。 招待客として乗船していた野上探偵と狩野俊介は、絶体絶命の危地に陥る。 脅迫事件と殺人事件の犯人は誰なのか? 書き下ろし長篇ミステリー ※本作品は、「翔騎号事件」を加筆修正した新装版です。 -
百舌姫事件<新装版>
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 町に須黒魔術団がやってきた。 開幕前の派手なパフォーマンスを街頭でくりひろげる魔術師たちだったが、 宝石店輝美堂の店長・前田達弥は 「須黒魔術団がやってきた町には必ず宝石強盗が起きる」 という噂を聞きつけ、石神探偵事務所に相談に来る。 魔術団は町に伝わる「百舌姫伝説」に材をとったマジックショーを上演するが、 これが後援会社の地元新聞・真実日報社長の逆鱗にふれ、 公演はとりやめになってしまった。 そんな折り、輝美堂からダイヤの指輪が盗まれてしまう。 魔術団のメンバーに容疑がかかるなか、商工会議所会頭の死体が自宅庭の木に串刺し状態で発見された。 それはまるで、百舌姫伝説の“百舌の早贄”と同じ死に方だった。 町を揺るがす怪事件に、狩野俊介と野上探偵が立ち向かう! 書き下ろし560枚の大作ミステリー! ※本作品は、「百舌姫事件」を加筆修正した新装版です。 -
狩野俊介の記念日<新装版>
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 「イブの夜、思い出の場所で待つ」。 老人のもとに届いた電報は、五年前に死んだはずの妻からだった。 だが、彼には「思い出の場所」がどこなのか見当がつかない。 単なるいやがらせとも思えず、石神探偵事務所の野上と俊介のもとに相談にあらわれた。 少年探偵狩野俊介の名推理が、かたくなに抱きつづけた老人の心の闇を解放する(「思い出の場所」)。 そのほか、季節の思い出にまつわる佳篇書き下ろし3作 「ふたりの思い出」「思い出を捜して」「そして思い出は……」を加えた、連作集。※本作品は、「狩野俊介の記念日」を加筆修正した新装版です。 -
久遠堂事件<新装版>
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 父の行方を捜してほしい、石神探偵事務所に現れた中井田は切り出した。 依頼者の父は一代で財閥にまで成長させた会社経営を親族に譲った後、西巻村に移り住み仏像彫刻を始める。 二年前、莫大な資金を投じて巨大な釈迦涅槃像を作った直後、謎の失踪を遂げたのだ。 探偵・野上栄太郎と助手の狩野俊介は事件を洗い直すため現地へ赴く。 涅槃像は内部が刳り貫かれ、お堂と宿坊が造られていた。 完成披露で集まった中井田家の親族と同宿した晩、惨劇が起きた。 次々と襲われる親族たち。野上は犯人を目撃するが、その姿は…。 ※本作品は、「久遠堂事件」を加筆修正した新装版です。 -
銀扇座事件
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 野上探偵と俊介の許を訪れた中垣弁護士が依頼したのは、 街で最古の劇場、銀扇座で二十年ぶりの復帰公演を行なう往年の人気女優、百嶋美也子の警護だった。 一週間前、美也子の許に届いた復帰断念を求める脅迫状、 そこには警告を無視すれば美也子のみならず周囲の者たちも血の裁きを受けることになると告げられていた。 美也子の過去に何かがあると推理した野上と俊介が調査すると、 二十年前にも美也子は銀扇座で、同じ演目を上演していた。そして予告どおりの惨劇が… 周到なトリックで描く書下し長篇全二巻。 ※本作品は、「銀扇座事件(上)」を加筆修正した新装版です。 -
狩野俊介の肖像<新装版>
