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ある意味で岡嶋「らしさ」とは真逆の、雪山の別荘で起きた真冬の究極ホラー。山深い別荘でのクリスマス・パーティーに向かった敦子と喬二。夜になって到着したその別荘はまっ暗で、荒らされた室内には友人の血まみれの死体が……。移動するすべを奪われた二人の前に、雪に閉ざされ孤立した別荘地でイヴの夜に起こった恐ろしき惨劇。凶悪で強靱な殺人鬼から果たして逃れることはできるのか!?恐怖と緊迫の傑作長篇サスペンス。1989年刊行。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
クリスマス・イヴの日に、恋人未満のカップルが 山奥にある友人の別荘で友人夫婦と婚約したカップルと6人で 楽しい一夜を過ごすべく、車を走らせる。 予定より随分遅れて到着した二人を迎えたのは真っ暗な別荘。 またいつものようにからかっているんだと思いつつ別荘に入ると そこには友人の血まみれの死体が・・・ ...続きを読む電話線は切られ、車は壊され、逃げ場のない二人に襲い掛かる まるで「13日の金曜日」のジェイソンのような無差別殺人鬼。 途中で別の別荘に隠れていた友人の一人と合流し、また他の別荘の オーナーである老紳士とも協力してなんとか脱出を試みるが 殺人鬼の前に次々と倒れていき・・・ 息もつかせぬ展開にドキドキしながら一気読みしちゃいました。
本当に殺人鬼に追いかけられてるような恐ろしさで ページをめくる手が止められなかった。 後日 「岡嶋二人盛衰記 」で『ただ殺人鬼から逃げ回ってるだけの駄作』みたいに 書かれていて軽くショックでした。 確かに 推理小説作家としては不本意かもしれませんが 迫力ある「筆力」は ピカイチだと思います。
面白かった( ´ ▽ ` )ノ クリスマスに別荘地で、ドンドン人が死んで…ジェイソン?本当に面白かった。
面白い! もう一気読みだッ! 敦子は喬二に騙され、クリスマスを彼の友人(といっても夫婦一組と恋人一組)と、雪深い山荘で過ごすことになった。「イタズラ好き」と忠告を受け、心して別荘内へ入ったが、何かがおかしい。これがすべての始まりだった。 転がる死体は喬二の友人のもの。そして犯人の襲撃。陸の孤島と化...続きを読むした雪山の山荘で、迫りくる恐怖に二人は立ち向かわなければならない。 他とは断絶された雪山でのサスペンスという王道。面白いのなんのって…! もう息もつけないような展開の連続に、夢中になって読んだ。うじゃうじゃ言ってないで逃げなきゃダメでしょうにって何度叫びそうになったことか(笑)。いやそれはともかく、犯人が怖いのなんのって。あそこまで執拗に攻めるんだから…! いやいや君たちちょっと待てっていうほどある意味「感動的」なラストだけど、そこにたどり着くまでの犠牲を思うとちょっと場違いかも。でもまあ面白いし、まとまってるからいいじゃない。 岡嶋二人、また読む。
調子にのってもう一冊。 ただただサスペンス。 他の要素は、ちょっと恋愛みたいな感じ。 殺人鬼に追われる雪山って、全く珍しく無いけど(笑)私は楽しみました。
岡嶋二人のクリスマス・イヴを読みました。古本屋で見かけて、岡嶋二人の未読の小説だったので読んでみました。14年前の小説で、山奥の山荘でクリスマス・イヴをすごそうとした恋人たちが殺人鬼に襲われるというサイコ・スリラーでした。14年前は携帯電話がないので、山奥の山荘で電話線が切られてしまうと連絡手段が無...続きを読むく、殺人鬼に襲われると逃げ惑うしかないのでした。まあ、私が岡嶋二人の小説を読むのは謎解きが楽しいミステリーが読みたいからなので、ひねりも何もないサイコ・スリラーはちょっと期待はずれでした。ここのところ読んだ本は4冊続けてハズレの小説でした。面白そうな本を選んで読むようにしたいところです。
和製ジェイソン。 何か仕掛けがあるのかと思ったが、純粋なるサスペンス。 始終手に汗握る展開で、犯人が一体何者なのかよく分からない所も怖い。
綾辻行人氏の「殺人鬼」程度のグロ耐性、恐怖耐性が無ければ、手を出さないのが賢明。 私はもう読まない。
友人以上彼氏未満の男性と、クリスマス・イヴの パーティーをする別荘へ行ってみれば…。 ある意味密室。 ある意味最高の状態。 とは思いますが…実際に落ちいってみたらどうなんでしょう? パニックどころじゃないですね。 遭遇した人達が一番驚くでしょうが、この先どうなるのかと 読み続けるこちらもどきどき...続きを読むものでした。 最終的には一応落ち着きはしましたが この状態はどうなのだろう? というのも。 気になって一気に読んでしまうので その点ではすごいと思うのですが 思い返してみるとそれほどでも、という感じです。 どちらかというと、犯人の心境が知りたいですね。
ノンストップ・サスペンス。 カップルを襲う殺人鬼。『13日の金曜日』のように ただただ追いまわされて、襲われまくります。 本当にそれだけです。
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