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 夏休みが終って二週間、飼育部に所属する遠島寺美樹は早出した。 飼育当番に当っていた先輩が体調を崩し、 代わりに禽舎で飼っている四羽の金糸雀の世話をするためだった。 が、いつもそこにいるはずの金糸雀が一羽もいなくなっており、美樹が疑われる。 扉の閂はかかったままだった。 誰かのいやがらせか? 学校は飼育部を潰したがっていた…。 親友の狩野俊介は、事件解明に乗りだした。 「金糸雀は、もう鳴かない」等待望の連作集。 ※本作品は、「狩野俊介の肖像」を加筆修正した新装版です。 -
狩野俊介の事件簿<新装版>
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 中学生にして名探偵。狩野俊介の日常には謎めいた出来事がいっぱい―。 突然舞い込んだ遺言状騒動では、俊介はなぜか元市長の財産相続人に!? しかもその文面には謎の諺が書かれていた!? 愛猫のジャンヌと事務所の所長で俊介の親代わり・野上英太郎とともに、 調査に乗り出した彼が見つける真実とは?― 『国語』『理科』『算数』『音楽』―いろいろな教科を学ぶように、 数々の事件を経て“名探偵”として成長していく少年探偵・狩野俊介を描く、 大人気ミステリー・シリーズ。 ※本作品は、「狩野俊介の事件簿」を加筆修正した新装版です。 -
玄武塔事件<新装版>
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 北の方角を守る神・玄武。その屋敷には玄武をあらわすいくつもの要素が盛り込まれていた。 石神探偵事務所の野上英太郎とともに、数々の難事件を解決してきた中学生・狩野俊介がたちむかう新たな事件― それは、二人が行きつけの喫茶店「紅梅」の看板娘アキにかかわるものだった。 親友・紫織の故郷にある玄武屋敷と呼ばれる西洋館を訪れたアキ。 そこに待っていたのは、財産がらみの一族の桎梏と、謎に満ちた殺人事件だった。 そして、巨大な塔のからくりとは? 名探偵狩野俊介、デュアル文庫に初登場。 ※本作品は、「玄武塔事件」を加筆修正した新装版です。 -
雪には雪のなりたい白さがある
銀行に勤める瑞希は、中学三年生の冬に別れた同級生の恋人を忘れられずにいた。「フルート奏者になる」「宇宙に関わる仕事をする」夢を語り合った所沢航空記念公園。展示されている飛行機「天馬」の前で、別れの直前に二人はある約束をした。それを支えに生きてきた瑞希だが、届いた同窓会の招待状に彼との再会を期待し思い出の公園に立ち寄ると、中学時代の記憶が鮮やかに蘇る。ふたたび「天馬」の前に立ったとき、十年の空白が埋まるように“約束”のもうひとつの真実が明らかになる(「雪には雪のなりたい白さがある」)。会いたい人は今、どうしていますか? 公園を舞台に、時を超え思い出が交差する。5つの奇跡の物語。 -
小説X あなたをずっと、さがしてた 【電子オリジナル版】
『小説X』タイトル募集で話題の本がデジタル先行配信!ラスト一行にあなたは驚愕する・・・。 WEBで期間限定全文無料公開しタイトルを募集した『小説X』。総閲覧数14000人、タイトルには1261通もの応募が殺到。「最後の結末に身の毛もよだちました」「とにかく面白くてあっという間に読めたなど」「何度も読むと違う面白さが浮かび上がってくる」など、たくさんの感想が寄せられた話題のストーリー展開。 『小説X』にタイトルがついてデジタル先行配信。電子版でしか読めない蘇部健一氏によるあとがきも収録。 奈子は、大学の通学路でいつもすれちがう男性がとても素敵で、ずっと気になっていた。 話しかけることもできず日々は過ぎ、いつのまにか彼に逢えなくなってしまう。彼に再会する日を夢見る奈子。 だが、親友の葵とともに彼をさがすも、いつもあと一歩のところですれちがってしまう。 最後の1行に命を懸けた蘇部健一渾身の1作。 -
にがい蜜
私は中国秘密結社の調査のために香港に出かけた。 中国の秘密結社といえば、青幇*チンパン*と紅幇*ホンパン*が有名である。だが、彼らのおもな縄張りは揚子江流域で、根拠地は上海なのだ。華南では三合会の勢力がつよかった。かつて孫文も三合会と結んだし、太平天国も彼らと関係をもった。起源についても諸説紛々だが、国姓爺鄭成功の父鄭芝竜を始祖とする説もある。青幇は華中の運河を航行する水夫のあいだに組織されたというが、三合会も華南の船乗りに関係があるようだ。鄭芝竜というのは、明末の貿易船であり、大海賊でもあったのだ。 三合会とは、天地会のことである。天地会のバイブルの語句のなかに『三河合水万年流』というのがあって、それから会の別名になった。「天地会」が訛って「天帝会」または「添弟会」とも呼ばれる。リーダーを老大哥と呼ぶところから「哥老会」の別名もある。要するに三合会とは、異民族である満清王朝にたいする、漢人のレジスタンス運動にほかならない。 友人から国民政府時代の北京の高官を紹介され、すばらしい青磁の花瓶を買い求めた。その折り、通訳兼ガイドに美しい中国美女が待っていた。そして彼女の尽力で三合会の入会式に秘密裏に参加できることに。じつはここに一つの細工が施されていて、ラストのドンデンがえしに読者は導かれることになる。 -
追憶
岡田准一主演! 映画「追憶」原作小説! 二〇〇六年三月、王貞治監督率いる日本代表は、第一回ワールドベースボールクラシックで世界の強豪国と激戦を演じていた。同じ頃、北海道警察本部刑事部捜査一課の四方篤は、すすきののラーメン店で、野球仲間だった川端悟と二十九年ぶりの再会を果たす。川崎市在住の川端は、金策のため北海道にやって来たという。 その翌々日、小樽市郊外の臨海部で川端悟の刺殺死体が発見された。悟は死の前日、娘との電話で「懐かしい人たちに会った」と言い残していた。四方は、容疑者として浮上した人物もまた、古い友人であることを悟る――。 -
壁に哭く
中国内戦の傷跡 日中戦争につづく共産党軍対国府軍という中国人同士の戦争。この連続殺人事件は、共産党中国成立五年後の香港で起きた。 六年まえ、済南地区は陳毅将軍の率いる中共華東野戦軍の攻撃であっさり陥落した。陳毅軍は一挙に南下して、呉化文将軍麾下の徐州駐守国府軍四十万に襲いかかったのだ。国府軍はほとんど戦わずに降伏したが、一部の将兵は南をめざして遁走した。そのとき、敗走する軍隊は町々を蹂躙したのだ。やぶれかぶれの兵隊たちに軍紀?はない。近辺の富豪たちは、共産党の天下になれば、逃げ出さねばならない。いざというときの用意に財産を金の延べ棒やアメリカドルにかえていた。用意万端ととのえたところへ、軒なみ兵隊たちに掠奪された。香港の連続殺人事件の発端になった徐州に近い蘭封の「白壁の家」も例外ではなかった。 中共軍が来れば、地主は殺されるという噂に怯えて、南京に逃げそれから上海へ。難民のようにほとんど無一文で香港に流れてきた。両親を失い、いろいろつらい目にあい、みじめな思いをしてきた。どんなふうにして生きてきたのか、香港で。共産党政権誕生の背後に埋もれた人々の苦渋の事実を描く推理小説。 -
銘のない墓標
昭和三十五年六月、東京・本郷の古書店に、日中戦争末期、中国・重慶政府からの和平交渉 代表として来日した中国人繆斌(みようひん)の文書が持ち込まれた。 戦局が日本に決定的に不利となった昭和十九年後半、ときの小磯内閣は戦争終結策に苦慮していた。終結のためには、南京の汪兆銘政権を通じて重慶の国民党政府との交渉が必要であった。だが、繆斌の取扱いをめぐって閣僚の意見が分裂、内閣総辞職に追いこまれてしまったのだ。 繆斌の文書からは重慶側の秘密政治警察である軍統局長・載笠(たいりゆう)将軍とのつながりが認められた。彼は藍衣社の首領で、蒋介石の最側近と目されていた。さらに文書には国民党軍の最長老で終戦後は台湾に健在であったM将軍の走り書き程度の通信文が存在し、文書にもM将軍の名前が頻出していた。 日本との単独講和を策した繆斌の真の狙いは何か? 載笠がわが身の将来のためにM将軍とひそかにつながりをもつことも策謀家としてありうることだ。日本との単独講和を強行して蒋介石を権力の座からひきずりおろす。当時の中国では〈このおれにだって天下は取れる〉と自負していた政客は十指にあまる。M将軍もそのうちの一人にかぞえられる。 終戦翌年五月、繆斌は漢奸裁判の死刑第一号としてあわただしく処刑された。載笠も飛行機事故で死んだ。この問題はついに解明されず、近代史の大きな謎?として残った。 この歴史推理小説はあくまでも著者の創造である。忠実にもとづく創造をもって、歴史に埋もれた真実に近づく努力は必要であろう。 -
囚人の斧
神戸八角堂「移情閣」と中国人留学生。 神戸の華商呉錦堂(一六五五~一九二六)は、すでに伝説上の人物となっている。三十歳で日本に来たとき、呉錦堂は裸一貫だった。しがない行商から身をおこし、二十五年後、神戸の華商のあいだでも、ならぶ者のない大豪商となっていた。その呉錦堂の援助で中国の優秀な青年たちが日本に留学したいた。 一九一二年に孫文のいわゆる辛亥革命(一九一一)が失敗し、三月十日、袁世凱が北京で臨時大総統に就任して恐怖政治が起こる。やがて第二革命が企てられるが成功せず、孫文は再び日本に亡命する(一九一三)。国民党の指導者・宋教仁が上海で袁世凱の手で暗殺されたのは、一九一三年三月二十日のことである。こういう歴史の大きなうねりのなかで、日本に滞在中であった孫文は神戸舞子の呉錦堂邸に招かれた。邸じゅうが賓客歓迎の準備でごった返していたが、邸から数十メートル離れた松林のなかで、二人の中国人がもつれあい、一人が殺された。事件は男女のもつれが原因とされ、時局から当局によって迅速に処理された。だが、歴史の襞に埋もれてしまったかに考えられたこの事件には、驚くべき真実が隠されていたのだ。 -
永臨侍郎橋
殺人。その裏には強烈なドラマがある。 この殺人事件は太平洋戦争末期、昭和十六年に起きた。場所はいまでは観光地として有名な中国広西省桂林の近くにある小さな町・永臨である。町外れを小さな川が流れていて、そこに侍郎橋という名の石橋がかかっていた。中国のむかしの行政機関である六部っでは、長官が「尚書」で次官が「侍郎」である。このあたりに次官まで昇進した人がいたのであろうか 盧溝橋に銃声がとどろいて、日本と中国が開戦した直後、上海の演劇人は、大同団結して『上海戯劇界救亡協会』を組織した。 協会に参加した抗日救国の『独立劇団』主宰者・周卓峰には若く輝かしい情熱の時代であった。だが彼にとっては一つの拭えない汚点が永臨侍郎橋で起きた一人の女性をめぐる『独立劇団』員殺人事件であった。事件は未解決のまま終戦をむかえた。少人数ながらも『独立劇団』を率いて奔走した周卓峰は起伏のない人生の虜になってしまっていた。だがマカオに旅をした周卓峰は事件解決のヒントを得て再びその強靱さを取り戻していた。終局のどんでん返しで判明する犯人の悲劇的な肖像に著者・陳舜臣ミステリーの深い味わいが香る、歴史ミステリーの名作です。